追跡鶴   作:EMS-10

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 セッツブーン最高!峯雲最高!阿賀野姉の白ニーソになりたい人生だった(挨拶)

※注意※
グロテスクな描写が含まれています
非常に頭の悪い内容
頭を空っぽにしてご覧下さい


※この小説は、食べ物を粗末に扱う意図及び、環境破壊を推奨する意図は一切ありません。
 予め、ご了承下さい。

※この小説に登場する人物達及び、妖精さん達、魚介類達は全員、特殊な訓練を受けています。
 決して真似しないで下さい。

※質量保存の法則等、様々な物理法則達は職務放棄しています。
 予め、ご了承下さい。

※この小説内の季節は、9月下旬頃となっています。



第113話・秋刀魚漁、開始!

 

 鎮守府。

 かつて、日本海軍の根拠地として艦隊の後方を統轄した機関。

 その前身は、1871年──明治4年に、兵部省内に設置された海軍提督府を指す。

 

 俺が。いや、俺達が今居るのは、鎮守府。

 そう。鎮守府だ。正確には、第603鎮守府。

 しかし、今、俺はそう思えなくなってきている。

 

 

「……此処って、鎮守府だよね?」

 

「そうだぞ、時雨」

 俺の隣に居る時雨が、目の前の光景を見て、引き攣った笑みを浮かべながらそう言ってきた。

 

「……豊○市場じゃねーの?」

 

「鎮守府だよ、摩耶」

 言いたい事は分かる。分かるが、此処は鎮守府だ。

 誰が何と言おうが、鎮守府だ。○洲市場じゃない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「頭と内臓の処理完了!次ッ!」

 

「パック詰め遅いわよ!何やってんのッ!」

 

「もう冷凍庫に入りません!」

 

「よし!なら、胃袋に入れよう(・ ・ ・ ・ ・ ・ ・)

 

 

 

 

 

 扶桑さんが、マグロとかを解体する巨大な包丁で、異常に巨大化(・ ・ ・ ・ ・ ・)した魚介類(・ ・ ・)を解体しながら叫び。

 

 千歳さんが、手際よく解体された魚介類をパックに詰めていき。

 

 能代さんが、パック詰めされた魚介類を、急遽、妖精さん達に造らせた冷凍庫に運び入れていたが、キャパオーバーになった事を告げ。

 

 長門さんが、冷凍庫に入り切らないなら、食べよう!と提案をしている。

 

 

 

 この光景。まるで魚屋だ。

 いや。巨大な魚介類(・ ・ ・ ・ ・ ・)が鎮守府の母港に所狭しと並べられているから、豊○市場のように見える。いや、○洲市場だ。

 

……落ち着け。此処は鎮守府だ。マジで○洲市場に居るのでは?と錯覚しそうになるが、鎮守府だ。しっかりしろ。

 

 

 

「……提督、今夜も魚料理?」

 

「あぁ。今夜も魚料理だ」

 次々に水揚げされ、母港に並べられる魚介類を見て、○洲市場なのでは?と錯覚しかけていると、魚介類特有の匂いが苦手な鈴谷が、鼻をつまみながらそう言ってきた。

 

「うぇっ……もう飽きたよ……お肉食べたい!お〜に〜く〜!!」

 

「駄々をこねるな。我慢しろ」

 ここ一週間。朝昼晩、3食全て魚料理尽くしの状態が続いているからか、肉好きの鈴谷が駄々をこねた。

 諦めろ、鈴谷。あんな事(・ ・ ・ ・)が起きちまったせいで、暫く魚尽くしの日々が続くぞ。

 

「うげっ……魚の匂いが……気持ち悪い……」

 

「大丈夫か?医務室に行って休んでこい」

 あまり魚介類が得意ではない秋雲が、顔を青ざめさせながらそう言ってきた。

 

 

 

……さて。何が起きているのか分からないと思うから、説明タイムに突入するぞ。

 あれは今から二週間前。大本営からISKZ-C弾(・・・・・ ・)を使用した海域を調査せよ、と命令され、ウチ(第603鎮守府)の娘達を向かわせたのがきっかけ──

 

 

 

 

 

「また暴れだしたぞ!!」

「拘束具が!壊れる!!?」

「誰か!ス○イサムさんを連れてきて!!!」

「アレはホホジロザメだから、酸素ボンベを口の中に突っ込んで、起爆して頭を吹っ飛ばしましょう!!」

 

 

──おーい、今、説明中。お静かにお願いします。

 

 突如暴れ出した、ジ○ーズ並。いや、それ以上に巨大(・ ・ ・ ・ ・ ・ ・)ホホジロザメ(・ ・ ・ ・ ・ ・)の対応をする、木曾と翔鶴、名取さん、五月雨の声が聞こえてきた。

 あの大きさ。もしかしたら、メガロドンを超えているんじゃないかな?

