グロテスクな描写が含まれています
考えるな。感じろ
非常に頭の悪い内容
頭を空っぽにしてご覧下さい
※この小説に登場する人物達及び、妖精さん達、深海棲艦は全員、特殊な訓練を受けています。
決して真似しないでください。
※この小説内の季節は、9月中旬頃となっています。
『アツイ!身体ゲホッ!焼けル!痛イ!』
無線から、悲鳴が聞こえてきた。
悲鳴をあげているのは、艦娘達ではなく、あの
さっきまでの余裕が、全く無くなっている。
『
『直撃した右腕が、
『
『
千歳さんと由良、長門さん、扶桑さんの声が聞こえてきた。
その直後、砲撃音。そして──
『ギャアアアアアアアアアアアアア!!!?』
再び、
効いている!
『なんなんだヨ!お前ラ!一体、弾に何を詰めタ!?
臭いし、涙が止まらなイ!身体も溶けているし!!硫酸入り催涙弾カ!!?』
『カレーよ!』
瑞鶴、教えなくていい。敵に手の内を明かすな。
『嘘ダッ!!カレーってのはナ!とっテも美味しい食べ物の筈だゾ!!!』
『何故知っている!』
瑞鶴、お喋りするな。今は戦闘に集中しろ。
『ニンゲン達の船を襲った際、食べたカラ知ってル!!』
『そこッ!!』
『ウボァ!!?』
『川内、ナイス!』
『瑞鶴こそ、足止めありがとね♪』
……どうやら瑞鶴は、わざと
『あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙!゙!゙!゙顔がァ!!オイラの顔がァ!!!』
『お代わりは、まだまだありますよ?』
『神通さん、装填完了したよ?』
『了解しました、阿賀野さん。撃ってください』
『ふざけるナッッッ!!!』
『穴という穴に流し込んでやるネー!』
『金剛さん、前に出過ぎ』
『山風さん、あなたも突出していますよ?』
『やめっ──ビャアアアアアアアアアア!!辛いいいいいィィィィィィイイイイイイ!!?』
『金剛さん!山風ちゃん!筑摩さん!あまり奴に接近しないで!危ないわ!!……聞いていない』
千歳さんが金剛達に注意をしたが、どうやら戦闘に夢中で聞こえていないようだ。大丈夫なのか?
『換装完了!第二次攻撃隊、発艦!!!』
『カレーのシャワーを浴びせてあげる!!!』
『虹を
……翔鶴と瑞鶴、大鳳が艦載機を発艦させたみたいだ。それも、かなりの数を。
『こっちも行くよ、蒼龍!!』
『オッケー!天城、龍鳳、用意はいい?』
『いつでも行けます!』
『私も、いつでも出せます!』
飛龍と蒼龍、天城、龍鳳も艦載機を発艦させた。
レシプロエンジンの音が、凄くうるさい。無線の音量を少し下げよう。
『ちょっ!?は!!?まさか、アレ全部、変な弾なのカ!!?ふざけるナ!!やめロ!!こんナノ、フェアじゃネェ!!!』
『アンフェアの塊みたいなお前が言うな』
『
『黙りなさい。さっさと沈め。
……提督さん!そろそろ
「ああ。許可する」
……とうとう、
正直、不安だ。だが、濃縮していない
なら、使うしかない。
磯風カレーを
『お、オイ、
せ、せめテ、普通の弾ニしてくれヨ?
『ほら、あ~ん♡』
『ゴボベブフォ!!?』
『美味しい?ほら、もっと味わいなさい♡味わって♡味わえ♡』
……由良、声が怖いよ。きっと、
『ほら、悶えていないで、上を見なさい?
