タイトル詐欺です(挨拶)
こまけぇこたぁいいんだよ!
お前らの嫁だろ、早くなんとかしろよ
非常に頭の悪い内容
頭を空っぽにしてご覧下さい
※この小説はフィクションです。
実在する人物、団体などとは一切関係ありません。予め、ご了承下さい。
※この小説内の季節は、10月上旬頃となっています。
「
「すまねぇ、
日本語で頼む。あと、距離。近いよ。この距離は、恋人とかの距離だよ?
外国の人って、日本人と違って積極的だ、ってテレビで言っていたけど、本当なんだね。
……アホな事考えている場合じゃないよ。離れてもらわなきゃ。周りの人達に勘違いされちゃう。
現に、
(違う。違うんです。イチャついてなんて、いません)
そもそも、何故こんな事になったんだ?
俺はただ、提督免許の更新の為に、大本営に来ただけなのに。
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side 提督
──第603鎮守府、執務室──
23:00。
終わらない。書けども書けども、次々に増える。
特にここ数日、今までとは比べ物にならない程の書類が送られてくる。
そのせいで、ほぼ毎日徹夜だ。
仮眠を取ったりしているが、眠りが浅いからか、疲れが取れない。
……よし。
「これ全部、燃やしていい?」
そうすれば、無かった事になる。最初からこうすりゃ良かったんだ。
「ダメです」
「ああああああああああ!!!」
「絶叫している暇があるなら、手を動かしなさい」
「……分かったよ」
怒られちった。それもそうだ。普通に考えたら、ありえない事を言ったのだから。
異常に巨大化した魚介類が出現し、その対応をする事になって二十日が経った。
この二十日間、数え切れない程の魚介類を
話が脱線するが、巨大化した魚介類の出現以降、深海棲艦が
何度も索敵しているが、駆逐イ級ですら一隻も確認出来ない。
お陰で
どうやら大本営によると、
……まさかとは思うが、巨大化した
……いや、それは無い。生け捕りにした魚介類を捌いているが、胃袋から
閑話休題。
他所の鎮守府も毎日対応・
しかし、毎日対応しているからか、幸いな事に、巨大化した魚介類は海外に出現していない。
だが、何時海流に乗って外国に出現するか分からない。なので、三日前。ついに大本営は、世界中に巨大化した魚介類の存在を公表した。
軍関係者は勿論、一般人にも、だ。
……公表した直後は大混乱に陥ったが、そこは大本営が上手く説明し、落ち着かせた。
とは言っても、全員が納得し、落ち着いたわけじゃない。
……これ以上は話すと長くなるから、割愛させてもらう。
「手が止まっているわよ?」
「……あいよ」
いかん。これ以上考え事をしていたら、シバかれる。
本日の秘書艦、大鳳が三白眼で睨んできている。あの目はマジだ。仕事しなきゃ。
…………。
──第603鎮守府、仮眠室──
03:00。
「……もう、かよ」
目覚ましの電子アラームが鼓膜に響いてきた。
大鳳と執務をし、01:50頃。朝からぶっ通しで執務をしていたから、頭の回転が鈍ってきたので仮眠をとる事にしたんだが……全然寝た気がしない。
(……起きよう)
ボヤいていても、書類が片付くわけじゃない。それに、大鳳は未だ執務をしてくれているんだ。
さっさと起きて、書類を捌こう。
アラームを止め、軽く背伸びをして……目薬……あった。
……おー、効く。お陰で眠気が消えた。
けど、執務を開始したら、また眠なってくるんだろうなぁ。そうしたら、また目薬さして眠気を覚まそう。それでもダメだったら、太股に万年筆をぶっ刺せばいいや。
……いや、やめよう。目は覚めるだろうけど、めっちゃ痛い思いをする。
それに、歩くのに支障が出る。数日後に、提督免許を更新する為、大本営に行くのだから、そんな事をしたら──
「何時まで寝ているの?」
「すぐに行きます!!」
ヒエッ……鬼のような形相をした大鳳が様子を見に来た。怖い。顔だけじゃない。声も怖い。
これ以上待たせたら、
