大切な人と仲間を護る為、“ある出来事”で空虚にカラッポになった青年が世界を救い、命を失って彼を思い慕う青い女性が彼に課した“クエスト”。それは、『異世界で新たな人生を送る』というものだった。報酬は、『幸せ』。

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なんとなく書きたくなってしまった。
後悔はしていない。
反省もしていない。
3主人公がザベスさんに助けられ、新たな肉体を得て“宇宙”の力と共にフェアリーテイルの世界で新たな仲間と新しい世界に行く物語の予告編みたいなものです。
名前が決まってないので、最後のギルドメンバーから名前で呼ぶ台詞を言わせていません。



旅人のその後。

「どうして、君がぼくを殺さないんだ!?ぼくは、ぼくは君たちのためを思っているのに・・・!」

 

―――――十二月三十一日。

 

運命の日。

 

僕は、彼を殺さないことに決めた。

 

彼はこのように言うが、僕の体内に潜んでいた世界に死をもたらす存在であろうと彼が友達だってことに変わりはない。

 

この日、僕らは改めて絶対的な死(ニュクス)と戦うと決めた。

 

勝てるかどうかはさておき、やってみなければわからない。

 

感情の気迫の薄い僕でも、カラッポな僕を満たしてくれた皆と紡いだ絆のある世界を護る為。

 

僕ら、特別課外活動部は運命の一月三十一日に向け、タルタロスの頂上を目指した。

 

 

――――――一月三十一日、影時間。

 

僕らはタルタロスの頂上について、その更に奥を目指した。

 

そこで沢山の出来事が明らかになる。

 

“ペルソナ”の発現した特別課外活動部と違い、生み(造り)出された、“人工ペルソナ使い”の“ストレガ”。

 

彼らが何故、此方の邪魔をするのかを。

 

明かされる真実、それでも僕らは動揺せずに“|絶対的な死”に立ち向かう。

 

待ち構えていたのは、“絶対的な死の映し身(ニュクス・アバター)”。

 

苦戦しつつも勝利する僕らだったが、ついに舞い降りる“絶対的な死(ニュクス)”。

 

他のメンバーが動けない中、不思議と僕の身体が軽くなって引き寄せられるように浮かぶ。

 

ゆかり、風花、美鶴、順平、真田先輩、コロマル、天田、そして全ての始まりとなり、きっかけとなったアイギス。

 

追い来るシャドウに追いつかれぬよう、目指す先はタルタロスの頂上。

 

絶対的な死(ニュクス)が舞い降りる所。

 

彼らの声が後ろで聞こえてくるが、僕は迷わない。

 

僕は皆が暮らす世界を護る為、僕は立ち向かう。

 

 

「聞こえますかな?今までに結んだ、絆の声が。」

 

 

最後に呼ばれた、ベルベットルームでのイゴールの問い。

 

僕が、繋いできた絆。

 

愚者:特別課外活動部。

 

 

魔術師:伊織順平。

 

 

女教皇:山岸風花。

 

 

女帝:桐条美鶴。

 

 

皇帝:生徒会。

 

 

法王:荒垣真次郎。

 

 

恋愛:岳羽ゆかり。

 

 

戦車:剣道部。

 

 

剛毅:剣道部マネージャー。

 

 

正義:生徒会会計。

 

 

運命:吹奏楽部。

 

 

刑死者:神社の女の子。

 

 

死神:謎の少年。

 

 

節制:べべ。

 

 

悪魔:テレビショッピング社長。

 

 

月;グルメキング。

 

 

太陽:神社の青年。

 

 

星:他校のエース。

 

 

塔:無達。

 

 

永劫:アイギス。

 

 

審判:ニュクス討伐隊。

 

そして、

 

―――――――――――――――宇宙(ユニバース)

 

最後にエリザベスが何か言いたそうだったが、前日の“試練”と称した地獄のあとに話したから言うことでもない、と考えたんだろう。

 

尋ねてみても、答えはなかった。

 

“奇跡を起こせ、何でも出来る力”を携えて僕は“DEATH”と対峙した。

 

奴の攻撃はとてつもないもので、一度目の攻撃で僕は全てのペルソナを失った。

 

攻撃手段は、武器でのもの。

 

段々と沸いてくる力と、中間達の声援。

 

最後に聞こえてきた、荒垣先輩の声。

 

僕の力は、完全に溜まったと感じられた。

 

行なったのは“封印”。

 

死は誰にでも等しくやって来る。

 

僕がしたことは、それまでの間、死を護ること。

 

僕が形成した新たな宇宙の中に見えた、人間の感情が集まって生み出された存在から護る為に。

 

自分らの意思で死を早めるなんて、おかしいと思うから。

 

約束の卒業式の日まで、ボロボロな体を動かして耐え切った。

 