 

……あっ、五月雨が酸素ボンベをホホジロザメの口の中に突っ込んだ。何処から持ってきたの?

……じゃなくて。やめなさい。やめろ、主砲を撃ち込んで起爆しようとするんじゃない。初代ジョ○ズのクライマックスシーンを再現しようとするな。

 

 

「ぬわー!!?」

「夕張さん!?」

「早く脚を切り落とせ!」

 

 

……今度はオー○ャンハンターのクラーケン並に巨大化(・ ・ ・)したタコ(・ ・)が、暴れ出したか。

 

 脚を切ろうとした夕張が、最後の抵抗にと暴れたタコ(・ ・)の脚に捕まり、パニックに陥っている。

 

 それを見た吹雪が悲鳴をあげたが、直ぐ冷静になり、(もり)を撃ち込んで夕張の救出を行っている。

 

 そして、那智さんが包丁でタコの頭を滅多刺しにしているけど、かなり暴れていて上手く行きそうにない。

 

……魚介類だから大丈夫だろうと思っていたけど、グロい。無理。気持ち悪くなってきた。

 

 

「もう面倒だから、濱○さんみたいに、油にドーン!しちゃわない?」

 

「あの大きさのタコが入る鍋があるのか?」

 グロテスクな光景を見て、気持ち悪くなっていると、足柄が苦笑しながらそう提案してきた。

 

「妖精さん達に頼めば、直ぐに作ってくれるんじゃないかしら?」

 

「いや、まぁ……妖精さん達ならマジで作ってくれそうだけど、何十。いや、何百ℓもの油が必要になるから、却下」

 仮に用意出来たとしても、どうやってぶち込む?それに、タコには水分が大量に含まれているから、しっかり処理しないと、いきなり黄○伝説の無人島生活みたいに、油が爆発すんぞ?

……油が爆発するって、日本語おかしいな。

……まぁいいや。

 

 

……ごめん。なんか、説明する気が無くなったから、また今度、詳しく説明する──

 

 

「手の形は、こう。姿勢は、こう。そして、腰を入れて、

 一気に突っとす(突き刺す)!!!」

 

 

「成程……やってみます!」

 

 

……山城さん。素手で(・ ・ ・)異常に巨大化した(・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・)秋刀魚(・ ・ ・)解体(・ ・)しないでください。

 道具があるのだから、使おう?

 あと、初霜に変な事教えるな。ただでさえヤベー奴になっているのに、これ以上ヤベー奴に仕立てあげないで?

 初霜も、嬉嬉として素手で解体しようとしない。やめなさい。

 

 しかし、俺の願いは届かず、山城は巫女服のような艦娘の装束を、秋刀魚の返り血で全身を真っ赤に染め、楽しそうに素手で秋刀魚の頭をぶっこ抜きやがった。

 初霜も、直ぐ様実践。見事、秋刀魚の頭をぶっこ抜きやがった。

 

……見なかった事にしよう。忘れよう。

 ニコニコ笑顔で楽しそうに、全身を返り血で真っ赤に染めながら解体する山城と初霜なんて見ていない。絵面が凶悪過ぎる。

……今夜辺り、夢に見そうだな。

 

「提督さん、焼く準備、整ったよ?」

 

「……分かった。捌き終わった魚介類を、食べられる量だけ焼いてくれ」

 凶悪過ぎる絵面にゲンナリしていると、エプロンとバンダナを装着した瑞鶴に声を掛けられた。可愛い。

 調理される工程を見て、素手で解体(・ ・ ・ ・ ・)された凶悪過ぎる絵面を忘れよう。

 

「ギャハハハハ!!見渡す限り、巨大な魚介類ばっかり!!