この後、急いで布団を片し、身支度を整えて執務を再開した。
……早く平和にならないかなぁ。
………………。
──第603鎮守府、食堂──
12:20。
「…………」
今日も魚料理か。正確には、秋刀魚の天ぷらに、イワシのハンバーグだが。
……色々工夫してくれているが、流石に飽きた。いや、魚介類は好きな方だけど、流石に毎日3食全て魚介類尽くしで、それが二週間近く続くのは……うん……辛い。
しかも、まだまだ魚介類は出現するから、この状態がまだまだ続きそうだ。
(……食えるだけありがたいと思え)
世界には、食べたくても食べ物が無くて苦しんでいる人が居るんだ。贅沢言うな。
「……提督さん、大丈夫?目が死んでいるよ?」
「……俺は大丈夫だ。瑞鶴の方こそ、大丈夫か?」
イワシのハンバーグを食べていると、俺の隣に座る瑞鶴が、ハイライトが完全に消えた目で声を掛けてきた。
言い忘れたが、瑞鶴は魚介類があまり好きではない。それだから、毎日3食魚介類が続いているせいで、精神的にボロボロになっている。
瑞鶴だけじゃない。魚介類が苦手な娘──長門さんや鈴谷、阿武隈、秋雲、五月雨、文月も、メンタルがアレな事になっている。
(どうにかしないと……)
妖精さんから、皆のメンタルがヤバい事になっていると報告を受けているから、早急に何とかしないと、トラブルが起きかねん。それに、
(殲滅出来ないせいで、ストレスが溜まっている娘も居るし……)
殺さず生け捕りにしろ、と大本営から命令されているから、血の気の多い娘──扶桑さんや榛名、那智さん、足柄、熊野さん、由良、涼月、初霜、夕立の不満がエラい事になってる。
今の所、母港に持ち帰った魚介類に
……やる事が多過ぎて嫌になる。
……今は食べる事に集中しよう──ってあれ?
(イワシのハンバーグが、増えている?)
さっきまで2つだったのが、3つに増えているぞ?何でだ?そう思っていると、隣に座る瑞鶴が、自分の皿に乗せられたイワシのハンバーグを、そっと俺の皿に載せるのが見えた。
「……何やってんの?」
どうやら、犯人は瑞鶴のようだ。俺がボーッとしている間に、押し付けてきやがった。
「……元気無さそうだから、これ食べて元気出して」
「……あいよ」
普段なら「好き嫌いしないで食べろ」と注意したが、流石にそれをやったら瑞鶴のメンタルにダメージが入る。
だから、何も言わず貰って食べる事にした。
……はぁ。辛い。肉食べたい。早く平和にならないかな。
……さっさと食べて、頑張るしかない。
あと、執務だけでなく、提督免許更新の為の勉強もしないと。
……マジで辛い。頭がどうにかなりそうだ。
……あ、提督免許を更新したら、俺に好意を寄せる娘達を……その……
……落ち着け。パニくるな。冷静になれ。
食べ終わったら、やるべき事をメモしよう。
side 提督 out
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Another side
──大本営、執務室──
「──続いて、異常に巨大化した魚介類の
説明によると、交渉の結果、日本からは一部の企業が、巨大化した魚介類を引き取ってくれるそうだ。
引取先は、日本人なら知らない人は居ない、某寿司屋の社長さんだ。
(彼には世話になりっぱなしだ。何かお礼をしなければ)
某寿司屋の社長とは、
そのお陰で、巨大化した魚介類を引き取ってくれた。
彼の所だけでなく、食糧難に陥っている国に、加工して届ける事も決まった。
……これで、我々海軍だけで魚介類を消費しないで済む。
これで終わり、なら良いのだが、まだまだ問題はある。それは──
「……次に、反艦娘団体から、抗議文書が大量に届いています」
「……分かった。説明会を開くと伝えてくれ」
…………はぁ。どう
何を言っても、否定しかしてこない。
誰かに任せて休みたい。だが、そうも言っていられない。
私がやらねば、部下達に苦労をかけてしまう。それだけはしてはならない。
何の為に私が居る?こういう時に、責任を取る為に居るのだろう?
