全く知らない作品に転生させられたけど、知ってる作品の力をフル活用して生きていく   作:ハクリ

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ロックマンエグゼのSSを書きたかったから書いてみたけど、どうなるかわからないんで、そこんとこ注意(展開?作者もこれから考えるんだよぉ!)
ただ、マジでなんでもありだから、無理な人は見なきゃいい。


知らない人についていかざるを得ない時ってどうすりゃ良い?

『死ね』

 

俺は人生の中で、この言葉を何回も何回も言われ続けた。

もちろん最初は抗ったりもしたけど、だんだん慣れていき、あしらえるようになってきた。

すると、言葉だけだったのが、今では立派な暴行となり表れている。

 

「あ、ごめ〜んw」

 

「痛っ…何すんだよ」

 

「いや〜ごめんな〜。

…いや、そんな目されてもなぁ〜。

こいつに押されたからしょうがないや〜んw」

 

こんな事を言っているが、押してきたと言われてる奴は笑っているし、押されたと言ったこいつも笑ってる。

はっきり言ってしまえば、こいつらがグルだって事も、押させて肘を腹に突っ込んで来たっていうのも知ってる。

もちろん教師や母親、兄にも言った。

母親と兄は真摯に対応してくれ、俺と一緒に学校に意見をぶつけてくれた。

 

けど、教師や他の生徒が無能だった。

担任は俺が何もやってないのを見てるのに『あんたが何かしたからやってきてるんだ』の一点張り。

事なかれ主義全開の女教師には思いっきり腹が立った。

他の教師も見て見ぬ振り。他の生徒も同様。見てないで助けてくれって話だ。

その担任教師が2学期の席替えでそいつを俺の席の目の前にした時から、これらの行動はエスカレートしていった。

 

助けてくれない学校。

解決しない暴行。

『いじめはダメ』とかスローガンだの何だの言ったところで、誰も肝心な被害者の声に耳を傾けないんだから意味がない。それどころか悪化してるように感じる事もあった。

 

そんな俺にとどめを刺したのは、やはりというべきか学校だった。

卒業記念の学年通信には『いじめも無く』の一文。

ずっと言い続けて、無視してきた上でこの一文だ。

もちろん、訂正を促したが効果無し。やはり無能である上に、学校側はそこまで隠蔽したいのかとも思えた。まぁ?学校の看板に傷がつくのは嫌でしょうからねぇ?

 

だから俺は、卒業式にあるサプライズを行なった。

 

いじめの主犯格及び同罪の奴ら全員の顔面を全力で一発殴った。兄弟喧嘩でしか人を殴った事もなかったので、数年ぶりくらいに殴ったが、思いの外いい感じに入った。

 

そして締めは、卒業文集の音読。

 

「俺は卒業したら、こんなクラスメイトみたいに!こんな教師共みたいに!こんな学校みたいに!誰かをいじめて見て見ぬ振りをしないような場所に行きたいです!

それではクソ共、さ・よ・う・な・らっ!」

 

と言いつつ教室の窓から飛んだ。

俺のクラスは3階にあったので、そこそこの高さがある。

もちろん即死できるように頭から落ちている。

他のやつの迷惑とか、親が泣くとか、そんな事は関係ない。

ただ、人が傷ついてるのを見て、見て見ぬ振りや、それ以上の傷をつけに来る奴がいる、そんな現実から逃げたかったのだ。

 

そして俺は、何かが潰れるような音が聞こえ『()()()()()()』。

 

 

 

 

…ん?『()()()()()()』?

 

待て待て待て!?俺は確かに頭から落ちたし、あの高さなら即死!万が一生きてても目を覚ますなら病院だ!なのにここは白一色で何にもない上、薬品の匂いもしない!何処だここ!?

