全く知らない作品に転生させられたけど、知ってる作品の力をフル活用して生きていく   作:ハクリ

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話を進められない作者で、本当にすいません…


ジャスミン「私を守ろうとしただけヨ…青兎何も悪くないネ…」

 

未だに動かそうとすると痛む腕を見ながら思い当たる罪を数える。

 

「1つ目、館長さんの指示を無視して、1人で突っ込んだ。

2つ目、ジャスミンと出会った時点で2人で逃げるべきだった…

3つ目は、誰も来ないうちに俺がやられた事。

4つ目は…館長さんをこんな目に遭わせてしまった事…!」

 

「…まだだ、5つ目が残ってるぞ」

 

「…え?」

 

 

 

「…!!!!」

 

「ひっ…!」

 

声のした方を思わず向いた。

 

そこにはヘビの鱗のような服を着た男がいた。

 

全身が震えを越して痺れすら起こす。

 

それでもジャスミンを背に隠せたのは、わずかながらに残っていた意地と幸運が成したものだろう。

 

「お前らか…さっきからウロチョロしてたガキ共は…」

 

「…だったら?」

 

「WWWからは、ウッドプログラムさえ手に入ればここは用済みだから、証拠隠滅のために潰せって言われてんだよ…まぁ、それが取引の条件だったからなぁ…」

 

「取引…?」

 

俺がジャスミンに気づく前に、ジャスミンがオフィシャルに通報していたらしいので、なんとか会話で時間を稼いでオフィシャルが来るのを待つ事にした…が、

 

「ハッ!そこまで言ってやる筋合いは無ぇ!これ以上ウロウロされるとイラつくんだよ…」

 

くそ、会話を切られた!しかもマズイ!手には…鉄パイプ…!

 

「俺のナビはチップなんざ使わなくても戦えるからなぁ…PETだけプラグイン状態で放っておけば動けるんだよ…つまりなぁ…

お前らも!お前らのナビも!どっちもこの世界から消してやるよ!」

 

クソ、こいつそれが狙いか!

しかもプラグインしてるから逃げられねぇ…!

 

「ジャスミン!ここは俺がなんとか受け続ける!ルシッドマンのオペレート、頼めるか!?」

 

「えぇ!?2体のナビの同時オペレートネ!?流石に無理があるヨ!?」

 

「じゃあルシッドマンはオートで良い!時間経過でチップの自動選出を使える!メディはその間の時間稼ぎとサポートを!」

 

「それなら…!分かったネ!」

 

「へっ、無駄話は終わりか?そらぁ!」

 

ミシッ…

 

「ぐっ…」

 

今、腕が…ミシッていった…!

 

流石に何発も受けれな…

 

「ハッ、もう終わりか?ぁぁん?」

 

ドゴ、バゴ、ガン!

 

「あっ…ぐ」

 

だけどまだ…これくらいなら、転生する前にいくらでも味わってきた…!

 

「まだ…だ…!」

 

「おっ、珍しいな…あれだけやってまだ立てるのか…殴りがいがあるなぁ!」

 

「早く…早くしないと…青兎が死んじゃうヨ…!」

 

 

 

 

『青兎!?』

 

青兎との通信が途絶えた…!いや、一瞬見えたのは…あの指名手配犯か!?

 

『しまった、こいつ元は自律型!?』

 

『おう、よく分かったな女ぁ…けどまぁ…だからと言ってお前らに勝ち目は無ぇがなぁ!』

 

『くっ!ケミカルボム!』

 

メディが投げる錠剤型の爆弾も

 

『ハハッ!行け、ベノスネーカー!』

 

『シャァァァァァ!!!!!!!!』

 

『嘘でしょ!?そのまま突っ切ってきた!?』

 

そのヘビの突進をなんとか避けるが、打開策が浮かばない。

 

そうこうしてるうちに

 

『ハッ、貰ったぁ!』

 

『…!』

 

ズシャッ…

 

『ルシッドマン!』

 

俺はいつの間にか近づいていたオウジャの剣で斬られていた。しかもこの感じ…HPバグ付きか!

 

『まだデリートされねぇか…だがこれで終わりだ!』

 

だが、俺に近づいたな?

 

『グッ!?テメェ…!』

 

『メディ特製のホワイトカプセル付きビャッココウ…!さらにエリアスチール!』

 

『しまっ…!』

 

『終わりだ…セイリュウリン+ゲンブゴウダン+マイスザク…!プログラムアドバンス…Code…キリンアサルト!』

 

『ぐぁぁぁぁぁ!?だ、が…!麻痺さえ解除すれば…!』

 

『させない!ホワイトカプセルボム乱れ投げ!』

 

『ゲェ!?ゴガガガガガガ!』

 

ナイスメディ!あとは…!

 

『この連撃を!全部!叩き込むだけだ!』

 

『ゲァァァァァ!!!!!』

 

なんとか…デリート、で…

 

ドサっ

 

『なっ、ルシッドマン!?これは…毒!?解毒しないと…!』

 

マズ、イな…回復…おい、つ…か…

 

 

 

「が…ぁ…」

 

「へっ、もう何十発も受けてんだ…ここらが限界だよなぁ!クソガキぃ!」

 

「ぼへっ…」

 

「…!青兎!あのヘビのナビ、デリート出来たネ!」

 

「あん!?あの野郎…こんなガキ共のナビに…!」

 

ま、ず…ナイ、フ…

 

「イライラするぜ…死ねやァァァァァ!!」

 

いし、き…が…

 

「おぉぉぉぉぉぉぉぉ!!」

 

グシャっ

 

…痛みが、ない…今の声…まさか…

 

「てめぇ!邪魔すんじゃねぇ!」

 

「この子は…恩人の子でね…これ以上は傷付けさせんよ…!」

 

「クソ!邪魔だ!」

 

「ゴッ…」

 

あぁ…俺が…俺がやられたから…俺なんかがやられたから館長さんが…

 

「くそ…くそぉ…!」

 

「チィッ!おいそこの女ぁ!お前も頭蓋叩き割ってやるよ…」

 

「ひっ…ぃ…」

 

けど、その鉄パイプが振られる前に

 

「嫌な予感ってのは…当たっちまうもんか…!」

 

「テメェどこから…!」

 

そんなやり取りが聞こえてきた

 

館長さん、大丈夫かな…

 

あの子は、無事かな…

 

俺なんかどうでもいいから…

 

あの2人は…助けて…

 

そんな事を思いながら、俺の意識は途切れた

 




メンタルブレイクは強敵です…皆さんもご自愛ください…

救援者のヒントとしては『この世界は電脳世界で起こってる事が現実世界にもフィードバックされる世界』であること、そしてその前提の上で『異常発達した木を効率的にどうにかできる人』で、『青兎くんを助けようとしてくれる人』です

活動報告にこのエグゼ小説におけるリクエスト箱と青兎くん宛のメッセージボックスを設置しています(目次にリンクあり)。
希望する展開やこんな事してみたら?こんなキャラって出せる?などはリクエスト箱に、青兎くん宛に直接アドバイスやチップをダイレクトに送りてぇ!!って方はメッセージボックスに送ってください(感想はダメですよ。消されちゃいますので)。流石に倫理的にアウトなやつは弾きますが。

それでは感想や(チェックは一応していますが)誤字脱字報告等よろしくお願いします。
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