短編かつ本編の裏話に近いです。
アンツィオ高校に行く前の前哨戦みたいなものですね
この日、アンツィオ高校の生徒であるカルパッチョことひなは悩んでいた。
カルパッチョは恋しているのだ。
そう伊藤巧に・・・
カルパッチョはどうすれば彼が振り向いてくれるかをかなり思案していた。
でも、答えがなかなか出なかった。
そして彼女は一人では考えるのは無理だと思い、大洗女子学園に在学している鈴木貴子ことカエサル、たかちゃんに相談する事にした。
「もしもし、たかちゃん?少しいいかな?」
『どうしたの?ひなちゃん」
「実はね。私、恋してるの」
『えっ・・・』
幼馴染の思いがけない告白にカエサルは言葉を失った。
「あの人の事を思うとドキドキして心が鳴りやまないの。でもあの人は遠い存在で私の思いに気づいてくれないの。でも私は彼の事を思い続けているから絶対に気づいてくれるよね?でも私以外にも彼の事、好きな子はいっぱい居るんだ。でも関係ないよね?もし彼が私以外の誰かと付き合ったらその子を殺すから。だけど絶対にそんなことはならないけどね。彼は絶対に私に振り向いてくれるからね。それに・・・」
カルパッチョの口から永遠と言葉が流れていた。
『ちょっと待って!ひなちゃん!』
あまりにも異常なカルパッチョの言動にカエサルは声を荒げて止めた。
「どうしたのたかちゃん?そんな大声出して」
『その、えっと。ひ、ひなちゃんの好きな人ってどんな人?」
「たかちゃんになら教えてもいいかな」
カエサルはカルパッチョの話を逸らすことに成功して一安心した。
「その人は私より年上でとても仕事に真面目で優しんだ。戦車道連盟の強化員をしていて生徒の悩みに真剣に付き合ってくれる人なんだ」
カエサルはその人物像に少し引っかかる者がいた。
それはごく最近にあった事のある人物だった。
『あのさ。ひなちゃんの好きな人の名前は?』
「伊藤巧さんだけど」
カエサルは度肝う抜かれていた。
最近、同じ戦車道をしているメンバーが伊藤巧といちゃついていた事があったのだ。
それにカエサルは伊藤巧の事をあまりよくは思っておらず、女たらしとばかり思っているのだ。
それが幼馴染に毒牙を向いた事に少し怒りを覚えていた。
『ひなちゃん。絶対そんな男良くないよ』
「たかちゃんでもそんなこと言うと怒るよ?」
カルパッチョはカエサルの一言で完全に激怒していた。
「そうだ!たかちゃんも巧さんの良さに気づかせてあげる」
『私は別に!」
「それじゃあね。たかちゃん」
カルパッチョはカエサルの声も聞かずに電話を切った。
「ふふっ別にたかちゃんなら一緒に巧さんと居てもいいかな?」
カルパッチョはカエサルに巧に
一応、続きますので・・・