その日、月光館学園の屋上で。

 

アイギスに膝枕された後に駆けつけてやって来てくれた、僕の大好きな人。

 

もう、限界だ、って思ったときに僕は彼女に目を瞑る前に伝えた。

 

 

「ちょっとだけ、眠らせてくれないかな?これからも、僕はきっと君の傍にいるから。」

 

我ながら大したことを言ったものだ。

 

なにごとも「どうでもいい」はずだったんじゃないか、と。

 

その後に起きた騒動については、少し勝手な判断をしたんじゃないかな、って皆に対して思ったんだけど、順平、成長したね。

 

ゆかり、僕の為に必死になってくれてありがとう。

 

僕を取り戻す、ってなんか嬉しい言葉だ。

 

僕は君たちに前に進んで欲しい。

 

でも、僕を、□□□□■を忘れないで。

 

「忘れませんよ、貴方のことは。貴方が導いて下さったんですからね?このエリザベスを。」

 

僕は耳を疑った。

 

こんな場所に、こんな所に、まさか再会できると思わなかったから。

 

蒼いエレベータガールの服装、手に持った僕が良く知る分厚い本、“ペルソナ全書”。

 

あの“エレボス”から“死”を護り続け、何年経ったか分からないけど、声が出ない。

 

再会を嬉しいと思うはずなのに。

 

 

「暫く使っていませんし、声が出ないのも仕方ありません。覚えてらっしゃいますか?貴方様を、助けに参りました。もう、苦しい思いをしなくても良いのです。私が、ここで代わりになります。貴方は若くして亡くなってしまった。肉体はとうに失われていますが、私は貴方様の幸せを願っております。残滓とはいえ、貴方のご友人だった“彼”も。」

 

身体が、少しずつ軽くなってくる。

 

“決戦”のあの日のような、感覚だ。

 

エリザベスは目に涙を浮かべながらも、それを堪えて言葉を続けている。

 

「次の世界では、次の人生では幸せになってくださいませ。久々のクエストですが、今回のクエストは“異世界で貴方が生を得て生きること”。報酬は―――――」

 

エリザベスは言葉を切り、僕の唇をエリザベスのものと重ねられる。

 

彼女の唇は柔らかく瑞々しいもので、軽く重ねられたそれはすぐに離された。

 

 

「貴方様の、“幸せ”でございます。」

 

 

薄れゆく意識の中、僕はエリザベスの声を聞いた。

 

 

「□□様、私は貴方をお慕いしておりました。できれば、貴方の傍にいたかった。」

 

こうして、僕は二度目の生を受けた。

 

 

“魔法”と“魔導士ギルド”。

 

転生した彼は、ファンタジーのような魔法のある世界でとあるギルドに出会う。

 

「・・・良い面構えじゃのう。どうじゃ、よければワシについてこんか?」

 

妖精の尻尾(フェアリーテイル)”マスター、マカロフ・ドレアー。

 

 

「よう。これからどうすんだ?仕事なら付き合うぜ?」

 

氷の造形魔法を使う、グレイ・フルバスター。

 

 

「ただいま、調子は変わりないか?何か変わったことはないか?」

妖精女王(ティターニア)”エルザ・スカーレット。

 

「おい、今日こそ決着つけようぜ!オレとお前のどっちが強いか、勝負だ!」

火竜(サラマンダー)”ナツ・ドラグニル。

 

「あい!今日もまた、ナツが負けるに一票!」

“奇妙なネコ”ハッピー。

 

「おかえりなさい。お腹空いてる?」

“魔人”と呼ばれた、ミラジェーン・ストラウス。

 

「よう、調子はどうだ?今日も漢らしいな。」

漢を目指す男、エルフマン。

 

「ちょうどいいとこに来た。酒、一緒に飲まないかい?」

カードを使う魔法を用いる、カナ・アルベローナ。

 

「・・・帰って来ていたか。」

“謎の男”ミストガン。

 

「ああ、帰ってたか。」

「相変わらず、可愛らしい顔してんのねぇ。どう?雷神衆に入らない?」

「ヒヒヒ!そりゃあいい!これで、事実上、ラクサスの雷神衆は“妖精の尻尾(フェアリーテイル)”最強だな!」

“妖精の尻尾”における最強クラス三人、雷神衆。

 

「いい加減、俺の下につく気になったか?」

マスターの孫、ラクサス・ドレアー。

 

「あ、あのさっ!よかったら、私と仕事行かない?」

妖精の尻尾(フェアリーテイル)”の新人で星霊魔導士の少女、ルーシィ。

 

 

“魔法”の概念が一般化され、生活の一部となっている異世界。

 

そんな世界で“世界”を、“人類”を護った“彼”はどのような“絆”を紡いで何を見るのか。




いつか、書く!

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