お前らの嫁だろ、早くなんとかしろよ
汚い表現が含まれています
※この小説に登場する人物達は全員、特殊な訓練を受けています。
決して真似をしないでください。
※この小説内の季節は、8月下旬頃となっています。予め、ご了承ください。
「鎧袖一触よ、心配要らないわ」
「心配しか無いよ!」
「なんてパワーなの!?」
「いいから、服を着てください!」
瑞鶴、扶桑さん、そのまま加賀さんの腕を掴んでおいてくれ。
「……ごめんなさい、提督。まさか加賀さんが、翔鶴さんや瑞鶴並にアルコールが弱いとは思わなかったの」
「足柄が犯人か……ちなみに、何を飲ませたんだ?正直に言ってくれ」
テーブルには日本酒やウォッカ、テキーラ、その他色々。とにかく、アルコール度数が高いお酒が所狭しと置かれている。
「……スピリタスのコーラ割りを飲ませました」
「おい」
世界最強のアルコール度数を誇る、スピリタスを飲ませやがったのか……。
さて、ここでどれだけスピリタスがヤバいか、説明するぞ。
瓶ビールを数本空けてもケロッとしている大鳳が、スピリタスを一切割らずにそのまま10ml。たった10ml飲んだだけで倒れた。つまり、それ程ヤバい酒なのだ。
いいか、良い子も悪い子も、決して真似するなよ?急性アルコール中毒で死ぬぞ?
……大鳳はどうなったかって?現在、水を大量に飲んで回復を計っている。時折、妖精さん達が用意した業務用ビニール袋(90ℓ)の中に、ビ○・ザムのビームの様に口から──おっと。これ以上は彼女の尊厳に関わるから、言わないでおく。
「割合はどうした?」
スピリタス1、コーラ9にしたよね?ねっ?
「3:7にしました」
「3:7って、あのさぁ……濃過ぎだよ!!スピリタスだぞ!?もっと薄めろよ!」
「すみません、酔ったせいで、手が滑って入れ過ぎちゃって……」
「……はぁ。もういい。一応聞いておくが、勿論コーラが7だよな?」
「スピリタスが7です……」
「あんたバカぁ!?」
急性アル中にさせる気かッ!!
「ねぇ、
「うおっ!?」
足柄に説教しようとしたら、後ろから加賀さんに抱きつかれてしまった。……って、おい!ヘッドロック!ヘッドロックしないで!?しかも、加賀さんの体温がめっちゃ高くて熱い!ホッカイロ並の熱さだぞ!?火傷しそうだ。体温何度あるの?つーか、抑えていた瑞鶴と扶桑さんは!?
「」
「」
あらぁ〜。気絶して食堂の床に倒れていらっしゃる。
あはははは。……笑っている場合じゃない。
誰かに助けを求めたい。しかし、食堂に残っている面子を見ると、酔い潰れている娘ばかり。あっ、これ詰んだわ。
「今なら誰にも邪魔されず、襲えます」
「襲わなくていいです。大人しくしてください」
おーい、足柄、助けて?君のせいでこうなったんだから、責任を取って──申し訳なさそうな顔をしながら、首を横に振るな。助けなさい。
「分かったわ。大人しく襲うわ」
「大人しく、の意味を辞書で調べてください」
正確には「大人しい」だが、訂正する気が起きない。
あと、「大人しく襲う」って何ですか?日本語おかしくない?パワーワード過ぎません?
「おとな(大人)の形容詞化で、大人らしいが原義。
性質や態度などが穏やかで従順なさま。
騒いだりしないで、静かなさま。比喩的にも用いる。
色や柄などが落ち着いた感じがするさま。また、大胆さがあまり感じられないさま。
他と比べて際だったところがないさま。抑制しているように感じられるさま。
大人びている。大人っぽい。
思慮分別のある年長者らしい。主だっている。
「うん。意味をしっかり理解していますね。なら、その意味の通りにしてください」
良く覚えているね。加賀さん──麻子さんは、昔から記憶力が良いから、覚えられたのだろう。
「やだ」
「やだ、って……」
即答しないでください。
「
「頑張らなくていいです──ぐぇっ!?」
ヘッドロック!絞めないで!ぐ゙る゙じ゙い゙!゙
「痛いと聞くけど、心の○宮では、既に妊娠しています。だから、何とかなると思うわ」
何ですか、心の○宮って!?意味が分かりません!
