オレの個性は地怨虞……地怨虞!?あの角都さんの!? 作:ベニヤ板
速い!
「それじゃあ、組み合わせと対戦する教師を一気に発表するよ!」
・第一戦目、セメントスVS切島、砂籐
「頑張れ切島君!」
「おう!」
「・・・・・・・え?オレは?」
それとアニメとか漫画じゃないとわからないけど、ここのセメントス先生のポーズがジョジョ立ちみたいでウケる。
・第二戦目、エクトプラズムVS蛙吹、常闇
「エクトプラズム先生の見た目ってコスチューム?それとも素?」
「ああ、素だ。」
・第三戦目、パワーロ-ダーVS飯田、尾白
「あの時は発目がすまなかったな。」
「ああ、いいっすよ。奇跡的に心臓失わなかったし。」
・第四戦目、相z・・・・・イレイザー・ヘッドVS轟、八百万。
「ヤオモモ、自分に自信をもって言いたいことはしっかり言うんだぞ?」
「は、はい!」
・第五戦目、13号VSオレ、麗日
「あれ?てっきりセメントス先生じゃなかったからミッドナイト先生が相手だと思ってたけど・・・・・・」
「その理由に関しては後で読者さんには説明しますので。」
「いない青山君の穴埋めとかそんなんでは?」
「ないです。それとメタネタが多くてアメコミのデッド〇ールみたいって感想欄で言われてましたよ。」
「13号先生!それマジ!?」
・第六戦目、根津VS芦戸、上鳴
「芦戸さん頑張れ!あとついでに上鳴君。」
「ついで!?」
「あははー!」
・第七戦目、プレゼント・マイクVS耳郎、口田
「体育祭でオレの事モンスターって言ったの忘れたわけじゃありませんからね!」
「いや、本当にあれは悪かった!コンプレックスだとは知らなくて!」
「それはいいですけど、あれが原因で読者からのマイク先生の評価、結構低いですよ。」
「マジで!?」
・第八戦目、スナイプVS障子、葉隠
「特に語ることはあるまい。」
「「「!?」」」
・第九戦目、ミッドナイトVS峰田、セロファン
「打つの面倒だからってちゃんと本名書けよ!!!」
「次行こ次。」
・第十戦目、オールマイトVS緑谷、爆豪
「ねぇねぇ角都君、どうして『私が、する!』の場面カットされちゃったの?」
「いらないかなと思いまして。」
「酷い!」
よし、これで全員の相手とペアが判明したね。
しかしこうしてみると、メタいこと言いまくったなぁ。
これは〇ッドプール言われてもおかしくないわ。
と、ここで試験のルールを説明される。
「制限時間は30分!君達の目的はこのハンドカフスを教師にかける!orどちらか一人がステージから脱出することさ!」
「先生を捕らえるか脱出するか・・・・・なんか戦闘訓練似てんな。」
「ヴィランを捕らえるか、応援を呼ぶために逃げるかってことだね!」
「とはいえ戦闘訓練とはわけが違うからな!
相手は、超~~~~格上!」
「格・・・・上?イメージ無いんすけど」
「Dummy!Hey girl, watch your mouth,huh!!?」
「googleの翻訳サイトで翻訳したら『ダミー! ちょっと女の子、あなたの口を見る!ハァッ!?』になった。」
「意味不明ww英語の教師なのにww」
「口に気をつけろって事だよ!!!」
「まぁまぁマイク先輩、その辺に。
今回の試験は極めて実戦に近い状況での試験!
僕らをヴィランそのものだと考えてください!」
「ホォ・・・・・・(凶悪な笑み」
「ヒッ!か、角都君、お手柔らかに・・・・・・」
「会敵したと仮定し、その場で戦い勝つことができるならそれでよし。
だが・・・・・・」
「実力差が大きすぎる場合、さっき角都が言った通り逃げて応援を読んだ方が賢明。
轟、飯田、緑谷、後角都も一応、お前らならわかってるはずだ。」
「あの、なんでオレだけ一応?」
(もう、間違えない!それをこの試験で合格して、証明してみせる!)
「あのー、飯田君?突然シリアスするのやめよう。
作者が風邪ぶり返すから。」
「そう!君らの判断力が試される!けどこんなルール逃げの一択じゃね?って思っちゃいますよね~」
「え?オレは別に・・・・・13号先生戦闘特化じゃないし、普通に倒せそう。」
「慢心じゃなくて事実っぽいのがおかしいなぁ!
