踏み台が己を自覚した結果ww【二次創作】   作:エイ

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前話と少し違うパターン。
お兄さんは、弟のレベルアップに励む予定。


(踏み台)のみがSクラスだったら

この俺踏み台ことウルカヌス・イグニスはクラス分け試験を堂々トップで終わらせ、Sクラスに確定した。

結果がずば抜けているとのことで、俺一人である。

繰り返そう。

俺一人である……。

ハハッ、いいんだ。弟と同じクラスになって、英雄のたどる道筋を見つめたかったなんて贅沢は言わない。寂しいなんて我儘は言わない。俺はやがてSクラスに上がってくるであろう弟のために、踏み台としての実力を磨き続けよう。

 

「私があなたの担当になります。よろしくね。ウルカヌス」

「まさか、学園長御自らですか」

「ええ、あなたは"最も新しい英雄譚"だもの。最高の環境を整えるべきだと判断しました」

 

学園長は20代後半だ。

この国ではまだまだ妙齢の女性と言っていい。

学園長の地位は血筋なくして得られないが、血筋に加えて、彼女には実績がある。

加えていささかくすんではいるが()()だ。

王族で地位と実力と人格を持ち合わせた彼女ならば、40代になるまでは適齢期と見なされて求婚が降り注ぐだろう。

かつて闇の地であったリュミエール学園に、代々最低でも一人は在り続ける王族の今代こそが彼女――ルーチェフィニス・フォルティーナル(女神の愛し子たる静かな剣)である。

 

「それにね、クラス分けでAクラスに個性豊かな子ばかり入ったから、イグニス先生はそちらに回したの。彼が空いていたら彼でも良かったとは思うのだけど」

「……妹が世話を掛けるようで申し訳ない」

「いいのよ。彼女の気持ちも分からなくはないわ。あなたの身内に産まれたらもはや、あなたに憧れて心酔するか、反発するかのどちらかしかないもの。そして反発するには、あなたは輝かしすぎる」

 

学園長は艷やかな珊瑚色の唇で微笑んだ。

おや、ちょっと化粧濃くない?

気のせい?

 

「それに、私もあなたに興味があるの。ウフフ」

「光栄です。ですが、俺の情報など出尽くしているでしょう」

「そうね。城の占星術省にはあなた専門の部署ができたほどよ。研究は日々進んでいるわ」

 

ちなみに、一口に王族と言っても、二通りある。

彼女や俺が助けた第二王女のように、王族に生まれて王族として名を授けられた王族。

そして、俺のように他の一族に生まれながらも、フォルティナの加護(金髪)を以て王族と認められる王族だ。

即ち、()()としての王族と、()()としての王族である。

 

()()()()()生まれる興味だってあるものよ。泉に映る初夏の若木の影だって、あなたみたいな目まぐるしい成長はしないわ。完成されたあなたはどれだけの巨樹になるかしら」

「生きているならば、成長は止まらぬものですよ。学園長。成長しないのは枯れ木だけです」

「言うわね。従妹が恋い焦がれるだけはあること」

 

学園長は王妹の娘にして、現王太子や俺の助けた第二王女の従姉妹(いとこ)。つまり最初からフォルティーナル(女神の愛し子)だ。

対して、俺の王族としての名は、ウルカヌス・イグニア・フォルティーナル(女神の愛し子たる火の祝福受けしウルカヌス)となる。

本来の一族名であるイグニスをセカンドネーム化し、王族としての姓を最後にくっつけて名乗るわけだな。

この名前は、王族として動くことを求められない限りはほとんど使わない。ただし、王族に婿入りすると、これが正式名となる。嫁入りの場合も同じだ。

つまり、種族としての王族の名が、血族としての王族の名よりも基本優先される。

金髪ではない者が結婚で王族に迎えられると、姻族としての王族の名が与えられるし、王族がめったにないことだが、降嫁または降婿した場合もまた少し違う名になるがそれは置いておこう。

 

「……」

「意外そうな顔ね。あの子(第二王女)ったら、見合いが来る度に、あれやこれやと難癖つけて断るのだけど、あなたより強い人がいいんですって」

「ただの口実でしょう。いずれは意中の方が現れるかと」

 

たとえば灰髪の訳あり美少年とかね。おっと、今は青髪だった。俺より強いという条件も問題なくクリアしてるしな。

肩をすくめて、本気にしていない素振りを見せると、学園長は「つれないわね」と笑った。

その微笑みを消さぬままに、眼光が真剣味を帯びる。

 

「さて、Sクラスとしての授業だけど、基本的にはあなたの自由にしていいわ。必要なものがあれば揃えましょう。私はそのために直接担当するのよ。どうせ許可するものを、他を経由するのは面倒ですからね」

