この小説に登場する娘は基本、チョロインだって一番言われてるから、それ(挨拶)
ニッポンはニンジャの国です。いいね?
頭を空っぽにしてご覧下さい
お前らの嫁だろ、早くなんとかしろよ
グロテスクな描写が含まれています
※{ }は英語で話していると、脳内変換して下さい。
※この小説に登場する人物達は全員、特殊な訓練を受けています。
決して真似しないで下さい。
※この小説内の季節は、10月上旬頃となっています。
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──3年前、大本営──
(……まただ。また、視線を感じる)
気の所為なんかじゃない。確実に私を見ている。
正確には、私の
昔から、他人からの視線に敏感だから、見られているとすぐに気付く事が出来る。
念の為、視線を感じる方を盗み見すると──やっぱり。男の人達が私の
(最初は外国人だから、物珍しさから見ていると思ったけど、違った)
同性──女性の場合は、私の髪や肌、瞳の色に興味を持ってそれらを見てくる。これはいい。そこまで気にならない。我慢出来る。
けど、異性──男性の場合は、脚や腰、胸を見てくる。
それも、ねっとりとした……って言えば良いのかな?とにかく、
(どいつもこいつも、何で
祖国でもそうだった。盗み見される。時には、堂々とガン見してくる輩も居る。
異国の地──ニッポンでも、同じ目に遭うとは……。
一度、
『それだけ自分に魅力があるという証拠。誇りなさい』
『恥じらうと、かえって喜ばせてしまう。毅然とした態度で居続けなさい』
『どうしても我慢ならない時は、服にカメラでも仕込んで証拠を残して、警察なり憲兵なりに提出して処罰してもらえばいい』
そうアドバイスしてくれた。
それなのに、恥らわず。嫌悪感を一切顔に出さず、堂々としている。
……私も姉様のように
けど、私は直ぐ顔や態度に出ちゃう。
姉様曰く、精神的に幼いからか、難しい。
(……はぁ。嫌になっちゃう)
もっと精神的に大人にならなくちゃ。
そう思って精神に余裕を持たせられるよう、色々やっているけど、身体ばかり成長するだけで、精神の方は一向に成長しない。
誰も
人の第一印象は外見でほぼ決まる、と言われている。
そのせいで、
勝手に判断して、勝手に期待して、それは無いよ。
何故、中身も外見と同じモノにしないといけないの?
ねぇ、何で見かけだけでしか判断してくれないの?
自分で言うと嫌味に聞こえるかもしれないけど、確かに私の見た目は良い。
それだから、
実際は、
何で分かってくれないの?受け止めてくれないの?
何で?何で?何で?何で?何で?何で?
(…………あ、あれ?ここ、何処?)
色々考えながら歩いていたからか、自分でも気が付かないうちに外に出ていた。
周りを見ると、誰も居ない。人目につかない所へ行きたいと思っていたからか、無意識のうちに今居る所へ来てしまったのかもしれない。
(ど、どうしよう!?お、落ち着かなきゃ)
深呼吸して、心を落ち着かせ、腕時計で時間を確認。集合時間には、まだ余裕がある。
けど、集合場所に向かうのに時間が掛かる恐れがある。
(げ、現在地は──そうだ!ケータイを使って調べよう!)
急いでポケットからケータイを取り出して起動しようとしたけど、電源が入らない。あ、あれ?何で?
……もしかして、故障?そ、そんなわけ無いよね?
何度も起動させようとしたけど、結局電源は入らなかった。
……マズい。マズいマズいマズい。
(あわわわ……ど、どうしよう!?)
頼みの綱のケータイは使えない。なら、インフォメーションを見て現在地を確認すればいい。けど、
(
急遽、
そのお陰でニホン語はある程度話せるけど、字を読む事は出来ない。
(誰かに声を掛けて道を教えてもらいたいけど、誰も居ない……)
本当にどうしよう?
この時の私はパニックに陥っていたから、その場から動く事が出来なかった。
途方に暮れていた時だった。
「──あの、どうかされました?」
「──えっ?」
一人の男性に声を掛けられた。
──────────────
───────
────
──現在。大本営──
(……此処、だったなぁ)
3年前に迷子になり、パニックに陥った所に来て、そんな事を考えながら、あの日の出来事を思い出していた。
(あの時、名前を聞いておけば良かったなぁ)
あの時はパニックに陥っていたせいで、冷静な思考・判断を下せなかった。
それに、色々あったせいで精神的に余裕が全く無くて、満足にお礼を言えなかった。
(とても親切で、良い人だったなぁ……)
私が迷子になっている事を知ると、すぐさま集合場所まで案内をしてくれた。
それだけじゃない。パニックになっていた私を落ち着かせる為、慣れない
正直言って、
私の母国の5歳児の方が、まだマシ。こう言えば、どれだけ酷いか分かるかな?
