レグルスの子供たち   作:サボテンダーイオウ

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萍水相逢~へいすいそうほう~

カエムへ向かうレガリアの中でノクトは心労の疲れからか、ついうたた寝をしていた。レティの身を案じるあまり夜も眠れずにいた上、レガリア奪取作戦の時も興奮のあまり寝付けずあのレイヴスと対峙の後はレティを連れ去ったアーデンとの再びの邂逅。しかも何を言うかと思えば、ニフルハイム帝国に新たな皇女が迎え入れられたというまったく関係ない話。

それだけでは終わらずに自分が未だ知らない事実をアーデンは知っていて、仲間から教えてもらった方が良いなどとご丁寧に指図する始末。

戯言かと思いきや、図星と言わんばかりに自分以外の仲間はアーデンの言葉に動揺を隠しきれずノクトは裏切られた気分に陥った。

 

その事実を知っている素振りに正直ショックを受けたノクトは、それからグラディオがイリス達を交えて、カエムの岬で話すという提案にどうでもいいと不貞腐れて彼らと会話を拒むまでで、グラディオ達と明らかに溝を感じてしまっていた。

 

それらがまとめてストレスとしてノクトに降りかかり、行き場のない怒りをどうやって発散せるかも分からぬまま、いつも隣にいるはずの温もりがないこと、いつもよりも広い座席に改めてレティがいない寂しさを感じながら瞼を閉じたのだった。

 

 

夢の中でノクトはどこかのビルが立ち並ぶ町中に立っていた。静まり返った周囲に人の気配は感じられず、ノクトは不安から辺りに視線を彷徨わせる。だが

ふと何かを感じた。

 

この風景、見たことがある。

 

そんなデジャヴから、ここはもしや王都の中ではないかという考えに至る。

満月の光を浴びてノクトに背を向けて一人静かに佇んでいた誰かがいた。

背中で揺れる銀髪が冷たい風に揺れて満月の光に反射されより美しく輝き、黒の段々フリルがついたミニワンピースに半袖の白カーディガンを着ていてそれが誰であるかなど一目でノクトには分かった。分かったからこそ、その人物の名を呼んだ。

 

『レティ!!』

 

ノクトは勢いよく駆けだした。歓喜が体中に満ち自分がずっと求めていた人に出会えたからだと叫ぶ。

彼女は、レティは、ノクトの声に反応するようにゆっくりと振り返る。

その顔は微笑んでいてノクトをほっと安心させた。

 

『ノクティス』

 

変わらない声。

変わらぬ眼差し。

それら全ての情報はノクトが知るレティであると本能に訴えかける。だからこそ、ノクトは熱く熱くレティを求めた。

 

自分の腕に抱き寄せようとすると、レティは僅かに体を逸らして逃げる。

ノクトはショックを受けて『レティ?なんでっ』と弱弱しい声で問わずにはいられなかった。

 

『ノクティス、私、ね。もう、ノクティスの傍にいられないの』

 

顔を俯かせて決してノクトの顔を見ようとはせず、悲しみが滲んだ声でレティは話す。

 

『ど、うしてだよ!?』

『私、ノクティスを裏切っちゃったから』

『裏切る?なに、言ってんだ?』

 

ノクトにはレティの言葉の意味が理解できなかった。

どうして悲しみを含んだ声をしているのか、どうして自分と視線を合わせないのか、

どうして、触れさせようとしてくれないのか。どうして、自分を拒むのか。

 

レティが一度としてノクトを拒んだことはない。

些細な喧嘩などもあったりはしたが、最後には仲直りをした。

だから、今の様な状態はノクトを確実に混乱させた。

 

『ノクティス、……私のこと、嫌い?』

 

レティはそう小さく呟くと双剣の一つを片手に出現させて持った。

ノクトは頭を振って、レティの言葉を否定した。全力で。

 

『そんなわけないだろ!?嫌いになんて!』

『私が、レギス王を殺したとしても?』

 

そういわれた瞬間、ノクトは凍り付いた。だがすぐに何かの冗談かと思った。

だからノクトは『え』と少しだけ口を開き聞き返す。

ノクトの意思とは無関係に苦労して手に入れた王の武器、ファントムソードが現れ、ノクトの周りをぐるぐると回りだす。まるで何かを警戒しているかのように。

レティはなおもこう続けた。まるで自分と戦えと挑発しているかのように。

 

『私が、ルシスを滅ぼしたとしても?』

『レティ、何言って』

 

ノクトの意思とは無関係にファントムソードは王家に仇名す者を許さず、標的をレティへと据え、その剣先を彼女へ向ける。

やめろ、それ以上、言うな!!

