気が付けば、投稿から半年が経っていました。
ここまで続けられたのは、皆様のコメントや評価のお陰です。本当にありがとうございます。
まだまだ完結まで時間が掛かりそうですが、失踪せず、最後まで続けたいと思っています。
一部、原作とは異なる描写・設定が含まれています
暴力的及び、グロテスクな描写が含まれています
勢いしか無い
お前らの嫁だろ、早くなんとかしろよ
今日も第603鎮守府は修羅場平和です
※この小説内の季節は、8月下旬頃となっています。予め、ご了承下さい。
※恐らく、過去最大級に頭の悪い内容になっています。頭を空っぽにして、ご覧下さい。
※本編と次回予告が大変過激になっております。心臓の弱い方は、注意。
Another side
──某県某所──
11:00。
【_月_日、17:29、__県__沖にて、哨戒を行っていた、第8492離島鎮守府所属、朝潮型駆逐艦十番艦、霞(適性者名・
19:22、__沖にて、第8492離島鎮守府に所属する艦娘60名が、軽巡棲姫2隻、装甲空母姫6隻、空母棲姫3隻、レ級ノーマルクラス5隻、
尚、軽巡棲姫の内1隻は、従来の個体と異なり、
19:58、60隻の内、空母棲姫1隻、レ級ノーマルクラス2隻を含む12隻が、本土へ向けて侵攻。阻止する為追撃を行うも、妨害に遭い断念。
20:03、第603鎮守府へ緊急出動要請。
22:41、__沖へ侵攻してきた深海棲艦48隻中、47隻を殲滅するも、前述の
この戦闘により、第8492離島鎮守府所属の艦娘58名が負傷。負傷者は──】
「……」
第8492離島鎮守府所属の艦娘達に、かなりの被害が出ている。しかし、幸いにも
(ただ、肉体は治せても、心の方は──)
……今は報告書を読む事に集中しろ。次は──第603鎮守府の報告書か。どれどれ?
【_月_日、20:03、第8492離島鎮守府より緊急出動要請を受け、20:21、__沖へ向けて出撃。
22:31、__沖にて、第603鎮守府に所属する艦娘12名が、本土へ向けて侵攻する空母棲姫1隻、レ級ノーマルクラス2隻を含む、計12隻の深海棲艦と戦闘。
23:27、本土へ向けて侵攻してきた深海棲艦12隻中、12隻全てを殲滅。
この戦闘により、第603鎮守府所属の艦娘11名が負傷。負傷者は、
扶桑型戦艦二番艦、山城(適性者名・
1名が大破。
妙高型重巡洋艦三番艦、足柄(適性者名・
高雄型重巡洋艦三番艦、摩耶(適性者名・
球磨型軽巡洋艦五番艦、木曾(適性者名・
初春型駆逐艦四番艦、初霜(適性者名・
白露型駆逐艦二番艦、時雨(適性者名・
朝潮型駆逐艦三番艦、満潮(適性者名・
6名が中破。
扶桑型戦艦一番艦、扶桑(適性者名・
長良型軽巡洋艦四番艦、由良(適性者名・
長良型軽巡洋艦六番艦、阿武隈(適性者名・
白露型駆逐艦四番艦、夕立(適性者名・
4名が小破。
幸い、
「……」
今回出撃した
(第8492離島鎮守府にも、覚醒者は居る。居るが、第603鎮守府と比べれば、数が少ない)
第8492離島鎮守府と違い、第603鎮守府の艦娘達は
「提督、お茶が入りましたよ?」
「……ああ」
──
徹夜で。しかも、ぶっ続けで執務を行ったから、頭の回転が鈍い。一旦休むか。
端末の電源を切り、引き出しに仕舞い鍵をかけ、茶を飲む。
「……美味い」
まだまだ暑いから、冷茶を用意してくれたようだ。有難い。
(……両鎮守府から轟沈者が出なくて、良かった)