『オマエら、
……
お前は危険な存在なんだ。さっさと
そう思った直後、爆発音が無線から聞こえてきた。
どうやら
『提督!今ので私達が用意した
向こうの艦娘達が持つ
「了解!全員、
『『『『『『了解!!!』』』』』』
……上手くいってくれよ。当てる事が出来れば、倒せるかもしれないんだ。
───────
────
─
side 提督
──第603鎮守府、執務室──
大規模反攻作戦十一日目。
10:40。
「……分かった。
……何とかなったか。
「……どうだった?」
「
「……そう」
「……とりあえず、大本営に報告しますね」
とても信じられない事だけど、事実だからしっかり報告しなきゃ。
そして、妖精さん達がこっそり自生させていた、ド○ドキノコと、これまたこっそり作成していたネ○ュラガスを投入。
ただでさえ
というか、どうやってモ○ハンの○キドキノコを作ったんだ?それに、ネビュ○ガスをどうやって再現した?とツッコミを入れたいが、「妖精さんなら仕方ない」で流す事にした。
マジで一々ツッコミ入れるな。流せ。じゃないと精神が持たん。
つーか、安易に妖精さん達にアニメや漫画、ゲームといった娯楽を与えない方が良いかもしれない。
……話を戻す。
何を馬鹿なことを。そう思うだろ?俺もそう思ったさ。けど、事実だ。
んでもって、装置から
「……大本営は信じてくれるかしら?」
「ちゃんと記録映像があるので、そいつを送れば嫌でも認めてくれますよ、きっと」
千歳さん、今、説明中なんで、少し静かにしてください。
……説明を再開するぞ。
襲われそうになったが、こっそり濃縮作業を覗き見していた、防護服とガスマスクを
何故、覗き見していたのか。
どうやら濃縮された磯風カレーを
……ツッコミ入れないぞ。
……さて。どうやって助けてくれたか。
勿体ぶらずに言うぞ。
もう一度言うぞ。
俺と千歳さん、野原主任に向かって飛びかかってきた、
その
もうね、信じられなかったよ。濃縮していない磯風カレーでさえ、食べれば約1ヶ月、生死の境をさ迷うと言われているのに。
それの
……熊野さん、あなた、本当に人間ですか?もしかして、地球外生命体なんじゃない?
……やめろ。ツッコミ入れるな。流せ。考えるな。感じろ。
閑話休題。
まぁ、色々あったが、熊野さんが這い出てきた
どうやら
……ツッコミ入れないよ?入れたら負けだ。
閑話休題。
その後、熊野さんに頼んで
なので、急いで弾に詰める作業を開始するよう、指示し、今に至る。
……これ以上考え事している暇は無い。さっさと大本営に報告しないと。
えーと、「磯風カレーを
他にも色々書いて……こんなんでいいか。
あと、記録映像のデータも入れて──これで良し。どんな返事が来るのだろう?
(怒られたらどうしよう?)
……まぁいいや。その時はその時。頑なに認めようとしないのなら、
十数分後。大本営から返事が来た。
内容は、虚偽の報告をするな、という物だった。
なので、
………………。
──第603鎮守府、談話室──
13:30。
「ちくしょう……ちくしょう!」
「ギャハハハハハ!!少佐、やりますねぇ!!
