全く知らない作品に転生させられたけど、知ってる作品の力をフル活用して生きていく 作:ハクリ
仕事の忙しさにかまけていた、そう思われても仕方ないくらいですが、言い訳がましい理由は一応ありまして…
その辺りの詳しい話は活動報告にて
ピッ…ピッ…
今、俺はある病室の前で、ベッドで眠りについている園長さんの姿を目に焼き付けていた。
『こんな事になるなんて』
『あの時ああしていれば』
そんな思考が次々に浮かんで消える。
隣には、一緒に園長さんを見ているが、怒りの形相になっている父さんがいる。
この顔を見るのは2度目だ。
「…青兎。今、俺がなんで怒ってるか分かるか?」
あの事件が終わった後、泣きながら俺の頬を引っ叩いたもこう聞かれた。
「それは…」
2つ目の装置を正常化した後、なんとか3つ目の装置も正常化し、4つ目の装置に向かっていた俺たちだったが、
『ヘビの数が多すぎる…!』
出てくる木も多ければ出てくるヘビも多い…ダメージ覚悟で突っ走ろうとして、
『これ、別のシステムは無いの?こういうのは過剰な動きを抑制するためのシステムもあるはずだけど…』
『「それだ!」』
現在そのシステムを探して奔走中である。
「そっちはどうだ?」
「ダメだヨ…見つからないネ…」
『こっちにも無いな』
『おかしいわね…でもあの数は明らかに過剰すぎるし…』
そんな中、探していた通路を見て、何かこう…妙な感覚がした。
「なぁ、そこの行き止まり…なんか妙じゃないか?」
『妙…とは?』
「いやなんかこう…行き止まりとして突き出てるにしては、妙な角度してね?」
そう、行き止まりではある。あるんだけど…最後の所だけ鉤括弧のように直角に曲がって行き止まりになっているのが、気になったのだ。
「…チョイナのインターネットとかでは、『見えない通路』とかあったりするのか?」
「うーん…私はその辺りはちょっと分からないヨ…あ、メディは心当たりあるカ?」
『あるにはあるわね。ちょっと前は覗かれたくない日記帳だったりとか、機密データをやむを得ず自分のHPに置いたりする際には、道を知ってる人だけが行けるように、見えない通路の先にそういったデータを配置する手法が取られたりはしてたわ。まぁ、今となっては、ここの電脳みたいにセキュリティトビラで最初っから閉じちゃう手法が主流にはなって来てるけどね』
『へぇ、色んな場所を回って来たんだな』
『一応、本業は医者だからね』
「となると…ルシッドマン、ちょっと行ってみてくれるか?」
『分かった!』
そうして行き止まりへ向かい、色んな方向に向かって進もうとして
『…お、この方向に進めるな』
「ならメディもついて行ってみるネ」
『了解』
そうして止まったり進んだりして…
『あ!こんなところにスペースが!』
『さっきの装置と似てるわね…これがヘビの制御装置かしら…』
「多分ウイルスが出るんだろうなぁ…」
なんて言ってたらやはり出て来たので、即対応する。
ウイルス戦?カットで。
『お、ヘビの数が明らかに少なくなった!』
『これなら通れるわね!』
「気をつけろよ、何があってもおかしくはないんだからな!」
とは言ったものの、何事もなく4つ目の制御装置に到着し、出てきたウイルスも難なく打ち倒した。
「これであと1個ネ…!」
「そこには浅倉のナビがいる…気を引き締めないと…!」
そうして俺たちは帰り用のワープホールを抜け、セキュリティトビラが開いた先の5つ目の装置へ向かった。
「ハハッ…みーつけたぁ…!」
見えない通路の件に関しては、要は5のメイルのHPのアレです。
初見(作者からすれば初めてのエグゼ)プレイで事前情報なしで見えない通路に入った時の恐怖感と不安が凄かったです…(これがあったので他のエグゼも隠し通路前提の進み方をしていた)