幻想と科学が混ざった世界で   作:spare ribs

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八話 開幕

『雄英体育祭!!ヒーローの卵たちが我こそはとシノギを削る年に一度の大バトル!!

 

どうせてめーらアレだろこいつらだろ!!?ヴィランの襲撃を受けたにも拘らず鋼の精神で乗り越えた奇跡の新星!!

 

 

ヒーロー科 !!1年A組だろぉぉぉ!!!?』

 

 

 

二週間という日にちはあっという間に過ぎ、体育祭本番を迎えた。

大歓声の中、A組の生徒が入場する。オリンピックに代わる一大行事となっている雄英体育祭。毎年凄まじい盛り上がりを見せているのだが、今年はヴィラン襲撃を受けた1年A組が特に注目されていた。大勢の観客に緊張する者。いつもと変わらず冷静な者。逆にテンションが上がる者など抱く想いというのは人それぞれだった。

プレゼントマイクの説明の後、続いてBからF組まで入場していく。

 

 

(う……眩しい)

 

 

控えから中央に入る途中、照りつける太陽にフランは顔を手で覆う。競技中は体操着が基本であること、そして顔が隠れるというのが理由でいつものフードの着用が認められなかった。天井が無い設計(ゆえ)に直接光が彼女に降り注ぐ。

 

「大丈夫?気分悪いなら休んだ方が良いよ?」

 

 

その様子を見ていた拳藤はフランの隣に来て顔色をうかがう。彼女には“吸血鬼”の個性によって太陽が苦手なのを大雑把に話している。この場にいるのが大変だと知ってるからこそフランのことを心配してくれているのだろう。

 

「ううん、これくらいだったら大丈夫だから」

 

「そうか。でも無理はしないようにな」

 

「わかってるって」

 

 

B組の姉御的な立場である拳藤とはクラスでよく話している仲だ。いや、拳藤からフランに話しかけてくる場面が多い。誰かの助けになれたらと皆に分け隔てなく接する。今も慣れない場で緊張しているはずなのにこちらの心配をするあたり、彼女の親切さが表れていた。普段もこちらを気にかけてくれる事にフランは感謝する。

 

一年全員がスタジアム中央に(そろ)う。待ってる間フランは自然に一人の人物を探していた。自分たちより先に入場しており、二十人程の集まり。それに加え彼の性格を考えれば見つけるのは簡単だった。

フランの視線の先には比較的後ろの方で体育祭の事など興味ないという風に眠そうな回夜悠月がいた。いつもと変わらずというか大勢の人に見られている中であの様子。内心緊張していた自分が馬鹿らしくなり、フランは声に出さず笑った。

 

 

「選手宣誓!!」

 

 

進行のミッドナイトが(むち)を地面に打ち、体育祭のプログラムである選手宣誓が行われる。一年生の代表はヒーロー科入試の一位通過者が役割になっており、今年はA組の爆豪が代表だった。前に呼ばれズボンのポッケに手を入れながら爆豪は朝礼台に上がる。

 

 

「せんせー…………俺が一位になる」

 

「絶対やると思った!!」

 

 

爆豪に対するブーイングが数多く上がる。体育祭前にも見下すような発言をしていたのもあり、ここで多くの人間の不満が爆発した。「せめて跳ねの良い踏み台になってくれ」という言葉と品位の欠片も無いハンドサインが火に油を注ぐ。それに周りが反応して更に収集がつかないものとなった。

 

(『一位になる』ねえ……)

 

 

しかしフランは周りと一緒に怒りを露わにするのではなく、爆豪のことを真っ直ぐ見つめていた。戻る彼が有言実行するかのように本気の顔をしていたからだ。あの場で明確に敵を作ることで自らを追い込んでいるのかとフランは想像する。

とは言ったものの体育祭の様子は全国に放送されている。ヒーローを育てる学校としてはアウトな気がするが、如何(いかが)なものか。

 

 

大抵のことは許容出来そうなところが雄英なのだが………

 

 

 

 

 

 

 

