そういえば、ガチャを引いたら諸葛孔明が出てきました。星5なのは嬉しいですね。というか、うちのカルデアにはアサシンばっかり来るんですよねぇ。
今のメインパーティーがマシュと刑部ちゃんで、サブがエミヤと孔明さんなんですが、マシュは防御型の宝具で、刑部ちゃんも防御とHPアップのバフ型だし、孔明さんはデバフだし・・・。 エミヤしかアタッカーがいない。
好きな英霊は邪ンヌとアルトリア・リリィと沖田さん!
そんな私の最新話。では、最新話どうぞ!
途轍もない衝撃を受けて、俺は目を覚ました。騒がしいアラーム音が鳴り響いてる。
俺は自身の部屋に戻り、ベットの上に横になった所までは覚えている。しかし、そこから先は覚えていない。何が起きているのかと困惑しながら、入り口に近づく。
入り口の自動ドアはゆっくりと動く。そして見えたのは---真っ赤に染まる。カルデアの通路だった。
「何が、起きて・・・」
「刃!無事でしたか!」
まだ火の手が回っていない通路から、アルトリアがこちらに向かってきた。
「これは・・・何が起きたんだ?」
「分かりません。ですが、爆発が起きた事は事実です」
アルトリアはこの状況を、冷静に処理している。つまり、爆発が起きた結果、様々な場所に火の手が回っているという事か。
「とにかく、生存者達と合流する事が先決だ」
「了解しました、マイマスター」
アルトリアと共に火の手が回ったカルデアの内部を駆けていく。
アルトリアは英霊であるため、この程度では何という事も無い。俺も普通では無いために、多少の火は無視して進み続ける。
すると、いきなり広い場所に出た。
そこには・・・潰されて血が流れているらしきマシュと、その手を握る立香だった。
『・・・レイシフト、開始します』
想定外の音声が聞こえてきた。
『レイシフトまで、3・・・2・・・1・・・、レイシフト、開始します』
その瞬間、俺の視界は黒く染まった。
次に意識を取り戻した場所は、炎に包まれた町の中であった。
そして気付く。知らないはずはないのだ。此処で様々な事があった。
前世の記憶を明瞭に思い出せた頃の俺、そして聖杯戦争に参加した事、親友の士郎が俺の助けになろうと凛に弟子入りした事、合計六騎のサーヴァントと戦った事、バーサーカーのマスターが士郎の義理の妹であった事・・・何よりも、アルトリアと出会えた事。
前世は関係なく、今の俺という存在を形造る事となった出来事の数々。辛く、厳しく、悲しく、けれど楽しかった。
俺が生まれ、様々な事を経験したこの場所を忘れる訳がない。
此処は、この町は冬木だ。
俺は心でそれを理解した。なぜこんな事に・・・そう混乱しているというのに、背後から何かしらの反応がある。背後を確認すると、そこには骸骨で出来た人型が存在した。
「・・・ッ!」
正面に振り下ろされた剣にギリギリで対応できた。すぐさま剣を振りきったスケルトンに近づき、思い切り腹にあたる場所を蹴った。すると、骨がバラバラになりそのまま地面に転がった。
動かないが、念の為に骸骨の頭を持って投げようとすると、かなりの音が聞こえてきた。
もしやと思い、背後を見る。そこには何百という数のスケルトンの大群がいた。
「くっ・・・冗談じゃないっ!」
すぐさま逃走を始める。走りながら背後を確認すると、走れないのかスケルトンはついてこれていない。
その一瞬、俺はミスをした。気づいていなかったのだ。近くにいたスケルトンに。その代償は高くついた。
視線を正面に戻す。すると、最初の再現のように剣を振り降ろすスケルトンの姿があった。最初と同じように避ける。けれど、避けきれなかった。
「ガァ・・・!」
腕か持っていかれた、本来なら狂乱するであろう状況に、俺の頭は冷静なままだった。
右の膝でそのままスケルトンを蹴る。あっけなくばらける。しかし、そんな事は所詮その程度だ。それよりも、切れた・・・いや、千切れた腕かあった場所からは、血が絶え間なく流れる。次の瞬間、どこか遠くから衝撃波が飛んできた。
そして、近くにあった家の蔵の中に飛んでしまった。
腕を庇いながら、苦痛に耐える。汗でにじむ視界の中、地面に描かれた陣に気づく事はない。
再び逃げるため、ふらつきながらもどうにか立ち上がる。
次の瞬間、地面が光り輝く。
光臨が回る、廻る。運命の様に光り輝く光臨は、陣の中央に収束する。
「サーヴァント《Hatter》。聞こう、君が僕の主かい?」
前世の記憶を思い出せなくても、サーヴァントについては覚えていたのだが、残っている知識には存在しない《英霊》。俺自身も詳しい訳ではないが、知識の中には彼女については一欠片すらも存在していない。
しかし、マスターでありサーヴァントのステータスを確認できる俺にはわかる。彼女は常識外である事が。
俺は腕が存在した場所に手を当てながら、苦痛に口を歪めながら、自身が置かれている状況に悩みながら、何の因果か、彼女を召喚した事で生き残れると確信した。
彼女は小柄で、水玉模様の蝶ネクタイと異様に大きなシルクハットを被っている。
彼女はいきなり狂ったように笑い始める。
おかしいのだろう、怪しくもある。しかし、それでも彼女に頼る。
命を持って助かるために。