酔い過ぎて、支離滅裂な思考と発言をしていますよ!?
あっ、こら!ズボンに手をかけないで!?
くそっ、諦めてたまるか!まだ、まだここで卒業するわけにはいかないんだ!!
さて、現在進行形で大ピンチだけど、何故こんな事になったのか、説明しようと思う。
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Another side
<〜〜♪〜〜〜♪
(相変わらず、サンディエゴさんの歌はいいわね)
アメリカ合衆国出身のアイドル艦娘、サンディエゴさんの歌声が、イヤホンから私の鼓膜に響く。
横須賀鎮守府の
私も時々歌ったりしますが、彼女達のように明るく歌えないから、少し羨ましいです。
(本当は大音量で聴きたいけど、そうしたら、車掌さんのアナウンスを聞き取る事が出来なくなる)
乗降口に車内案内表示装置があれば、周りの乗客達の迷惑にならない程度に、音量を大きくしていましたが、私が乗っている電車にはそれがありません。なので、仕方なく音量を小さくし、アナウンスを聞き取れるようにしました。
(昔を思い出すわ)
私が引っ越す前。準や
<次は〜○○〜、○○〜、お出口は、左側です
(○○……私が降りる所ね)
昔を思い出していると、車掌さんのアナウンスが聞こえました。降りる準備をしましょう。
(ここを降りて、また乗り換えて、それから──)
第603鎮守府までの道程を調べましたが、電車での移動が長い上に、電車の本数が少ないから、まだまだかかりそうね。
都会なら、電車を一本逃しても数分後に来るけれど、今私がいるここは、一時間に一本、電車が来るかどうか。それだから、待ち時間が非常に長い。
(待ちきれないわ)
早く着かないかしら?
着いたら、なんて挨拶をしましょう?そして、彼と何を話そう?
(今のうちに、話す内容を考えておきましょう)
あまりぶっ飛んだ事を言って、ドン引きされたらマズいから、マイルドな物にしておきましょう。
例えば、子どもは何人欲しい、とか。新婚旅行は何処に行くか、とか。子どもの名前はどんな物にするのか、とか。
(気分が高揚してきました)
身体が熱い。決して気温のせいではない。興奮により、体温が上昇している。車内は冷房が効いているけど、汗が噴き出てきた。
(落ち着きなさい。冷静になるのよ)
素数を数えて冷静になりましょう。
うぅ、汗が止まらない。このままだと、鎮守府に着く頃には汗だくになってしまう。に、臭いとか、大丈夫かしら?
(制汗スプレーを使ったけど、全然効果がありません……)
何故こんなに、汗っかきな体質なのかしら?嫌になるわ。
Another side out
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─
side 提督
──第603鎮守府、執務室──
08:00。
「……」
燃料、弾薬、鋼材、ボーキサイト。全部余裕がある。
「わ、渡良瀬少佐?」
「……」
主砲と副砲の砲身。魚雷発射管及び魚雷、爆雷投射機に爆雷。大発動艇。そして艦載機。こちらも資材同様、余裕がある。
「あ、あの……」
「……」
艤装本体の部品も、余裕がある。それに、修理する機械も万全の状態だ。フル稼働しても問題ない。
「渡良瀬少佐!」
「……なんでしょう、扶桑さん?」
突然大声出して、どうしました?
「あの、渡良瀬少佐の目が……その……」
「俺の目が、どうしました?」
書類と睨めっこしているから、自分では気が付かないうちに、目付きが悪くなっていたのかな?
「
「はい、提督は大丈夫です!」
今日も提督は元気ですよ?だから、大丈夫です。ハイライトなんて消えていません。というか、どうやればハイライトを消す事が出来るのでしょうか?やり方を教えてください。
「」
「お仕事しましょう?」
ほら、絶句していないで、書類を捌いちゃいましょう?
