瑞鶴のクリスマスmode終わっちゃう……そうだ、瑞鶴を監禁すればいいんだ。そうすれば、何時までもクリスマスmodeの瑞鶴を見られる。
読者の皆様にご迷惑をおかけしてしまい、誠に申し訳ございません。
グロテスクな描写が含まれています
シリアスがログアウトしました
頭の悪い内容
頭を空っぽにしてご覧下さい
※この小説内の季節は、9月中旬頃となっています。
Another side
──大本営・本部、執務室──
大規模反攻作戦十日目。
13:30。
「……そう、か。分かった。報告、ご苦労」
受話器を置き、安堵のため息を吐く。
……間に合ったか。
一昨日、主要都市を護る鎮守府から報告を聞き、急いで援軍として向かわせた
(そのお陰で、
しかし、未だ
その為、
(
最初はその報告を聞き、良く似た個体なのでは?と思ったが、第603鎮守から提出された記録映像を見て、
2年前、ラバウルで殲滅された筈の
言いたい事が多々あったが、喚いている時間は無い。急いで対応する必要があった。
記録映像を確認し、すぐさま此処の艦娘達を派遣させようとしたが、冒頭で述べた通り、各大規模鎮守府に
それを聞き、派遣を断念せざるを得なくなってしまった。
(本当なら、今すぐにでも派遣してやりたかったが、それは出来ない……)
何故なら、言葉は悪いが、
つまり、ハッキリ言うと、
会議で、そのように決まった。
……いいや。
だが、私は見捨てたくなかった。
だから──
(
どうやって指示を出したのか。
閑話休題。
現在、
大規模鎮守府が担当する海域、8箇所。
中規模鎮守府が担当する海域、12箇所。
幸い、小規模鎮守府が担当する海域に、
(まず、日本の主要都市を護る、大規模鎮守府が担当する海域)
これは、此処から
だが、まだまだ
(次に、中規模鎮守府が担当する海域)
現在確認されているだけで、12箇所も
幸い、
その中で対抗出来る、
残り9箇所の中規模鎮守府に、
しかし、
「まさか、
最初は虚偽の報告だと思った。
しかし、
「……恐ろし過ぎる」
一体、
現在、妖精さん達に頼んで解析してもらっているが──おっ、来たか。
どうやら解析結果が出たようだ。
解析を頼んだ妖精さんが、解析データの入った端末を持ってきてくれた。どれどれ?
端末を見ると、そこには──
「解析不能……だと……!?」
バカな!?あの妖精さんが、解析出来ない、だと!?
慌てて妖精さんの顔を見ると、悔しそうな顔をして、首を横に振った。
……有り得ん。しかし、事実を受け止めなければならない。
横須賀鎮守府所属、陽炎型駆逐艦十二番艦、磯風の適性者が
「……ご、ご苦労だった。ほら、金平糖をあげるから、元気出しなさい」
物凄く悔しそうな顔をしている妖精さんに、大好物の甘味──金平糖を差し出し、手渡す。
普段なら大喜びしてくれるが、今は解析出来なかった事が相当悔しいのか、悔しそうな顔をしたまま受け取り、持ち場である技術課に向かって飛んで行ってしまった。
……あんな顔した妖精さんを見るのは、初めてだ。
……ボーッとしている暇は無い。急いで全鎮守府に、
Another side out
───────
────
─
side 提督
──第603鎮守府、執務室──
大規模反攻作戦十日目。
11:40。
本日の天気、土砂降り。気温28℃。湿度90%。
雨や風は相変わらず強いまま。予報だと
あと二日。二日しか時間が無い。
「
そう。
「……どうしろってんだよ」
来なかったら、由良以外を皆殺しにする、と言っていた。
由良と千歳さんに教えてもらったが──まぁ、教えてもらったとは言ったが、機密がどーたらこーたらで、全部は教えてもらっていない。
話を戻す。
教えてもらった事を纏めると、
今から
どうやって倒したのか聞いたが、それも機密が云々で教えてくれなかった。
色々聞きたかったが、機密なら仕方ないと割り切り、それ以上追求するのをやめた。
それに、今は追求して無理矢理聞き出すよりも、対策を考える方が先だ。
けど、
(主砲・副砲、魚雷、航空攻撃、近接攻撃。どれも全く効かなかった)
そう。あらゆる攻撃が効かない。
主砲の弾は、通常弾、徹甲弾、三式弾、榴弾。ウチにある、
……ん?
…………。
思い出せない。なんなんだ?
……
魚雷も、酸素魚雷──
航空攻撃も同じ。
涼月がギミックを作動させ、
最後に、近接攻撃。AGP艤装を纏っている娘や、近接武器を持っている娘、それから、
逆に、近接攻撃を行ったら、近接武器が壊れてしまった。
(マジでどうすりゃいいんだ?)