「信じようとしないから、証拠を送りつけたのに。そりゃねぇよ……」
野原主任、あんまりデカい声で笑わないでください。鼓膜が痛いです。
大本営に
大本営から「虚偽の報告ではなく、事実と認める」と返事が来た。
それだけなら良かったんだが、「被害が出た為、三ヶ月の減給処分とする」と言われてしまった。
……泣けるぜ。
「下手したら、もっと重い処分が下っていたのかもしれないのよ?」
「そうだよ。提督の資格を剥奪されなかっただけでも、良しとしようよ?」
「……確かにそうだな」
談話室に設置されたテーブルに突っ伏して嘆いていると、翔鶴と瑞鶴が慰めてくれた。
大本営によると、
幸い、技術課に居る妖精さん達がすぐに封じ込めたからか、被害は拡大しなかった。
余談になるが、翔鶴が言った通り、もっと重い処分が下る予定だったが、「頑なに信じようとしなかった
勿論、減給処分を受けるのは、俺だけだ。
擁護して下さったお偉いさん、本当にありがとうございます。
「」
「す、鈴谷!しっかりしろ!?」
「鈴谷さん、だいじょ~ぶ?」
「文月、私も具合が悪くて元気が無いから、頭をナデナデしてくれないか?」
「長門さん、あなたは健康体そのものだから、ナデナデされる必要はありません」
「長門さん、キモいっぽい」
「とっとと捕まってください。いや、
「(`0言0́*)<ヴェアアアアアアアアアアア!!!!」
(長門さん、叫ぶな。うるさい)
それにしても、長門さんの声って、本当、佐○綾音さんに似ているなぁ。ラ○ットハウスに下宿する女子高生の断末魔そっくりだよ。
……何が起こっているか、気になるだと?いいぜ、説明してやる。
ちなみに、現在進行形で鈴谷の
何も言わない。ツッコミも入れない。
閑話休題。
それだけなら良かったが、文月が鈴谷の頭を撫でて元気づけていたら、それを見た長門さんが、
しかし、すぐさま吹雪がツッコミを入れ、夕立が追撃。
そして、
……初霜。どうしてああなっちゃったんだ?君はとっても
(原因は分かっている。
奴に顔の一部を吹き飛ばされた事で、
医療妖精さんの診察結果によると、言葉に出来ない程のストレスと、死の恐怖を味わったせいか、精神が壊れそうになっているそうだ。
なので、精神を壊さない為。精神を護る為、あのような言動を取るようになってしまった。
……無事、大規模反攻作戦が終わったら、大本営のカウンセリング課に連れて行って、
あの先生なら、きっと何とかしてくれる。今のうちに予約取っておこう。
(おのれ、
覚悟しろ。お前に嫌という程、
泣き喚こうが、命乞いしようが、慈悲も容赦もなく食わせてやる。
今のうちに祈っておけ。
………………。
──第603鎮守府、会議室──
大規模反攻作戦十二日目。
01:00。
本日の天気、雨のち晴れ。気温26℃。湿度80%超え。
現在、雨が降っているが、昨日と比べれば明らかに雨足が弱まっている。
予報では、05:00頃には晴れると言っていた。
(……そろそろだな)
時計を見ると、予定時刻になった。
「……時間だ。全員、準備にかかってくれ」
「「「「「「了解!!」」」」」」
全員が真剣な表情で返事をしてくれた。
昨日までの、だらけた雰囲気は一切無い。
(いよいよ始まる。しっかりしろよ、俺)
皆に緊張している事を悟られないよう、ゆっくりと息を吸い、吐いて心を落ち着ける。
……よし。行くぞ。
…………。
──第603鎮守府、執務室──
「……分かった。予定通り、出撃してくれ」
艤装の状態と武器・弾薬、燃料。
そして、全員が向こうの艦娘達と合流する為、__海域へ向けて出撃するのを、執務室の窓から確認。
……全員、無事に帰ってきてくれ。
今回の作戦は、__海域に居る
昨日、小嶋提督から報告を受けたが、
これなら横槍を入れられず、
(けど、増援が絶対に来ないという保証は無い)
それに、運良く
(防衛・警戒も疎かに出来ない)
文字通り、何が起こるか分からない。警戒しなければ。……ノックされた。
「誰だ?」
『野原です。
「入ってください」
入室を促すと、野原主任が入室してきて、内線では話せなかった、
報告で聞いたが、何も異常は起きていない。良かった。
「肩に力が必要以上に入っていますよ、少佐。リラックスしてください」
「……分かりました」
確認を終えて一息ついていると、野原主任に注意されてしまった。自分じゃ、リラックスしているつもりだったんだが。
「緊張するのは仕方ない事ですが、必要以上に緊張すると、いざという時、しっかり反応して行動出来ません。大丈夫、出撃してくれた艦娘達を信じましょう?」
普段のふざけた雰囲気は一切無い、真剣な顔と声でそう言ってきた。
……何故、野原主任がまだ第603鎮守府に居るかって?
