追跡鶴   作:EMS-10

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 ゴトランドが着任してくれたので、初投稿です(挨拶)

※注意※
今日も鎮守府は平和です
お前らの嫁だろ、早くなんとかしろよ


※この小説内の季節は、8月下旬頃となっています。予め、ご了承ください。



第84話・銀色のゾンビ(ネメシス)

 

──第603鎮守府、演習海域──

 

 

side 涼月

 

 

14:40。

 

 

「こちら、涼月。所定の位置に就きました。何時でも行けます」

 

『了解。では、まず第一戦速で航行を行ってくれ』

 

「了解しました」

 さて、航行の準備を整えましょう。

 無線のスイッチを切って、停止させていた主機を操作して、第一戦速に設定して──よし。行きましょう。

 

 艤装から駆動音が鼓膜に響き、ゆっくりと海上を進む。

 此処(演習海域)に来る時、最初は第三戦速で航行しましたが、以前よりも遥かに速く、何度か転倒しそうになりました。なので、第二戦速に変えて航行しましたが、それでも速かった。

 以前の艤装と同じ感覚だと、まともに扱えませんね。

 

(別物だと割り切りましょう)

 仕様書にが書かれている通り、航行速度だけでなく、反応速度も早くなっています。

 ほんの少し身体を傾けるだけで、直ぐに曲がってくれます。以前なら、曲がるまでに少しだけラグがありましたが、今はそれが全くと言って良い程ありません。

 それだけでなく、例えば面舵をとろうと考えた瞬間、艤装が動き、面舵をとってくれます。

 

(まるで、私の考えている事が分かっているみたいですね)

 艤装との同調率が高いから、私の考えている事が伝わるのでしょうか?なら、試してみましょう。

 

(涼月(・ ・)、お願いがあります。少しだけでいいので、艤装本体の反応速度を鈍くして頂けないでしょうか?)

 今の反応速度では、第三戦速以上で航行したら、確実に転倒してしまいます。

……あら?先程よりも航行しやすくなりました。もしかしたら、私のお願いを聞いてくれたのでしょうか?

 

(ありがとうございます、涼月(・ ・))

 心の中で、艤装──涼月(・ ・)にお礼を言うと、感情の様な物が、()の中に流れ込んできました。これは……喜び?

 

(暖かい……)

 まるで母に抱かれた様な安心感があります。

 心が……落ち着きます。

 

『こちら、提督。涼月、急にバイタルが変わったが、何かあったのか?報告してくれ』

 

「……こちら、涼月。異常はありません。大丈夫です」

 第一戦速で航行していると、提督から無線が入りました。

 

 先程までは不安でしたが、艤装から感情の様な物が流れ込み、落ち着く事が出来ました。もしかしたら、それが原因で()のバイタルが変わったのでしょう。

 そして、端末で確認をしていた提督が疑問に思い、無線で聞いてきたのかもしれません。

 

『……分かった。さて、涼月。これから徐々に戦速を上げて航行してくれ。戦速を上げるタイミングは、そちらに任せる』

 

「了解しました」

 無線を切り、再び航行。先程と比べて、格段に航行しやすくなりました。この反応速度なら、バランスを崩さず航行出来そうです。

 

 

…………。

 

 

『涼月、一通り試験航行を行ったが、何か異常は無いか?』

 

「こちら涼月。異常はありません。大丈夫です」

 

『了解した。一旦、埠頭に戻って来てくれ。バイタルを確認した所、軽度の脱水症状に陥っている。少し、休憩をとってくれ』

 

「了解!」

 試験航行を開始してから、一時間近くが経ちました。

 妖精さんの加護で和らげられているとはいえ、照りつける太陽が全身を焼き、更に艤装からの排熱により、大量の汗をかいてしまいました。

 まだ航行出来ますが、提督が戻ってくるよう指示を出されたので、埠頭に戻りましょう。

 