小嶋提督と話し合ったが何も案が浮かばず、大本営にこの事を報告して助けを求めたが、結果は「増援を送る事は出来ない」と言われてしまった。
つまり、俺達だけで何とかしなければならない。
(破損した艤装や近接武器の修復に、かなり資材を消費したから、全力出撃は出来てあと2回)
向こうの資材も、ウチほどではないが余裕が無いらしい──ぐっ!?胃が!!
「だ、大丈夫ですか?」
「だ、大丈夫……」
突然胃が痛み出したから、思考を中断。
痛みに顔を歪めていると、隣に居た涼月に心配され、胃薬と白湯を差し出てくれた。ありがとう、貰うよ。
……ふぅ、楽になった。
……ボーッとしている暇は無いぞ。早く対策を──
『誰か!初霜を止めて!もう嫌だ!秋雲さんは、あんな初霜を見たくないッ!』
『喚いてる暇があるなら、止めるっぽい!』
『
『長門さんが壊れた!』
『いえ、
『
……執務室の外が騒がしいな。
秋雲と夕立、長門さん、能代さん、吹雪、鈴谷の声が聞こえ──
『イ゛ェ゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ァ゛ァ゛ァ゛ァ゛ッ゛ッ゛ッ゛!゛!゛!゛』
……とっても
ゾンビモードになった涼月の
「また、叫んでいるのですね……」
ゾンビもとい、涼月は俺の隣に居る。勿論、叫んでいない。
……じゃあ、誰が
……伏字だらけで分からない?
とてもじゃないけど、口に出しちゃいけない単語だから、伏字を多用しました。許してくれ。
「
涼月がとても悲しそうな顔をして、これまた悲しそうな声でそう言った。しかも、涙ぐんでいる。
今、涼月が答えを言ってくれたが、
何故ああなったのか。残念ながら詳細を話すと長くなるから、何時か話してやる。話せる時が来れば、だがな。
「とても
何故、あんな野太い声で
というか、何処から声を出しているのですか!?小○元子さんに良く似た可愛らしい声は何処に行ったのですか!?
それに、あんな声が出せるなんて、涼月は信じられません!!!」
あれま、涼月が錯乱気味だ。無理もない。
閑話休題。
……そうそう。言いたくないけど、涼月。君もそうだからね?
地上に舞い降りた天使と言っても過言じゃない娘だったのに、ある日突然豹変──ゾンビになったからね?
それと、君は初霜と同じ位野太い声で
閑話休題。
確かに。俺の──いや、俺達の知る初霜は、涼月が言ってくれたが、とても礼儀正しく、間違っても口に出しちゃいけない単語を野太い声で
そう。
何故なら、今は──
『落ち着きなって!今行っても、また返り討ちにされちゃうよ!?』
……鈴谷が必死に止めている。以前の初霜なら、大人しく言う事を聞いてくれたけど──
『今度は
『いいや、離さんぞ!何があろうと、決して!!』
『鼻伸ばして
……初霜が
『でゅるわぁあああああぶるわっひゃあひゃひゃひゃひゃどぅるわっはあああああああああぎゃあああああうわああああああああ』
『な、長門さん!?』
『放置して大丈夫ですよ、能代さん。寧ろ、パンツ見ようとしてきますから、こうして──ウラァ!!』
『……ブッキー、容赦無いね……』
……吹雪……なんと言うか……苦労しているんだね……。
『私……私……
「ブフォッ」
──今は、全く言う事を聞かなくなってしまった。
以前から、少しだけロックな思考・言動をしていたけど、今は完全に
「提督ッ!?」
あっ、いけね。目と鼻と口から、蛇口を全開にした水みたいに、勢い良く血が出てきちゃった。
あははは。執務机が事件現場みたいな惨状になっちゃったよ。あと、提督服が真っ赤になっちゃった。
すっご〜い、
……ふざけている場合じゃないだろ、って?違うよ。こういう時だからこそ、ふざけるんだ。じゃないと、
俺達が生きている世界は、何時死ぬかわからない。そんな世界だ。
だから、悔いを残さぬよう、法や倫理に反する事以外なら、やりたいと思ったことを、直ぐにやる。だから、こんな風にふざける──
「し、止血を!止血をしないと!!」
──おっと、思考を中断しよう。涼月が物凄く慌ててる。
大丈夫だよ、涼月。提督ってのは、
それに、もうじき止まる。現に、目と鼻の血は止まった。
残念ながら、口からの出血はまだまだ止まりそうにないけど、これもそのうち止まる──
「ハ、ハンカチを口の中に押し込んで止血をします!」
「大丈夫だから、気にしなゴポォッ!?」
いけね、喋ってる最中に吐血したから、変な音出しちまった。早く治さなきゃ。
「キャアッ!?提督ッッッ!!?」
ごめんよ、驚かせて。
……ノックされた?
