セバスとツアレのナザリック子育て奮闘記   作:デンベ

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初投稿でございます。
ふんわり楽しんでいただけると幸いです。


第1話 セバス様、おめでとうございます。

この物語は、我らの楽園であり神々が御座す聖域であるナザリック地下大墳墓に不快にも金目当てというくだらない理由で侵入してきたドブネズミ共を潰してから数ヶ月ほど後の話である。

 

セバスとソリュシャンは近々バハルス帝国と戦争するであろう、きな臭さ漂うリ・エスティーゼ王国の王都での八本指の行動の監督及び偵察任務にあたっていた。

監督と偵察といっても王国の情報はどっかの王女様からダダ漏れだし、しかも八本指は調教の甲斐があってか過労死しそうなレベルで忠実に働いてくれているため、セバスとソリュシャンにとっては正直……暇であった。

もちろん御方のご命令を受け、それを遂行することはナザリックに属するもの全てにとって喜びであるが、こうも手応えがないと……

 

(アインズ様のことですからきっと深いお考えがあるのでしょうが…………偵察がてらツアレにお土産でも買っていきますか……しかし、何を買えば喜ぶでしょうか……?)

 

ツアレは今ナザリック地下大墳墓でペストーニャのもとメイド修行の真っ最中である。もちろん彼女は懸命に励んでくれているが、周りの一般メイドたちはあまり快く思ってはいない。

一般メイドの多くは彼女のことを外から自分たちの仕事を奪いにきた存在と考えてるらしいのだ。(ハムスケ調べ)

だから基本ツアレはペストーニャ以外はセバスとしか会話をしないし、ナザリックにセバスがいる時はセバスと一緒にいることが自然と多くなる。

そんな2人の様子を見たアインズは「まだ仲間の予備部屋があるからそこに2人で生活してみたらどうだ」と提案した。

最初はセバスもそこまで御方に気を使われるわけにはいかないと断固拒否していたが、デミウルゴスが「いいではないですか、セバス。これもアインズ様の為なのですよ。」と毎度お馴染みの深読みスキルを発動して完全に言いくるめられたセバスはツアレと2人でその部屋に暮らすこととなった。

これを聞いた守護者統括殿がアインズの自室に……まぁこれはまた別のお話。

そんなこともあって最近では

「2人はもうヤることヤってるっすね! ウヒヒッ」

「もうすでに青少年保護育成条例の向こう側に行ってしまったのでは!?」

とナザリックで普通に噂されている。

 

 

買うものを大体決めたセバスは席を立ち

「ここはソリュシャン、あなたがいれば大丈夫でしょう、私は少し外の様子を見に行きますので何かあった時は連絡をしてください。では頼みましたよ」

と言って扉の方に向かった。

 

「かしこまりま……少しお待ちをセバス様。エントマから〈伝言〉(メッセージ)です」

 

セバスは神妙な顔つきでソリュシャンに手を挙げたことで了解の意を告げた。

御方からの任務かもしれないと2人は真剣な面持ちでエントマの〈伝言〉(メッセージ)の内容を待つ。

しかしそんな2人の緊張感すら漂う雰囲気はソリュシャンのつくった驚愕の表情によって霧散していく。

 

「…………え、そんな……なんですって?...そ、それは本当にその……」

 

ソリュシャンはチラッチラッと何回かセバスを見る。

セバスも怪訝な表情で様子を窺う。

 

「ええ……ええ、わかりました。伝えます」

「どうしました?何かありましたか?」

 

ソリュシャンはその驚きの表情を壊さず、驚愕に彩られた声で言った。

 

「セバス様、おめでとうございます。ツアレニーニャ・ベイロンが妊娠しました」

 

「……」

「おめでとうございます。」

 

「……?」

「セバス様?」

 

「……!?」

「ですから妊s」

「え゛え゛え゛え゛え゛えええええええええええええええええええ!?!?!?(CV:千葉繁)」

 

□□□□□□□

 

同じ頃ナザリックでは??

 

ナザリック地下大墳墓第9階層──エステからバー、リゾートスパまでありとあらゆる施設が揃い、至高の41人が現実世界に対する理想を詰め込んだ──神々が創りし文字通り神々しい第9階層はいつもとは少し違う……いや、かなり違う様子だった。

 

 




アニメ終わってしまいましたが、千葉繁さんの声むっちゃ好きです。
コメントよろしくお願いします。
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