それにしても、涼月の身体能力が従来の三倍近く上がっていて草生えた。艦娘の装束と艤装の色を赤くしたらどうだ?きっと似合うと思うよ?
「渡良瀬少佐……」
「何ですか?扶桑さん。そんな、悲しそうな顔をして」
「やはり、昨夜の事が───」
「昨夜?
勘違いした涼月に襲われかけたけど、俺が真面目モードになって誤解を解き、平和的に解決したから、
「その、翔鶴さんに襲───」
「
昨日、時雨に○貞と言われたから、脊髄反射で「童○ちゃうわ!」って言ったのが原因か知らんけど、何故か「俺は○貞ではない」「既に卒業した」という噂が広まり、暴走した翔鶴もとい
「し、下着を……その……翔鶴さんに毟り取られて……それで───」
「下半身だけ
そんでもって、危うく
あと少しで
ブチ切れた瑞鶴達が
余談になるが、
……あっ、そうそう。
……これ以上解説したら、運営=サンに
「渡良瀬少佐、その……わ、私は全く気にしていません。なので、その……あの……」
「扶桑さん、昨夜は
これ以上、昨日の話をしないでください。俺の心が持たない。あと、扶桑さん。あなた、指で目を隠していたけど、隙間から一切瞬きをせず、
「アッハイ」
良い返事だ。はい、この話題終了。
「意外と小さかったですね……あの大きさが普通なのかしら?」
「扶桑さん?」
「なんでもありません!」
…………。
13:50。
「……あと10分か」
書類によると、加賀さんは14:00に到着すると書かれている。
「渡良瀬少佐、お茶をどうぞ」
「ありがとうございます」
昨夜の出来事を忘れる為、無心で書類を捌いたからか、8割近く終わった。
ぶっ続けで執務をした為、集中力が切れ、俺が休憩しようと提案したら、扶桑さんがお茶を入れてくれた。まだまだ暑いから、冷たいお茶を用意してくれた。有難い。
「……美味い」
俺好みの、苦味だけでなく、仄かに甘みのある緑茶だ。
「ふふっ、ありがとうございます♪」
お盆を両手で持ち、嬉しそうに微笑みながら扶桑さんはそう言った。
(あと5分……)
お茶を飲み、一息ついていると、針は13:55を指していた。
あと5分で、加賀さんが着任してくる。
(頼むから、何も起きないでくれ)
大本営で会った時みたいに、襲われたくねぇ。もし襲われても、皆に助けを求めれば良いんだけど、止められるのか不安だ。
(野原主任の話だと、加賀さんは大本営では最弱だけど、他所の鎮守府の艦娘達と比べると、戦闘力や艦娘の力が非常に高い、って言っていたからなぁ……)
おまけに、練度が非常に高いし。
そうそう。練度についてだけど、説明すると長くなるから、いつか時間がある時に説明する。
(加賀さんの練度は150。おまけに艦娘の力を、ほぼ完全に引き出せる)
ウチに所属する娘で、加賀さんと同じく、艦娘の力をほぼ完全に引き出せているのは、今の所千歳さんだけだ。つまり、加賀さんを止められるのは、千歳さんだけ。
(ヤバいね)
加賀さんに襲われたら、俺、終わるんじゃね?千歳さんって気分屋な所があるから、助けずに傍観する場合があるし。
……いや、瑞鶴たちに頼んで、集団で止めてもらえれば、何とかなるかもしれない。
──あっ、ノックされた。もう来ちゃったの?
