合法ロリがゆく   作:さくい

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少女の航海日記2

 ☆月%日 航海日記

 麦わら海賊団とバギー海賊団、この2つの海賊団を処刑台を壊した理由によっては潰すと決めた翌日の今日、出航の準備の為の買い出しとリィナのサブ武器を買う為に街中を歩き回っていました。

 

 リィナのサブ武器を買う理由なのですがリィナは今までは私が造った氷の剣を使っていて、本人も嬉しそうに使っていました。ですが、折角武器を買える環境にいるのですからちゃんとした武器を買いましょうと私が提案したのです。

 

 最初は大変でした。

 

 リィナが、ママの武器がいい! ママの武器じゃないと嫌だ! とゴネにゴネたのです。

 そこまで求めてくれるのは嬉しいですが、私が造った武器は所詮氷なのです。温度によっては簡単に溶けますし、そこまで頑丈ではないのです。

 

 そう言った瞬間に、ママの武器が脆かったら他の武器なんて全部紙くずだからー!!と叫ばれましたが、そんな事ないです。

 確かに昔よりは強度は上がりましたが、今は懐かしきクソ虎には樹を折る様に簡単に砕かれるビジョンしか浮かばないですし。

 

 で、結局はメインを今まで通りに私が随時造った氷の剣として、サブにちゃんとした武器を買うことに決まったのです。

  ……普通逆だと思いますが、こう言わないとリィナが納得しなかったのですから仕方ありません。

 

 

 そんな訳でこれだと思う武器を探して練り歩いているのですが、中々良いのが見つかりません。

 包丁とかになら使えそうですけど、これを使ってリィナが命のやり取りをすると考えると怖くて無理です。それくらいに粗末というか虚弱というか、そんな代物ばかりだったのです。

 

 あれですかね、ローグタウンは東の海において偉大なる航路の入り口であり、つまり東の海にいる海賊は偉大なる航路に行きたかったらまずローグタウンで補給するでしょう。

 そしてその補給の際に海賊達に強力な武器が渡らないように敢えて弱い武器しか取り扱っていない、という事なんでしょうか?

 

 そういう理由でしたらまあ、納得出来ない事はないですが……それでも賞金稼ぎとかにとっては納得し難いでしょう。

 

 

 

 

 

 結局私自身が納得のいく武器がなかった為、リィナのサブ武器は偉大なる航路で求めることにしました。

 よくよく考えれば最弱と謳われる東の海で、良い武器という代物はそんなに見つからないのかもしれませんしね。

 

 そして、私の判断を聞いたリィナは諸手を挙げて喜んでいました。

 ……そんなに私の武器がいいのでしょうか?

 

 

 

 

 ☆月々日

 遂に今日の早朝、私達三人は偉大なる航路に行く為にリバースマウンテンを船で昇りました。

 そう、船で山を昇る海流に乗って山を昇ったのです! 凄いです! 世の中にはこういう不思議な事があるんですね!

 

 うわっはー!と歓声を上げていたところに、リィナにぎゅーっと抱き締められたのでそのまま親子2人で山を逆走する景色を楽しみました。

 そうして景色を楽しんでいると山頂に着き、次いで山を降り始めます。昇る景色も不思議で良いですが、降りて行く景色も迫力があって乙なものですね。

 

 そう思っていたのも束の間、遂に私達は偉大なる航路、その出発地点に辿り着いたのです。

 山を降り切ってすぐの赤い大陸にくっつく様に大きな鯨がいたのですが、その鯨の額に、麦わらを被ったドクロのマークが描かれていました。シンが言うには、このマークは麦わら海賊団のマークだそうです。

 

 という事はこの鯨は麦わら海賊団と何がしかの関係があるという事になりますが……見た感じ特に害はなさそうですし放っておく事にしました。

 ……別に、この鯨の円らな瞳に負けたからではありませんので悪しからず。

 

 

 ☆月=日

 偉大なる航路に入って10日程経ちました。

 流石は偉大なる航路と言ったところでしょうか。少し探せば賞金首が彼方此方にいるのです。とりあえず今日までに首を取った賞金首は8人で総額は驚きの7600万ベリーです。

 

 大金ですよ大金!

 

 これだけのお金があれば最低限リィナの命を預けるに足る武器が買えるかもしれません!

 早く次の街に着かないでしょうか、今から武器屋に行くのが楽しみです!

 

 

 |月」日

 今日の昼頃に死にかけの浪人みたいな人が海を身体一つで漂流しているのを見つけました。気紛れで助けて事情を聞いた所、その浪人さんは強者を探して世界を旅している最中にサイクロンに遭ったそうなのです。

 

 サイクロンに遭って生きてるとかかなりの強運ですね〜あはは〜っと私が笑っていると、その浪人さんは突然私に土下座して言ったのです。

 

 全くの恩知らずと承知して頼みまする。どうか、某と一手交わして頂けないでしょうか。と。

 

 彼が強者と闘争したくてその為に世界を旅しているのは聞きましたが、見た目私そこら辺では見ることの叶わない超絶美少女ですよ? 実は私にエッチな気持ちがーー。

 

 ここまで言った瞬間にリィナが氷の刀で首を、シンが貫手で背中を、浪人さんの背中に突き立てようとしたのを私は氷で妨害して2人にお説教しました。

 

 いきなり殺そうとするなんてどういう了見なのか、後失礼だからやめなさいという事を厳しく注意しました。

 リィナはあからさまに不貞腐れて、シンは涼やかに笑っていましたけど……2人共いきなり殺気を滾らせてどうしたんでしょうか。理由を聞いても答えてくれませんし。

 

 まあ、それは良いとしてですね。浪人さんと戦うのは何処かの無人島にでも着いた時に行うことにして、無人島に着くまでは浪人さんを客人として船に乗せることにしました。

 変な事をしたら殺すと脅すのは勿論忘れません。この時に冷気と覇王色の覇気を少しだけぶつけるのがミソです。

 

 浪人さんの体から冷や汗がドパドパ出て明らかに顔が青白くなったのを見て、力の加減をちょっと間違った事に気付きましたが些細な事ですよね。

 

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