 一時間近く試験航行を行った事で、艤装の反応速度に慣れ、第五戦速で航行しても、バランスを崩さなくなりました。

 

(一杯で航行しても、バランスを崩さないようにならないといけませんね)

 それに、砲雷撃を行う時も、安定して行えるようにならないといけません。やる事が多いです。

 

(早く、感覚を掴んで、使いこなせるようにならないと……)

 でないと、実戦でまともに戦う事が出来ません。

 

(慌てず、焦らず、諦めず、迅速に)

 養成所で長門教官から教わった事を思い出し、自分に言い聞かせます。

 今の()は、あの時の()とは違います。自信を持ちなさい。

 

 

 

side 涼月 out

 

 

───────

────

 

 

side 提督

 

 

16:50。

 

 

「……よし、涼月。そこまでだ」

 涼月の試験航行を行ってから、二時間近くが経った。

 最初は艤装の反応速度に慣れなかったのか、何度もバランスを崩し転倒しかけたが、今はもう慣れて感覚を掴んだのか、安定して航行・砲雷撃が出来るようになった。

 

(しかし、まだ不安定なところがある)

 完全に扱い切れてはいない。

 これは暫く出撃させず、試験航行をさせるべきだな。

 

「艤装及びバイタルに異常は見られません」

 

「分かった」

 端末を見ながら、夕張が報告してくれた。

 俺が一番警戒していた、艤装から記憶や感情が流れ込み、涼子(・ ・)が苦しむ、というトラブルは今の所起きてはいない。しかし、油断は出来ない。

 

(何時流れ込んで来るか、分からないからな)

 その為に、夕張や派遣された妖精さん達に、しっかり涼月のバイタルを確認するよう、頼んである。

 

(今は、涼月を信じて見守ろう)

 ()を信じてくれ、と言ったんだ。信じよう。

 

「提督、試験が一通り終了しました。この後はどうします?」

 

「そうだな……誰かに頼んで、軽く演習をしてもらおう」

 航行や砲雷撃は少しだけ不安定だが、あと数日動かせば、慣れて完璧に扱えるようになるだろう。

 

「了解しました。誰に頼みますか?」

 

「んー……時雨に頼もう」

 何故時雨を選んだかって?

 同じ駆逐艦娘同士で、足の速さを活かした高速航行を行いながら砲雷撃をしてもらう為だ。

 それに、時雨は夜間警邏組と待機組に含まれていない。

 だから、時雨を選んだ。 

 

(耐久性の確認もしたいが、それは明日以降にしよう)

 一度にやると、涼月に負担がかかってしまうからな。

 そうと決まれば時雨を呼ぼう。えっと、スマホを取り出して、L○NEを起動。時雨、時雨……あった。

 

(えーと、内容は──)

 

 

 

 

──────────────

 

 

 

 

……そして、83話の冒頭に戻ります。

 

 最初は時雨が優勢だったが、演習を行っているうちに涼月は艤装の反応速度に慣れ、少しずつ押し返し始めた。

 

 ただ、主砲や魚雷を放っても、時雨はアクロバットな動きで全弾回避した。

 余談になるが、回避する度に時雨のスカートが派手に捲れて、装束と同じ真っ黒の三角形をした布が何度も見えたが、俺は真面目モードになっていたから、精神にダメージは受けなかった。

 

 話を戻そう。

 涼月の主砲と魚雷の残弾がゼロになり、ここまでかと思ったが、ギミックを作動させ、一気に巻き返した。

 そして、涼月は時雨の肩を掴み、バインドボイスで仕留めようとしたが、腹部にパイルバンカーを撃ち込まれてしまった。

 

 改装される前の涼月なら、確実に大破していたが、AGP仕様に改装され、耐久性が大幅に向上した為、パイルバンカーの直撃を喰らっても、小破未満(カスダメ)で済んだ。

 

 その後の展開は、83話の冒頭に書かれた通りだ。メタいかもしれんが、気にしないでくれ。

 

「あー、ビックリした。凄い声量ですね」

 

「全くだ。端末は無事か?」

 ゾンビの咆哮が聞こえなくなったから、耳から手を離すと、夕張がそう言ってきた。

 結構な衝撃波が襲いかかってきたから、端末が壊れていないか確認してくれ。

 

「少々お待ち下さい。……大丈夫です、何処も壊れていません」

 

「そいつは良かった」

 流石、妖精さん印の端末だ。なんともないぜ。

……さて、時雨と涼月はどうなったんだろう?