 

『私が、ノクティスの敵になったとしても?』

 

レティはもう片方の剣を左手に持って、ついに俯いていた顔を上げた。

その瞳に、迷いは一切なかった。強く、吸い込まれそうなほどの綺麗な瞳だった。

 

『まっ』

 

ノクトの意思とは無関係にファントムソードは光の速さで彼女を串刺しにしようと攻めかかる。けど、彼女の瞳はぐにゃりと揺らいだ。微かに目の端に光何かを見たノクト。

ノクトは分かっていたはずだ。レティが強がりで泣き虫であることを。ただ泣くところを見せるのを極端に嫌うことを。

 

『ノクティスは、それでも私のこと、嫌いにならない?』

 

レティは、泣き笑いをして双剣を、手放した。戦うことを放棄した。わざとレティが逆らう演出をしたのはこうするためと気づいた時には全てが終わる瞬間だった。

自らを犠牲にして、何もかもを終わらせようとする思い。

 

ヤバイ。ノクトは一気に駆けだした。レティへと。

だが必死に止めようとするノクトの手は、レティに届かない。

レティは自分に向かってくるファントムソードを受け入れるかのように両腕を広げて、瞼を閉じた。

 

『責任は全て私が、だから―――』

『あ―――』

 

そして、ノクトへと最後の遺言を残した。

 

『私のことなど気にせずに、自由に生きて―――ノク、と』

 

レティは、ファントムソードによってその身を貫かれノクトのすぐ目の前で散らした。

 

グサ、ドシュ、メキボキ。

体が貫かれる音、肉を裂き骨をたち、砕かれる音。

四肢が体を貫かれる反動の度にあらぬ方向へ動く。

それがファントムソードの数の分だけ行われた。ノクトの目の前で。

 

『あ』

 

串刺しにされ、体中血だらけで染まったレティの体からファントムソードが消えてなくなるとその体は支えを失い糸の切れた人形のように地面に倒れ伏す。

 

『あああ』

 

その周りに大量の血液が溢れ出し血の水たまりを作り出す。その中に倒れたレティの顔は血に染まり、レティの光を失った目と、ノクトの目が交差した。

 

『ノクト』

 

思い出の中のレティと、今の状態のレティとが重なる。

その瞬間、何かがノクトの中で切れた。目玉が忙しなくぎょろぎょろと彷徨い、膝からは力が抜けて立っていられずアスファルトの地面にへたり込み、震える両手で頭を抱えた指先は力が入り爪先が皮膚に食い込んでぶつりと血を噴出させる。

 

夢だ、何もかもが夢だとノクトはそう思い込もうとした。

目の前で死んでいるレティも、自らが欲した力が彼女を敵であると認知したのも、レティが自分を裏切ったという言葉も、何もかもが、夢。

だが、どうだ。幾ら自らの肉体を傷つけても痛みを覚えたとしても夢は冷めない。

レティは血の海に沈み、自分をじっと見つめている。

なにもかわらない。

ノクトは耐え切れなかった。この地獄から。

 

『あああアアアアアアアアアアアァァァアア――――!!』

 

闇夜に慟哭が響き渡った。

 

【悪夢だ】

 

 

道中に上空からヴォラレ基地へ向かう飛行基地を発見したノクト達は、レティへ繋がる情報を入手するため基地へ潜入作戦を試みることにした。ノクトは車中にて魘されていたところをグラディオによって起こされ、夢の内容を思い返しては吐き気に襲われた。だが仲間に打ち明けることはせず、心配する声に大丈夫だと言い張って基地へ急がせた。

