この小説をご覧頂いている皆様にご迷惑をお掛けしてしまい、申し訳ございません。
原作とは異なる設定・描写が含まれています
暴力的・グロテスクな描写が含まれています
※この小説内の季節は、9月上旬頃となっています。
第100話・大規模反攻作戦、開始
side 提督
──第603鎮守府、執務室──
大規模反攻作戦当日。
04:30。
本日の天気、曇のち雨。気温28℃、湿度70%。
一昨日から降り続いていた雨は、昨夜、日付が変わる前頃にようやく止んだ。
しかし、空には分厚い雲が浮かび、何時、再び降り出すか分からない。
予報でも、降ったり止んだりを繰り返す一日になるそうだ。
「……」
壁に掛けられた時計の、秒針を刻む音が、やけに大きく聞こえる。
それだけでなく、時折風が窓を揺らす音が、鼓膜に響く。
(
昨日の昼までに執務を終わらせ、資材の残量と艤装に不備が無いか確認。妖精さん達と艦娘達のバイタルをチェックし、19:00、仮眠を取り、21:30に起床。
22:00、全員を会議室に集め、ブリーフィングを行い、作戦内容の最終確認を行った。
そして、日付が変わり、02:00。第一艦隊、第二艦隊、第三艦隊、第四艦隊、第五艦隊の計30名を出撃させた。
出撃メンバーは以下の通りだ。
敵棲地に攻撃を行う、第一艦隊。
旗艦・千歳さん、扶桑さん、長門さん、名取さん、阿武隈、文月。
敵棲地の深海棲艦を陽動する、第二艦隊。
旗艦・翔鶴、加賀さん、那智さん、熊野さん、時雨、夕立。
第二艦隊同様、陽動を行う第三艦隊。
旗艦・瑞鶴、大鳳、山城、摩耶、由良、涼月。
ウチの第二、第三艦隊及び、合流した第8492離島鎮守府の第八、第九艦隊の支援を行う、第四艦隊。
旗艦・矢矧、葛城、足柄、能代さん、吹雪、五月雨。
旗艦・榛名、鈴谷、木曾、秋雲、早霜、初霜。
昨日の時点では、出撃メンバーと、出撃する人数が違ったが、小嶋提督から「深海棲艦の規模と配置が変わった」と
その報せの内容は、「前回偵察した時より、敵棲地に居る深海棲艦の数が増え、
なので、先程言ったメンバーと人数に変更した。
ちなみに、
尚、変更された第8492離島鎮守府のメンバーは、以下の通りだ。
まずは、向こうの第七艦隊から。こちらは、ウチの第一艦隊と合同で敵棲地を叩いてくれる艦隊だ。
旗艦・伊勢、高雄、利根、鬼怒、朝潮、霞。
続いて、ウチの第二艦隊と共に、陽動を行う第八艦隊。
旗艦・蒼龍さん、龍鳳、愛宕、朝霜、山風、伊13。
ウチの第三艦隊と共に、陽動を行う第九艦隊。
旗艦・飛龍さん、青葉、衣笠、長良、清霜、伊14。
最後、上記の艦隊を支援──負傷者の護送を行ってくれる、第十艦隊。
旗艦・天龍、龍田、暁、雷、電、長月。
計24名。
……それにしても、潜水艦娘が居るのか。
水上艦──海防艦や駆逐艦、軽巡・重巡洋艦、戦艦、軽空母・正規空母、
閑話休題。
小嶋提督曰く、もっと空母艦娘──軽空母と正規空母を第八、第九艦隊に編成する予定だったが、俺達の攻撃目標である敵棲地──無人島周辺に居たレ級と空母棲姫が、向こうの第一〜第六艦隊がド派手に暴れる海域に、
(しかし、作戦開始直前になって深海棲艦の配置が変わるとは)
由良が言っていたな。「戦場は生きている。常に変わる」って。その他にも色々教えてもらっていたから、それらを思い出し、すぐに冷静さを取り戻して指示を出せたんだけど。
閑話休題。
現在時刻、04:30。もうそろそろ向こうの娘達と合流する海域に到達する筈だが、未だ合流した報せは来ない。まさか、途中で深海棲艦と遭遇し、戦闘に突入して、合流が遅れ──いや、それなら無線が入る。やっぱり、無線機が壊れたのか?
