ハリーポッターと選ばれし者   作:泉澪

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ホグワーツ最初の授業です☆


ホグワーツ最初の日

新しい朝が来た。私は、開け放してあった窓から差し込んできた、日の光で目を覚ました。

 

朦朧とした目でベッド脇の小机の上に置いておいた時計を見ると、まだ6時半。起きるには早い。だけど、私は二度寝すると起きられないので、私はあくびをひとつして、ベッドから出た。隣でぐっすり眠っているソーレを起こさないようにね。

 

他の3人はまだ眠っているらしく、掛け布団が盛り上がって...ると思ったら、そうじゃなかった。よく見ると、ハーマイオニーはもう起きているらしい。私は、部屋を見回してハーマイオニーを探す。

 

あ!ハーマイオニーは、ブラシで髪を整えようとしているらしい。

 

 

「ハーマイオニー!」

 

私は、ハーマイオニーに声をかけた。

 

「な、な〜に?」

「なにしてるの?」

「私、見ての通り癖っ毛だから。毎朝毎朝、寝癖がすっごいついちゃって。

髪を整えるのに苦労するのよ」

「へぇ〜」

「ティアナは、寝癖とかつかないの?」

「う〜ん。私はあんまし。ウェーブはかかってるけど、意外にサラサラだよ」

 

私達は、話をそこで切り上げ、私は着替えを、ハーマイオニーはそのまま髪の手入れをした。

 

 

私が制服を着て、授業の準備を終えた時、ちょうどハーマイオニーも髪の手入れを終えたらしく、私達は一緒に行くことにした。

 

肖像画の穴を出て、大広間に向かう。まだほとんど誰もいない。

 

私達はグリフィンドールのテーブルに座った。

 

私はゆで卵2個、トースト3枚、ホットケーキ2枚を皿にとった。隣に座って、トーストに苺ジャムを塗っていたハーマイオニーが、私のお皿の中身を見て、目を大皿のように見開いた。あんた、そのリアクション、昨日今日で2回目よ。

 

「朝なのにそんなに食べれるの?」

「ハーマイオニーこそ。そのぐらいしか食べないの?お腹空いちゃわない?」

「これが、ふつうよ...」

 

〈省略〉

 

朝食を食べ終えた私達は、最初の変身術の授業のことを話しながら教室に向かった。途中で、ハリーとロンに会った。

 

無駄に階段が多く、抜け道も多いこの学校で迷ってしまったらしい。だって、142もの階段があるらしいし。私達は、そこらじゅう探してみたんだけど、結局始まる直前に教室に着いた。

 

 

授業が始まった。そこからが大変だった...というのがハリーとロン、他の人の感想なのだが、私とハーマイオニーの敵ではなかった。

 

まずマクゴナガル先生が、

 

「まずは変身術の基礎として、マッチ棒を針に変えてもらいます。何故変身術の基礎としてこれを行うのか、分かる人はいますか?」

 

ほぼ同時に私とハーマイオニーの手が上がった。

 

「では、ミス・ブラック、どうぞ」

 

「はい。変身術はその対象が大きくなればなるほど難易度が上がり、非生物よりも生物の方が難しくなります。さらに、姿形がよく似ている方が変化した後をイメージしやすいため難易度が下がります。そのため、小さく、かつ形が似ているということで、マッチ棒を針に変えることが変身術の基礎なんです」

 

「すばらしい説明です。ミス・ブラック。グリフィンドールに5点あげましょう。

それでは、始めましょう」

 

みんなが一斉に呪文を唱え始めた。

 

いやぁね。教科書暗記してるハーマイオニーと、変身術が苦手だといっても一応ホグワーツ卒業レベルまでマスターしている私はできたよ。だけどね〜。周りの人達(ハリーやロンたち)は出来なかった。燃やしちゃう人、粉々にしてしまう人、煙を上げてしまう人...いろんな人がいた。

 

最終的には、私とハーマイオニーしかできなかった。マクゴナガル先生は、グリフィンドールに一人ずつ5点として、10点くれた。

 

 