(……今のうちに、
Another side out
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side 提督
──第603鎮守府、執務室──
05:00。
「……それじゃ、行ってくる」
行きたくねぇ。本音を言うと、寝ていたい。けど、寝ているわけにはいかない。
何故なら、本日09:00から提督免許の更新をする為、大本営で試験を受けるのだから。
くそっ。頭がゴチャゴチャだ。
ここ数日、色々あったせいで、俺の頭の中は言葉で言い表せない程、ゴチャゴチャになっている。
……あんまり思い出したく無いが、説明するぞ。
まず、三日前。とうとう恐れていた事が起きてしまった。
何時も通り、
慌てて一緒に
結果、辺り一面魚介類の破片まみれになり、
その内の数匹──秋刀魚を生け捕りにして、持ち帰ってきてくれたんだけど、どれも40mを超えていた。
……何だよ。40m超えの秋刀魚って。デカくなり過ぎだろ。
今まで確認されていた秋刀魚は、10mを超えていなかったのに、何故そんなに大きくなった?クィン・マ○サと同じ位の大きさだぞ?成長期ですかコノヤロー。
質量保存の法則……で良かったっけ?とにかく、物理何処に行った?職務放棄か?職務放棄しやがったのか?ふざけんなバカヤロー。俺も職務放棄してぇよ。
……愚痴ってすまん。話を戻す。
とにかく、現在初霜は
……天使だった初霜は何処に行っちゃったの?アレか?
……カウンセリング課の予約は取れたが、診察日はまだまだ先。
早く診てもらって、元の天使な初霜に戻ってもらおう。
……戻るよね?俺、嫌だよ?涼月みたいに、堕天しっぱなしになるの。
閑話休題。
これだけでも俺のメンタルがズタボロになったというのに、追い討ちをかけるように、トラブルは続いた。
……何が起きたかって?
二日前。自室で寝ていたら、サキュバス化した榛名に、
……分かっていると思うが、カニバリズム的な意味ではなく、性的な意味で、だ。
……
俺の
まぁ、俺の悲鳴を聞いた瑞鶴達が、すぐさま助けに来てくれたから、
情けも容赦も一切無かった。
幸い、入渠してすぐに完治したけど。
……他にも色々トラブルが発生したが、割愛させてもらう。これ以上思い出したら、ガチで幼児退行しそうだ。
とにかく。今現在、俺の精神はとてもボロボロで、頭の中がゴチャゴチャになっている。
こんなんで受かるのか?いや、受からなきゃならない。
じゃなきゃ、提督の資格が剥奪され、二度と瑞鶴達に会う事が出来なくなる。
……しっかりしろ。今まで何度も試験勉強をしたが、全て合格ラインに届いているんだ。
落ち着いてやれば出来る。今は目の前の事──試験を受ける事だけを考えろ。
仕事や艦娘達の事は一旦忘れろ。
「提督、提督免許更新の書類は持ちました?」
「持ったぞ」
執務室を出ようとしたら、本日の秘書艦、阿武隈がそう声を掛けてきた。
さっきカバンに入れた。何度も確認したから、入れ忘れていない。
「筆記用具は?」
「……持ったよ」
なんか、アレだ。高校受験の時を思い出す。
爺ちゃんは「行ってこい」としか言ってくれなかったが、おばさん──
「ハンカチは?ポケットティッシュは?」
「……持っているよ」
ティッシュはともかく、ハンカチは常に持ち歩くようにしているから、大丈夫だぞ。
ポケットから取り出して見せる。しかし、阿武隈は未だ心配そうな顔をしている。
君、なんだか母親みたいだよ?
「電車の時刻に、間違いはありませんか?降りる駅は覚えていますか?電車賃は──」
「車で行くから、電車に乗らないよ」
阿武隈、落ち着け。落ち着きなさい。お目目がグルグルしてるよ。
つーか、よくそんな事出来るね。君、3次元の人間でしょ?何で2次元のキャラみたいな事が出来るの?提督さんビックリだよ。
「め、免許証は!?ガソリンは入っていますか!?」
「運転免許証なら、財布に入れて常に持ち歩いている。ここにあるぞ。ガソリンは数時間前に入れてきたから、大丈夫だぞ」
寝る前に満タンになるまで入れたから、途中でガス欠にはならない。低燃費車だから、往復しても充分余裕がある。
「飲み物は!?食べ物は!?カ○リーメイト、持っていきます?」
「大丈夫だから、心配するな」
君は俺の母親か?ママですか?