普通戦闘特化じゃないプロだろうと卵より強いはずなんだけどなぁ!
コホン、そこで私たちィ、サポート科にこんなの作ってもらいましたー!」
オールマイトはどこにあるかわからないポケットからそれを取り出す。
「超圧縮おーもーりー!(某ネコ型ロボット風)
体重の約半分の重りを装着する!」
「あれ?じゃあオールマイトだと約137kgの重りをつけることに・・・・・」
「その通り!ハンデってやつだ!
古典だが、動きづらいし、体力も削られる!
あっ!やっば、結構重い・・・・・さすが137kgの重り・・・・・
因みにデザインはコンペで、発目少女のが採用された!」
「いやー、角都さん!前回のパワードスーツに関してはご迷惑をおかけしました!」
「死ななきゃ安いさ!気にするな!」
「そこでお詫びとして前回のを改良した物を持ってき「発目少女!?なんでいるの!?」
帰りました。
「・・・・・・戦闘を視野に入れさせるための重りか。舐めてんな」
「ハッハッハ!どうかな?」
オールマイトの目力すごいな・・・・・・
「よし、チームごとに用意したステージで一戦目から始めていく。
砂籐切島、用意しろ。」
「「ハイ!」」
「出番がまだの者は見学するなりチームで作戦を考えるなり好きにしろ。」
「頑張れ切島君!正直なんも考えずに正々堂々戦ったら負けるぞ!」
「じゃあ作戦組まないとか・・・・・・」
『期末演習試験、レディ、ゴー!』
フハハハハ!見学!見学!
「ねぇ角都君。」
「ん?どうした緑谷君?」
「さっきなんも考えずに正々堂々戦ったら負けるって言ってたけど、それってどうして?
一応君の意見を聞いておきたいんだ。」
「ああ、それか。
恐らくあの二人がペアとして選ばれた理由は互いに持久力が無いからだ。」
「うん、それはなんとなくわかってる。
でもなんでセメントス先生が相手だと思う?」
「セメントス先生はその名の通りセメントを操れる。
この個性は非常に強力でこれといった弱点が見当たらない。
あの二人の苦手な持久戦を仕掛けることもできるし、短期決戦も可能。
あの二人みたいに持久戦が苦手な個性の人間や、逆に短期決戦が苦手な人間相手にはこの上ない実力を発揮する。
たとえ持久戦、短期決戦のどちらもできた相手だとしても安定して戦える。
この試験はわざと天敵の個性の教師をぶつけてるのさ。
だからオレの対戦相手の予想の一人にセメントス先生が入ってたんだ。」
「やっぱりか・・・・・僕もそう思ってたんだ。」
「よくわかったねあんたら。自分の番が来るまで対戦相手との相性を、きっちり考えておくことさね。」
そんなこんなしていると、どうやら二人がセメントス先生とエンカウントしたようだ。
「だから作戦を考えとけって言ったんだが・・・・・・・」
モニターを見ると、二人で元気にオラオララッシュをしている。
「・・・・・・・なんも考えて無いね」
「切島君そういうの苦手だしな・・・・・・まあ本来あの個性だと変に考えるよりゴリ押しの方がいいんだが、セメントス先生にはそれが通じないんだよなぁ・・・・・・・
麗日さんも13号先生は天敵だとしっかり理解して、考えておくんだぞ。」
グングン破壊していき、コンクリの粉で二人が見えなくなる。
これ、原作通りになるな、このままじゃ。
「「ウオオオオオオオ!!!」」
ひたすらに殴って殴って、壊し続ける。
だが、すぐに壁が出てくる。
「キリがねぇよ!ぶっ壊しても!ぶっ壊しても!」
「もう・・・・・・眠い・・・・・」
「頑張れよ砂籐!」
だんだんとコンクリートの壁はこちら側に反っていき、ドーム状になっていく。
「ウオオオオオ!?」
そしてそのドームはどんどん狭くなっていき、押しつぶそうとしてくる。
「消耗戦に極端に弱い、いいかい?