 

「お、やっと目を覚ましたな…ポックリ逝ってしまったかと思ったわい…まぁ、ここは逝ってしまわなきゃ辿り着けんがな…」

 

「へ?あ、じゃあ死ねたのか。良かった良かった」

 

「…マジで言うと、死ねて良かったって言えるお主、何処かイカれとらんか?」

 

「あんた、見た所…神様っぽいよね?てことはさ、生前の俺、見てたんだろ?高みの見物してたんだろ?なら原因分かるよな?んん?」

 

「あぁ分かるとも。誰からも手を差し出されず、苦しんだことも知っておる…」

 

「ならなんで何もしなかった?神様ってもんは、そうやって困ってる奴を助けるためにいるんだろ?なんで助けてくれなかったんだよ!」

 

「…実際やろうともしたんじゃ。しかし、個人に対して加護を行えば、ワシの立場も危うくなるのでな…」

 

「へぇ?じゃああんたは、俺があんたの立場守るために死んでくれたと思ってんのか。

なるほどー、神様の世界にも縦社会があるんですね大変ですねー。

で?なんか言う事は?」

 

「本当に申し訳無かった…まさかあれだけの事態になるとは夢にも思わなかった…」

 

「はっ!普段は俺たち人間風情に夢見せてくれる神様が?夢にも思わなかった?

人舐めるのも大概にしろよ…?

ッハァ…もういい、勝手にしろよ。どうせ?もうこっから死ぬだけなんだし」

 

イライラし過ぎたせいか、かえって落ち着いてきた。まぁ、神に会ったところで生き返るわけでもなく普通に死ぬだけだし。

 

そう思ってたんだけど、

 

「いや…今回の事を受けて、こちらでも会議が開かれての…君を転生させる事となった」

 

…え?

 

「転生って…アレか?二次小説とかでよくある…」

 

「そう、その転生。ただ、行き先がランダムなのが問題でな…」

 

なんか聞こえるが無視。

転生か…アニメとか仮面ライダーは好きだったからなぁ…生前では唯一の癒しだったよ…

早速行き先の予想とシミュレーション、あと特典とかも考えなければ…

 

「あ、そういえば」

 

「え、何?今考え事してるんだけど」

 

「これ背負って?」

 

「…?こう?」

 

「そうそう。

 

 

 

それでは、

グッドラック。少年d(´ω`)」

 

カパッ

 

「へ?」

 

突如間抜けな音がしたと思ったら、突如急降下を始めてた…訳がわからん…

 

え?じゃあ、もしかして今背負わされたの…パラシュート…?

 

 

 

「パラシュートの使い方なんか、さっきまで中学生だった俺に分かるわけねぇだろ!ふざけんなクソジジイィィィィィィ!」

 

そう叫びながら、俺は光の中に突っ込んだ。

 

叫びながら試行錯誤してた結果、フォーゼのパラシュートモジュールみたいに手に装着したら、パラシュートは無事に開いた。

 

ならなぜ背中に装着させた

 

 

 

 

 

目を覚ますと、そこは子供部屋だった。

ただただ普通の。

何をどうすればいいか考えていた時、寝ていたベッドに手紙があることに気づき、それを手に取ってみた。

 

えーっと?

 

『この世界は「ロックマンエグゼ」の世界のようじゃ。

一応、年齢は原作に介入しやすいよう、小学校5年生に設定しておる。

PETとバトルチップは机の引き出しにしまってるから、それも確認するように。

P.S.

その世界だと、こちらが観測してる中で、6度は世界の危機に陥るから注意するように。』

 

 

 

「…え?『ロックマンエグゼ』って何?」

 

俺の正直な感想はそれだ。

まどマギとか、仮面ライダーシリーズとか、Fateとか、そんなんじゃなく…『ロックマンエグゼ』?

そういうゲームのシリーズがあるっていうのは聞いたことあるけど…全くやったこと無いぞ…?しかも、6回も世界が危機になるとか、犯罪はびこりすぎじゃね?

とりあえず、今思ったこと。

 

「転生したから授業出来ると思っちゃダメだ…真面目に授業受けないと、この世界の基本が分からん…!」

 

右や左どころか、基本概念さえ分からない世界に転生するとか、マジでイミワカンナイ!どうしたらいいんだ、この先!?




この後は本気でどうなるかわからん…。
この主人公にヒロイン?そんなもんは居ない(と思いたい)。
もう原作なんか粉々にしてやんぜ!って気概で行くんで、見てくれる人はよろしくー。
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