戦姫絶唱シンフォギアF to G 片翼の鳥   作:きさらぎむつみ

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「これを……私に?」

「ええ。多分、それなら歌織ちゃんの“想い”を遂げる“力”になってくれるはずよ」

 周囲を山に囲まれた盆地特有の、冬の寒さが厳しい城山(しろやま)の地で僅かに訪れる冬晴れの或る日。
 年が明けては初めての、“あの事件”以降では数度目の“彼女”の来訪だった。

「このような物を、私如きに預けて構わないのですか?」

「んーっ……構うか構わないかって聞かれるとお姉さん困っちゃうんだけど」

 少しだけ思案顔になって目線を上げた彼女だったが、その後に続ける言葉は元から決まっていたかのように続く。

「他ならぬ歌織ちゃんの為ですもの」

 そう言い残して去った彼女が、再び地原の家を来訪することはなかった。
その彼女が先々月、仕事場での事故に巻き込まれて亡くなったと、歌織は叔父から聞かされていた。

(彼女が遺して逝った物――、私はこれを使って一体何を求めるのか……)

 その手に紅い結晶体のペンダントを握り締め、歌織はあの日から未だ纏まらずにいる思考に埋没していった。



EPISODE 3 鋼の装者

      * * *

 

 風鳴翼の目の前に居るのは、黒と灰色のボディスーツに夕日の紅光を弾いて輝く銀色の防具を纏った姿の地原歌織。

 その意匠は翼の見る限り、間違えようも無く“FG式回天特機装束『シンフォギア』”。

 

「……どういうことだ。何故、歌織が『シンフォギア』を纏っている?」

 

「ん……ああ、この装具はそういった呼称であったな」

 

 歌織は呼び名の如何には興味無し、とでも言いたげな口調で返す。

 

「神の手甲『ヤールングレイプル』。出自は北欧の物と聞いたがこういった事には疎くてな。詳細は知らん」

 

「ではやはり、『シンフォギア』か……」

 

「半年ほど前だったか……冬も明けきらぬ頃だ」

 

 歌織は右手に視線を落とすと、自らが纏う装具の様子を確かめるかのように二度、三度と握り締め開くを繰り返す。

 

「櫻井了子殿が、私を訪ねていらした」

 

「……櫻井女史が?」

 

「風鳴の屋敷でお会いして以来、幾度か来訪を受けていた。もっとも、今年はそれきりとなってしまったのだが……亡くなったのだそうだな」

 

「……ああ」

 

 言葉少なに翼は答える。と同時に、翼の中に疑念が生じた。

 確かに櫻井了子が風鳴の家を訪れた際、稽古中の翼や奏と共にその場に居合わせた歌織とも幾度か顔を合わせる機会は有った。

 しかし、特異災害対策機動部に席を置く者としての櫻井了子にとって、“シンフォギア装者”ではない歌織に接する必要性が翼には思い当たらない。

 ……いや。

 だが、今となってはこの憶測は的外れのものなのだろう。

 今、翼の前に立つ歌織は紛うこと無く“装者”なのだから。

 

「櫻井殿は突然来訪し、“これ”と装具を纏う際に用いる“LiNKER”(くすり)を置いて、そのまま立ち去ってしまわれた」

 

 歌織の呟くような一人語りが、翼の心を捉えて離さない。

 

「使い方の教示をされてはいたが――いや、存外面倒な上に苦しいものだな。特にあの“LiNKER”(リンカー)の投薬とやらは……」

 

(櫻井女史は……歌織にLiNKERまで渡していたのか……)

 

 LiNKERを使用すれば装者となれる、その素養が歌織にもあったということなのか。

 しかし翼の知る限り、歌織が二課のリストアップした装者候補に名を列ねたことなどなかったはずなのだが。

 

「装着の際に必要ということだが……始めの頃はその度に血を吐いていた。この、臓腑の焼けるようなむかつきには未だに慣れん。奏はこれを幾度も繰り返していたというのだから……全く、奴の胆力には恐れ入るばかりだ」