コルよりもそのように指示が入り皆緊張感に強張った表情になるのは仕方ない。なお、コルも応援を連れてこちらと合流するらしい。その中には王の剣に所属していた男もいるとノクトが仲間に教えると分かりやすくイグニスは気に食わない顔をしてグラディオが「マジかよ」と頭を抱えた。二人にだけしか分からない内容らしくノクトとプロンプトは首を捻ったりするも詳細を教えられることはなかった。それよりも一行が目指すのはレティへと繋がる情報である。

 

基地周辺での情報収集の為にオールド・レスタで一旦レガリアを停めてその先からはチョコボで移動し気づかれないように向かうと、前回と同じように魔道兵らを強化するための増幅器が基地辺りに蔓延しており、まずはそこから叩くことに。

夕方、辺りが暗くなり始めた頃にノクトたちは一気に突入することになった。

 

「こっからどうするよ、作戦は?」

 

敵と数回戦闘をこなし、監視台へと上がったノクト達はそこで一旦作戦を練ることにした。ノクトがイグニスに意見を求めると、イグニスは「コル将軍よりも言われているが、帝国軍の准将を捕らえる」と意見を出した。

魔導兵ばかりではらちがあかないので人間を相手にするということだ。

これにノクト達も同意見らしい。

 

「それで、具体的にはどうする」

 

グラディオが先を促すとイグニスは説明を始めた。

イグニスの説明では二手に別れ陽動し基地内を攪乱させてあの増幅器を壊すチームと、帝国の准将を捕らえるチームを編成した方が効率がいいとのこと。この案にノクト達は頷いてグラディオとプロンプトが陽動させる側へ、ノクトとイグニスが准将を捕らえる側へそれぞれが行動を開始した。

 

すっかり辺りが真っ暗になり始めた頃、物陰に隠れ奥へと進んだ先で攻略対象の准将を発見。イグニスが小声で指示を出して合図を待って確保すると伝えるとノクトは頷いた。シフトで近くの魔導兵を静かに倒し、尾行を続ける。

 

「まったくこれだから傭兵上がりは――。連絡はまだつかないとは困りましたね。他人の所為で皇帝の消化が下がるのは」

 

ノクトとイグニスは魔導兵を二体連れて一人で愚痴っている男を注意深く観察しながらゆっくりと歩いて後を追った。

 

「宰相もどういうつもりなんだか、アラネア准将に私でも監視させているのか。私があのぽっとでのわいた娘に逆らう意思があるとでも?……くだらない、実にくだらない」

 

娘というキーワードに二人は引っ掛かりを覚え顔を見合わせるが、距離が開いてはマズいので歩きながら准将の愚痴に耳を傾ける。ノクトは准将の歩く方向へシフトを使い、真上にかかっている鉄の渡り廊下から様子を伺うことにした。

 

「向かう先々で彼女と引き合わせてね。彼に言わせるなれば人間的に信頼できるからと、魔導兵なんぞ推進しておいてよくいう」

 

とにかく一人で愚痴を零してばかりのこの男。

周りが魔導兵だけだから気を緩めてぼやいているのか、それとも普段からぼやきの多い人物なのか分からないが、聞いていて心地いいものではない。ある程度の魔導兵をシフトで倒しイグニスと再び合流したノクトはげんなりとした顔で「アイツ、斬っていいか」とイグニスに許可を求めたり。さすがのイグニスもノクトと同意見だったが、「まだダメだ」と待ったを掛けた。

 

「レスタルムでは忌々しい自警団風情が愚かにも我が帝国軍に刃向かってくれましたよ。王子に居所を吐かせようにも町に入らなくては意味がありません。それをあのレイヴスめが我らを撤退させるとは……。だがいずれ、あの傭兵上がりに先を越される前に、このカリゴが王子の居場所を突き止めましょう」

 

レティがレスタルムに事前に情報を与えていなかったら、もしかしたら今頃犠牲者が出ていたかもしれないことに二人は背筋が凍る思いでカリゴの言葉に耳を澄ました。ゲートを超えた所でカリゴが一人になるチャンスが訪れた。

 

「もう一度アラネア准将に連絡をとりましょうか。君たちはここで待機。もしアラネア准将が来たら奥へ通して」

 