茶を飲みながら、端末で見た報告内容を思い出す。正直、何名か轟沈すると思っていた。
数日前、__県__沖にて、レ級を含む敵艦隊との戦闘が起きた。その戦闘中、第603離島鎮守府が相手したレ級ノーマルクラスが、
更に、第8492離島鎮守府が相手した
(
艦娘達──正確には、艤装に宿る妖精さん達が、覚醒する瞬間を記録した映像もあるから、虚偽の報告では無い。
(
ここ最近、日本各地の鎮守府や、世界各地から「深海棲艦が
突然だが、深海棲艦の覚醒について説明してやる。
深海棲艦の通常種──例えば駆逐イ級。コイツは現在確認されている深海棲艦の中で、最弱と言われている。最も、それは艤装を纏った艦娘から見れば、の話だが。
話を戻す。そんな駆逐イ級だが、出現当初は
しかし、艦娘が誕生し、ある程度経つと、オーラを纏うようになった。
オーラを纏ったイ級は、従来のイ級と比べ、動きが洗練された物になり、更に艦娘達による攻撃──砲撃や雷撃、艦爆や艦攻による航空攻撃を
(それを解決する為に、改装を施す)
所謂、第一次改装だ。これを艦娘達に施す事により、未改装の状態よりもダメージを多く与えられるようになる。
妖精さん達によると、改装を施す事により、妖精さんの加護や艦娘の力が増大し、それを砲弾や魚雷、爆弾、艤装本体や艦娘の肉体等に纏わせ、深海棲艦が纏うオーラを打ち消し、深海棲艦の本体にダメージを通せるようになる。
(しかし、
最初は有り得ないと一蹴されていたが、第08鎮守府と第8492離島鎮守府、第603鎮守府。他にも幾つかあるが、割愛する。
それぞれの鎮守府に所属する艦娘達のデータを解析したところ──
「提督、今は何も考えず、身体と頭を休めてください」
「……あぁ」
赤城に注意されてしまった。ここは大人しく、言われた通りにしよう。でないと、
「──赤城、何故飛行甲板を展開した?怒らないから言ってみろ」
……しまった。
「はい!【ズギャーン!】【バキューン!】する為、展開しました!」
「正直に言ってくれたか。良い娘だ。良い娘だから、その飛行甲板を仕舞え」
「了解しました!」
「よし、飛行甲板は仕舞ってくれたな。けど今度は何故手錠を取り出した?言ってみろ」
「提督の手足を拘束する為です!」
「そうか。やめろ。手錠を持って迫るな。やめろ──やめろっつってんだろ!妖怪ボーキサイト置いてけ空母!」
くそっ。
「ボーキサイトを侮辱しましたね?許しません!」
「していない!」
くそっ、今寝室に連れ込まれたら、朝までコース確定だ!まだまだ処理しなきゃならない書類が多くあるんだ。連れ込まれてたまるか!
「
今日という今日こそは、絶対逃げ切ってみせる。絶対に、だ。
「ボーキサイトを侮辱する悪ぃ提督は居ねぇかぁぁぁぁぁ〜〜!!!」
マズい。スイッチ入りやがった。急いで逃げねば。
しかし、執務室の扉付近には赤城が居て出られそうにない。こうなったら、窓から出るしかない。
俺達が居る執務室は四階にある。かなり高い。しかし、提督なら四階位の高さから飛び降りても大丈夫だ。何故なら、特殊な訓練を受けているから。
というわけで──
「スタコラサッサだ!!」
素早く窓を開け──あ、窓を開けたせいで風が吹き、書類が舞った。しかも、その書類は──
【_月_日を以て、第08鎮守府に__】
【_月_日を以て、
「逃がしません!」
──えぇい、今は逃げる事に集中しろ。急いで飛び降りなければ、赤城に性的な意味で捕食されるぞ!