不安に思い、無線機に手を伸ばし、確認しようとしたら、
「落ち着きなさい。さっきから何度も壊れていないか確認しているけど、壊れていないから」
鎮守府待機組の一人、満潮が呆れた顔をしながら、これまた呆れたような声でそう言ってきた。
「いや、けど……」
「このやり取り、何度目よ?もっとどっしり構えなさい。そんなんじゃ、まともに指示や判断が下せなくなるわよ?」
仰る通りです。
「出撃した皆を信じなさい。ほら、白湯と胃薬よ」
「ありがとう」
少し胃が痛み出したから、丁度良い。
満潮から白湯を受け取り、胃薬を口に含んで飲んだ。
……良し、痛みが引いた。ついでに目薬さして、気分をリフレッシュさせよう──ッ!?無線が入った!
引き出しから目薬を取り出すのをやめ、無線を取る。
『こちら、第一艦隊旗艦、千歳です。無事、第8492離島鎮守府の艦娘達と合流したわ』
「こちら、提督だ。了解した。
予定通り、第二、第三艦隊。第八、第九艦隊の24名は__海域に向かってくれ。
第四艦隊、第十艦隊の12名は、その場で警戒態勢のまま、待機。05:00になったら、第二、第三艦隊。第八、第九艦隊の向かった__海域へ、20ノットで航行して向かってくれ。
第一艦隊、第七艦隊は迂回し、__海域の無人島へ向かってくれ。
それぞれ目標地点に到達したら、報告してくれ。以上だ」
『了解よ』
千歳さんがそう言うと、無線が切れ、執務室は再び静寂に包まれた。
敵地の近くで無線を使って大丈夫なのかって?先日、新たに支給された無線機を使っているから、大丈夫。
新たに支給された無線機は、深海棲艦に傍受されたり、無線を送信した事に気付かれないように出来ている。
大本営・技術課の妖精さん達と、
ちなみに、敵地のど真ん中で実験した艦娘達は、全員無事に生還したらしい。どうやって生還したか。詳細は話すだけでも頭がどうにかなりそうな内容だから、割愛する。
……考え事してる暇は無いぞ。急いで合流した事を、小嶋提督に報告しなければ。
side 提督 out
───────
────
─
side 瑞鶴
──__海域、合流地点──
04:40。
「それじゃ、手筈通りに」
「了解しました」
予定時刻内に無事、向こうの艦娘達と合流を果たした後。千歳さんが準──提督さんに報告し、作戦通り行動するよう言われた。さぁ、やるわよ!その前に。
「よろしくお願いします、飛龍さん」
「よろしくね、瑞鶴」
かつて私が所属していた、第8492離島鎮守府所属。
久々に会ったけど、元気そう。
……向こうで、翔鶴姉が第八艦隊旗艦の蒼龍さんに挨拶してる。後で私も挨拶しよう。
「久々の再会だから、沢山話したい事があるけど、それは作戦を終わらせた後にしましょう?」
「そうですね」
確かに。話したい事は沢山あるけど、今はその時じゃない。
「よーし、そうと決まれば、さっさと終わらせて、瑞鶴と沢山お話をしなくちゃ!私と瑞鶴の
嬉しそうな顔をしながら、飛龍さんがそう言った。
こういう所も変わってない。これから命を懸けた
どんな状況だろうと、決して弱気になったり、ネガティブな発言をしない。とにかく、メンタルが強い。
メンタルだけでなく、艦載機の操作技術も、非常に上手い。
私が新人──艦娘になって、あそこに配属されたばかりの頃。飛龍さんは私の面倒を見てくれた。しかも、ある程度経っても、面倒を見てくれた。
(荒んでいた頃、良く気にかけてもらってたなぁ)
そのお陰で、私は壊れずに済んだ。正気を保てた。
そして、ある程度、心に余裕を持てるようになり、友達も増えた。
もし、飛龍さんと出会っていなければ、私は──
「ボーッとしない!」
「わ、
痛いです!頬を引っ張らないで!?