「評価は?」

「期末ごとに結果を見せてもらいます。論文(レポート)でも構いませんし、新開発した魔法でも、先進魔法理論の実証でも何でも構いません」

 

自分で課題を決めて、自分で結までやれということか。

大学に近いな。自由度が高いのはありがたいんだけど、中等部までのように学校運営に携わるのは無理そうだ。

 

「ところで、ウルカヌス・イグニア・フォルティーナル。あなたは私を除けば、この学園で唯一の金髪です。この意味を分かっていますか?」

「王族としての義務の話でしょうか」

「さすがですね。そのとおり、高等部からはあなたを()()()()として扱います。本来なら19歳からなのですけど、能力も人格も十分と成人王族全会一致で決定されました」

 

王族としての名前を呼ばれた時点で、イグニスとしての話ではないと分かっていたが、なんなんだ?

中等部と高等部の間にある、式典の間の地下のことだろうか。時々、妙な気配を足の下に感じていた。隠し扉の奥の隠し階段という二重構造で隠されていたので、好奇心で手をつけるのはやめておいたんだが。

それとも時折ある不自然な精霊達の集合事象だろうか。悪意あるものではなさそうなので放っておいたんだが。

 

「おいでなさい。直接見せたほうが早いでしょう。フォルティナの加護持つ者であれば、遅かれ早かれ見る可能性の高いものです」

「つまり、学園だけではない、と」

「理解が早くて結構です。学園にいるあいだは学園のものしか気にしなくて構いませんが、もし私に何かあれば、あなたが()()を守らねばなりません」

 

王族としての義務となる()()()か。ふむ。

それはそれとして置いといて、青少年としては腕に押し付けられた柔らかいものが気になります、学園長。

ねえ、ちょっと密着しすぎてない?

気のせい?

 

「英雄ともなると動じないわねぇ。慣れてるのかしら。それともストイックなだけかしら」

「別に慣れてはいませんが、悪い見本がおりますもので」

 

具体的に言うと、うちのゲスな父です。

ストイックどころか、10歳までは、将来の美女ハーレムも思い描いてたんだけどね。

あのゲスなおっさんのせいで、イグニス家のような上の立場から迫られて断れる女性なんて、そういないって実感(わか)っちゃったからね。セクハラだめ絶対。俺の後ろにはいつだってイグニス家の威光がある。

"自主的な意思で俺を好きになってくれるハーレムじゃなきゃヤダー。でもそういうのは英雄の特権だよね" そういうことです。そんなのは(英雄)の役目であって、俺じゃない。身の程は弁えるけど胸は好きです。

 

「フフ、この門を成人せずにくぐるのは、剣の勇者ゴエ・モン以来ではないかしら。彼女は金髪ではなかったけれど、王族入りが決定していたから」

「確か、後のトトゥルス2世の妃となられたのでしたか」

「ええそうよ。奇運の王トトゥルス2世は、幼年時代、髪を隠し市井に身を潜めておられたことで有名だけど、その時彼女にめぐりあい愛を育んだと言われているわ」

 

なかなか有名な話である。

ゴエ・モンがただの女性であればロマンチックな悲恋譚となったのだろうが、彼女は剣に愛されていた。なおかつトトゥルス2世も、当時のさばっていた神官と貴族派を渡り歩き、最終的には一人勝ちするだけの頭脳とバランス能力の持ち主だった。それでも、二人の道のりは苦難に満ちていた。

 

「王が、神官派に対し即位の条件として上げたのが彼女との結婚でしたね」

「それを彼らが認めたまではいいけれど、婚約式で横槍を入れたのが貴族派。王族が軽く見られていた時代だったというのが、よく分かるわね」

「高等部への主席入学と、例のクラス分け試験最上位が貴族派の出した条件だったでしょうか。精霊の血が薄く基本性能に差のある庶民に、()()が突きつけるにしてはずいぶんな条件だ。貴者の誇りがなかったと見えます」

 

うなずきながら、学園長は隠し階段の最下部にあった両開きの扉に手をかけた。途端に術式が三次元展開する。二極、三極、四極……十二極をもって構成するか。難易度たっかいな!

おお、加えてこいつはすごいことに、ざっと軽く見積もって15層ほど封印が重ねられている。面白いのは、これが双方向の封印だってことだ。普通、封印は“中から外に出る”のを閉ざすか、“外から中に入る”のを禁ずるかのどちらかになる。

ところがこれは、()()()()()()()、かつ、()()()()()()()ようになっている。

 

「彼女はクラス分け試験で、王配となるだけの資格を示した。つまり、王族として、この先を見てアレを守る義務をも得たの」

「四大元素の混合魔法封印式。入る時も出る時も試される、と」

「ええ、これでも守りが薄いと思うくらいよ」

 

扉の封印を抜けて、さらに通路を進むと一段下がった広間のような場所に出た。四方には中央を守るための術壇があり、魔術師が大規模な封印術式に魔力を注ぎ込んでいる。

広間の中央には、球形の立体魔法術式。その中央に浮いているのは……、

 

――()()揺蕩(たゆた)わせ、空中に横たわり眠るように目を閉じた幼子だった。

 

恐らく、7,8歳だろう。

間違いない、あれは、あの気配は“終焉の精霊”だ……!