アレは、機密の塊みたいな
閑話休題。
さて。今更だが、今回
まず、
旗艦・長門さん、扶桑さん、那智さん、熊野さん、由良、夕立。
次に、
旗艦・千歳さん、翔鶴、瑞鶴、大鳳、吹雪、涼月。
続いて、第一・第二艦隊の支援及び、負傷者の護送を行う第三艦隊。
旗艦・能代さん、榛名、足柄、阿武隈、文月、五月雨。
最後に、鎮守府の防衛を行ってくれる第四艦隊。
旗艦・山城、鈴谷、摩耶、矢矧、秋雲、満潮。
以上、24名だ。
……本当は初霜を第三艦隊に入れる予定だったんだけど、「
現在、自室に待機させているんだけど……うん。
……気は進まないけど、後で少しだけ様子を見に行こう。
それと、加賀さんだが……磯風カレーの臭いにやられて、体調不良の為、自室に待機。療養してもらっている。
なんか……すみません。後で見舞いに行きます。
閑話休題。
最初は第一~第四艦隊の24名を、
勿論、
……おっと。向こうの出撃メンバーの紹介がまだだったな。
まず、第一艦隊。役割はさっき俺が説明した通りだから、割愛させてもらうぞ。
旗艦・神通、川内、金剛、筑摩、阿賀野、山風。
次に、第二艦隊。
旗艦・飛龍、蒼龍、天城、龍鳳、朝潮、霞。
最後、第三艦隊。
旗艦・利根、高雄、愛宕、鬼怒、江風、浜風。
以上、18名だ。
本当は別のメンバーで出撃させる予定だったが、磯風カレーを
……流石に我慢出来ないから、ツッコミ入れさせてもらう。
なんだよ!
つーか、よくそこまで濃縮出来たな!!?流石、精鋭鎮守府。設備が充実しているから造れたのか!!?
……よし。ツッコミ入れるの終わり。もっとツッコミ入れたいが、これ以上は時間の無駄だからやめておこう。
閑話休題。
(頼みの綱の一つ、
内、20発は濃縮していない磯風カレーを入れた弾。
残りの10発は、100倍に濃縮した磯風カレーを入れた弾。
そして、あとの5発は
ウチが用意出来たのは、たったの35発。無駄撃ちは出来ない。
ちなみに、向こうは濃縮していない
100倍濃縮した
そして、
計210発も用意出来たそうだ。
……これなら、倒せるんじゃね?
一応、全て当てても倒せなかった時の為に、現在進行形で妖精さん達に、
「こちら、執務室──」
『メーデー!メーデー!メーデー!妖精さん達が!妖精さん達が
「夕張イイイイイイイイイイイイッッッ!!?」
おィイ!!?夕張がとんでもない断末魔をあげたぞ!!?それに今、とんでもない単語が聞こえたぞ!!?何やってんのォ!!?
「……渡良瀬少佐。自分が様子を見に行ってきます。
少佐はここに残ってください。今、あなたが倒れたら、指示を出せる人が居なくなってしまいます」
「の、野原主任……」
すみません、お言葉に甘えさせて頂きます。
俺は椅子から立ち、無言で敬礼をした。
そして、それを見た野原主任も、敬礼を返してくれた。
……死なないでくださいね?
side 提督 out
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次回予告
ウゲェ……ダメだ。身体が溶けていル。もう、長くないナ。
……ハハッ。沈ム……。
……ん?この気配。まさカ……イヒャヒャヒャヒャ!間違いなイ!!
確か、
久しぶりじゃないカ、
……いヤ。
第111話・因縁
「お前が……私を
【補足的なナニか】
・ペッパー・X…世界一辛いと言われる唐辛子。その辛さは、キャロライナ・リーパーの約2倍と言われている。
生食すると命に関わる危険性がある。
ちなみに、身体に掛かると、どの部位でも焼けるような激痛が走るらしい。
・ドキドキノコ…「モンスターハンター」シリーズに登場するキノコが元ネタ。アイテムの一つ。
食べると、ランダムで様々な効果を発揮する。効果は食べる度に変わり、プラスもあればマイナスもある。
・ネビュラガス…「仮面ライダービルド」に登場する「物質」が元ネタ。
・ケミカルX…「パワーパフガールズ」に登場する「物質」が元ネタ。
以上、補足終了。