外套の騎士   作:ヘリオスα

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FGO三周年おめでとう!(遅刻)


14.妖妃、魔女あるいは――

「ねえ、そうでしょう――外套の騎士様?」

 

「――っ!」

 

 息をのむ。外套の騎士? 外套の騎士だと? ついさっきまで、情けなくも機を逸して名乗り上げられなかったというのに、俺の通り名を知っている……?!

 

 脳裏によぎる戦慄。どうやって。その疑問ばかりが沸いては消えていく。

 如何にアッティラ大王を単騎で退けたとはいえ、高々大陸の一軍人の名がブリテンにまで届いているとは考えにくい。よしんば俺の名や特徴がここまで届いていたとしても、ローマ軍の兵装になじみのないこの島の人間が初見で俺がそうだとわかるとは思えない。

 

 海岸ないし船上での会話を聞かれていた? 有り得る話だ。遠見の魔術などモルガンにしてみれば児戯にも等しいことだろう――

 

「それとも、トゥニカ君と呼んだほうがよかった?」

「――――」

 

 ――と、考えかけたところで飛び出した言葉に心臓が止まりそうになる。

 

 今モルガンはトゥニカと俺を呼んだ。『外套の騎士』は通り名として知れ渡っている一方、『トゥニカ』というのは俺の仮名として周囲の人間に浸透している。こちらを知っているのはローマ市か俺の詰めていた砦の連中ぐらいなものだ。加えて、そちらで呼ぶのはローマ市の親しい連中だけ。これまでの船旅では、俺は一貫して『騎士殿』と呼ばれていた。もし船上からここまでの会話を知られていたとしても、『トゥニカ』の名を知っている理由にまではならない。

 

 皮肉なものだ。いつぞやアルテラに仕掛けた策が、ここまで見事に自分に向けられるとは。これも因果応報というべきなのだろうか。

 

 そして。

 何故、どうやって――再三浮かぶ疑問に対し、一つの回答を見つけると同時に氷柱を背筋に突っ込まれたような感覚を覚える。

 

 

 相手は魔女、あるいは妖妃モルガン。この世界に在ってはアーサー王以上にブリテン島の加護を受ける、云わばブリテン島の女主人。魔法、魔術に長ける超常の人――なれば、記憶を覗く、なんてこともできるのでは?

 

 

「……自己紹介が省けたようで、何より」

 

 何とかそれだけ、言葉を絞り出す。

 

 もし、俺の推測が正しいのなら。彼女には、俺のすべてを知られてしまったことになる。

 俺が過ごした過去――()の、すべてを。

 

 その憶測を前に激しい動悸が胸を穿ち、胃が不気味に蠕動してたらふく食べた饗膳を喉元までせり上がらせる。が、顔には出さない。俺だってもうガキじゃないんだ。この程度のことで一々狼狽えてなるものか。

 

「意外ね。もう少し取り乱すと思ったのだけれど」

 

 なんてことないように、モルガンは可愛らしく小首を傾げて見せた。その挙措はいっそ忌々しいまでに清楚で愛らしい。神秘如何に関係なく、魔性の女、という意味でならこれほどまでに『魔女』という言葉が似合う少女はそうはいまい――

 

 待て、少女?

 

 目をむいて思わず見返す。応じてくすりとほほ笑む少女、否、美少女。モルガンが座っていた場所に、彼女をそのまま若くしたような、大人の階段を上りきる直前の、熟れきる前の初々しさを残す美少女が座っている。

 

 有り得ん。確実に俺と同い年か年下に見える。ついさっきまでは妖しい色香あふれる妙齢の女性だったはずなのに。

 

 ぶんぶんと頭を振ってもう一度見直す。こらえ切れないように笑い出したモルガンの姿は美女に戻っていた。ええい、その笑い方までいちいち上品なのが癪に障る……っ。

 

「熱い視線をありがとう。私みたいな女が好み?」

「な」

「だとしたら、ええ。貴方に許嫁の一人もいないのも頷けるわね。ここまで()()()娘、いなかったもの」

「余計なお世話だっ……です!」

「あら、ごめんなさい」

 

 先のひやりとした感覚はどこへやら。弛緩した空気が場に満ちる。ああ、くそ。畜生め。ひとのことで遊びやがって。これじゃあすっかりモルガン側の流れだ。

 深呼吸。兎にも角にもまずは深呼吸。戦いと一緒だ、相手のペースに呑まれるな。

 

「……記憶を読み取る程度は朝飯前、ということか? あるいは夜食前?」

「猫をかぶるのは止めるの?」

「俺は猫かぶりじゃない。今までのは目上の人間に対する当然の姿勢だ。とはいえここまで弄ばれれば、こちらも相応の態度をとらせてもらうまで。それで、これだけ好き勝手してるんだ。さっきの言葉の正解不正解ぐらいは教えてくれてもいいのでは?」

「あら、残念。さっきまでの貴方、如何にも坊やといった様子で可愛らしかったのに。ああ、それと。記憶を覗いたかどうか、だけれど……そうね。貴方が眠っている間に記憶を覗いたのかもしれないし、今この場で心を読んだのかもしれないわね」

「……成程」

 

 クスリとひとつ笑みを浮かべてモルガンがいった。

 つまりはどっちもありというわけだ。厄介なこと極まりない。どちらにしても、現状の俺では対抗策が一つもない。見られ放題の読まれ放題。……まずいな、勝ちの目が見えないぞ?