弟の傍らにいた女性と酷似している。

 

「あなたは終焉の精霊について、どのくらい知っているかしら」

「一般的なことなら。光の神フォルティナと敵対した闇の神カオスの創り出した唯一人の精霊。終わりを告げる者」

「ええ、そうよ。二柱の対立で、私達人間はフォルティナ側で戦い、終焉の精霊を封印した、とされている」

 

学園長は忌々しそうに中央の少女を睨みつけながら言葉を続けた。

 

「終焉の精霊は、闇の神カオスの唯一人の精霊。その封印には多くの手順を必要としたわ」

「……“困難は、分割せよ”といったところでしょうか」

 

デカルト先生の名言を俺は忘れていない。何をした人なのかは忘れたが。

前世の知識がどんどん薄れていく中、ピンポイントで妙なことばっかり覚えてるんだよな。

 

「末恐ろしい洞察力ね。そのとおりよ。フォルティナ側の精霊、聖獣、私達人間をも含んだありとあらゆる種族の力を結集して、終焉の精霊は“肉体”と“精神”と“記憶”に分離させられ、さらに細分化して封印されたわ」

「ふむ、ああ、なるほど。たとえば学園、たとえば混沌の森、たとえば狂惑の湖、たとえば邪気の湿原などに?」

 

学園長はためいきをついて、俺を軽く睨んだ。

 

「王族がいればこそ、ここは闇の地に戻らないのよ。これだけの封印からでさえ彼女の力は漏れ出ている。復活したいという彼女の願いは闇の神カオスの力を引き寄せるの」

「では、やはり、彼女が終焉の精霊ですか」

「正確に言えば、その一部を封印された呪物よ。終焉の精霊の一部を身に宿されたがゆえに世界の終わりまで死ねない、歴史より抹殺された王女モルストート」

「……なぜ」

「終焉の精霊は死なないからよ。この世の最後の最後まで、全ての生物に死を与え終わりを告げ続けるのが彼女の役割。ゆえに終焉の精霊を宿し、内側から終焉の精霊に侵蝕され続けている彼女も死なない。もはや彼女は終焉の精霊の分体に等しい」

 

俺の体は震えていた。

つばを飲み込む音が、学園長に聞こえないように、気を払う。

学園長は、恐れを噛み殺しながらも目を離せないようだった。

 

「おぞましいでしょうね。分かるわ」

「むごい、とは思います。まだ幼い王女が好んでああなったとは思えません」

「……もはやほとんど彼女に関しては語り継がれていないけれど、生来の髪の色は()()だったらしいの。身の潔白を示すために、闇の神カオスに近いものではないと示すために、自ら封印の器に志願したと、聞いているわ」

 

言いながらも語尾が弱くなって、視線も憐れみを帯びた。同情してしまうが、同情してはいけないという自制心の働いているような顔だった。

ああ、しかし。

そう、しかし。

そんなことは()()()()()()

 

俺の体が震えている。

興奮のあまり震えている。

歓喜のあまり震えている。

ああ、ああ、ああ、弟よ、喜べッ!

今、俺が見ている彼女こそが、お前が英雄となるために、運命が用意したレベルアップワンダリングモンスターだ!

あるいは固定ボスと呼んでもいいが。

 

ああ、目に浮かぶようだ。

何話目になるかは分からないが、封印が解けて動き出す彼女。

人としての自我はすでに飲まれ、かといって終焉の精霊にもなりきれない哀れな王女。

彼女に慈悲と手を差し伸べながらも、救いきれずに悔涙をこぼす英雄()と、それを見て心打たれるヒロイン達。そして力を合わせて起こされる――奇跡。

 

ふっふっふ、想像するだけでも胸が躍る。

ああ、だって、弟が救おうとせぬはずがない。

同じく光と闇の間(灰色)の色を持ち。

同じく終焉の精霊に縁を持ち。

同じように迫害され。

同じように救われる、ことの()()()()彼女を、救いたいと思わぬはずがない。

同じように捨てられた彼女を、捨てられた側である弟が捨てるとは思えない。

まるで運命のように、いいや、これぞ運命に違いない。弟が捨てられた年とさほど変わらない彼女は、きっと弟に救われるためにここにいた。

 

「私達は封印を守らねばならないわ。たとえ歴史に隠された真実がどうであれ、もはや彼女をここから出してはいけない。終焉の精霊の封印はゆるみ、あなたの言ったとおり、分かりやすく世に影響し始めている」