 オーシャンハ○ターに登場するクラーケンみたいなタコ。サメ。その他色々。まるでテーマパークに来たみたいだぜぇ!テンション上がるなぁ〜」

 

「ちょっ、野原主任!火力!!強過ぎです!!弱めて!?焦げてしまいます!!!」

 

「おっと、ゴメンゴメン。テンション上がり過ぎて、やり過ぎちゃった。気を付けるよ」

 

 野原主任、テンション上がるのは構いませんが、焦がしたりしないで?食材を粗末に扱うと、バチが当たるぞ。

 そして満潮。ナイスツッコミ。君が居なかったら、食材が炭になる所だったよ。

 

「今年の秋刀魚は、大ぶりだなぁ……アハハハハハ」

 巨大な魚焼き用の金網……でいいのか?金網に、次々とこれまた巨大な秋刀魚が乗せられ、焼かれていく。

 残念ながら、あまりにも巨大な為、切り身にされているが。

 ちなみに、秋刀魚だけでなく、巨大化した魚介類全て、味は抜群に良い(・ ・ ・ ・ ・ ・ ・)

 

 あの劇物(・ ・)──磯風カレーの成分を摂取しているというのに、何故か美味しい。それに、磯風カレーの成分が一切検出されない。

 

 どうして美味しいのか。どうして磯風カレーの成分が検出されないのか。

 現在、妖精さん達が解析しているが、未だハッキリしていない。

 

……二週間。毎日3食、巨大化した魚介類を食べているけど、影響が無いみたいだから、いいか。

 

 

 

 

 

───────

 

 

 

────

 

 

 

 

 

 

 

 

 

──第603鎮守府、会議室──

大規模反攻作戦二十日目。

事の発端の二週間前。

08:20。

 

 

「……というわけで、資材が届き次第、第一艦隊と第二艦隊は__海域へ調査に向かってもらう。質問はあるか?」

 数十分前。大本営からの通達を皆に伝える為、会議室に集めて説明をした。

……皆、呆れたような顔をしている。それもそうだ。

 ISKZ-C弾(・・・・・ ・)の影響で、使用した海域の生態系に影響──魚介類が異常に巨大化(・ ・ ・ ・ ・ ・)し、艦娘達が襲われた、なんて言われたのだから。

 

「渡良瀬少佐、発言の許可を」

 

「許可します」

 ウチの娘達と派遣されてきた娘達が呆れている中、長門さんが真剣な表情のまま挙手をし、そう言ってきたので許可を与えた。

 

「先程、ISKZ-C弾(・・・・・ ・)を使用した海域の生態系に影響が出て、魚介類(・ ・ ・)異常に巨大化(・ ・ ・ ・ ・ ・)した、と言ったが、どの位巨大なんだ?」

 

「大本営によると、最低で(・ ・ ・)2m(・・)。最大で100m以上(・・・・ ・ ・)あると確認されています」

 俺がそう言うと、全員が困惑した。

 そりゃそうだ。最低でも(・ ・ ・ ・)2m(・・)。最大で100m以上(・・・・ ・ ・)ある、と言われたのだから。

 

「報告によると、イワシやアジといった小型魚も、2m以上の個体が確認されている。

 尚、巨大化した魚介類には、ホホジロザメといった、人喰いサメも含まれている為、充分注意してくれ」

 

「おいおい……○ョーズと同等か、それ以上に巨大なホホジロザメが襲いかかってるのかよ!?」

 

「……あぁ。50m以上(・・・ ・ ・)のホホジロザメが確認されている」

 摩耶が焦ったような顔でそう言ってきたから、報告書に書かれていた事を話した。

 

 余談になるが、そのサメは江ノ島鎮守府(・ ・ ・ ・ ・ ・)が担当する海域に出現したそうだ。

 幸い、死亡者(轟沈者)は出ていない。

 

 更に余談になるが、そのサメはドイツから派遣(・ ・ ・ ・ ・ ・ ・)された艦娘達が殲滅したらしい。

 確か、ビスマルク(・ ・ ・ ・ ・)という戦艦の適性者と、プリンツ(・ ・ ・ ・)オイゲン(・ ・ ・ ・)という、重巡洋艦の適性者だったな。

 もう完全に日本はイカれた国、って認識されただろうな。今更か。

 

 閑話休題。

 

「……勘弁してくれ」

 

 あーあ。摩耶が机に突っ伏しちまった。気持ちは分かる。俺もそうしたい。

 

「……他に質問はあるか?」 

 

「はい」

 

「なんだ?」

 大鳳が挙手をした。何を聞いてくるのかな?