考え事をしていたせいで、飛龍さんの接近に気付けなかった。そのせいで両頬を手で引っ張られてしまい、痛い思いをしている。
「次、ボーッとしたら、チョークスリーパーだからね?」
「は、はひっ!」
返事をすると、頬から手を離してくれた。うわぁ、喰らいたくない。飛龍さんのチョークスリーパー、物凄く痛いんだよね。何度も喰らった事があるから、身体がしっかり覚えている。
……このやり取り、懐かしいなぁ。ボーッとする度に、注意されて、チョークスリーパーをかまされて──ハッ!殺気!?
「……チッ、気付かれたか」
あっっっぶな!殺気を感じたから考えるのをやめると、何時の間にか私の背後に飛龍さんが立っていた。あと少し我に返るのが遅かったら、喰らっていたわね。
「しっかりして?」
「は、はいっ!」
またボーッとしたら、次は確実に
忠告は二度された。次は無い。
(集中しなさい、瑞鶴)
自分に活を入れ、気持ちを切り替える。
……よし、切り替えたわ。
合流した艦娘達と軽く挨拶を交わし、第二艦隊の皆に陣形を複縦陣にするよう指示を出し、陣形が整ったのを確認し、目標地点に向かった。
………………。
『……敵艦隊、発見。座標、__。距離、約40.000m
編成は
装甲空母
空母棲姫2隻。
合計64隻です』
『了解しました!』
『了解よ』
『了解です!』
『りょーかい!』
「了解!」
目的地へ向かいながら、彩雲を出して索敵していると、飛龍さんが敵艦隊を発見したみたい。
その報告を受けた翔鶴姉と加賀さん、大鳳、蒼龍さんが返事をした。遅れて他の娘達も返事をする。
(出撃前に受けた報告だと、通常種──駆逐ロ級達がもっと居たけど、向こうの第一、第二、第三、第四、第五、第六艦隊が__海域でド派手に暴れて、そこへ増援に送られたからか、数が減っている)
それでも、とんでもない数だけど。
……まぁ、向こうに居た頃、良くこの位の数を相手にしてきたから、そこまで動揺しないけど。
『おっと……今のは危なかった』
飛龍さんの少し焦ったような声が、無線から聞こえてきた。
どうやら、偵察機──彩雲が落とされかけたみたい。
艦載機を操る妖精さんと、視界や聴覚と言った感覚を共有していて、その情報が脳と身体へダイレクトに伝わっていてくるから、落とされかけた事で思わず声に出してしまったのかもしれない。
流石に、痛覚までは共有していないけど、
(撃たれた衝撃とかが、艦娘にまで伝わってくるから、結構怖いんだよね)
最初のうちは、恐怖で頭がどうにかなりそうだった。今は慣れたから、そこまで恐怖を感じなくなったけど……。
ちなみに、妖精さん達は撃ち墜とされても死なない。気が付けば、鎮守府に戻って居る。
ツッコミどころ満載だけど、妖精さんなら仕方ない、って考えた方が良いわ。一々ツッコミ入れていたら、持たないから。
『こちら、第二艦隊旗艦、翔鶴です。先程、第九艦隊旗艦、飛龍さんが敵艦隊を発見。座標は──』
翔鶴姉が提督さんに報告してる。私は黙ってそれを聞いていると──
『あぁ!墜とされた!!』
飛龍さんの悲鳴が聞こえてきた。艦娘の力で強化された視力で飛龍さんの顔を見ると、とても悔しそうな表情を浮かべているのが見えた。
(飛龍さんの事だから、彩雲で敵を挑発するような動きをさせて、対空射撃をさせる。それを利用して、同士討ちさせて、何隻か沈めたんだろうなぁ)
『報告!彩雲で敵艦隊を
……うん。私の予想通りだった。それにしても、相変わらずだなぁ。あの頃の私──未改装状態だった私も同じ事をやろうと思ったけど、未改装だったせいか、脳に負担が過剰に掛かって出来なかったんだよね。
(今なら出来ると思うけど──)
今はその時じゃない。やめておきなさい、瑞鶴。
……あ、提督さんから無線入った。さっき飛龍さんが彩雲で撃破した事を聞いて、物凄く驚いてる。それもそうだよね。
『第8492離島鎮守府の艦娘、アタシらの鎮守府よりイカれてんなぁ……』
摩耶が乾いた笑い声を出しながら、呟いた。言っとくけど、飛龍さんの本気はあんなもんじゃないわよ?あと、翔鶴姉も出来るよ?それに、多分だけど、加賀さんも出来ると思う。
(普段はそこまでしなくても、何とかなるからやってないみたいだけど……)
……言わないでおこう。それを知ったら、摩耶やその他の娘達のメンタルに被害が出る恐れがあるし。
閑話休題。
それから、提督さんから指示を受け、私達はその指示通りに行動する事にした。
「よし!皆、行くよ!」
さっきの飛龍さんの報告を聞き、呆然としている第二艦隊の皆に声を掛け、気を引き締めさせた。