Another side out
───────
────
─
side 提督
──第603鎮守府、執務室──
11:30。緊急出動から数日後。
先日の緊急出動で負傷した娘達と、妖精さん達のバイタル、メンタル共に異常は見られない。
艤装及び武器の修理は完了している。あと、修理の際フル稼働させた機械は……異常なし。
修理に結構な量の資材を消費したが、まだ余裕はある。あるが、無限にあるわけじゃない。小まめに確認しよう。
……。
……。
……。
……うん。そろそろ我慢出来なくなった。発散しよう。
もう、我慢出来ない。俺は、発散するぞ。周りの目なんか気にするな。心を解き放て。
……よし、解き放とう。
「大鳳ママ、お手々疲れた」
このままだとボク、腱鞘炎になっちゃう。
秋雲から、腱鞘炎になりにくいテーピングの付け方を教えてもらって、右手に付けているけど、それでも痛む。おかしいなぁ。何度も秋雲に付け方を教えてもらって、ちゃんと付けているんだけど……。
「誰がママですか……」
「大鳳(迫真)」
なんつーの?君から母性を感じるんだ。謎の安心感があるんだ。あと、なんだかんだ言いつつも、甘やかしてくれる。だから、大鳳はママ。異論は認めない。
……矢矧はママじゃないのか、って?矢矧は
広○苑だと、ママと
以上、
「……もう。ついさっき
こんな事言って、大鳳にドン引きされているんじゃないの?と思ったそこのあなた。残念。ドン引きされていません。それどころか、優しく微笑み、むしろ「甘やかしてあげたい!」オーラを放出している。嘘じゃないぞ?だから、俺は思い切り甘えている。
「やだ」
提督は既に24時間以上、連続で稼働しているから、これ以上稼働したくないです。書類を捌きたくないです。また大鳳ママにギュッとしてもらって、頭をナデナデしてもらいたいです。暖かい大鳳ママの体温と鼓動を聴きながら安らぎを得たいです。
「もうちょっと。もうちょっとだけ、頑張りましょう?」
「俺、今、とっても甘えたい気分なの。癒しが欲しいの。オギャりたいの!数日前の緊急出動以降、第603鎮守府の良識人枠に入っていた山城が!ヤベー奴側に片足いいやアレは両足突っ込んでいるな!突っ込んだから心が壊れそうなんだよ!俺は信じていた!山城だけは!何が起きようが良識人枠に入ったままで!俺の精神に負担を掛けない存在で居てくれると信じていた!心の底から信じていた!なのに現実はどうだ?何時轟沈してもおかしくない状態だったのに!高笑いしながらレ級を追い回して素手で殴り倒し!あろう事か生きたまま素手で目ん玉ほじくり出して!レ級の悲鳴を聞いて大笑いし始めて!最終的には脊椎ごとレ級の首をぶっこ抜くわ!
「ハァーイ提督ゥ!オギャっていかないのかい?こっちにおいで、提督ゥ?ママを求めているんでしょう?」
「大゙鳳゙マ゙マ゙ァ゙ァ゙ァ゙ァ゙ァ゙ァ゙ァ゙ァ゙ッ゙ッ゙ッ゙!゙!゙!゙」
出たァ!出てきたァ!
「
「ゴボッ!?ブベッ!!?」
大鳳ママが冷茶を
………………。
──第603鎮守府、提督私室──
19:30。
「……あっ、提督、そこ、ニトロあるから気を付けて?」
「あいよ」
ク○ッシュ・バ○ディクーは何度やっても楽しい。しかし、流石初代。難易度が高い。
第603鎮守府執務室に
……執務?ペニーワ○ズの襲撃が怖かったから、通常の三倍の速度で速攻終わらせた。んで、矢矧が護衛に就いてくれて自室に戻ったんだけど、オギャりたい衝動に駆られてどうしようもなくなっていたら、秋雲がゲームをしないか、と誘ってくれて今に至る。
ちなみに、今も部屋の外に矢矧が立ってガードしてくれている。ありがてぇ。流石矢矧だ。安心感がある。
……ペニーワイ○はどうなったか気になる、だと?奴は加賀さんにツームストンパイルドライバー──勿論、綾波さん直伝──をぶちかまされ、首が180°反転。勿論生きている。
そんな状態になっても、ホラー映画のエ○ソシスト。いや、もうアレはネ○ロモーフだな。すっごいネク○モーフだよ!誰か○イザックさん呼んできてくれ。
……話が脱線したな。首が180°反転したネクロ○ーフだが、奴はなんとブリッジしながら追っかけてきたから、妖精さん特製ロープで手足を縛り、空き部屋に放り込んで放置している。
本当は工廠の空きコンテナの中に
「……提督、大真面目に聞くけど、大丈夫?」
「一番いいママを頼む」
ゲームのお陰で大分安定してきたけど、やっぱりママが欲しい。
「一番いいママを頼む、って……」