 

「若いうちからそんな顔をしないの。皺が増えるわよ」

「誰のせいだ、誰の」

「しいて言うなら貴方のせい? そういう癖は早めに直しておかないと」

「そもそも貴女が俺にしかめっ面させるのが原因でしょうが!」

 

 大げさなまでに深く大きなため息をついて天を仰ぐ。お手上げだった。いかんせん、俺は頭の出来が著しく良いというわけではない。多少の知恵を回すことはできるが、こんな風に言葉を弄して相手を煙に巻くような真似は大の苦手なのだ。卓について表面上を繕いながらどう相手を崩すか思考を巡らせるよりも、剣を握って戦場でどかんと一発ぶちかますほうが性に合っている。

 

 ……つまるところ、こうして聖剣も持たず言葉を交わしている時点で敗色濃厚だったわけで。

 真正面から本音をぶつけ合うならまだしも、こうなってしまっては思考を読まれる読まれないを無視しても俺に勝ち目はない。

 

 ええい、もういい。なるようになれ、だ。

 

「…………本題に入ろう」

「本題? ええと、貴方の女性の好みだったかしら」

「後生ですから話を進めてくださいお願いします」

「あら違った? ごめんなさいね」

 

 くすくす笑いながら話すモルガンは心底楽しそうで、嬉しそうだ。本当に、この絵面だけ眺めていれば彼女が妖妃よ魔女よと畏れられているのが信じられなくなってくる。

 ……ああ。まったく、まったく。こちらがどんな思いで、貴女に会うつもりだったか知りもしないで。

 

「……いや、知っているのか」

「なに?」

「何でもない」

「そう? ああでも――本当に良かった。無事に、帰ってきてくれたのね」

 

 ――その言葉には、万感の思いが込められていた。魔女でも妖妃でもない。一人の親……一人の母として、あらん限りの愛情を込めた言葉だった。

 それに応えるべき人間は、それに応えてよい人間は、ここにはいないというのに。

 

「…………」

「浮かない顔ね」

「……責めないのか」

「何を?」

「俺はっ……俺は……」

「……()()のことなら」

「っ」

「それは不要な心配というもの。ええ、何も責めることなどないのだから」

「それは、何故」

「だって身体ならまだしも、魂まで私が用意したわけではないのだし。そのうえで貴方が生れたというのなら、そのような運命だったのでしょう。真贋なんて論じられるはずもないわ」

「――――」

 

 ここにきて、言葉を失ったのは何度目か。

 彼女の澄んだ金の瞳に虚飾の色は見えない。ただひたすらに、二十年近い時を経て帰還した息子へ向けられた慈愛がたたえられていた。

 

「父の言いつけで貴方を旅の商人に任せた後、持たせた財宝と一緒に盗まれたと聞いた時には気が狂いそうになったけれど……ええ、貴方はこうして立派に育って戻ってきてくれた。記憶だけじゃない、こうして直に見たからこそわかる。本当に良い人に拾われたのね。ここまで真っすぐに育ったのだもの。私は、それを知ることができただけで満足よ」

「……その割には、ずいぶん強引に逢いに来たな」

「そうね。それについては謝るわ。でも、今後のことを考えるとそうするほかになかったの。『貴方が自分で私に会いに来る』のと、『無理やり魔女に連れ去られる』のでは、余人が受ける印象も変わってくるから」

「……っ」

 

 ……いわれてみれば、その通りではある。俺が自分から彼女を探し出して会いに行けば、下手をすればそれは『子が親を求めている』とも解釈されかねない。幼少期に親元から引き離されて育ったのだからなおさらだ。しかし、『そのつもりもなかったのに勝手に会いに来た』となれば、それは妖妃が自身の子供を利用しようと近づいてきたという風に解釈されるだろう。これに関しては、これまでの彼女自身の振る舞いがあるゆえに、余計に真実味が出てくる。

 

 そう。魔女。妖妃。そのはずなのだ。今だって、人の記憶や心の内を覗くなんてことを躊躇いなくしでかしている。アーサー王伝説を振り返っても、彼女が暗躍するエピソードはその初期から終盤まで多岐にわたる。挙句の果てにアーサー王の終焉そのものにまで関わっているのだ。その執念深さは他者の追随を許さない。