宣誓の騒ぎもさておき、第一種目が発表される。モニターに出された種目名は普通の体育祭でもやるような障害物競走だった。だが普通に行うものとはかなり違っている。走る所はスタジアム外周4km。そして決められたコースさえ守っていれば何をしても良いとのこと。例えば個性で妨害することや場外に弾くことも可能な訳だ。

 

「さあさあ、位置につきまくりなさい!」

 

スタートゲートが開かれ合図を出すランプが点滅する。多くの生徒がゲートに密集し、熱気がこもっていた。一つ……また一つとランプの色が変わっていき_______

 

 

「スタート!!!」

 

 

第一種目が始まった。

最初に仕掛けたのは轟だった。“半冷半燃”の個性で氷結が(はし)り、自身は加速しながら妨害を行う。スタートゲートが狭く、多くの生徒が脚を凍らされ動けなくなるが……

 

「甘いわ轟さん!!」

 

「そう上手くいかせねえよ半分野郎!!」

 

ヒーロー科の人間は各々のやり方で氷結を回避していた。個性を知っているA組はもちろんB組の人間も対応しており、ヒーロー科というのは肩書きだけではないようだ。列後半にいた集団も何とか氷結を見て避けることができ、先頭を追いかける。

はやくも一歩先を行く轟はスタート地点とは違い、開けた場所に出た。

 

『さぁいきなり障害物だ!まずは手始め……第一関門、ロボ・インフェルノ!!!」

 

 

そんな生徒たちの前に立ちふさがったのは一般入試で使われていた仮想ヴィランの集団だった。しかも超大型の0Pヴィランが何十体も壁のように配置されており、見た目に削ぐわぬ圧を与える。

その他にも小型・中型の仮想ヴィランも道を塞いでおり、容易に通れないようになっていた。

 

 

(せっかくならもっとすげえの用意してもらいてえもんだな)

 

 

見る者を圧倒する中、轟は右手を地面に添える。彼の周りはパキパキと氷が張り、周囲の温度が急速に下がっていた。

 

 

「クソ親父がみてるんだから」

 

 

 

下から振り上げる。その瞬間、氷結で巨大0Pヴィランが凍りついた。

 

 

 

入試の時では一体だけでも受験者に脅威を与えていたが、倒す対象として見るならただの鈍臭い鉄の固まりだ。それでも大きさは数十メートル級。それをたった一撃で全身まで凍らせた轟の実力は並大抵のものでは無かった。

動けなくなったヴィランの真下を轟は走る。後ろから追いついてきた他の生徒もその隙に通ろうとするが……

 

「止めとけ。不安定な体勢の時凍らせたから……()()()()

 

仮想ヴィランが倒れ、衝撃と冷気が辺りを巻き込んだ。

0Pヴィランの一体が倒れたことで少しの間通れる隙間が出来た。しかし轟が言った通り、不安定な体勢の時に凍らせて倒すことで攻略と妨害を行ったのだ。緻密な計算と個性の強さがあってこそだろう。

しばらくは独走出来るだろうと轟は思ったが、ここで煙を抜けて()()()()追ってくる者がいた。

 

「ありがとう紅白くん!道作ってくれて!」

 

「……妨害のつもりだったんだけどな。礼を言われる筋合いはねえ」

 

 

それは地上を走るのではなく空を飛んで移動するフランだった。若干ふらつきを見せるものの、他より抜き出て二位になる。

 

『B組のスカーレット!!地上のゴタゴタ無視して空からかよ!?他の奴よりハイになってるぜ!!』

 

『いや、(たかぶ)ってはいないだろう……あいつの個性の都合上、人が走る程度の速さにスペックが落ちているようだが、それでも飛べるというアドバンテージは大きい』

 

多くの人間で混み合ってる地上とは違い、空に跳ぶ者はいても飛ぶ者は少ない。ある程度の高さを飛んでいれば遠距離攻撃しか妨害方法が無い分、有利になる場面は多くなるはずだ。フランは仮想ヴィランが倒れた衝撃が届かない位置まで上昇することで轟に便乗した形になったのだ。

