僕と戦車乙女の“非”日常です   作:神崎識

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短編の番外編です!

巧が堕とした女の子のお父さんが巧を陥れようとしてヤンデレに阻止されるお話です!

閑話関しては短めで行きますのでよろしくお願いいたします!

たまに長編にしますが基本は短編です!

閑話は巧がメインではなく、他の人をメインにする話です!


『閑話』巧が知らない所で起きた事です!
『閑話』お父さん達の悪『巧』みです!『西住常夫編』


これは巧の知らないところで起きた出来事だ。

 

西住みほ、まほの父親で西住しほの夫の西住常夫があることを企てていた。

 

それは巧に大きく影響することだ。

 

「あの男が来てからしほさんは変わってしまった。俺には冷たく接して部屋も別にされて表面上は夫婦だけどまるで仮面夫婦だ。それに俺に内緒で家を空けることが多い。その時は俺も見たことない可愛い服を着て出かけてる・・・」

 

西住常夫は自室で1人で嘆いていた。

 

「まほもみほもあいつが来るまでは俺に甘えていたのに・・・あいつが来て数日で反抗期の娘みたいに俺に冷たく接するようになった!」

 

常夫はバンッと机を怒りで叩いた。

 

「2人が中学に上がるころにはもっと冷たくなって口も聞かなければ無視し続けられた・・・。みほが転校することも一切俺に言わなかった。それどころか相談もされなかった!」

 

最愛の妻と溺愛している2人の娘をある男せいで自分に見向きもしないようになったら誰でも怒るだろう。

 

実はこれには裏があり、過去にみほとまほが巧を監禁した時に常夫が巧を追い出す為に逃がした事を2人は根に持っており、実の父親なのに恨んでいるのだ。

 

ちなみにしほは巧と出会った時すでに常夫への気持ちは冷めており、立場と世間の評判と西住家の名の為にしょうがなく夫婦を続けているのだ。

 

「あの男に復讐してやる!」

 

常夫は復讐に燃えていた。

 

~★~

 

「まずはあいつの評判を落としてやる!」

 

常夫はそう言ってネットの掲示板に書き込みをした。

 

『伊藤巧はロリコン』

 

『八百長で試合に勝った』

 

等々の根の葉もない事を書き込んだのだ。

 

「これでたちまちにあいつの評判はがた落ちだ!」

 

そう確信していた常夫であったが・・・

 

「ん?書き込みが消された・・・」

 

書き込んだ内容が何故か消えていたのだ。

 

「そんな馬鹿な!ならもう一度!」

 

常夫は諦めずにもう一度同じ内容で書き込んだが、すぐに消された。

 

「な、なぜだ・・・」

 

常夫は愕然としていた。

 

「なら直接まほに言って好感度を落としてやる!」

 

巧はスマホを取り出して娘であるまほに電話をかけた。

 

ちなみにみほの電話番号は常夫は知らないので電話をかけれないのだ。

 

みほは実の父親の常夫を毛嫌いしているので伝えていないのだ。

 

数コールしてまほが電話に出た。

 

『もしもし。こんな時間に何ですか?』

 

父親に対して異常なまでに冷たい対応をとるまほ。

 

「少し時間いいか?」

 

『5分まででお願いします』

 

普通の親子なら学園艦で暮らしているので親と長く電話するはずだが、まほは短時間で電話を済ませたがってた。

 

「実は巧君の事なんだが・・・」

 

『はぁ・・・巧さんの悪口ですか?』

 

まほは常夫の言おうとしている事を先読みして言った。

 

「そ、そうだけど・・・」

 

『巧さんの悪口を言う人と話したくはありません。巧さんは私にとって大事な人ですから」

 

「ま、まほそれは!」

 

常夫がまほに追求しようとした瞬間。

 

『もう話したくありません』

 

冷たい一言で電話を一方的に切られる常夫。

 

「それならこの事をしほさんに言ってやる!」

 

常夫は自室を飛び出してしほが仕事部屋にしている書斎に向かった。

 

そして勢いよく扉を開けた。

 

「常夫さん。入室の際はノックを」

 

「すまないしほさん。でもしほさんに聞いて欲しい事があるんだ!」

 

常夫はしほの仕事机に近づいた。

 

仕事机の上には結婚当時にはあったツーショット写真はなく、黒森峰女学園の中等部に入学した時の写真があった。

 

それだけではなく、しほが使っている万年筆も結婚して10年の記念に常夫がしほにあげた万年筆ではなく、巧が日本戦車道連盟に就職してもらった初任給でしほにプレゼントした万年筆を使用していたのだ。

 

「しほさん。僕があげた万年筆は?」

 

しほの前では猫を被る常夫だが、万年筆の事を知らなかったのでまほの事を気にせずに聞いた。

 

「あれなら捨てました」

 

「えっ・・・」

 

思いもよらない一言に常夫はただ立ち尽くすだけだった。

 

「記念の物なのに?」

 

「巧さんからもらった万年筆があるのでもう不要なので捨てました」

 

「う、うそ・・・」

 

がっくりと肩を落とす常夫だったが。

 

「実はその巧君はまほに手を出しているんだ!」

 

と言った。

 

常夫はこれでしほさんの目が覚めると思っていたが、それは思い通りの展開にはならなかった。

 

「そうですか。それなら次期師範は巧さんとします。夫婦2人で西住流の名を背負って欲しいですね。欲を言えば巧さんと私が・・・

 

しほの最後の方は常夫に聞こえなかったが、常夫はそれに反論した。

 

「我が子に手を出した男を許せるんですか!」

 

「構いません。巧さんなら許せます。それよりも常夫さん」

 

常夫に冷たい言葉を投げかけているしほが覇気むき出し始めた。

 

それに常夫は驚いて動けずにいた。

 

「巧さん事を悪く言いましたので今月のお小遣いはなしです。異論は認めません」

 

そう言ってしほは立ち上がり仕事部屋から出ようとしていた。

 

「しほさんどこに行くの!」

 

常夫は我に返りしほを呼び止めた。

 

「常夫さんと話していると気分が悪くなります。癒されるために少し巧さんとお話ししてきます」

 

そう言い残して仕事部屋を後にするしほ。

 

残された常夫は絶望で動けずにいた。

 

そして絶望のあまり涙があふれ出ていた。

 

常夫は自らに問いかけた。

 

なぜこんなことになったのかと。

 

本人は気づいていないが仕事で家族サービスをおろそかにしている事もあったのでそれも影響しているのだろう。

 

だからこそもう家族の中に常夫を愛している者は居ないのだろう・・・




どうでしたか?

こんな感じで進めていきますのでよろしくお願いいたします!

本編の方も更新していきますのでよろしくお願いいたします!

それではまた次回!

チャオ!
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