 

「……LiNKERを、打ってきたのか?」

 

「ああ、お主を見送りに出る直前に……櫻井殿より預かった“最後の一本”を、な」

 

「“最後”の、だと?」

 

「ああ。故に、私がこの装具を纏うのは、これが最後となるだろう」

 

「……何が目的だ、歌織」

 

 翼は双眸をきつくし、歌織を睨みつける様にしつつ訊ねる。そこには、先ほどまで旧友へと向けていた穏やかさは薄れていた。

 

「何。たった一つ、とても簡単な用向きだ」

 

 翼の視線に歌織は正面から相対する。その眼差しが、夕暮れの逆光の中にあって尚、険しく翼を見つめ返す。

 ただ、ほんのわずかな愁眉を漂わせて。

 

「お主と立ち合いたい。戦場(いくさば)に立つ“防人(さきもり)”のお主との真剣勝負、(これ)を所望する」

 

 歌織の声音は静かに、それでいて確かな決意をその場に響かせる。

 

「応じてくれるな? 風鳴翼」

 

「……(いな)、と返せば、歌織はどう応えるのだ?」

 

「そうだな……その時は――」

 

 翼の問いに、歌織は逡巡するかの如くゆっくりと双眸を伏せる。だが――

 

(は…)

 

 刹那、歌織の姿が翼の視界から消失した!

 

(…(はや)いッ!)

 

 一瞬の後、翼は歌織の身体が触れるほどの近さに在ることを感じる。

 翼は両の瞳だけを右に寄せる。その目に映るのは歌織の色白い(うなじ)

 

「お主の喉を潰すとしよう」

 

 翼の右耳に囁かれる、歌織の抑揚に乏しい冷涼な声。

 そして翼は改めて気づかされる。自分の喉頸(のどくび)に微かに触れている歌織の指先に。

 一際長い中指だけ、その近付き触れた一本の指の腹が、翼の首筋をそっと滑らかに撫ぜ、離れる。

 

「聞いているぞ。歌えねばその身にこの装具を纏うこと(あた)わず、故に戦場(いくさば)に立つこと叶わず、とな」

 

 そう囁いて身を引き、歌織は翼から距離を取る。

 

「お主や奏がこの装具を纏う身となってより後、私に対し(おの)が力を(まった)き発す(さま)の無くなったこと、気付かぬ私だと思っていたか?」

 

 歌織の言葉は静かにだか僅かに怒気を帯びていた。

 

「故に欲していたのだ。今のお主と同じ高みで立ち会うことの出来る機会と、その為の“力”を」

 

「歌織……」

 

「思えば、私の中に燻るそのような想いを櫻井殿は見抜いていらしたのであろう。大した御仁だ」

 

 歌織がふっと自嘲を含んだ呼気を短く吐いた。

 

「そして私は、その(いざな)いに乗ることとした。この機を逃しては我が想い、叶わずと踏んでな」

 

 歌織は一歩、二歩と後退り、肩から力を抜いて自然体に構える。

 

「さあ、翼。(つるぎ)を構えよ。存分に為合(しあ)おうぞ」

 

「……それは、歌織の“胸の歌”が調べ紡ぐ“想い”なのか?」

 

「随分と可笑しな物言いをするな? 良く分からぬが、積年の“想い”であることには相違無い」

 

(何か……妙だ)

 

 問い掛けに返す歌織の言葉に、翼は言葉にならない違和を覚える。

 

「……よもや、事ここに及んで殊更に理由(わけ)を問うお主でもあるまい」

 

「どうしても……立ち合えというか」

 

(くど)い」

 

 翼の問いを一言で切って捨てる歌織。

 二人の間、そのわずか数歩の合間を夕刻の風が吹き抜ける。その風が起こす葉擦れの音だけが辺りを駆けてゆく。

 暮れなずむ黄昏時のしじまを破らんと、翼の口が開かれた。

 

 

 