慌てて時計を見ると、14:00になっていた。どうやら考え事をしている間に、時間になったようだ。
気持ちを切り替えて、しっかり対応しよう。
「誰だ?」
『秋雲です。本日着任される方をお連れしました』
「入ってくれ」
普段はおちゃらけている秋雲だが、真面目モードになっている。俺も真面目モードになろう。
ゆっくりと執務室の扉が開く。そして、秋雲と加賀さんが入室して来た。
「本日付で大本営本部より異動して参りました、加賀型航空母艦一番艦、加賀です。提督、それなりに期待しているわ」
「第603鎮守府を運営する、渡良瀬準少佐です。よろしくお願いします」
よし、噛まずに言えた。それに、反射的に「帰ってください」と言わなくて済んだ。もし言ったら、何時だか山城と榛名が着任してきた時みたいに、ドンパチ始まって賑やかになっていた恐れがある。
「……」
あの、加賀さん?どうしました?そんなに睨んで。俺、何か変な事言いました?もしかして、考えている事が顔に出ていたのかな?もしそうならヤバい。
「……秋雲、加賀さんを連れて、鎮守府を
ここは誤魔化そう。後で問い詰められるかもしれないけど。
「了解!加賀さん、行きましょう?」
「……えぇ、分かったわ」
執務室を出る際、加賀さんはチラッと俺を見てきた。その目は──
(何でハイライトが消えているんですかねぇ……)
もしかして、俺の考えていたこと──帰ってください、って思ったことが分かったのかな?あはははは。仕事が終わったら、突撃してきそうだね。
(……仕事しよう)
こういう時は、現実逃避だ。加賀さんに襲われたら、襲われた時に何とかすればいい。マジでヤバくなったら、千歳さんに泣き付いて助けを求めればいい。ガチ泣きして懇願すれば、きっと重い腰を上げて助けてくれる筈。
──ん?スマホが震えている?
ポケットから先日買い直したスマホを取り出し、操作をすると、
(SMS。それも、未登録の番号からだ)
小まめにバックアップを取っておいたから、以前使っていたデータ──メールや電話番号は全部入っている。
(誰からだろう?)
恐る恐る操作し、中身を見ると──
「──えっ!?」
side 提督 out
───────
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─
side 加賀
──第603鎮守府、執務室──
14:00。
『反射的に「帰ってください」と言わなくて済んだ』
(今ここでブチ犯してやろうかしら?)
執務室に案内され、
……落ち着きなさい。
(冷静になりなさい。私はもう、大本営ではなく、彼が運営する鎮守府に着任出来たのだから、チャンスが山ほどあります)
それも、一時的な着任では無い。余程の理由が無い限り、異動する事は無い。
真面目に過ごして好感度を稼いで、振り向かせなさい。
「……秋雲、加賀さんを連れて、鎮守府を
『ここは誤魔化そう。後で問い詰められるかもしれないけど』
「……」
怯えられている。けれど、仕方が無い。そうなる原因を作ったのは、私自身なのだから。
「了解!加賀さん、行きましょう?」
「……えぇ、分かったわ」
一先ず、ここは言われた通り、秋雲さんの後について、鎮守府の
(準、あとでお話しましょう)
今後の事や、私の力について、しっかり話をしないといけません。
執務室を出る際、チラッと彼の顔を見る。
……しまった。ハイライトが消えたまま見てしまった。
『何でハイライトが消えているんですかねぇ……』
ごめんなさい。目を元に戻すのを、忘れてしまったの。弁明したかったけど、今はやめておきましょう。
…………。
「こちらが、入渠施設です」
「……そう」
執務室を出て、私は秋雲さんに案内され、鎮守府内の施設を見て回りました。
案内してくれている秋雲さんは、ずっと緊張したままなのか、表情が固い。
『うっへぇ。めっちゃ怖い顔してる。私、上手く案内出来ているのかなぁ……。何か、気に触る様な事を言ったりしていないよね?』
秋雲さんの思考と感情が流れ込んできた。いけない、怯えられているわ。
(艤装の影響で、感情があまり上手く表現出来ないから、誤解されている……)
ここは何か話して緊張を解いてあげましょう。
「ねぇ、秋雲さん。貴女、何か趣味はあるかしら?」
当たり障りの無い質問。他所の鎮守府に派遣された時、大抵の娘は趣味の話をすれば、打ち解けてくれた。
「えっ?趣味……ですか?」
あら?歯切れが悪いわね。マズったかしら?