 

「巨大化した魚介類ですが、奴らには私達の攻撃は効きますか?」

 

「巨大化しただけで、硬さは普通の魚介類と同じらしい。だから、艤装の攻撃で簡単に倒せる」

 報告書には、艤装の武器──主砲・副砲、魚雷等といった物から、漁師が使う(もり)や、包丁で簡単に仕留められる、と書かれている。

 

「ありがとうございます」

 

「他に質問は?……無いみたいだな。それじゃあ、資材が支給されるまで、各自、待機してくれ」

 さて。忙しくなるな。

 

(資材が支給されるまで、書類とお見合い(・ ・ ・ ・ ・ ・ ・)しますか)

 やりたくねぇ。けど、やらなきゃ片付かない。

……今日の秘書艦は矢矧だから、気を抜くとお説教されちまう。しっかりしろ。

 

 

 

 この後、俺は矢矧と執務室に向かい、滅茶苦茶書類を捌いた。

 そして、10:00頃。大本営から資材が支給され、直ぐ様調査に向かわせた。

 

……おっと。今更だが、調査に向かってくれる娘達の説明をするぞ。

 

 まず、第一艦隊。

 旗艦・瑞鶴、長門さん、熊野さん、足柄、名取さん、初霜。

 

 続いて第二艦隊。

 旗艦・大鳳、扶桑さん、那智さん、鈴谷、由良、吹雪。

 

 以上、12名はISKZ-C弾(・・・・・ ・)を使用した__海域の調査に向かってくれた。

 

 次に、残党の捜索及び処理をする、第三艦隊と第四艦隊のメンバーを紹介する。

 

 第三艦隊旗艦・翔鶴、山城、摩耶、能代さん、涼月、早霜。

 

 第四艦隊旗艦・葛城、榛名、木曾、五月雨、文月、秋雲。

 

 以上、12名だ。

 本当は海域調査に千歳さんを入れたかったが、千歳さん本人が、身体に違和感(・ ・ ・ ・ ・ ・)があり、不調(・ ・)だと言われたので、待機組になってもらった。

 

……千歳さん、大丈夫かな?海蛇(・ ・)との戦闘以降、調子が悪そう(・ ・ ・ ・ ・ ・)だし。

 今度、大本営の整体課(・ ・ ・)の予約を取って、診てもらおう。

 ついでに、カウンセリング課の予約も取らなきゃ。そんで初霜を診てもらって、天使に戻してもらわなきゃ。

 

……やる事多いな。忘れそうだから、メモしておこう。

 

 

side 提督 out

 

 

───────

────

 

 

side 葛城

 

 

──__海域──

 

 

14:30。

 

 

「……居ない」

 彩雲を何度も飛ばして隈無く索敵しているけど、深海棲艦は一匹(・ ・)も確認出来ない。

 もう居ないんじゃないかしら?

 

『こちら、第三艦隊旗艦・翔鶴。敵影なし。葛城さん、そちらはどうですか?』

 

「こちら、葛城。同じく、敵影ありません」

 無線から、第三艦隊の旗艦・翔鶴さんの報告が入った。あっちも見つからない、か。

 

(本当に、居なくなったんじゃないかしら?)

 以前、第08鎮守府に所属していた頃。似たような経験を何度かした事がある。

 けど、油断は出来ない。まだ全ての隠れられそうな箇所を確認していないのだから。

 

 そう思った直後だった。

 無線から、秋雲の焦った声が聞こえてきた。

 

『こちら、秋雲!ソナーに感あり!結構デカい(・ ・ ・ ・ ・)反応を複数(・ ・)確認!!』

 

「──ッ!?了解よ!!」

 結構デカい(・ ・ ・ ・ ・)反応?それに、複数(・ ・)?何よ、それ。もしかして、提督が言っていた、異常に巨大化(・ ・ ・ ・ ・ ・)した魚介類かしら?

 とにかく、戦闘の用意をした方が良さそうね。

 

「こちら、第四艦隊旗艦・葛城!総員、戦闘用意!!」

 無線に怒鳴りつけ、何時でも艦載機を発艦出来るよう、準備を整える。皆も、私の指示通り、準備を整えてくれた。

 さぁ、何時でも来なさい!どれだけデカかろうと、狩ってやるわ!

 

 発艦準備を整え、構えていると、徐々に海中から巨大な影が私達に接近して来るのが見えた。

……って、ちょっと待って。デカ過ぎない?えっ?何この大きさ。は?嘘でしょ?

 

(えっ?えっっ!?)

 何よ、この大きさ。バカなんじゃない!?

 さっきまでの威勢は、視界に入った光景のせいで、何処かに行ってしまった。

 

 自分よりも遥かに巨大な何か。それが、向かってくる。

 本能的恐怖を感じたせいで、身体が震え、動けない。

 皆も、私と同じように身動きが取れなくなっている。

 

 やがて、そいつ(・ ・ ・)は姿を現した。

 

 そいつ(・ ・ ・)の正体は──

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「さ……秋刀魚?」

 目測、10mは有りそうな、巨大な秋刀魚が姿を現した。

……あっ、目が合っちゃった。……って!こっちに来た!こ、来ないで!来ないでえええええぇぇぇぇぇぇ!!!!