 

『がはっ……!』

 

『あら?まだ動けるのですか?』

 

 端末を見ると、至近距離でゾンビの咆哮を聞かされたのに、時雨は意識を保ち、立っていた。しかし、フラフラだ。根性あるなぁ。時雨の損傷は……大破寄りの中破か。それに対し、涼月は小破未満(カスダメ)

 

『時雨さん、お疲れ様でした』

 

 涼月が右手で、時雨を殴ろうと構えた。

 こりゃ、決まったな。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『ね…ぇ……飴……ちゃん、食……べる……かい?』

 

『──えっ?』

 

 んっ?何だ?──あっ、時雨が懐から何か取り出した。あれは!?

 

『そっ、それは!?』

 

 涼月が焦ったような声を出した。それもそうだ。何故なら、時雨が懐から取り出したのは、

 

『そん……なに、口を……大きく……開けて……』

 

──とんでもない破壊力を持つ。

 

『お腹……空い…て……か……い……?』

 

──爆発範囲は非常に狭いが、直撃すれば、無傷の戦艦ル級flagship改ですら、一撃で轟沈する。

 

『おあ……がりよ!』

 

──41型手榴弾・改なのだから。

 

『ごぼっ!?』

 

 時雨が力を振り絞り、涼月にタックルするように飛び付き、開放されたフェイスバイザーの口に、手榴弾をねじ込んだ。

 おいおいおい、マジかよ。演習用の奴はリミッターが掛けられているとはいえ、凄い火力があるんだよ?

 

『────らァ!!!』

 

 あっ、時雨が涼月の腹を蹴って距離を取った!

 

『〜〜ッ!!?』

 

 涼月は慌てて手榴弾を取り出そうとするが、間に合わない!

 紫色の光が、フェイスバイザーの中から漏れ出した。爆発する!

 

「─────ッッッ!!!」

 爆発した!爆風が、涼月を包んだ!!!

 おいおいおいおい、時雨ェ!やり過ぎだァ!?ヤバいよ!流石の涼月でも、大ダメージ受けちゃうよ!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『o゛o゛o゛…゛…゛o゛o゛o゛o゛…゛…゛…゛…゛』

 

 

 

 

 

「」

 

「」

 

『』

 

 無言。圧倒的、無言。

 爆風に包まれ、大ダメージを受けたかな?と思ったら、ほぼ無傷(・ ・ ・ ・)の状態で唸り声を上げ、多少ふらついてはいるものの、涼月は立って動いている。

 絶望感が凄まじいね。隣の夕張なんか、白目剥いて泡吹いているよ。真正面で相対している時雨は、どんな気持ちで目の前のゾンビを見ているのだろう?

 

 

 

『火薬がひと匙……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

足゙り゙ま゙ぜん゙ね゙ぇ゙!゙!゙!゙』

 

 

 

「夕張、高速修復材を用意してくれ。あと、医務室の用意も頼む」

 時雨はもうボロボロだ。すぐに休めるように、準備を整えてあげよう。

 

「……」

 

「夕張?」

 おーい、返事して?白目剥いて泡吹いている場合じゃないよ?ほら、起きなさい?