次は、魔法薬。魔法薬の教室は、地下室にあって、薄暗くてジメジメしていた。わし鼻のスネイプ先生が、暗がりに立っていた。

 

魔法薬学は、グリフィンドールとスリザリンの合同授業。おかげで、火花を散らして睨み合う、マルフォイとハリーの間に座らなければならなかった。

 

私が二人の中に立って苦戦を強いられている時、スネイプが出席を取り始めた。

 

「ハリー・ポッター...あぁ我らが新しいスターだねぇ」

 

彼は、ハリーの名前を呼ぶ時、皮肉たっぷりの笑顔で言った。

その後、スネイプは、ハリーに向けて、

 

「アスフォルデの球根の粉末にニガヨモギを煎じたものを加えると何になるか?」

 

当然、ハリーは答えることができない。というか、クラスのほとんどの人がそうだろう。クラスで2人、私とハーマイオニーしか、答えを持ち合わせている人はいないはずだ。なにしろ、まだ授業を受けてすらいないのだから。

私とハーマイオニーの2人だけが手を挙げていたが、スネイプは見向きもしない。

「わかりません」

 

「チッチッチ___有名なだけではどうにもならんらしい」

 

マルフォイたちは、身をよじって笑っている。私は、イラっとした。

 

「ポッター、もう一つ聞こう。ベゾアール石を探してこいと言われたら、どこを探すかね?」

 

「わかりません」

 

 

「モンクスフードとウルフスベーンとの違いはなんだね?」

 

これはひっかけ問題。モンクスフードとウルフスベーンは同じ植物だから、違いはない、はず。

この質問でハーマイオニーはとうとう椅子から立ち上がり、地下牢の天井に届かんばかりに手を伸ばした。

 

「わかりません」

「ティアナとハーマイオニーが分かっているみたいだから、彼女たちに聞いてみてはいかがでしょうか?」

 

あぁぁ....減点されちゃうよぉぉぉ...

 

「座りなさい、グレンジャー。手を下げなさい、ブラック。

教えてやろう、ポッター。アスフォデルとニガヨモギを合わせると、眠り薬となる。そしてベゾアール石はヤギの胃から取り出す石で、大抵の薬に対する解毒剤となる。モンクスフードとウルフスベーンは同じ植物で、別名をアコナイトとも言うが、トリカブトのことだ。どうだ?諸君、なぜ今のをノートに書きとらんのだ?」

 

いっせいに皆、羽ペンと羊皮紙を取り出した。その音にかぶせるようにスネイプが言った。

「ポッター、君の無礼な態度で、グリフィンドールは1点減点」

 

 

最初に作るのは、簡単なおできを治す薬。私はハーマイオニーとペアを組んだ。どうやらお気に入りらしいマルフォイ以外の生徒に注意していた。私とハーマイオニーのペアにも注意しようとしたらしいが、完璧に調合していたので、注意はされなかった。

 

 

作り終えた。周りを見回してもまだ誰も終わっている人はいない。

あ!そういえば、ネビルが大鍋溶かしちゃうんだよね。私は後ろを振り向いた。そこでは、ちょうどネビルが、大鍋を火にかけたまま、山嵐の針を入れようとしていた。

「ネビル!ちょっと待って!山嵐の針は、大鍋を火から下ろしてから入れるのよ!」

「え?あっぁぁ、そうだった。ありがとう、ティアナ」

うふふ。良かったぁ。これで、グリフィンドールは減点されないはず。

 

 

その後、闇の魔術に対する防衛術の授業があった。教室に入ると、にんにくの匂いがプンプンしていた。妖精の魔法などの授業もあったけど、すっとばす。

 

授業と宿題が全て終わり、私が寝室に入ると、もうすでに、ソーレが私のベッドで眠っていた。あぁぁ。私は、どっと疲れが出てきて、あっという間に寝入ってしまった。

 

 

 

 




最初の日、無事に終了☆

注:スネイプ先生は、ティアナにシリウスの面影を感じるので、ティアナのことが嫌いです。ただし、エレオノーレの瞳なので、どっちもどっちというところでしょうか。
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