「……ならば、

 

 

 

      * * *

 

「……済まぬ。私には、歌織に向けて構える(つるぎ)は無い」

 

 翼は発した言葉と共に、歌織を射竦める。

 

「お主が構えずとも私は容赦なくこの腕を振るう、と告げてもか?」

 

 歌織が自然体の構えから僅かに前傾する。その両腕は不可視の太刀を正眼に構えるように。左足は後ろに引き、右足での踏み込みを追う姿勢に。

 

「ああ、そう告げられてもだ。友に防人(さきもり)の剣を向けるなど、私には考えられん。その友が、如何に刃を向けてこようとも、だ」

 

 姿無き太刀に立ち向かうかの如く、翼は強い眼差しを歌織へ向け続ける。

 

「そもそも、戦場(いくさば)を離れて振るう剣など、私は持ち合わせておらぬ」

 

「そうか……では、仕方あるまい――いざ」

 

 構えもせず棒立ちのままな翼に対し、歌織が全身を弓弦のように引き絞る。

 そして。

 

「参るッ!――」

 

 漲らせていた全身を――脱力させて、引き足を戻し構えを解く。

 静かに一呼吸、そして茜に染まる空を仰ぎ見たあと、再び翼へと視線を戻した。

 

「――と踏み込めるのであれば、どれほど気が楽になるのであろうな……」

 

「やはり……本気では無かったか」

 

「いやいや、早合点(はやがてん)は困る。そうだな……八割方は本音であろうかな。力の限りを尽くし、全力でお主と立ち合ってみたいというのは」

 

 先ほどまで発していた威圧の気は何処へやら、歌織は鋼色のシンフォギアを纏う前までの口調で翼に語りかける。

 

「お主や奏が人の身を超える“装者”とやらの力を鍛え続け、いつからか“只の人”たる私などには相手取ることなど出来ない有り様だったのは事実であろう?」

 

「それは……まあ、確かに歌織の言う通りではあるが」

 

「加えて私は叔父殿のような才もない、“凡人”であるからな……」

 

 “風鳴弦十郎”という人物を基準に据えるのは如何なものかと翼は考えたが、歌織の語る本質はそこではないので今は脇に置くことにした。

 

「歌織は私と……いや、私や奏と対等な力を持ちたいと思っていたのか?」

 

「うむ……少なくとも“組手をするに申し分ない相手”でありたいとは幾度も思った。そして、今でも思っている」

 

「歌織は充分……それ以上の相手だと思うが? 現に今でも私相手に存分に立ち合えるじゃないか?」

 

「人()らざる『災害(ノイズ)』と渡り合う者が私と対等だとッ? ははっ、馬鹿げた冗談だ」

 

 翼の言葉を一笑に付する歌織の応えは、その表情も文句もどこか乾いたように響く。

 

「それは単にお主らが“人の身”で私を相手していただけに過ぎんだろう? それを対等とは言わん。私は“装者”のお主らと相対したかった、と言っておるのだ」

 

 そんな歌織の“想い”をたった今拒絶してしまった翼には、彼女へと返す言葉が浮かばない。

 

「……しかし、慣れぬことはするものでないな。“安い挑発”など、するもされるも心がささくれるものだ。済まないな、翼。気分を害したであろう?」

 

「いや……まあ、何も感じぬと言えば嘘になるが……それ以上に、歌織の抱えていた“想い”を知ることが出来て嬉しいという方が大きいな」

 

「そう言ってくれるか。というよりは言わせてしまったな……私が身勝手に燻らせていた物を吐きだしただけのことなのだがな」

 

 歌織は翼から視線を逸らし、山並みへとかかり始めた夕日を眺める。

 翼が覗き見た彼女の表情には、寂寥の愁いが浮かんでいた。

 

「どう転んだとて全てを払拭とは行かぬ、と睨んでいたが……このような結末が落としどころか。櫻井殿には悪いが、このような大それた物は我が身には余る――――翼」

 

「どうした?」

 