そういって一人になったところをすかさずイグニスが「行け」と指示を飛ばしてノクトは頷いてシフト能力を使いカリゴの背後を取り、昏倒させた。無事にカリゴを確保した二人に聞こえるように突如大きな爆発音が周囲に響いた。

 

「作戦開始の合図だ。ノクト、二人と先に合流しろ。オレはカリゴを移送してコル将軍と合流する」

「わかった」

 

ノクトは頷いて二人の元へと駆けだした。

一人で何体かの魔導兵を倒したのち、無事にグラディオとプロンプトと合流することができた。そこで重魔導兵アーマーと戦闘が発生するも難なくクリア。

そこにイグニスとコル、そして見知らぬ男が三人の元へ駆け寄ってきた。

 

「作戦は成功したな」

「コル!」

 

久しぶりに顔を会わせたコルは、以前よりも強くなったノクトの成長ぶりに一目で気づき目を見開いた。

 

「……王子、カリゴは別の場所へ移送させた。撤収するぞ」

「分かった」

 

ノクト達が一斉に走り出そうとしたときに、コルの部下と思われる男がノクトに声を掛けた。

 

「アンタが、ノクティス王子か。……予想よりは色々と若そうだな」

「……お前、誰だ」

 

訝しむノクトに対して男は名乗りをあげた。

 

「オレは、ニックス。ニックス・ウリック。王の剣に所属していたものだ」

「ニックス……?」

 

ノクトは怪訝そうにニックスという男を見る。

レティが以前寝言で言っていた男の名前と一致する。ノクトは驚愕した。

 

「お前が!?ニックス、だと……」

「その顔じゃ、多少はオレのことを知っているようだな」

 

そこでカッと頭に血が上ったノクトは敵地であることも忘れてニックスに怒鳴りつけた。

 

「……レティとどういう関係だっ!」

 

対してニックスは冷静に憤るノクトを一瞥しては

 

「そっちか。コル将軍、オレのことは王子達に伝えていなかったのか」

「いや、話はしたはずだ……それよりも……!?来るぞっ」

 

コルは何かを感じ取り声を荒げて攻撃態勢に入った。

それからすぐに「ハァァアアアアア―――!!」と威勢のいい声と共に頭上からノクトに強烈な槍の一撃が落とされる。

 

「ぐっ!?」

 

擦れずれでその攻撃を受け止めたノクトに対して、攻撃を仕掛けた相手、女は

 

「可愛らしい顔。それと、ぞろぞろと男がこんなにたくさんと、まぁ。集団ピクニックかしら?」

 

と揶揄いの言葉を投げかけると、空中で華麗に回転して地面に乱れなく降り立ち

 

「試してやるよ、ボウヤ!」

 

と戦闘の開始を一方的に始めた。

女一人に対して男六人全員に軽やかな動きで翻弄しながら天から一撃必殺をかまして地面に亀裂を生じさせるほどの容赦ない攻撃を与えた。ノクトもシフト使いながら応戦するも戦闘経験が豊富なのか、一手を読まれてはひらりと攻撃を避けられ、くそっと何度も舌打ちをする。ノクトだけではない、イグニスが放つ魔法やプロンプトの銃、もちろんグラディオの大剣でさえも女にかすり傷一つ負わすことはできない。コルや部下と思われる男との息の合ったコンビネーションで辛うじて、一矢報いることができたがそれでも戦いは平行線のまま突如終わりを告げることになった。

 

「残念、時間すぎちゃった」

 

女は、そう唐突に呟くと建物の上へと移動してノクト達を見下ろした。

 

「はぁ?」

「勤務時間。もう終業。悪いけど帰るから。この後やったって1ギルにもならないし。ああ!でもレティはいいお土産話になるわね」

 

思いもかけぬ女からの名前に一同は驚愕し、ノクトが「レティだと!?待てっ!レティは――」と女を問い詰めようとするも、あくまで自分のペースで話す女はノクトの問いに答えることはなく、

 

「次、また遊びましょ。心配しないで、レティには暴れるくらい元気だったって伝えておくから。じゃあね、可愛い王子様」

 

