─生きている総てのモノに─

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たとえ骨身を焼こうとも

きっとどこにでもいる人

 

私は生きている。でも、本当に私は生きているのだろうか?いや生きてはいる。でも活きてはないだろう。なぜって?簡単さ私は生きていても生きる活力がない、生きる意味がない、だって今まで周りに流されてきたから。だから私は活きていない。それでもどこかで思っていたんだ、生まれてきた意味があるんじゃないかって、心のどこかで。でもね、意味なんてなかった。車に轢かれてぐしゃぐしゃになって死んだってきっとソレは偶然で、必然なんてなくて、だから、生きていることに意味はない。でもそれでも、今生きている。だから私は今を生きよう、偶然によって死に絶えるまで、生きてやるんだ。ああそうだ生きるんだ、生きる意味なんてそれだけでいい。死ぬその時まで生きる。それだけで。だから私は生き続けよう。心臓の鼓動が止まるまで

 

 

 

主人公

 

努力した。みんなを、大事な人達を幸せにするために。生きる意味なんてそれでいいんだ。

 

死んだ。大事な人が一人死んだ。その瞬間何故だか力が抜けた。いままでの努力も、思いも、全てが終わってしまったかの様な不思議な気持ちだった。そして気付いた、今までみんなのためになんて言っていたけど、違ったんだと、ただのエゴだったんだと気付いた。それから僕は努力した。血反吐を吐くはどに、努力した。大事な人を失いたくないというエゴのために、鍛えて鍛えて鍛えた。そして気付いたら周りには誰もいなかった。守りたかったはずの人もいなくなった。そうやって初めて絶望した。守るためのはずだったチカラを使う事すら許されないのかと、だからコワレタ。もう誰もマモラナイ、イヤむしろコロシテヤル。守りたかった人も、それを殺した人も、関係のない人も、そして何より、僕からチカラ以外奪った

 

 

セカイを

 

 

コロシテヤル

 

 

そしてコロシタそのあとこんなことを思ったんだ

 

 

ああ───そういえば僕からチカラ以外を奪ったのは

 

 

───僕自身だったのか───

 

 

 

脚のない人

 

生まれた時から脚がなかった。歩くことも、走ることも許されていなかった。当たり前だと思う。なにせ僕は、生まれながらの欠陥品だ。あるはずのものがなくて、迷惑をかけている、生まれながらにしての敗者で、なにも生まない必要とされない人間だ。けど、諦めなかった、幸い僕は努力の才能があった、だから、罵声を浴びせられようが、憐れみの目を向けられようが、努力した。無意味だと、出来やしないと言われようが、努力した。自らの意思で、歩くために、足掻き続けた。そして-------た。

 

 

 

 

─生きる者の意思─

 

─何よりも硬く強く熱くあるその意思は─

 

─全ての者の中にある─

 

─希望を元に燃え続ける─

 

─その炉心の炎は青白く─

 

─主の骨身を焼き尽くす─

 

─炉心の炎が紫炎になったその時に─

 

─全ての者は灰となる─


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