 歌織の言葉が途切れ、脈絡なく名を呼ばれた翼が問い返す。

 

あれは何だ(・・・・・)? あの、霧立ち上るように現れたあれは……?」

 

 見開かれた歌織の双眸が望む先に、翼も視線を向ける。

 それ(・・)はすぐに見取れた。

 翼が今朝方この地原の屋敷へと向かう際に通った高速道のインターから、麓の城山市街へと向かう県道沿い。

 市街を囲む田園、山林の中にそれら(・・・)は居た。

確かに、歌織の言い表したように、突如、次々、無数に現れていく異形。

 

「あれは……ノイズ!」

 

「『災害(ノイズ)』……やはり、そうなのか」

 

「間違いない……でも、何故――」

 

 翼の言葉が突然のアラームに遮られる。翼は腰のポーチから二課支給の通信機を取り出す。

 画面に表示されている名前は“緒川 慎次”。翼は通話ボタンを押し、口元に寄せる。

 

《 翼です。まさか 》

 

《 ええ、ノイズの発生を確認しました。場所は城山市郊外、翼さんの現在地から状況を確認できますか? 》

 

《 はい、こちらも今確認しました 》

 

《 市内全域に避難警報は発令済み、一課もそちらに向かっています。立花さんと雪音さんはこれより二課と合流予定、そちらへの到着にはまだ時間がかかります 》

 

 現在の特異災害対策機動部二課は潜水艦に主要機能を移した仮設本部。その為、どうしても事態に当たる際にタイムラグが生じてしまう。

 どうやら現在自分が最も事態の近接にいるようだ、と翼は把握する。

 

《 了解しました。両名の到着まで私が対処します。……緒川さん、このノイズは―― 》

 

翼は一つ、気になる件を確認する。

 

《 『ソロモンの杖』に異常は確認されていません。『特異災害』です 》

 

《 そうですか……では、これより事態の収拾に向かいます 》

 

《 お願いします。……翼さん、くれぐれも無茶は控えて下さい 》

 

《 了承しました……もっとも、現場の判断が最優先ですが 》

 

 そう答えて、翼は通信機を顔から離しポーチへしまう。

 通信の間中、ずっと目を凝らし見続けていたノイズたちは、その歩みは遅いものの着実に山間部から市街へと向かっている。

 翼は歌織へと向き直った。

 

「歌織、話がある」

 

 歌織が翼へと向き直る。二人の視線が絡んだ。

 

「察しは付くが、何事かな?」

 

「今あのノイズの群れは、人に惹かれて市街へと向かっている。それを阻止できるのは、シンフォギアを纏う“装者”だけだ」

 

「うむ。そして今この場にはお主が居て、これからあの場へ向かうわけだな」

 

「ああ、そうだ」

 

 それは翼の、防人(さきもり)として己に課した使命であり覚悟だ。

 

「さて、そうした防人(さきもり)たる人物とは別に、この場には“借り物”で“此度(こたび)限り”の代物とはいえ、もう一人“装者”が居るわけだが」

 

「そうなるな。だが例え力を持つ者とはいえ、素人が戦場(いくさば)へ向かうなど、決して褒められたことではない」

 

「しかし、知らず勝手に赴いた素人の自儘(じまま)な振る舞いが場に混乱を招くような事態は避けなくてはならん」

 

「もしそうと予測できるのであるなら、端から頭数に加えて目と声の届く場所においた方がいい」

 

「戦力としては最低限な見積もりで、な。その程度の者であっても、不測の事態に応対する程度の役には立つ。一人の身では対処(まま)ならぬことも、二人でならば」

 

「……構わないのか? その命、預からせてもらうのだぞ?」

 

「むしろ、お主は構わんのか? あのような化生(けしょう)の物を相手取る自信など私には毛頭無いぞ」

 

「だからとて、私が一人で向かえば歌織は何とする?」

 

「……“知って”いて、“振るえる力”があるならば……“使う”であろうな。今の私なら」

 

