全く知らない作品に転生させられたけど、知ってる作品の力をフル活用して生きていく   作:ハクリ

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なんとか続けて行きたい…
『最終更新が3ヶ月弱になるまで書き終わらない奴が何を言ってんだ』ってのはごもっともだけど、この想いは変わらないので、よろしくお願いしたい。


青兎「原作知識持ってる転生者羨ましいわ。その場所の地理とかぜーんぶ分かるんだから」

1日掛けて、ようやく自分に与えられた状況と特典を整理出来た…

 

状況①俺は今、小学校5年生である。この世界の主人公も通ってる秋原小学校に転入する予定(転入日は3日後)

 

状況②この世界はネットワーク技術が生前の世界より遥かに進んだ世界である事、またそれに伴うウィルスなどの脅威に対し、『ネットナビ』と『PET』と呼ばれる物が存在する。

 

これが状況、あと世界観みたいなもの。主人公も通ってる小学校に転入って事は、手紙に書いてあった通り、知りもしない原作に足突っ込むのが確定って事だよなぁ…。

 

そして問題の特典。

 

①自分専用のPET+ナビが居る。

ネットナビの見た目は『夢喰いメリー』って作品の主人公『藤原夢路』ってキャラなんだけど、ネットナビ特有の黒タイツ?みたいなのを着てるところ以外は本当にそのままである。右手は常に光ってる。

『夢喰いメリー』知ってる人は多分分かると思うけど…やっぱ『アレ』も出来るのかね?

 

特典②オリジナルのチップ所持

相手が知らない武器を持てるのは素直に嬉しい。また解析もされないようにしているため、完全に自分専用のものらしい。が、そのチップを見てたら、明らかに俺が知ってる作品の武器だったりした…大丈夫なのか、これ?

 

 

特典③自分用PCとPCから入れるHP(ホームページ)の電脳(インターネットにも繋がってる)と神様製のセキュリティ

一応確認してみたけど、セキュリティキューブが他の人のと違って、小さな立方体がキューブの周りにチラホラくっついている物だった。何なのかなと思ったら、(恐らく)悪さをしようと近づいて来た如何にも悪いナビですってナビに、ビーム発射してた。え?セキュリティキューブってみんなああなの?

 

 

とまぁ、特典はこんな感じ

 

多分、原作を知ってる人からすれば結構良い感じの特典なんだろうけど…知らない俺はどこまで使いこなせるかが不安で仕方ない…

 

一応、一部のオリジナルのチップの説明は見たけど、テスト出来ないしなぁ…シミュレータとかあれば話は別だったんだろうけど…

 

しかし、俺は別の問題に気づいた。

 

「あ…待てよ?秋原小学校って、 どこにあるんだ?」

 

そう、 立場上は『転校生』ということになっているのだが、肝心の転校先の学校がどこにあるかを知らないのだ。

 

「…明日はこの町を散策かな?」

 

 

 

そして次の朝、早速町の散策に出かける。

 

この町自体はそこまで大きくは無い。けど、豪邸やリスのオブジェクトがある公園など、いろんなものが積み込まれた町…というのが第一印象だ。

 

そうして北側へ進むと

 

「ここか…」

 

小学校に着いた。割と大きめな校門だ。

 

位置を確認したところで、踵を返して帰ろうとすると、

 

(ガタガタン…)

 

…ん?今なんか聞こえた気が…気のせいか…?

 

(シーン…)

 

…やっぱ気のせいか。よし、帰ろう。そろそろ昼ご飯の時間だし。

 

 

 

昼食完了。

 

そして今気づいた。チップのテストは、インターネットでやれば良いと。

 

えーっと、ここに挿して…

 

「プラグイン!『ルシッドマン』exe、トランスミッション!」

 

プラグインした空間は、かなり殺風景なもので、中央には2つの緑色の結晶のようなもの、そして入ってすぐ右手にはポストのようなものがある。

 

この結晶の中にオリジナルのチップが入っている。1〜2日ごとに2枚、新しいオリジナルチップが何処からか入ってくるらしい。もちろん最初から持ってるチップもあるが、やはり戦力は増えるに越したことがない。

なお、転生2日目だからこれを開けるのは初めてだ。

 

ポストに関しては何も入ってない。ここにメッセージが入れば、俺のPETにも同時に送られるらしいので、読み逃しはないとは思うが…

 

まぁ、それはさておき、記念すべき結晶の確認…初回は…?