 ほっぺたを軽く叩いて、覚醒を促す。

 

「……あっ、はい。何でしょうか?」

 

「よし、起きてくれた。夕張、高速修復材と医務室の用意をしてくれ。後片付けは俺がやる」

 

「り、了解しました!」

 

 夕張を見送り、再び端末を見る。

 流石にこれ以上続けたら、時雨が可哀想だ。下手したら、時雨の精神が崩壊する恐れがある。なので、

 

「時雨、涼月。聞こえるか?」

 無線で二人に呼びかける。

 

『て、提督……た、助けて……』

 

「分かった。すぐに助ける」

 めっちゃ怯えた顔で、俺に助けを求めてきた。

 時雨、良く頑張った。だから、あとは任せろ。

 

「涼月、聞こえるか?」

 無線で涼月に声をかける。しかし。

 

『飴゙ぢゃ゙ん゙を゙頂゙い゙だお゙礼゙を゙じな゙い゙どい゙げま゙ぜん゙ね゙ぇ゙。何゙を゙じであ゙げ゙ま゙じょ゙ゔ?゙』

 

「おーい、涼月?返事して?」

 俺の声が聞こえていないのか、返事をしてくれない。

 涼月〜?演習はそこまでだ。落ち着いて?可愛らしい声が濁点混じりでとっても怖いよ?

 

『ぞゔで゙ず!゙時゙雨゙ざん゙の゙お゙口゙に゙、ナ゙ッ゙グル゙を゙ぶ゙ぢ込゙ん゙で゙差゙じ上゙げ゙ま゙じょ゙ゔ♪゙』

 

「涼月ちゃん?聞こえてる?ねぇ?」

 時雨の口に、君が装着しているナックルは絶対入らないと思います。ねじ込もうとしたら、確実に時雨の顎が外れちゃうと思います。だからやめよう?

 

『o゙o゙o゙o゙o゙o゙o゙…゙…゙…゙…゙』

 

「涼月ィ!ステイ!」

 何で聞いてくれないの?もしかして、暴走したのか!?けど、端末を見る限り、バイタルに異常は見られない。

 

<ていとく〜

 

 なんだい、妖精さん。今、ゾンビとコンタクトを取るのに忙しいんだ。手短に済ませてくれ。

 

<ぞんび殿の無線が、壊れています

 

「……え?」

 ゾンビの無線が、壊れている?

 

<時雨さんの飴ちゃん(手榴弾)のせいで、ぶっ壊れたようです

 

 MA☆JI☆DE?

 それじゃあ、幾ら俺が声を掛けても聞こえないな。よし、ならば時雨の無線からゾンビに声を掛ければ──

 

<あと、爆発音の影響で、ゾンビが一時的に難聴になっています

 

 えー……。それじゃあ、俺の声が届けられないじゃないか。あはははは。……あっ、ゾンビが時雨に襲いかかろうと、ゆっくり歩いて迫っている。

 

『てっ!ていとくっ!たすっ……たすけて……!』

 

 時雨の悲痛な叫び声が、無線から響いてきた。

 

「……時雨、俺の言う通りにしてくれ。そうすれば、何とかなる」

 多分、とは言わないでおく。

 

『何とかなる、って……。手榴弾をブッ込んだのに、ピンピンしているんだよ!?こんな奴を!こんな奴を! こんな化け物(究極生命体)を! 何とか出来る策があるというの!? 提督!』

 

「ああ……あるぜ!」

 

『ええ! あるの!?』

 

「ああ……たった一つだけ残った策があるぜ」

 

『たった一つだけ!そ……それはいったい?』

 

「とっておきのヤツがな! 究極生命体(ネメシス)の足を見ろ! 奴は手榴弾の爆発の影響で、三半規管がやられて、ふらついている。まだ完全に回復しきれてねぇ! そこがつけめ(・ ・ ・)だ! 」

 

『そ……それで?そのたった一つ策とは?」』

 

「こっちも足を使うんだ』

 

『足!?蹴れ、って言うんじゃないだろうね?』

 

「それは無いから安心してくれ。いいか?こういう時はな……

 

 

 

 

 

 

逃げるんだよ、時雨エエエェェェェェェェッッッ!!!」

 

 

『わあ~~ッ!! なんだこの男ーッ!』

 

「いいから、早く走って逃げろォ!!」

 それ以外、助かる方法は無い。

 

『a゙a゙a゙a゙a゙a゙a゙…゙…゙』

 

「時雨ェ!!逃ゲルルォォッ!!!」

 いかん、究極生命体(ネメシス)が復活しかけている。早く逃げろ、時雨!手遅れになっても知らんぞォ!!