戦いとは、いかに自分の『得意』を押し付けるかだよ。」
誰もがリタイヤと思われるその状況。
セメントス先生までも、一瞬そう思っていた。
「・・・・・・?」
どこからか『ガガガガ』という音が聞こえる。
まさかと思いドームを無くし、二人の状況を確認する。
すると、気絶した砂籐が倒れ伏しており、切島はいなかった。
「何!?まさか・・・・・・」
その瞬間、ボゴッという一際大きい音が後ろから鳴り響く。
後ろを振り向くのと、自身の足に何かが取り付けられるのは同時だった。
「ヘヘッ・・・・・・・」
その後ろには、地面から上半身だけ出した切島が、自身の足に向けて手を伸ばしており、その足にはハンドカフスが取り付けられていた。
「・・・・・・・なるほど。
私から二人が見えなくなったところで地面を掘ってこちら側に近づいてきたのか。
ギリギリまで気付かれないように。」
「ええ、その通りですよ、セメントス先生。
砂籐と話し合った結果、そっちからこちら側が見えなくなった時、オレが地面に潜る事にしたんすよ。
気付きませんでした?
そのためにいつもより硬化を緩くしてたんすよ。」
「ふぅ・・・・・・合格だ!」
『切島、砂籐、試験合格!』
~角都、初めてのおつかい~
これは、角都が4歳のころの出来事。
『パエリヤパエリヤ、パッパパエリヤ』
『かの有名な雄英高校があるここ、〇〇市
そこの市内には、NO.6ヒーロー、オクトパスの自宅があります。
そこの家のご主人はもちろん触手ヒーローオクトパス。
どんなヒーロー活動をしているかは大人になってからお父さんかお母さんに聞こう。
オクトパスさんは綺麗なお嫁さんと息子さんの三人で暮らしています。』
「いい角都?パパがね、お仕事に行くとき、お弁当忘れて行っちゃったの。
パパに届けてあげて。」
「ああ、わかった、母さん。」
「もうっ!久しぶりの登場なのに角都ったら!ママって呼んでって言ってるのに!」
『さて、今回初めてのおつかいに行くのは一人息子の角都君。
すごく大人っぽい佇まいと口調だね!
でも、異形型で口に縫い目があるせいで友達ができないらしいんだ。
バッチリおつかいを頑張って、皆にかっこいいとこ見せちゃえ!
・・・・・・おや?誰かと思えば、お父さんの所で
多分オクトパスさんの息子さんが心配で見に来たみたい!』
そこに、角都の前にいじめっ子集団が現れる。
『ああっ!大変!この辺りで噂の悪ガキたちだ!
悪戯も沢山していじめも沢山してる悪いやつらだ!
これにはサイドキックさんも飛び出して・・・・・・おや?』
「ヒィツ!か、角都だ!皆逃げろ!」
『どうやら角都君、この子たちのいじめを止めたことがあるらしいのだけど、それが原因で恐れられてるみたい。』
「(悲しい目)」
『あれ・・・・・?なんか悲しそう。
やっぱり怖がられるのは嫌なんだね。
でも角都君、こんなことでは泣きません。
頑張って!』
そのまま進んでいく。
すると、角都は公園の前で突然立ち止まる。
『おや?角都君、遊具で遊びたいのかな?
でも今はそんな時間無いよ?』
「・・・・・いいなぁ、あの異形型。
友達がいる。(哀しい目)」
『哀しい!子供でこんな哀しい目をするなんて思いもしませんでした!
一体どうしたらこんな目をする四歳児になるんでしょう・・・・・・』
さらに進む。
すると、一匹の野良猫を発見し、角都はなでる。
『あっ、猫ちゃんだ♪角都君、猫ちゃんが好きなのかな?』
「お前だけだ・・・・・・オレを怖がらないのは・・・・・・(死んだ魚の目)」
『・・・・・・もはや哀しすぎて、可哀そうすぎて目も当てられません。
異形型差別とはこのご時世、もうほとんど無くなったと思ってましたが、そんなことは無いんですね・・・・・・
頑張れ!事務所までもうすぐだ!』
猫と別れて、さらに進む。
そして、事務所に到着する。
『さぁ角都君!事務所に着いたよ!
今回のおつかいはこちら側が学ぶ事が多かったですねぇ・・・・・・』
こうして角都の初めてのおつかいは終了した。
因みにこの回はいつものほのぼのとした物ではなく、反異形型差別の番組になってしまうため、放送はされなかったという・・・・・・・