……阿武隈。ママ。略して、
……。
……。
アホなこと考えてんじゃねぇ。
「け、けど!」
「本当に大丈夫だって」
心配性だなぁ。まぁ、気持ちは分からんでもないが。
「うぅ……分かりました……。事故らずに、気を付けて行ってきてください」
「おう」
しっかり睡眠を取ったから、居眠り運転はしないだろう。万が一眠くなった時用に、刺激の強いガムとか持ったから、眠気を感じたらそれを噛めばいい。
「それじゃ、今度こそ行ってくる」
「はい!」
…………。
──大本営──
07:30。
「──確認しました。どうぞ、お進み下さい」
「ありがとうございます」
憲兵さんに身分証明書を提示し、大本営に来た目的を告げ、暫くすると確認が取れたのか、目の前のゲートを開けてくれた。
第603鎮守府を出て数時間後。ほぼノンストップで運転したからか、予定よりも早く大本営に到着した。
途中でコンビニに寄って御手洗に行っとけば良かった。少し、催している。
(まぁ、試験開始は09:00からだから、その間に行けばいいか)
車を運転し、外来駐車場に向かう。……結構混んでいるな。何処か空いている所は──あった。
…………。
(……人が多いな)
車を停め、建物内に入って御手洗に向かっていると、慌ただしく行き交う職員さん達の姿が視界に入ってきた。
何度も来ているけど、こんなに人が多いのは初めてだ。それに、全員顔色が悪い。
恐らく、大規模反攻作戦が終わり、その後処理や何やらで忙しいのかもしれない。あと、巨大化した魚介類に関する事とかで。
……前代未聞だしな。巨大化した魚介類が出現するなんて。
そう思った直後だった。
『NOOOOOOOOOOOOOOOOO!!!』
悲鳴が聞こえてきた。な、何だ!?
思わず硬直していると、職員さん達が一斉に悲鳴の聞こえた方へ向かって走り出した。え?えっ?何!?何なの!?
『もう嫌!魚なんて見たくない!!』
『
『くそっ、
『お肉!食べさせて!!お願いよオオオォォォ!!!』
(……めっちゃ流暢な英語だ。職員さん達スゲーな。ペラッペラじゃん)
俺はあまり英語が得意じゃないから、所々しか聞き取れなかったけど、魚が云々、落ち着け、肉を食べたい、と言っている事だけは分かった。あと、“アイオワ”って単語が聞こえた。外国──アメリカから派遣されてきた艦娘が騒いでいるのかな?
俺も手伝おうと思ったが、職員さん達が対応しているから、行かない方が良いかもしれない。それに、俺、あまり英語得意じゃないから、まともに会話出来ない。
……マジで外国語の勉強しよう。今のままじゃ、ダメだ。
(その前に、さっさと用を足して、試験会場に行って受付を済ませて、試験開始まで勉強しよう)
試験に落ちたら、それ所じゃなくなるからな。
side 提督 out
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次回予告
今頃提督は試験を終えて、帰る頃かしら?まぁ、提督なら余裕で合格するでしょう。
ふざけたりするけど、根は真面目だから、普段からコツコツ勉強していたし。
……さて。そろそろ
戦場が──じゃなかった。
……あら?LIN○が来た。……
……えっ、何この写真。提督がパツキングラマラスな娘と二人っきり!?しかも、距離が近い!?
……こんなのを瑞鶴達が見たら、大騒ぎになる──あっ、瑞鶴。
……もしかして、見ちゃった?
第118話・
「ねぇ、
【補足的なナニか】
・修羅場ヤ沖海戦…スラバヤ沖海戦をもじった海戦を指す。修羅場ヤ沖なる海域は、通常存在しない。
提督を巡る艦娘同士の女の戦いが発生した時、そこが修羅場ヤ沖と化す。
以上、補足終了。
※タイトル詐欺してすまぬ……すまぬ……(土下座)