『てかあの宝石ぶら下げたような翼でどう飛んでんだ!?』と全く関係ないことを喋ってるプレゼントマイクに相澤は呆れた声を出す。どうやら彼は元々担当だった訳ではなく、強引に連れられて解説役をしているようだった。

 

(回夜とつるんでた奴か。あいつと一緒にいるからそれなりの実力者だと思ってたが、油断ならねえな)

 

先頭を走っている轟は一位争いに彼女が入るだろうと警戒する。そんな風に思われてる彼女は……

 

(う〜太陽が眩しい。このコースって(さえぎ)るところ無いからずっとこの状態は本当に辛い……)

 

 

太陽光が苦手な彼女にとって本来の実力なんて半分も出せていない。だがそれでもこの種目で一位を取るために全力を尽くしていた。

轟の後ろをフランが追う形で第二関門に入る。

 

 

『落ちればアウト!それが嫌なら()いずりな!!つーか飛べる奴らにとって何の支障もないラッキーポイントだぜ!ザ・フォール!!!』

 

 

ザ・ウォールは限定された足場と奈落が障害になる場所だ。だが足場を必要としないフランのような者には下の景色が変わる程度である。つまり他の選手がつまづく程、彼女は有利になれるのだ。

この事に気づいた轟だったが妨害工作はせず、最短で突破する選択をする。攻撃を仕掛けてその苦労が報われる可能性は低いと思ったからだ。足元に氷を噴出して足場を繋ぐロープを滑るように移動する。流石と言うべきか普通に綱渡りするのとでは圧倒的に速さが違った。

 

 

(ここで攻めようかな)

 

 

ニヤリとフランは笑う。攻め時だと決めた彼女はここまで一位を走っていた轟に初めて妨害を行う。

右手に黄色く輝く弾が形成される。それをボールを投げるかのように“魔力弾”を投射し、彼が乗っているロープと足場の繋ぎ目部分を破壊した。

 

「そんなこと出来るのかよ……!」

 

「出来ないとは言ってないねー」

 

ロープの片方が奈落に落ちたことで安定性を失った轟は氷結を生み出して急造の足場を作る。何とか落ちずに済んだが、まだ安心出来なかった。

フランは色とりどりの魔力弾を形成していく。そして轟が最短で通るであろうルートを潰し始めたのだ。フラン自身は真っ直ぐ移動しながらなのでタイムロスは全く無い。

 

さらに言えば、接合部位の破壊は轟だけでなく、後続の人間にも影響を与える。飛行や跳躍が出来ない者にとってザ・フォールの突破のためにはロープを渡るしかない。この妨害はかなり辛いものだった。

対する轟も上空に氷結を伸ばして彼女を捕らえようとするが、高度を上げることで避けられてしまう。

 

 

『ここで先頭が入れ替わったーー!!まるで七色の爆撃を振らせてスカーレットが一位になったぜ!!』

 

『最短ルートを潰されたことで轟は少し迂回する必要になったな。もしくは氷結を伸ばして足場を作ってくのも良いが、どちらにしても一位とは少し離される』

 

 

妨害があってフランが一位になる。スペックが下がっているとはいえ、この場は彼女の優位な環境だった。ナンバー2ヒーローの息子である轟を注目していた観客もフランの活躍を見て大きく関心を上げる。このまま彼女が一位を取るのかと思われたが……

 

 

「なに俺の前飛んでんだ宝石おんなああ!!!」

 

 

ここでもう一人最前線に加わる人物がいた。爆発音を響かせながらやって来たのは翼を持たないはずなのに器用に飛んでいる爆豪だ。

彼の個性“爆破”は掌の汗腺が変異してニトロのような物質を出すことができ、それを自在に爆発させるというものだ。爆豪は個性を応用して爆発を連続で起こし、爆風を調整することで擬似的(ぎじてき)に飛んでいるのだ。暑さや運動をすることで汗腺が広がり爆破しやすくなる。つまり彼はここから追い上げてくるスロースターターなのだ。

 

「うわー、宣誓の時に面倒くさい印象あったけど、ここまでとはね〜」

 