 

『提督のバカ!アホ!童○!!!』

 

「どっ、どどどど童貞ちゃうわ!」

 本当は○貞だけど、童○って言われたから、脊髄反射で「○貞ちゃうわ!」って言っちゃった。……あ、あれ?涼月が止まった。

 

『……提督、今、何て仰いました?』

 

 あれ?濁音が入っていない。ゾンビモードが解除された涼月だ。何故戻ったんだ?

 

『先程、時雨さんの無線から、「童貞ではない」という言葉が聞こえたのですが……』

 

 あっれぇ?おかしいなぁ?君、難聴になっていたんじゃないの?何で聞こえたの?

 

<ぞんびの聴力が、たった今戻ったみたいです

 

 俺が疑問に思っていると、妖精さんが答えてくれた。

 あっ、そうなんだぁ。あははははは。都合良過ぎない?

 

『提督、誰で卒業したのですか?』

 

 究極生命体は、さっきまで時雨に向かっていたが、今は俺の居る埠頭に向かって歩いている。ねぇ、何でこっちに向かってくるの?ねぇ?ねぇってば!?

 

『瑞鶴さんですか?翔鶴さんですか?それとも、由良さんですか?扶桑さんですか?誰?ねぇ、誰?』

 

 頭をカクカク揺らしながら言わないで?とっても怖いです。フルフェイスタイプのバイザーを被っているから顔が見えないが、きっとハイライトが消えて、瞳孔をかっ広げているんだろうなぁ。

 

『提督、ありがとう。僕に童○と言わせて、それを否定することで涼月のヘイトを自分に集めて助ける、という作戦だったんだね?』

 

「違います」

 全然違いますよ?そんな作戦じゃないですよ?何言ってんの、君。

 どうやら時雨は、俺の「童貞ちゃうわ!」をネタとして言った事に気付いているみたいだ。それもそうか。君、秋雲から色々教えてもらっているもんね。

 

……冷静に考察している場合じゃないよ。このままだと究極生命体と鬼ごっこする羽目になっちゃうよ。

 誰かに助けを求めよう。そうしよう。

 

 

 

 

 

 

 

『誰゙で゙卒゙業゙じだの゙で゙ずがあ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙!゙!゙!゙』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 この後、俺はネメシスへと進化を遂げた涼月に、めっちゃ追いかけ回された。

 

 

 こうして、後に「銀色のゾンビ」と呼ばれ、日本に名を残す艦娘となった究極生命体が誕生した。

 

 

 

side 提督 out

 

 

───────

────

 





次回予告


 今日の午後に、艦娘が異動して来るのかぁ……。
 秋雲さんはどんな人だろうと、仲良くする自信があるぜェ!
……あっ、来た来た。ちょっくらお話してくるね!
……。
……提督。新しく来た人、ヤベぇわ。秋雲さんの想像を遥かに超えた変態淑女だわ。どう生きていれば、あんな発想が出てくるんだろう?


第85話・ブレーキ?そんな物は無い


「心の○宮では、既に妊娠しています」



【補足的なナニか】

・41型手榴弾改…元ネタは「BORDERBREAK」に登場する武器。
 爆発範囲は非常に狭いが、その代わり、凶悪な破壊力を持っている。
 投げている時や、爆発する直前に、紫色に輝く。

・時雨と提督のやり取り…元ネタは「ジョジョの奇妙な冒険」に登場する「ジョセフ・ジョースター」が言い放った台詞。
 

以上、補足終了。
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