大丈夫だ、秋雲。問題ない。って言いたかったけど、流石に無理。
今の俺はガチで心がヤバい。どんだけヤバいかって?とにかくヤバい。オデノカラダハボドボドダ!ならぬ、俺の心はボロボロだ!な状態だ。語彙力低下してるけど、気にしないでくれ。
「つーか、何で大鳳さんにバブみを感じてオギャったのさ?お陰で瑞鶴さんが色々ヤバい事になったんだよ?」
「……瑞鶴はママというより、お姉ちゃん、って感じがするから、オギャれなかった」
そのせいで瑞鶴が
どんな風に壊れたか説明するとだな、大鳳が○ニーワイズ撃退後、俺が執務室で大鳳にオギャっていた所を瑞鶴に見られ、満面の笑顔で「私が提督さんのママになってあげるわ!さぁ、私の胸に飛び込んで!」と腕を広げて言われたけど、断ってしまった。
すると、表情とハイライトが消えて、無言で執務室を出て行ってしまい、流石にマズいと思い瑞鶴の後を追ったら、何時の間にかAm○zonで哺乳瓶とガラガラ──赤ん坊をあやす玩具を購入していた。その後は……その後は────
「てっ、提督!?目!目から血涙出ているよ!?」
「赤ちゃんになろうかな?」
「提督ッ!?」
「……いや、なんか恥ずかしいな。赤ちゃんになるのは却下だ。けど、オギャりたい。けどオギャッたらママになりたい娘達が押し寄せてくる……そうだ。皆ママにしちゃえばいいんだ。そうだ、そうしよう。艦娘全員ママ化計画を発令しよう!そうしよう!今から俺、皆をママにしてくる!あはははは!!ママが、沢山居るぞォ!フハハハハハハハ!!!!」
「提督、もういい!もう、何も考えないで!休んで!」
「秋゙雲゙マ゙マ゙ー゙ー゙ー゙ー゙ー゙ー゙ー゙ー゙ー゙ッ゙!゙!゙!゙」
「矢矧さああぁぁぁぁんッッ!!助けてええぇぇぇぇぇぇぇッッッッ!!!」
…………。
──第603鎮守府、医務室──
心がしんどい。とても、しんどい。精神崩壊しそう。
けど、精神崩壊している暇はない。あと少しで大規模反攻作戦が始まる。しっかりしろ。
……それにしても、矢矧。君、容赦無いね。いや、俺が悪いんだけども、艦娘の力を使って全力の回し蹴りをぶちかまさなくてもいいじゃん。俺でなかったら、頭がスイカ割りされたスイカみたいな事になっていたよ?幸い、軽い打撲で済んだけど。
あと、矢矧。回し蹴りしてきた時、一瞬だけレースが沢山付いた黒い逆三角形の布が見えていたよ?君、意外と過激なの穿いているんだね……じゃなくて、スカートで回し蹴りするのはやめよう?
……オギャりてぇ。
……。
「……何も考えず、寝よう」
色々やるべき事や、考える事があるが、今は休もう。休んで正気を取り戻──着信?
(誰からだ?)
スマホが震えている。メールやL○NEじゃない。通話だ。
急いで起き上がり、スマホを取って操作。相手は……
「はい、もしもし」
『もしもし、準。僕だ、浦樹だ』
プライベートだから、口調が砕けている。
瑞鳳さん達に色々
『突然電話してすまない。聞きたい事があって……』
「いや、気にするな。それで、聞きたい事って?」
『……なぁ、準。声が疲れているように聞こえるんだけど、気のせいか?』
「いや、気のせいじゃないぞ。色々あって疲れている」
『……ごめん、かけ直すよ』
「いや、大丈夫だ。気にしないでくれ。悪ぃ、変な事言って……」
頼む、切らないでくれ。俺、精神的に不安定だから、誰かまともな人と話したくてしょうがないんだ。だから、浦樹。通話を切るんじゃねぇぞ……。
『そ、そうか……』
何口走ってんだよ。浦樹に不安を与えてんじゃねぇよ。……しっかりしろ。
「それで?聞きたい事って何だ?」
『あぁ、うん。その、数日前、緊急出動をして、かなりの被害を受けた、って話を聞いたから、心配で電話したんだ』
「……そう、か。ありがとよ」
浦樹……お前、いい奴だな。嬉しい。嬉しいよ。……あっ、涙出てきた。
……。
『そういえば準。君の所の艦娘達とは上手くやっているかい?具体的には、君に好意を寄せる艦娘達と──』
「ぶるるるああああああああああぁぁぁ!!!」
いかん、反射的に叫んじまった。
浦樹と他愛ない会話をしていると、突然浦樹がそう言ってきた。上手くやっているかって?全然上手くやっていません(真顔)。
『……準?』
「浦樹、その話はやめよう。その話は俺に
俺の精神が壊れちゃう。だから、やめよう?
『……その様子じゃ、上手くやっていないみたいだね』
「浦樹さん、やめよう?」
俺の傷口に塩を塗りたくるの、やめて?
