全く知らない作品に転生させられたけど、知ってる作品の力をフル活用して生きていく   作:ハクリ

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どんどん進んでいきましょう。
電脳はどんなギミックにしようかな…って色々考えましたが、最終的にこんな感じになりました。




青兎「倒せるのか…?」ルシッドマン『やるしかないだろ!』

「…ふぅ…」

 

なんとか呼吸を整えて頭を回す。

 

やるべき事は、ここからの脱出に、ウッドプログラムを奪い返す事。

 

その為には…

 

「園長さん!近くにある端末は!?」

 

「…え?あ、端末…端末!?まさか君が行くのかい!?」

 

「じっとしてても、絶対にどうにもなりませんから!俺がやります!」

 

「で、でも…」

 

「ようやく夢を叶えたのに、こんな理不尽で諦めるんですか!?」

 

「だが、しかし…」

 

ここまで来てかなり言い渋っていたが、諦めたのか

 

「…この道を道なりに少し進んだ先に、植物図鑑のデータベースに繋がる端末がある。そこからならシステムの中枢に行ける…これがそこで使うキーだ」

 

しょくぶつえんキーを手に入れ、すぐにその端末に走る。

 

ここに熱斗(主人公)はいない…つまりこれは物語の『()』の話…だから今!ここにいる俺が、ケリをつけなくちゃいけないんだ!

 

「青兎くん…すまない…気をつけてくれ…」

 

その言葉は走っていった俺に届くことはなく、

 

「プラグイン!ルシッドマン EXE、トランスミッション!!」

 

無我夢中で端末にプラグインした。

 

 

 

 

植物図鑑の端末の電脳自体は、他の独立した電脳と作りは変わりないが、奥にワープホールがあった。

それに入り、移動した先には…

 

『…樹、だな…』

 

「あぁ…」

 

中央には、下部に幾つもの穴がぽっかり開いた大樹が存在し、その穴からは様々な向きの矢印が付いた床が伸びていた。

 

『で、この扉にこのキーをかざして…』

 

しょくぶつえんキーを使用して先に進もうとする時、その側で倒れているナビがいた。

 

「待て!そこにナビが倒れてる!」

 

『マジかよ…!おい、大丈夫か!誰にやられた!』

 

『む、紫色のヘビ、みたいなナビだ…ここのシステムを荒らして、奥に居座っ、てやがる…』

 

『ここのシステムを正常化するには!?』

 

『あの大樹…オペレーターの子も、見えてるな…?そこの、大樹に向かって伸びてる…矢印の床を踏めば、あの大樹の中に辿り着く。そこから外側に…伸びてる矢印の先に…』

 

「…おい、しっかりしろ!」

 

『あ、ぁ…すまない…その先に、システムを調整する、装置がある…そのキーは、園長…だな…?ならそ…を、装置にかざ……装置は元に、戻る…全部……装置、4つ…それを…直して、大樹の中、の…』

 

『おい、ダメだ…!起きろって…!』

 

『気をつけ…横の樹…か…へ…が…』

 

その言葉を最後に、倒れていたナビは沈黙。何も応えなくなった。

 

「…行くぞ」

 

『あぁ…こんな事する奴は絶対に許さねぇ…』

 

俺たちは、しょくぶつえんキーを使い扉を開け、先ほどのナビの屍を横に退け、前に進む。

 

さっき言われた矢印の床までは一直線…そのまま突っ切って…

 

『気をつけ…横の樹…か…へ…が…』

 

「…!!ルシッドマン下がれ!」

 

『!?』

 

俺の声を聞いて、一拍置くこともなく飛び退いてくれたルシッドマンの前を横切ったのは

 

シャァァァ!!

 

『ヘビ…!?』

 

「やっぱり…あのナビが残そうとした最後のワードはこれか!」

 

横の樹のオブジェクトから蛇が飛び出てくるとか…厄介過ぎるだろ!

 

「ん、待てよ…?リズムは固定か…?なら…」

 

『青兎、どうした?』

 

リズムを読んで…今!

 

「GO!」

 

『…!』

 

よし、狙い通り。

ヘビが出てこないタイミングで突破できた。

 

「よし、抜けたか…!」

 

『いきなり言うなよ!反応出来たから良かったけど!』

 

「あのヘビが出てくるリズムは一定だった。だから一回観察して、出てこないタイミングで抜ければいいって思ってな」

 

『なるほど、そういうことか…先を急ぎたい俺たちにすれば、かなりやり辛いな…』

 

「確かにそうだけど、ダメージを受けまくった状態で指名手配犯のナビ…相手に出来るか?」

 

『無理!』

 

「だろ?だから落ち着いて、少しずつ進むんだ」

 

『了解…』

 

あんなトラップを用意するとか…かなり狡猾だな…一定のリズムだからまだマシだが…そうと見せかけて…なんてのも警戒しないとな…




この話や電脳の仕掛けを考えてた時に、ふと頭に浮かんだのがアナコンダロボの電脳。相手はヘビモチーフだし、場所も熱帯関連。となれば、ヘビもなにかしらで出してやろうって考えに至りました(デンパくんのポジションはシステム調整装置が一生懸命務めてくれます(バグってるんだから務めを果たせてないじゃねぇか!ってツッコミは無しで))。
また、要望があればこの電脳のマップを、上から見た平面だけですがマップを頑張って書きます。絵心はないので、期待はしないで下さい。

活動報告にこのエグゼ小説におけるリクエスト箱と青兎くん宛のメッセージボックスを設置しています(目次にリンクあり)。
希望する展開やこんな事してみたら?こんなキャラって出せる?などはリクエスト箱に、青兎くん宛に直接アドバイスやチップをダイレクトに送りてぇ!!って方はメッセージボックスに送ってください(感想はダメですよ。消されちゃいますので)。流石に倫理的にアウトなやつは弾きますが。

それでは感想や(チェックは一応していますが)誤字脱字報告等よろしくお願いします。

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