ここからが本番よ。必ず、生きて帰るわよ。
side 瑞鶴 out
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Another side1
──第08鎮守府、執務室──
大規模反攻作戦当日。
『村雨の、ちょっといいとこ、見せたげるッ!』
『うふふ、そ・こ・ね?見つけたわ~♪』
『主砲、敵を追尾して!撃てェ!!』
『鳥海さん、目です!目を狙って下さい!』
『了解です。探照灯、照射ッ!』
『攻撃隊、今です!』
僕の受け持つ海域は、他所と比べると、戦艦の出現数が多い。
分厚い装甲に、圧倒的火力。被弾すれば、即死する恐れがある。
しかし、皆は死を恐れず──いや、違うな。皆、死ぬ事を恐れている。それでも覚悟を決め、勇気を振り絞り、死の恐怖と向き合いながら、立ち向かってくれている。本当、頭が上がらないよ……。
『司令、__海域の敵艦隊を殲滅しました。我が第二艦隊に負傷者は居ません。燃料・弾薬共に、まだまだ余裕があります。如何致しますか?』
「──ッ!了解!霧島達第二艦隊は、__海域で戦っている第三艦隊の支援に向かってくれ」
『了解!』
……さて、第三艦隊の様子を見よう。
……大丈夫そうだね。よし、次。第四、第五艦隊の様子を。
……こちらも、大丈夫そうだ。
……見たくないけど、第一艦隊の様子を確認しよう。
端末を操作し、第一艦隊旗艦の瑞鳳に搭載されている小型カメラを起動させると──
『どうしたの?戦艦棲姫。さっきまでの勢いは。それに、さっきまで浮かべてた笑顔は何処に行ったの?』
端末に、怯えたような表情を浮べる、戦艦棲姫の姿が映し出された。
周囲には、瑞鳳の艤装に搭載されたギミックで、心臓に風穴を開けられた通常種──戦艦タ級達の死体が大量に浮かんでいる。
第一艦隊の娘達の砲雷撃・航空攻撃で仕留められた、
ふと、第603鎮守府を運営する、僕の同期で親友の男の顔を思い浮かべる。
こんなの見たら、準は確実に卒倒するだろうな。アイツ、グロ耐性皆無だし。
……今は余計な事を考えている場合じゃない。しっかりしなきゃ。
気を引き締めていると、端末から瑞鳳の
『ねぇ、どうして笑わないの?ねぇ?笑って?』
今の瑞鳳、
『笑ってよ?ねぇ……笑って?笑いな?ほら、早く笑いなよ。
「……」
瑞鳳、突然低い声で、セ○みたいな、おっかない声出さないで?
瑞鳳に
……もう、楽にしてあげて?流石に可哀想だよ。
僕の願いが届いたのか、瑞鳳は艤装を戦速一杯に入れ、戦艦棲姫に急接近し、そして──
……とても口に出せない事をしているから、割愛します。
……第一目標、達成。一日も掛からずに終わっちゃったよ。どうしよう?予定だと三日以上かかる筈だったんだけど──
『こちら、第一艦隊旗艦、瑞鳳です。第一目標、達成。付近に敵影、ありません♪あるのは、深海棲艦の死体だけです♪』
……瑞鳳がとても嬉しそうな声で報告してきた。
どうやら搭載されている小型カメラを外し、顔に向けたからか、嬉しそうにニッコリ笑う瑞鳳の顔が、端末に映し出されている。
とても可愛い。普段ならそう思った。けど、今は可愛いとは思えない。何故なら、
(艦娘の装束や艤装。そして、顔に
まるでスプラッター映画だね。全く可愛くない。勿論、口に出さないけど。
……もし、出したら
「了解。ご苦労だった。周囲を警戒しながら、帰還してくれ」
『了解しました♪』
……はぁ。帰ってくるのか。最近、大人しくなってくれたけど、時々暴走するんだよね。
……気を抜いてる暇はないぞ。まだ他の娘達は戦闘しているんだ。
再び気を引き締め、端末を起動し、他の娘達の様子を確認した。
Another side1 out
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Another side2
──江ノ島鎮守府──
大規模反攻作戦
「……暑い」
相変わらず日本の夏は暑い。しかも、湿度が高いから、肌に纏わり付くような不快感が──
「
「りょ、了解!」
いけない、
私達は今、
最初は落ち込んだけど、私は遊びに来てるわけじゃない。直ぐに気持ちを切り替えて、役割を果たす為、前向きになってお仕事をしている。
……おっと、着いた。考え事をするのは、お終い。
私と
扉を手で軽く叩いて、艦名を告げると、入室を促された。何度経験しても、こういう時は緊張しちゃう。
「来てくれたか。ああ、楽にしてくれ。早速だが──」
(……あ、あれ?)