『いいや、やめない。君を思って言ってやる。
「」
『
「……なんで霧島が知っているんだよ?」
待てよ?確か、第08鎮守府所属の霧島って、ウチの榛名の実妹だったな。何時だか榛名が言っていた。まさか──
『
榛名ァ……。
『なぁ、準。親友として忠告しておく。今すぐに何とかしろ。じゃないと……じゃないと、僕と同じ目に遭うぞ!!』
……うん。説得力あるね。君、瑞鳳さん達に襲われたらしいし。
『それから!ここからが重要だ!良く聞いてくれ!』
「うん。耳の穴かっぽじって良く聞く」
『大人しい娘達や、良識人だと思っている娘達を疑え!』
「……えっ?」
どゆこと?
『安全だと思っている娘程、裏で色々準備をしていたりする!いいか、疑ってかかれ!僕はそのせいで祥鳳に……祥鳳に……うぅ……』
泣き出した。大丈夫か?……あ、浦樹の方が騒がしい。
『ていとくぅ〜、何時までお話してるのぉ〜?』
めっちゃ甘ったるい声が聞こえてきた。この特徴的な声は、瑞鳳さんだな。彼女の声、特徴があり過ぎるから、聞いただけで直ぐに分かる。
『──ッッッ!!?いっ、今行くよ、瑞鳳!──すまん、準。ここまでだ』
「お、おう……」
なんか、浦樹の声が死にそうなんですが……。
そう思った直後、通話が切れた。
「……大人しい娘達や、良識人だと思っている娘達を疑え、か」
なんか、めっちゃ心当たりがある。いや、心当たりしか無い。例えば山城とか、山城とか、山城とか……。
「……」
なんか、頭痛くなってきた。色々思う事はあるけど、これ以上考えたら明日に響きそうだ。何も考えず、大人しく横になろう。
(大人しい娘達と、良識人の娘達……か)
ウチの大人しい娘は、海風が該当。良識人は、矢矧と木曾。
……満潮は良識人に含まれないのか、だと?今まで言わなかったけど、あの娘、実は少しばかりヤバい所がある。それは何時か機会があったら教えてやる。
(その娘達を疑え、か……)
おいおい。冗談じゃねぇぞ。その該当者達──良識人筆頭の海風と矢矧、そして木曾が裏で色々準備している、って。
例えば海風。表面上は大人しくてお淑やかだけど、裏では……そうだな。媚薬や睡眠薬を用意していて、俺に服用させるタイミングを虎視眈々と狙っていたり。
例えば矢矧。普段オカンみたいに口煩く注意してくるけど、実はキャラを作っている、とか。
木曾は……思い付かない。
(……うん。有り得ないね)
あんなに良い娘達が。特に、真面目が服を着ているような海風と矢矧が、そんな事するわけが無い。漫画の見すぎだぞ。
木曾は時々ふざける──あっ、勿論、俺の精神を壊さない、良識的なふざけだぞ?ふざけたりするから、完全な真面目娘ってワケじゃないから除外した。本人も真面目じゃない、って言っていたし。
(……やべっ、頭痛がしてきた)
もう考え事するの、やめよう。マジで何も考えず、大人しく横になれ。
side 提督 out
───────
────
─
次回予告
ハァーイ、提督ゥ。貴方の翔鶴ママよ♡
……ねぇ、どうして逃げるの?あっ、もしかして、ママじゃなくて、お姉ちゃんの方が良かった?それとも妹?
……ねぇ、逃げないで、なんとか言って?私、頑張るから。貴方の理想の女性になるから。
……何で。何で他の女の名前が出るの?
ねぇ。
ねぇ。
ねえってば。
そんなに他の女がいいのかあああああああああああああああアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアァァァァァァ!!!!
第90話・狂気に包まれる鎮守府
「提督、お疲れではないですか?大丈夫?大切なお体です。無理はしないでください。……あ、海風、
【補足的なナニか】
・端末…大本営から各鎮守府に支給される、提督のみが使用出来る特殊な端末を指す(提督の生体データ。静脈や指紋、網膜等を自動でスキャンし、認証される事で使用が可能になる、という設定)。
iPad位の大きさがある。
・ハァーイ提督ゥ!ママを求めているんでしょう?…ホラー映画、「IT」に登場する「ペニーワイズ」の台詞、「ハァーイ、ジョージ(ry」が元ネタ。
詳細は「ペニーワイズ」で検索。間違っても「ペニーワイズがオススメするシリーズ」を検索してはならない。
以上、補足終了。