 

 であればこそ、俺は彼女を拒絶するつもりだった。如何に母といえど、彼女の望み――王位の簒奪には与することなどできない。この島に今必要なのは理想という希望だ。輝かしい幸福を未来に約束できる存在だ。

 

 それを為せる人間は、この島でアーサーを除いて他に居はしないだろう。……いや、至高の王、完全な王と謳われるアーサーでさえ、時間稼ぎにしかならない。

 だからこその俺だ。護るべきを護るために、全霊を尽くすと決めた。アーサーを支え、ともに未来を切り開く。アーサー一人でも、ましてや俺一人でも出来ないことでも、二人そろえば――いいや、彼の下に集う騎士全員の力が合わせれば、それはきっとかなうはずなのだ。

 

 故に、如何な罵詈雑言を浴びせられようと――万が一、刃を交えるようなことになろうとも、俺はモルガンと出会えたのなら、その場で彼女との縁を切ろうと思っていたのだ。

 

 

 ――そう、思っていた、のに。

 

 

 ここにいる貴女は、こんなにも『母』で。

 

 

「だから、貴方は貴方の思っていた通りにすればいい。()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()

「――――――」

 

 

 

 それ、は。

 

 

 

 その、言葉は。

 

 

 

「……卑怯、だろう」

 

 

「――――母さん」

 

 

 

 

 

 

 

 


 

 

 

 

 

 

 

 

 ふと、頬を風がなでるのを感じた。冷たく湿った空気が、急速に浮上する意識の端を入れ替わり立ち替わり擽っては立ち去っていく。それは起きろ起きろとはやし立てられているようでもあり、応じて、しかし焦らすようにゆっくりと瞼を持ち上げれば、水平線から顔を出したばかりの太陽から曙光が我先にと瞳の奥へ雪崩れ込んできた。

 

「――っ」

 

 たまらず片手を掲げ、顔を覆って日差しを遮る。思わぬ洗礼につきつきと痛みにも似た感覚を覚える眼をこすりあげると、そこでようやく本格的な覚醒に至った頭が状況を理解し始めた。

 底冷えする寒さでぐずついた鼻に潮の香りが潜り込む。強張った体をぐいと伸ばせば、ごつごつとした木肌が背筋を叩く。そうこうしながらせわしなく瞬きを繰り返し、日に眩んだ眼がようやく視界を取り戻せば、そこには見慣れぬ海岸線が待ち構えていた。

 徐に振り返ると、さほど茂っているわけでもない閑散とした木立が素知らぬ顔で立ちふさがっている。まばらな木々の奥を見通すように視線を投げるが、当然というべきか、そこには明け方の薄闇が蟠るばかりで、あの立派な屋敷の姿はもうどこにも見えなかった。

 

「……まったく、わが母上ときたら。出会いも別れも唐突なことだ」

 

 夢か、現か。

 

 そう問われても、自信をもって断言できない。ぐいっと伸ばした体の、その節々がぎしぎしと軋む様子からして丸一晩ここで過ごしていたとしても可笑しくない、気がする。しかし、妙に膨れた具合の腹や、長旅でくすんでいた鎧などが誰かに磨きあげられた、あるいは洗われたように小奇麗になっているのも事実だった。

 

 もちろんだが、俺には装備品の手入れをした記憶などない。眠ったまま身の回りの整備をするなどという器用なこともできない。

 

「……さて」

 

 一通り、身辺を検めてからもう一度木を背にして座り込む。真正面から曙光が差し込み、目どころか頭蓋の奥底にまで染み渡っていく。ここ数日お預けを食らっていた至福のひと時ではあるが、今の心境は爽快感とは程遠い。

 

 ――――今後のことを考えるならば、俺は、彼女と……モルガンとつながりを持つべきではない、と考えていた。魔女。妖妃。そのように呼ばれる人物と深い関係にあるなどと知れては、今後アーサー王のもとへ参陣した際なにがしかの確執を生みかねない。個人的にも、我欲を通さんとして種々様々な工作を行う者など相手にしたくない部類の存在だった。

 

 

 それがどうだ、昨夜の彼女の様子は。

 

 

 謀などとは無縁にも思える無垢な様子――は、多少の演技も含まれていたことだろう。が、その後。生まれてすぐに引き離され、二十年近く音沙汰なかった相手でありながら、こちらを見る彼女の瞳には、紛れもなく惜しみない愛情が湛えられていた。

 そして――

 

『貴方がそう望むのなら、私はそのように振舞いましょう』

 

 ――その言葉を否定する術を、俺は持たない。それを否定してしまえば、それはわが父の思いをも否定することになる。

 狙ってやったのだとすれば……いや、狙っていないはずもないか。そう思えば多少思うことがないわけでもないが、離れ離れになっていた子に受け入れられるための方便だと考えれば胸の内に澱むその想いも霧散する。