「るっせえ!!殺すぞ!!」

 

ひっそりと呟いたつもりだったが、どうやら彼は地獄耳らしい。フランに反射するかのように目を吊り上げて暴言を吐く。

現在は一位フラン、二位爆豪、三位轟の順番だ。轟は先を繋ぐロープを絶たれたことで氷結を伸ばして足場にするが、爆豪に抜かされてしまった。足場を作る時間がロスとなり、二人の少し後ろを走る形になる。その間にフランたちはザ・フォールを乗り越え、最終関門に突入した。

 

 

『一面地雷原!怒りのアフガンだ!!地雷の位置はよく見りゃわかる仕様になってんぞ!目と脚酷使(こくし)しろ!!』

 

 

仕掛けられていたのは地面に仕込まれた地雷の道だった。殺傷力は無いが爆風と音は想像以上であるとマイクの説明がプラスされる。慎重に進めば大幅にペースが落ち、かと言って不用意に進めば地雷の爆発の危険。至る所で爆発と悲鳴が響き渡り、正に地獄絵図といえるものだった。

 

「くっ……!」

 

フランは後ろから爆豪が追従してくるのを見て魔力弾を手前に落とす。地面に付いた地雷が反応して彼の目の前で爆発が起こるが、右手左手の順に爆破を起こして時計回りに旋回するようにして回避する。

 

「あのスカシ野郎と一緒にいた奴だろうが関係ねえ。てめえをぶっ飛ばして俺が一位になる!!」

 

爆豪が遂に追いついた。手を伸ばしてフランに爆破を浴びせる。女子相手に容赦ないと周りは思ったが、何とか腕で庇ったようでお返しに回転のつけた蹴りを奮う。爆豪も腕をクロスして防御するが、明らかに女子が出すには重い一撃に驚く。衝撃を耐えるのではなく身体を捻って流し、再度攻撃を仕掛けようとした。

 

「ちょ……あぶな!」

 

「邪魔するじゃねえぞ半分野郎!!」

 

 

地雷ゾーンを通過しながらも攻防を繰り広げていた二人に氷結が襲いかかる。それは第二関門で足止めを食らった轟からの妨害だった。

 

(後続に道作っちまうが仕方ねえ。今は少しでもあいつらに追いつくのが先決だ)

 

妨害と同時に自身の前方を凍らす。それにより地雷に感知されない道が出来た。ただこの氷の道は轟だけでなく、後ろを走っている人間も通れる。多少滑りはするものの、地雷を警戒しなくて良いのはかなり余裕を持てるだろう。そんなデメリットを無視したのを承知で彼は仕掛けたのだ。

 

『最終関門で起こる()(どもえ)!!喜べマスメディア!お前ら好みの展開だぜ!!』

 

 

障害物競走終盤。有力候補三人が潰し合う。一歩先を行く爆豪とフランは互いに並走しながら攻撃を行い、自分が前に出ようと必死だ。近距離で妨害をし合う繰り返しなのだが、二人の心情はあまり良く思っていなかった。

 

(思ってた以上に近接戦闘が強い!ゴリ押しで行こうとすれば利用されて反撃を受ける!)

 

(チッ……爆発する弾や地雷の起爆みてえな姑息(こそく)な手使うのもあれだが……俺よりも力あんのはどういうことだ!!)

 

 

互いに厄介な相手だと認識する。互角の戦いをしているように見えたが、二人の戦う条件は大きく違っていた。

空中の移動と攻撃の両方に“爆破”を使っている爆豪は加速の際、後ろに爆発を起こしている時は少なくても片手は攻撃に使えない。それに対してフランには飛ぶのに条件は無く、両手両足不自由なく使える。この差はあるのだが、爆豪は持ち前の戦闘センスで何とか補っている状況だった。

一方、後ろにいる轟は二人が争って少しペースが落ちているおかげで距離を詰めることが出来ていた。氷結で出来た道を走り、あと少しで距離が埋まるというところで………

 

 

 

後方で大爆発が起きた。

 

 

 