 

学園長は、重苦しく言葉を続けた。

 

「それでも()()の欠片が復活しないのは、単に手順を踏むことができないから。すなわちほとんど封印は解けていて、後は手となり足となる存在があれば、もう出てこれる状況なのよ。私達の世代は戦いを目前にしていると言ってもいいわ」

 

ああ、それで理解した。

弟が終焉の精霊を連れて、学園にやってきた理由を。

わざわざ試験を受けて、この学園に潜入した理由を。

混沌の森から最も近く、最も解放しやすいと思ったのだろう。

 

なんて、素晴らしい。

俺は、一目見て、()()()()()()()と分かった少女に微笑みかけた。

もしも俺がやるのなら、きっと殺すことでしか救えない。その体を粉砕し、再生する端から木っ端微塵に打ち砕き、無理矢理にでも終焉の精霊の欠片を分離させ消滅させてやることくらいしか、俺には君を救う手段はない。

だが、大丈夫だ、俺には救えないが弟には救える。

(踏み台)にですらこの程度()の救いは与えてやれるのだから、(英雄)であれば、きっともっと素晴らしい、全てが救われる道筋を君に示してくれるだろう。きっと。

さて、そうと決まれば彼女をどうやって解放するか考えなければならない。

彼女を解放しないと、(英雄)の物語は頓挫してしまうだろうから。

 

とりあえず、前期の研究課題は“封印魔法について”にしよう。

と、俺が決めた頃には、学園長は既に去っていた。

正直、最後に何を話していたか記憶にない。ずっと考えてたからな。

やる気に燃える握り拳は興奮でわずかに震え、頬はにやけを押さえるために引きつっているせいか、学園長から微妙な目で見られてしまったような記憶はうっすらある。反省せねば。完璧な踏み台は人から不審な目で見られたりはしないものだ。俺is完璧(パーフェクト)!でなければ。

 

 

 

 

 

 

気合を入れなおした(踏み台)は、まだ何も理解していなかった。

 

"俺の後ろにはいつだってイグニス家の威光がある" なるほど、確かにその通り。今や世に知らぬ者なきウルカヌス・イグニスに、その家門の威勢を感じぬものはいないだろう。

 

だが、

 

「羨ましいわ。ルーチェフィニス。あなたは()のそばにいつでもいられるのですもの。もちろんあなたが私情を仕事に持ち込まないってことは知っているけれど」

 

「ふふ、殿下も来年は高等部に入学なさるのでしょう。Sクラスに所属できるよう、自らを研磨なさってはいかがですか。多少は接点ができると思いますわ」

 

「もう、意地悪言わないでくださいな」

 

「(彼は、闇の精霊の欠片にすら憐憫と義憤を示す素晴らしい人。ねぇもっと頑張ってくれないと本気出しちゃうわよ従妹殿?)」

 

イグニス家よりも上位にある者には、その威光は通じない。

そして、

 

「(そういえば、森から出て最初に潜入するのが、どうしてここだったのよ? 憎たらしい家族に会う危険性だってあったし、遠くても他のとこのほうがよかったんじゃない? わたしはどこでもいいんだけど)」

 

「兄さんを、見てみたかった」

 

「(デレた!)」

 

「デレてない!」

 

「(やれやれ、わたしも興味湧いてきちゃった。イグニス家なんて、滅ぼすつもりしかなかったんだけどな。彼はちょっとおもしろそう)」

 

イグニス家に敵対する相手には、その威光はむしろ逆効果だ。

否、いっそ不倶戴天とも言えるであろう相手の興味さえも惹いてしまうのならば、それはもうイグニス家の威光の問題ではないのではないだろうか?

 

「お兄様にふさわしくない妹であってはいけないの。私は、マリナ・イグニスなのだから。平民ごときに負けていてはお兄様まで笑われてしまうわ……!」

 

「我が息子ながら、あれは傑物よ。いずれは我がイグニス家が王家に取って代わることも夢ではないぞ。ハハ、ハハハハハハハッ」

 

 

 

そう、誰もが惹かれざるを得ない輝き。遙かなる高み。

 

そんな光輝を人はーー

 

 

「さて、どうせなら華々しくやりたい。危機に陥った学園長を助けるところとか見たい。別クラスで成長を見られないんだから、ちょっとくらい派手にやってもいいよな」

 

 

ーー人は、巨星と呼んだ

 

 




書いている途中で、原作の疾走感を真似た(つもりの)勢いがなくなってきたのでどうしようかと思ったんですが、もったいないおばけに取り憑かれているので投稿。
何か齟齬があれば教えてください。

ゴエ・モンの性別は明記されてなかったので、流れ上女性にしましたが、原作で明記されれば性転換予定。
王も一緒に性転換するかしないかで、かなり方向性が変わる気がします(王が男性だとは言っていない)

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