と名乗らずにひらりと手を振って、華麗に自分の飛空艇へ目指して飛び上がりあっという間に戻って行った。だが、そうは簡単に逃がすつもりがない男がいた。

 

「クソッ!逃がすか――」

 

諦めの悪いというかやっと目的に近い人物に出会ったのだ。諦めてなるものかという執念が男を突き動かした。

 

「待て!ニックスっ」

 

コルの制止を無視して男は武器を飛空艇へと勢いよく投げつけうまく突き刺さると、ノクト達の目の前でシフトを使って移動したではないか。どうにか食らい付いているようだが肉眼ではそれ以上確認することはできない。、

これにはノクト達は驚くしかない。先ほどの戦闘では意図的に使っていなかっただけのようだ。

 

「あれは!?」

「どうしてシフト能力を使ってんだよ!?」

「………」

「あれって、ノクト以外使えないんじゃ」

 

プロンプトの戸惑いに誰も答えられず、コルは珍しく取り乱した様子で舌打ちをしながら、

 

「無理をするっ!……とにかく増援が来る前に退避するぞ」

 

とノクト達に指示を飛ばして先に走り出した。憤り隠せないだが「コル!説明しろよ!?何がどうなってっ!」とノクトが駆けだしてコル肩を掴んで自分の方に無理やり向かせて乱暴に胸倉を掴んだ。だが簡単にいなされ逆にコルはノクトの手を掴むと叱咤した。

 

「冷静になれ王子!今は逃げる。……いいな」

「……」

 

コルはノクトの手を離すと先に走り出す。その際、携帯を取り出して仲間に連絡を入れているようだった。ニックスの行方を追わせるためだろう。

 

「行くぞ、ノクト」

「っ……」

 

ノクトは不承不承にグラディオの指示に従って走り出しイグニスとプロンプトもそれに続いた。結局、飛空艇に追いつくことは叶わずそこでニックスの消息も途絶えてしまった。

 

【彼の登場、彼の先手必勝】




~主要人物紹介~

ルシス国勢

レティーシア・ルシス・チェラム

ルシス王国第二王位継承者。ノクトのただ一人の家族。銀の長髪に深緑の瞳を持つ混血の姫。ただ今クペと共に帝国に出張中。名を改め、レティーシア・エルダーキャプトとなった。

クペ

モーグリの召喚獣。レティの無二の親友でありたまに怒ると怖い女の子。レティーシアの謎を知る内の一匹。ただ今レティと共に帝国に出張中。

ノクティス・ルシス・チェラム

ルシス王国第一王位継承者。レティ奪還の為に力をつけるべく、指輪を所持しているであろうルーナに会いに行くためオルティシエを目指す。レティを妹ではなく一人の女性として愛している。

イグニス・スキエンティア

インテリ眼鏡軍師。レティの幼馴染の内の一人。戦闘では的確な指示を飛ばすもレティが絡むと人が変わったかのようにボケに走る。元、レティの婚約者で一度蹴られたが諦めきれずにまた婚約を申し込んだ猛者。

グラディオラス・アミシティア

【王の盾】の若き総領。レティの幼馴染であり兄貴的存在。レティーシアの素性を知る人物で恋多き弟分達の頼れる先輩。レティの精神面の脆さを知る故に、ノクトの異常な執着ぶりには頭を悩ませている。

プロンプト・アージェンタム

ノクトの親友でメンバーの中で一番の機械に強い人。レティの普段からのスキンシップもとい、強化訓練に付き合わせられていった結果、一番劇的なレベルアップを遂げた強者。でも本命には弱い。

ニックス・ウリック

レギス直属部隊、【王の剣】に所属していた。
【エル】の加護により無事生き延びて、再びレティに会うために動いている。現王と繋がりが絶たれているにも関わらず【魔法】が使える。右手の甲に謎の印を刻んでいる。中々レティに会えない可哀想な星の元にいるらしい。