『う〜ん……趣味、ねぇ……私の場合、オタク関連の趣味しか無いから、加賀さんに話しても大丈夫かなぁ?なんか、加賀さんってお固そうだし、そういった趣味があると知ったら、ドン引きされそう……』
(大丈夫よ。私、そういった
大本営本部に、
どうやら、この秋雲さんは
「私は、食べる事と、歌う事が好きです」
さて、安心させる為に、
「は、はぁ……」
「休日は大本営の娯楽室にあるカラオケで、アニソンを歌ったりするわ」
「!!?」
あら。ギョッとした顔をして、こちらを見てきたわ。反応は上々ね。
『えっ?今、アニソンって言った!?嘘でしょ!!?』
いいえ、嘘ではないわ。本当よ?
「良く歌うのは、ス○ロベリー♡M○gicよ」
「!!!???」
ふふっ。目と口を大きく開けて固まっているわ。
『有り得ない。こんな、真面目そうな人が、アレを良く歌うなんて有り得ない!』
残念ながら、有り得るのよ、これが。ちょっと、歌ってみましょう。
「〜〜〜♪」
「」
(固まっているわね)
おまけに、顔をしかめている。何かマズかったかしら?
『上手い。まるで井○裕香さん本人が歌っているみたい。けど、真顔で歌っているから、めっちゃシュール。笑いそう。笑うな。笑ったら失礼だ』
どうやら、笑いをこらえるために、顔をしかめているみたい。
…………。
「──んで、ここが医務室です」
「あまりお世話にならないよう、気を付けるわ」
私の趣味を暴露した事で、秋雲さんは私の事を同類だと認識してくれたのか、最初の頃とは違い、リラックスした状態で
「──以上で、第603鎮守府の
「いいえ、無いわ。ありがとうございます」
「どういたしまして」
言葉は悪いけど、結構小さい鎮守府だから、全部の施設を一時間も掛からずに見て周る事が出来ました。大本営だったら、もっと時間が掛かるでしょう。
「そうそう。今夜、18:00に食堂で加賀さんの歓迎会を開くから、楽しみにしてて?」
「期待しています」
歓迎会、ですか。とても嬉しいわ。
「それじゃ、秋雲さんは工廠に行って艤装の点検をしてくるから、加賀さんは自室で待機してて?」
「分かりました」
さて、自室に戻って荷解きをしましょう。とはいっても、荷物は少ないからすぐに終わるでしょうけど。
……そうだ。荷解きを終えたら、瑞稀ちゃん──じゃない。瑞鶴と翔鶴に挨拶をしましょう。
(10年ぶりの再会ね。どんな反応をするのかしら?)
その前に、艤装の影響で、感情があまり表に出なくなってしまった事を話さないといけないわね。
side 加賀 out
───────
────
─
次回予告
……また、増えた。しかも、彼に好意を寄せているときた。
……はぁ。色々狂うわね。
……何かしら、提督。……私?何ともないわ。あなたがまた、たらしこんだ人が増えたなぁ、って思っていただけよ?
たらしじゃない?事実でしょ?
……全く。私の気も知らないで。
……何でもないわ。ほら、行きましょう?あぁもう、シャキッとしなさい!あと、服装が乱れているわよ!暑いからって、着崩さない!
……だから、オカンって言わないで!もうっ!
第86話・化け物には、化け物をぶつけろ
「少し、頭冷やそうか……」
【補足的なナニか】
・ビグ・ザム…元ネタは「機動戦士ガンダム」に登場するモビルアーマー。口からビーム砲を放ったりする。
その姿は、まるでゲ○を吐き出している様な──【以下、自主規制】
・車内案内表示装置…電車やバスなどに設置されている、乗客への案内装置。
運行状況や、次の停車駅名、降り口を表示してくれる。
しかし田舎の電車には、車内案内表示装置が付いていない事が多い。
・ストロベリー♡Magic…テレビアニメ「デ・ジ・キャラットにょ」に登場する「うさだあかり」のキャラソン。
歌手は、加賀(艦これ)の中の人と同じ、井口裕香さん。
以上、補足終了。