 

「『ガシャコンブレイカー1』と『ガシャコンソード1』…エグゼイド関連か…」

 

今回は、『仮面ライダーエグゼイド』の主人公と2号ライダーの初期武器(2号ライダーは最後まで使っていた)がチップ化されたものが手に入った。

 

今日の回収タイムが終わったところで、HPの電脳からインターネットへ出る。

 

白を基調とした広々とした空間、入り組んだ道。これが、インターネット…

 

『おっと!見とれるのは良いが、青兎!ウイルスだ!』

 

ルシッドマンの声を聞き、気を入れ直し、ウイルスに向かう。この世界に来て初めての戦闘…よし、行くぞ!

 

 

バトルフィールドが広がる。

なるほど。3×3の9マスが、こちらと相手側にある…この中で動きながらチップを当てたりしてウイルスを撃破するわけだな。

 

自陣中央に現れたルシッドマンに対し、ウイルスは敵陣の最前列上段・最後列下段に一体ずつといった感じだ。

 

それを確認し、チップをカスタム画面から選ぶ。

 

「…よし、これで行こう」

 

そう言った途端、バトルが始まる。相手の動きは単調で、ルシッドマンと同じ横列に並ぼうとする。

 

『…そこ!』

 

同じ列に並ばないようにしながら近づき、先ほど手に入れた『ガシャコンブレイカー1』を、同じ列に並びに来たウイルスに叩きつける。うーん…エグゼイド系統の武器って、基本的に2モード以上はあるはずなんだけど…切り替えってどうやるんだろ?

 

そんなこんなでまずは1体。もう一体も同じ個体だった。

 

「最後列…これで決める!」

 

次のチップは『ロンリネス1』。敵陣の2×2の範囲に対してブレイク性能?のあるこけしを落とすチップらしい。ただ、中央は軸になるから必中なんだけど、他の3マスはどこになるかは完全にランダムなんだよな…でもこれに賭ける!

 

『くらえ!』

 

ルシッドマンが右手を振り下ろしてこけしを落とす。が、

 

「くそ、外れた!」

 

敵陣最前列の上2段と中列の上2段の範囲にこけしが落ちる。その衝撃でパネルにヒビが入る…あれ?ヒビが入るってことは、あのパネルって壊れるの?

 

そんなことを考えていると、ウイルスが衝撃波を繰り出してくる。スピードはそれほどだが、考え事をしていた俺は反応出来ず、

 

『ぐぁっ!』

 

「ハッ!大丈夫か!?」

 

『大丈夫。少しドジっただけだ』

 

「…悪い、次のチップを出す」

 

カスタム画面を開き、次に送るチップを選ぶ。より確実に相手にヒットするチップ…これで行くか。

 

チップを転送し、バトルを再開する。と同時に同じ列に並び、チップを使用する。

 

使用したのは『ホークガトリンガー』。射撃タイプのチップで弾速も速い。1発1発のダメージは低いが、そこは名前の通りガトリング。合計6発の弾丸がウイルスに叩き込まれる。うーん、けど6発かぁ…弾数が少ない…もっとこう、原作みたいにチャージしてでも良いから、弾数100発とかでも良いのに…

 

とりあえずバトルが終わり、リザルトからゼニーを手に入れる。基本的にゼニーを手に入れたら、貯める事にしている。オリジナルのチップだけでも戦えなくもないけど、やっぱり既存のチップも入れとかないと、怪しまれたら困るしね。

要は、既存のチップを購入する為の資金稼ぎだ。あ、もちろん娯楽にも当てるよ?娯楽無くして人間は成り立たないと思うからね。

 

とかなんとか言っていたら気になることが。

 

「あれ?ダメージ受けてたよな?なんで回復してるの?」

 

『いや、俺にもさっぱり…』

 

なんか、さっき受けたダメージが回復してたんだよね…いや、助かるんだけどね?なんかこの先、このシステムを免罪符に強い敵ばっかり来そうなんだよね…それだけは嫌だなぁ…(遠い目)

 

そんな事を感じながらプラグアウトする。

 

なお、俺のPETの中のメールボックスの中に、チップテスト用のバトルシミュレーションプログラムが有り、『これ、わざわざインターネットに行かなくても良かったんじゃね…?』と思ったのは、プラグアウトした数秒後の話である。




約3ヶ月待たせてこんな物しか出来なくて申し訳ない。
もしかしなくても、これからもこれくらいの更新速度が続く可能性が9割超えてるんで、それでも快く受け入れてくれる読者の方がいる事を祈ります。
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