多くの人間が何事かと振り返る。それはフランたちも同じだった。まるで地雷が一度に同じ場所で複数起爆したかのような衝撃だ。普通の時とは何倍のも音と爆風が発生するが、その中でゴールに向かって高速に飛来する人影があった。

 

 

『偶然か故意か!A組緑谷、爆風で猛追!!!』

 

 

それは爆発の勢いに乗って猛スピードで通ろうとする緑谷だった。

 

 

『緑谷出久』

 

前に悠月が目を置いていた人物だ。雄英に入ってから彼がどういった人物なのか話程度にしか知らなかった。しかし、爆発の中こちらに向かってくる彼を見て、フランは何かを感じ取った。

 

(ああ……彼も導かれた者だ)

 

太陽が照りつける。力は決して出せているとは言えない。それでも負けたくない。この胸から溢れ出る(たけ)りがフランを動かす力になった。同じように緑谷を見た爆豪と轟も抜かされまいと止めていた足を動かす。

爆風で先頭をも越す緑谷。だがその勢いだけで来たため、徐々に失速していく。その間に三人が追いつき抜かそうとした時_____

 

 

「追い越し無理なら______抜かされちゃ駄目だ!!」

 

 

 

装甲を地面に叩きつけ、再び大爆発を起こした。

 

 

 

爆豪たちは別の方向に吹き飛ばされ、緑谷が先頭に抜き出る。誰も予想してなかった展開。個性を使わず、己の身体と立ち回りだけで一位をもぎ取った。

 

「クソが!!」

 

吹き飛ばされた三人の中で一番立て直しが速かったのは爆豪だった。持ち前の身体能力と個性を生かし、初速から最高速度まで一気に上げる。続いてフラン、轟がゴールにたどり着いた。少し後ろで爆発を受けたことで轟は動くのが遅れた。フランが三位、轟は四位と順位が決まる。

 

多くの歓声が響く。ダークホースとして緑谷が現れたのだ。さらに実力もまだ隠してるのもあり、彼がどんな生徒なのか様々なところで考察が行われているだろう。

 

「まさかあんな手段で攻略するとはね……」

 

 

太陽の角度的に日陰になっている場所でフランは順位が映し出されているモニターを見る。途中争った二人も警戒すべきだが、緑谷のこともマークする必要はあるだろう。

 

(でも一番に警戒するのは……)

 

 

フランはスタート前からある人物の行動には最大限注意を払っていた。モニターをじっと見つめる。スタジアムに戻る生徒が多くなり、続々と順位が更新されていくが、彼女が探す人物の名は上位にのっていなかった。

 

 

(あぁ……()()()()())

 

 

思い返せば障害物競走が終盤に迫っても彼が何か仕掛けたり、姿を見かけたのは一度も無かった。この競技と彼の実力を合わせれば一位をとるのは難しくないはずなのに……

その事に不安を抱えていたフランだったが、ようやく出てきた名前と順位の数字を見た時、自然とその理由に納得してしまっていた。

 

 

 

回夜悠月______障害物競走、第28位。

 

 

 




B組の姉御
→悠月とよく絡む人間が上鳴とするならば(他のキャラも少々出てきてますが)フランの場合は拳藤に。B組についてだと拳藤や物間がよく顔を出しやすい。

選手宣誓
フランも一般入試を受けましたが、宣誓は原作通り爆豪に。彼女の実力的に入試一位いけるのでは?と思うでしょうが、実技試験はともかく筆記で落としたという感じです。

紅白くん
→赤と白に分けられた轟のあだ名。性別が違うけれどあだ名の呼び方が似てる人物がいそう。

宝石おんな
→爆豪がフランに対して付けたあだ名。ネーミングセンス低くね?

悠月の順位
→フランは理由が分かってるみたい。彼の性格を考えたら想像がつきそう。


ザ・裏話

今回の障害物競走、すごく書きづらかったです……もう少し濃い内容にしたいんですけど中々難しいものです。
次話の騎馬戦についてですが、こちらも色々と大変そうな予感(展開と執筆の両方で)。何とか悠月とフランの動きが上手く書けたらと思います。


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