提督が話しているけど、私の視線は、執務室の壁に掛けられた写真に目が行っていた。
その写真は、提督候補生達の集合写真だった。
着任して直ぐ、執務室へ挨拶に行った際も見たけど、今回はある所で目が止まった。
その写真は、今から6年前に撮影された物らしい。何故分かったかって?写真の下に、撮影日時が刻まれたプレートがあるから分かったの。
話を戻すけど、その写真を見たのは、本当に偶然だった。
艦娘の力で視力を強化して見ると──
(この人……3年前に会った時よりも若いけど、)
奥二重に、
思わぬ収穫に、興奮してしまった。顔が熱い。身体も、熱く──
「──ン。──ゲン。おい、
「──はっ!す、すみません!」
いけない、ボーッと写真を見ていたせいで、話を聞いていなかった。どうしよう、怒られちゃう──
「……む?顔が赤いな。熱中症か?」
「……ぁ……え?」
「呂律が回っていない。鳳翔、彼女をすぐに医務室へ連れて行ってくれ」
「了解しました」
怒られると思っていたら、何やら勘違いされてしまった。
……ごめんなさい、熱中症にはなっていないのに。
内心で深く反省しながら、私は鳳翔という女性に、医務室へ連れて行かれてしまった。
(……後で提督に謝罪しなきゃ)
それと、可能なら、さっき見た写真の男性の事を聞いてみよう。
けど、普通に聞いたら、教えてくれないかもしれない。どうやって聞こう?
……
Another side2 out
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次回予告
敵棲地を護る周囲の敵は、この利根に任せるのじゃ!
……おや?長門と鬼怒、阿武隈、文月、朝潮、霞が大発動艇で敵棲地に攻撃を開始しておる。吾輩も負けてられん!
……ん?長門、何をして──朝潮を見ながら大発動艇を操作していたから、阿武隈が轢かれたぞ!?
……あっ、火薬の貯蔵庫に突っ込んだ。に、逃げろ、阿武隈!爆発に巻き込まれる──
鬼怒、直ぐに助けるぞ!
……えっ、あの程度じゃ、阿武隈は死なない?お主、それでも
第101話・交通事故発生
「阿武隈……良い奴だったよ……」
【補足的なナニか】
・龍鶴コンビ…「富士見ファンタジア文庫」より出版された瑞鶴が主人公の小説、「
気になった方は、買おう(ダイマ)
・ツカス…軽巡ツ級ノーマルを指す言葉。
空母艦娘達にとって、奴は悪夢そのもの。よく艦載機を墜とされる為、恨みを込めて「ツカス」と呼ばれるようになり、それが定着したという設定。
・セル…「ドラコンボール」に登場する人造人間。「若本規夫」さんが演じている。
・笑えよ、戦艦棲姫…上記の「セル」が言い放ったセリフ、「笑えよベジータ」の改変。
・第08鎮守府…某戦車アニメが舞台になった県にある、魔境に両足を突っ込んだばかりの鎮守府。
運営しているのは、
・瑞鳳…第08鎮守府所属、祥鳳型航空母艦二番艦、瑞鳳の適性者を指す。適性者名は「
ねんがん の AGPぎそう を てに いれた。
これにより、更なる戦闘力を得て、深海棲艦達を
以上、補足終了。