 

 

side 葛城 out

 

 

───────

────

 

 

Another side

 

 

──大本営・技術課、???──

 

 

課長(・ ・)、もうその辺にしておいた方が……」

「そうですよ。それ以上はマズいですって!」

「やめましょうよ?絶対ヤバいッスよ!」

 

 部下達が次々にやめるよう、忠告してくる。

 皆、俺を心配してくれている。ありがとう。だが、やめん。

 

 野原(・ ・)が不在だから、俺がやらねばならない。そう。他の誰でもない、この俺が。だから──

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ドクペを取り上げないでくれ!頼む!」

 俺の知能飲料(・ ・ ・ ・)を取り上げられたら、ただのオッサンになってしまう。あっ、コラ!没収すんな!!

 

「ダメです」

 

「あああああああああああ!!!」

 だが、無慈悲にもドクペは部下に取り上げられてしまった。おのれ……おのれェ……。

 今日はまだ、2ダースしか飲んでいないのに。

 

「奥さんにも言われてるでしょう?ドクターペッパーを過剰摂取するな、って」

「前回の健康診断で引っ掛かって、奥さんにこってり絞られたのを忘れたのですか?」

「このままだと、ガチで糖尿病になっちまうッスよ?」

 

「……分かったよ。やめるよ」

 あーあー。それ言われたら、やめるしかない。

……また診断に引っ掛かったら、妻にナニ(・ ・)されるか分からない。だから、仕方なく。そう。仕方なくやめた。

 

 

…………。

 

 

「…………」

 部下にドクペを取り上げられた後。俺は目の前の遺体(・ ・)解析(・ ・)を再開した。

 

相変わらず(・ ・ ・ ・ ・)デタラメな奴だ」

 横須賀鎮守府所属の磯風が作ったカレーにより、全身の皮膚が殆ど溶けていたが、少しずつ(・ ・ ・ ・)確実に(・ ・ ・)再生し始めている(・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・)

 

「……何がお前をそこまで駆り立てる(・ ・ ・ ・ ・)んだ?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

海蛇(・ ・)

 

 

 

 

Another side out

 

 

───────

────

 





次回予告


 食べ放題ウヨレ○ヒ〜♪
 イカ、タコ、エビ、アジ、サケ、フカ、ホタテも食べ放題〜♪
……あら、提督。どうしたの?
……えっ?今の歌?昔流行った歌の替え歌よ?知らない?ヨー○ル食べ放題って歌。
……そう。結構昔(・ ・ ・)に流行った歌だから、知らないかぁ。
……良く千代田(・ ・ ・)と、歌詞をお酒に変えて歌ったっけ。
……ううん、なんでもないわ。独り言よ。
 さて。次々にお魚さん達が水揚げ(・ ・ ・)されているから、手伝ってくるわ。


第114話・副業に漁師、始めました


「とったどーーー!!!」


【補足的なナニか】

・豊洲市場…、東京都江東区豊洲六丁目にある、公設の卸売市場。東京都内に11か所ある東京都中央卸売市場の一つ。

・ステイサム…イカしたセクシーなハゲイギリスの俳優、ジェイソン・ステイサムを指す。
 ステイサムが味方になれば、勝利は確定する。

・ジョーズ…スティーヴン・スピルバーグ監督による、1975年に公開された映画。
 気になった方は、レンタルして観よう(ダイマ)

・濱口さん…野生児日本のお笑いタレント、濱口優(はまぐちまさる)さんを指す。

・いきなり黄金伝説…テレビ朝日及び、系列局で放送されていたバラエティ番組を指す。
 濱口優さんの無人島生活は凄まじいの一言に尽きる。
 タコを豪快に油の中に放り込んで、大惨事になる光景は抱腹絶倒物。

・オーシャンハンター…セガが1998年に発売したアーケードゲームを指す。
 プレイヤーはダイバーとなり、ショックガンと呼ばれる水中銃を使用し、7つの海洋に棲む怪物を倒していくガンシューティングゲーム。

・ヨーデル食べ放題…1996年にリリースされた、ヨーデルを主軸にしながら、焼肉屋の食べ放題を主題としている、日本のコミックソングを指す。

・技術課課長…coming soon(フゥーハハハハハ!!)

・海蛇…【解析率、5%】

以上、補足終了。











 瑞鶴のお豆さんをクリクリッとしたい……
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