レギス・ルシス・チェラム

ルシス現国王であり、レティとノクトを城からそれとなく逃がした張本人。不器用ながらも子供らに愛情を惜しげなく注いだレティの育ての父。故人。

コル・リオニス

王都警護隊で不死将軍と異名で呼ばれ恐れられる優れた武人。よくレティが城から抜け出していると彼が出動すれば大抵捕まると期待をかけられていた。現在、レティの命によりノクト達と別行動しレジスタンス立ち上げに動いている。

シド・ソフィア

堅物で素直じゃないツンじいじ。ノクト達のことを気に掛けており、行方知れずとなったレティの捜索に尽力を惜しまない。

シドニー・オールム

ナイスバディ腕利き整備士。
レティの身を心配してハンマーヘッドを飛び出してきた。レガリアを改造して帝国まで飛ばそうと密かに計画している。

イリス・アミシティア

レティの幼い頃からの親友。ジャレッドとタルコットと共にコル将軍に誘導されレスタレムの街を発つ時、ジャレッドからレティの計画を打ち明けられ、意気消沈していたがレティの生存を知り躍起なってコルについて行こうとする。

クレイアス・アミシティア

ルシス王国重鎮の一角を担うレギスの幼馴染であり、イリスとグラディオの父。幼い頃からレティの師匠でもありレティの【もう一人の父】でもある。最後までレギスの為に身を挺して武人らしく散っていった。故人。

リベルト・オスティウム

ニックスの同郷であると同時に親友。生存していたニックスと共に王都を脱出した後、レティーシアと合流するためにレスタレムを目指す。のちにレジスタンス組織【ヨルゴの軌跡】に加入する。

クロウ・アルスティウス

【王の剣】所属。ある任務により故人扱いとなる。レティの外での友人だがレティの素性には気づいていなかった模様。

ユーリー・ウリック

レティーシアと刺激的な出会い方をした二枚目優男。八方美人でありながら、故郷を懐かしみどこか冷めた感情でレスタルムの人と接していた。自警団【ヨルゴの軌跡】の若きホープ。死んだ兄妹がいる。レティにホの字の一人。

ヴォルフラム・カウン

レスタルムの頑固親父と言えば彼になる。『Snow Crystal』の喫茶マスター。自警団【ヨルゴの軌跡】のボスであり、昔レギス達と肩を並べて戦った仲間である。獲物は槍。葉巻銜えながら戦うスタイル。ユーリーの育ての親。

ジャレッド・ハスタ

アミシティア家の有能な老執事。タルコットを未来のアミシティア家の執事にすべくもっと長生きせねばと奮闘する。

タルコット・ハスタ

年相応にやんちゃな少年。ジャレッドからスパルタ執事教育を幼いうちから仕込まれているが中々身に着かない。何かにつけてイリスを守る!と気張っている。

モニカ・エルシェット

王都警備隊所属。クレイアスの直属の部下で、今はコル筆頭の元(本当はレティーシア)にレジスタンス活動に日々身を粉にして動いている。最近レティのおねだりに弱いことを自覚して自分の弱点では?悩んでいる。

グレン(ロキ・トムルト)

品行方正な性格に矯正された青年。元ニフルハイム帝国の准将でレティの攻撃を喰らったのち、強力なコンフォを三回も受けたので以前の記憶をすっからかんにさせて新たな自分、グレンとして誕生した。レティ専任の護衛騎士を目指している。そんな役職は存在しておらず、すっかり騙されているが本人は幸せそうなのでコルもグレンとして接している。現在コルによるスパルタ教育を受けているが全然へこたれないので将来が楽しみらしい。機械が苦手となった。

ディーノ・グランス

色々とコネのある新聞記者。レティ奪還に伴いノクト達に情報提供をする影の協力者。ノクト達に自身の加工した装備品を与えたり、【ヨルゴの軌跡】の装備品調達にも一役買っている。

ミラ・ルシス・チェラム

レギス王の妹姫でレティーシアの産みの母親。帝国の身分低い皇子と出会いを重ねレティを身籠ったが、半狂乱の内にレギスに恨みつらみを吐いてレティを産み落とした後死す。故人。

アウライア・ルシス・チェラム

レティがただ一人の母として敬愛し慕っているノクトの母親でありルシスの王妃。ミラ亡き後、レティを引き取り育てると決めたのはアウライアの意思である。故人。
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