「ありました!提督、少し苦しいかもしれませんが、我慢してください!」
涼月さんや、ハンカチを口の中に
あと、ハンカチを捩じ込んだ位じゃ、止血出来ないと思うよ?まぁ、錯乱気味だから正常な思考・判断が出来ない──
「提督!初霜がヤバいから……止め……て……」
……秋雲が執務室にログインしました。……なんか、似たような展開が前にもあった気がするぞ?
……まぁいいや。
「ぁ……ぁぁ……」
……あれ?秋雲が顔を青ざめさせて、震えながら俺を見ている。どったの?
……待て待て。
・俺、目と鼻と口からの出血で、全身血まみれ
・涼月、俺の口にハンカチをねじ込もうとしている
・俺、ソレを阻止する為、抵抗
ここから導き出される答えは──
「てっ、提督が!提督がッ!
……秋雲が勘違いして、大騒ぎになる。
……秋雲が叫んだせいか、こちらに向かってくる、複数の足音──慌ただしく走るような音が、聞こえてきた。
……どう説明しよう?
………………。
──第603鎮守府、医務室──
13:20。
「……はぁ」
やれやれ。やっと静かになった。
あの後、どうなったか話そうと思う。
秋雲が勘違いし、叫んだ事で執務室に皆が集まり、血まみれの俺と涼月を見て、第603鎮守府は大混乱に陥った。
最初は「
そして、なんとか誤解を解くことに成功し、出血したから安静にするべきだと皆に言われ、医務室に強制連行されて今に至る。
以上。……説明が雑?長々と説明したくないんだ。分かってくれ。
(……腹減ったなぁ)
『提督、起きていますか?』
「起きてますよ〜」
過ごしているんだ、と思っていたら、加賀さんが医務室のドアをノックして、そう声をかけてきた。
「お邪魔するわ。提督、お昼を持ってきました」
「ありがとうございます」
お腹すいていたから、有難い……って、アレ?
加賀さんがトレイに載せている物を見て、テンションが少し下がった。だって──
「はい、お粥よ。しっかり食べなさい?」
「……はい」
そう。お粥だ。今日は金曜日だから、お昼はカレーだった筈。なのに、お粥。何故?
「……カレーは香辛料が沢山入っているのよ?そんな刺激が強い物、
俺の
仰る通りです。くそっ、俺の
「デザートに林檎を剥いてあげるわ。今ならウサギさんにしてあげます」
「ありがとうございます」
カレーはまた今度……今度が来るか分からんが。とにかく、この状況を何とかして、平和を取り戻して、カレーを食べよう。いや、絶対食べてやる!その為には、
何とかしたら、香辛料をふんだんに使った、
(……
「ボーッとして、どうしたの?」
「いえ、なんでもありません」
お粥を食べようとしたら、何か忘れている事に気付き、思い出そうとしていたら、加賀さんに声を掛けられてしまった。
普段なら、思考を中断して食べる事に集中していたが、
(
「難しい顔をしていないで、食べなさい」
「……はい」
そう言われたが、思考を中断する事は出来なかった。
なんだ?何を忘れている?カレー。カレー。カレー……。
……。
……。
……ダメだ、思い出せない。ちくしょう、とても大事なことの気がするのに。
(カレー。香辛料を使用している。甘口とかあるが、基本は辛い食べ物。
カレー。国民食の一つ。一般家庭は勿論、
特に、
……横須賀鎮守府?
……。
……。
……
………………
「いきなり叫んでどうしたの!?」
突然叫んだ事で驚き、加賀さんは林檎を落としてしまったが、今はそれどころじゃない。
(何で忘れていたんだ!?)
執務室では全ての種類の弾を使った、と言ったけど、あるじゃないか!もう一つ!それも、
処理に困り
side 提督 out
───────
────
─
次回予告
ちわー!三○屋でーす!……渡良瀬少佐、冗談だから、そんな養豚場のブタを見るような目で見ないで?
……んんっ。改めて。大本営技術課から、第603鎮守府に
……気付きました?荷台から発せられる、
……大丈夫ですよ。
第107話・Code:N
「
※次話も説明回になります。
※Code:Nは登場します。
【補足的なナニか】
・磯風カレー…劇物本編58話で登場。
横須賀鎮守府所属、陽炎型駆逐艦十二番艦、磯風の適性者が作ったカレーを指す。
以前、磯風の適性者が大量に作り、処理する為に妖精さんの特殊技術で砲弾や魚雷、爆弾に詰めて、深海棲艦に使用した所、離島棲鬼が
この報告を受けた横須賀鎮守府の提督、榊原光大将は、妖精さんに指示し、特殊技術で真空パックさせ、各鎮守府に配布。
・ISKZ-C弾…磯風カレー弾の略称。
主砲・副砲、魚雷、爆弾等の弾に、上記の磯風カレーを詰めた弾を指す。
・小林元子…声優。「艦これ」では、初春、子日、若葉、初霜を演じている。
・藤田咲…声優。「艦これ」では、食う母赤城、扶桑、山城、涼月等を演じている(他にも居ますが、割愛)。
以上、補足終了。