 自分の知る人間が命をかけ、時にその命を散らすことすら厭わずに戦っていることを歌織は“知って”いる。

 そして己が今、ノイズに立ち向かうに必要な“振るえる力”を発現させている今ならば。

 きっと歌織は躊躇わずにそれを“使う”。

 そして、そのような歌織は誰に背を押されずとも、己の意志で自ら戦場(いくさば)へ向かうような人物であることを翼は熟知している。

 

「やれやれ……私は面倒な友を持ったな。それでは私は、歌織から目を離しておけぬではないか」

 

「何を今更。私の面倒臭さなど、翼には()うの昔に知れておろう?」

 

「違いない」

 

 思わず翼の口から苦笑が零れる。

 

「しかし、この世は稀に粋な計らいをする。己が“想い”の成就にと願って纏ったこの装具、唯一にして最後の使いどころがお主と共に戦場(いくさば)で並び立つこととはな」

 

 つられたか、歌織からも苦笑が漏れた。

 

「だが歌織、これだけは心に留めておいてくれ。これより向かうのは、場所は違えど“奏が命を散らせた”戦場(いくさば)であるということを」

 

「……ああ、承知した」

 

 返ってきた歌織の言葉にいつもの調子はなかった。冷静に、“(おの)が敵”と見定めたものを前と対峙したときの、真剣な声音だった。

 

「では、参ろう」

 

 翼は踵を返し、広場を訪れた際に分け入ってきた獣道へと向かう。

 

「ん? 待て、……ここから真っ直ぐ向かうのではないのか?」

 

 走り出した翼の後を追い、その背に歌織が問いかける。

 

「飛び跳ねていくには距離がある。戦場(いくさば)に降り立った身が消耗していては力を十全に振るえぬだろう?」

 

(それに歌織は、LiNKERを用いた装者が力を振るうことに限りある身であるとは知らぬようであるからな)

 

 翼は歌織とのやり取りから、そう判断を下す。

 おそらく、櫻井了子も微に入り細を穿つような仔細など歌織に伝えてはいないであろう。

 獣道を抜け散策路の階段を駆け下りながら、翼は後方を窺う。

 さすがは装者ということか、歌織は木々の間を一跳びで抜け出し、続けて踏み出した一歩で翼のすぐ後ろに追いついてきた。

 山道から舗装道へ飛び出し、翼は振り向かぬまま歌織へと一言告げた。

 

「歌織、少々じゃじゃ馬乗りに付き合ってもらうぞ」

 

 

 

#3   fin.

 




オリジナル設定解説

『ヤールングレイプル』

 地原歌織が身に纏うシンフォギア。
 北欧神話において天候と農耕の神トールが持つとされる鉄製の籠手の欠片から造られた。
 灰色を基調色としたボディスーツ以外の部分は、西洋甲冑と日本の大鎧を折衷したような印象を与える意匠の鋼色の防具。
 手甲状のガントレット・甲掛け状のレッグガード・肩に大袖、腰の左右に膝下丈までの草摺りを模した板金状のアーマーを持つ。
 アームドギアの存在は現在未確認。


『城山市』

 都心より車で二時間ほどの距離にある、東京都隣接県の地方都市。人口約二十万。
 周囲を山に囲まれた盆地の中央に位置し、その土地柄“冬は寒く、夏は暑い”。
 歴史的には街道筋の城下町として発展してきたが、近年は公共交通の便の良さから首都圏へ人口流出が増えるストロー効果も見受けられる。



著者あとがき

 原作アニメ『G』の最終回の影響も多分に含む結果となった今回のお話です。
 もっとも、それは“こちら側”の都合なだけで、読者の皆様に明かされることはない予定です。
 少々時間を頂いての掲載となりましたが、次回は出来るだけ早い掲載を目指します。
 また、現在の見積もりでは前拙作『FtoG 和音・フォルテ』よりは若干短めの予定です。

 では、引き続きお楽しみいただければ幸いです。
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