レグルスの子供たち   作:サボテンダーイオウ

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名は体を表す。

クペは最初はクペじゃなかったクポ。違う名前だったクポ。

 

レティと会って初めてクペになれたクポ。

クペは召喚獣のなかじゃ落ちこぼれの召喚獣クポ。仲間はずれにされてもおかしくなかったクポ。……だからクペは強くなりたかったクポ。

でもレティに言われたクポ。

 

『つよくなるってだれのため?じぶんのため?しょうかんじゅうなのに?だれがつよいってきめるの?つよいってそもそもどういうこと?クペはしょうかんじゅうでしょ?にんげんよりはつよいよ?それともしょうかんじゅうのちょうてんをきわめたいの?それってつまらなくない?ただつよくなってどうするの?どこまでつよくなるつもりなの?げんかいてんってどこまであるの?そもそもクペはなにをめざしてつよくなりたいの?』

 

『わたしにとってクペはとってもすてきなしょうかんじゅうさんよ。わたしだけのしょうかんじゅうだもの。ねぇ、すてきなしょうかんじゅうさん。あなたはどんなすてきなことをしてくれるの?』

 

クペは落ちこぼれだからレティの好きなお花を空から降らせるくらいしかできなかったクポ。でもレティは手を叩いて嬉しそうに喜んでくれたクポ。

 

『きれい!クペ、すごいわ!あなたはだれよりもすてきなしょうかんじゅうさんだわ!』

 

クペは初めてそんなこと言われたクポ。嬉しくて泣いたらレティはぎゅっと抱きしめてくれたクポ。

 

『クペ、辛かったんだね。よしよし』

 

って。

だから、クペは思ったクポ。

 

レティのために強くなりたいって。

 

レティはミラとは違うクポ。他の召喚獣はミラと同じで寂しい想いを埋め合わせるみたいにレティに会いに来るクポ。一日一体限定クポ。順番クポ。でも割とバハムートがいっぱいきてるクポ。

 

でもレティはレティクポ。ミラじゃないクポ。

 

クペはレティのお願いを叶えてあげたいクポ。

だから他の召喚獣に言ったクポ。

 

クペはレティの傍にいたいクポって!

 

そしたらバハムートに睨まれた上、咆哮もろに受けたクポ。クペのボンボンが縮こまりそうな迫力だったクポ。

シヴァには氷漬けされたり、イフリートには地獄の業火くらいにそうになったクポ。

リヴァイアサンに水攻めされたりもあったクポ。

まだまだあるクポ。でも思い出すだけで毛が逆立ちそうだから言わないクポ。

 

とにかく!クペはレティの傍にいるって決めたクポ。

 

「クペ、ストレス発散になでなでさせて」

「またイグニスに怒られたクポ?」

「ノクトがイグニスの眼鏡奪うから八つ当たりされた!ちゃんと謝ったのにー」

「……ぐるぐる眼鏡にすり替えたクポね」

「日頃の恨みよ」

 

……レティは小さい時よりも色々と逞しくなってるクポ。

逆に逞しすぎて不安になるクポ。

 

「あ、妖精さんが来たっぽいなー」

 

……バハムート、また来たクポ。きっと上じゃ揉めてるクポ。

 

「クペ、おいで」

 

でもレティの傍は譲らないクポ!

だってクペはレティの頼れる相棒なんだクポ!

 

【でも背筋がぞっとするクポ(他の召喚獣からの嫉妬)】




名前
クペ

レティーシアの親友。
モーグリ型の召喚獣。幼い頃より共に過ごしてきた。
召喚獣の中でも落ちこぼれとされるらしい。本人の中ではコンプレックスとなっていたが、レティの励ましによりあまり気にしないことにしている。
趣味は観察日記をつけること。女の子なので男の子と勘違いされると怒って無視するか、ぺちぺちビンタを相手にかます。くらった相手は天国かはたまな地獄にいるような体験をするという。
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