 ああ、まったく。我が事ながらなんと単純でおめでたい頭のつくりをしているのやら。

 

「…………」

 

 いつかのように、水平の果てから登りくる太陽を眺めながら思案を巡らす。

 

 当初の予定通り、余人を誑かす魔女と断じて彼女との関係を断つ――こちらを選んだ場合のメリットは何か。

 正直これといったものはない。強いて言えばこれから先の未来の展開が申し訳程度に予測可能となることぐらいか。それにしたって、彼女が行う工作のいくつかを予防できるという程度に過ぎない。

 

 では。

 

 こちらがそう望むのなら、そのように振舞う――その言葉を信じて、彼女を母として受け入れる場合は何があるか。

 こちらは余計にメリットを思いつかない。いや、予測がつかないという方が正しい。彼女が本当にその言葉通りに振舞うとは限らないのだ。伝承を鑑みれば、俺を利用するための甘言である確率の方がはるかに高い。

 だが……今後を、この戦乱の先さえも見据えて考えれば、味方は多ければ多い方がいいというのも事実。魔女と断じて切り捨てるのは、取れる手を振り払うのと同じだ。どうあがいても彼女の協力は得らられなくなり、伝承通り厄介極まりない魔女としてアーサーどころか俺に対しても牙をむくことだろう。ならば、向こうが感じているかもしれない親子の情を利用する手段は残しておくべき――――

 

「……はっ、やめだやめ」

 

 浮かんだ思考を鼻で笑って、土埃を払いながら立ち上がる。

 そも、こんな思索は必要なかった。必要なかったのだ。ただ、ここに至るまでの方針をガラっとひっくり返してしまうことに抵抗を抱いて、それをどうにか理屈づけたかっただけ。……何が『もうガキじゃない』だ。こんなものはガキの屁理屈にも劣る。この年にもなって無様極まりない。

 

 

 

 ああ、認めよう。答えなどとっくのとうに出てしまっている。

 

 

 

 でなければ――でなければ、「母さん」などと、口には出さない。

 

 

「気に掛ける相手が一人増えるだけさ」

 

 このブリテンの地はこれよりさらに混迷を極めた様相を呈する。アーサーもまた、その時代に荒波に呑まれ、藻屑と消える定めにある者の一人だ。

 

 しかし、ここにはその先を知る人間が一人いる。更には暗雲垂れ込める時代の荒波を乗り越えうる術がこの手にはある。我が手に担うは星の極光。果ての果てより万象を照らし、時に恵みを、時に試練を以て万人を導く守護の陽光。それを、俺はあの日託されて、そのおかげで今日まで至っている。であればこそ、その輝きに、そしてあの誓いに背くような真似ができるはずもない。只人の身であるからと、手を拱いたまま彼らを終わらせるつもりなど毛頭ないのだ。

 

 だから、彼女も救おう。息子として。先を知る者として。狂気に呑まれ、汚名を叫ばれたまま終わらせてなるものか。

 

 分を弁えていない、傲慢な望みかもしれない。今後、何と愚かなことをしたのかと後悔と絶望に苛まれることもあるだろう。

 

 それでも、口をつぐんで行動しなければ、そちらの方が何倍も後悔するはずだ。それだけは分かっている。

 

「そうと決まれば善は急げ、だ」

 

 そう呟いて踵を返す。急ぎ足で元来た道を戻ろうとして――

 

 

 

 ――ここよりさらに北、海峡の奥にあるカエルレオン城を目指しなさい。

   そこに、アーサーの本陣があります。

 

 

 

「っ!」

 

 瞬間、ばっと勢いよく振り向く。右へ左へと視線を投げるが、そこにあったのは先ほども見た疎らな雑木林だけだった。

 

 ふっと一つ苦笑を浮かべ、もう一度海に向き直りながら頭の中でこれからの予定を組みなおす。

 

 歳月は人を待たず。白駒の隙を過ぐるが如し。

 

 時間を無駄になどしてはいられない。俺の一挙手一投足に、彼らの、そしてこの島に生きるすべての民の運命がかかっているのだから。




遅刻申し訳ない。
仕事、仕事……てか暑いィ……それが一番堪える今日この頃……

あとLAのガラティーンの描写もね、あれもね、うん。いや格好いいし文句はないんだけれども。

これ以上は言い訳と愚痴の羅列になるのでここまでにしときます。
来週もちょっとてんやわんやするので、更新は出来そうにありませぬ。申し訳ない……。




最後に。
感想、評価、一言評価、お気に入り登録、諸々ありがとうございます。最近は更新が途切れがちになってしまっていますが、何があろうとも完結までは持っていく所存であります。
これからも宜しくお願い致します。

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