けれど、不快だとは思わなかった。
何故なら、
それだけでなく、思わず
僅かな時間だったけど、一緒に居た時間は楽しかった。嬉しかった。
それ以来、気が付けば
ハッキリ言うと、淡い想いを抱くようになってしまった。
……たったそれだけの事で?そう思うかもしれない。でも、私にとっては──あっ、メールだ。
(もう……せっかく思い出に浸っていたのに)
内心で毒づきながら、メールの着信音を鳴らしたケータイを取り出して、メールを確認。
内容は、20分後に再び
(まだまだ時間が掛かりそうね……)
最近出現するようになった、異常に巨大化した魚介類対策の為に、
……はぁ。あと何回、試験稼働をすればいいの?
そう思った時だった。複数の足音が鼓膜に響いてきた。それと同時に、英語で何やら叫ぶ声も聞こえてきた。
(英語。あまり得意じゃないから、何言ってるか分からないや)
今私が使える言語は、
{止まれ!止まってください!!}
{何故逃げるのですか!!}
{
{嫌よ!戻りたくない!!!}
(……うるさいなぁ。私の
文句言ってやろうかな?……いや、やめておこう。無用なトラブルを起こしたくない。無視だ。無視しよう。
けど、少し気になるから、星条旗のマークを付けた艦娘と、ダイホンエイの職員達の様子を見よう。
{追い詰めたぞ!!}
{ここまでです!!}
{さぁ、大人しく捕まってください!!}
……壁際に、アメリカの艦娘が追い詰められた。周囲は壁しかない。
終わったね。そう思った時だった。
{だが断る}
{{{なん……だと……!?}}}
「!!?」
突然、アメリカの艦娘は壁に向かって走ったと思いきや、そのまま垂直にそびえ立つ壁──目測約十数mを、一切傷付けずに走って登って行ってしまった。
(今のは、
バカな……カベノボリ=ジツはニッポン人──
(痕跡を残さぬよう、壁にダメージを一切与えずに走って登った。間違いない。彼女はニンジャだ!!)
外国人でも、ニンジャになれる。なら、私も
「くそっ!逃げられた!!」
「我々も
「了解です!!」
「!!?」
こ、今度は職員達が壁に向かって走って行った!?まさか、彼らもカベノボリ=ジツを……違う!あれは──
(か、
カベノボリ=ジツと同等以上の難易度を誇るカベケリ=ジツを、艦娘でもない
「す、凄い……ニンジャだ……」
感動している間にも、彼らは壁と壁を蹴り、上へ上へと登って行ってしまった。
……私も、真似してみようかな?
……やめておこう。
(……
今までは憧れていただけで、真似しようとは思っていなかったけど、あんなに鮮やかな物を見てしまったら、真似したくなる。絶対、習得してみせるんだから!!
……その前に、
(あと15分後か……)
技術課の所に向かう時間を考えると、休憩時間は10分も無い。
どうしよ?もう少しだけ思い出の場所に居て、彼の事を思い出そうかな?
……ちょっと喉が渇いてきたから、何か飲もう。その前に、念の為アラームを設定しておこう。
私、あまり時計を小まめに確認しないから、気が付いたら時間が過ぎていた、なんて事になりかねないし。
(ドイツと違ってニッポンは時間に厳しいから、気を付けなきゃ)
初めてニッポンに来た時は、あまりにも時間に厳し過ぎて驚いたなぁ。もっとのんびり生きようよ。
そんな事を考えながら、アラームを設定して、一旦思い出の場所から離れ、自販機を探す。
今回は何処に何があるか把握しているし、ニホン語も読めるから、迷子にはならない。
少し歩くと──あった。自販機発見。けど、人が居る。
(何で棒立ちしているんだろう?)
数十m先に、目当ての自販機を発見したけど、その前には、男性が立っていた。
……ん?あれ?何処かで見たような気がする。
少しずつ自販機に近付くにつれ、その人の容姿──後ろ姿がハッキリ見えてきた。
……あの後ろ姿、似てる。
3年前。迷子になっていた私に声をかけ、拙い
……人違いかもしれない。でも、もしかしたら、
……声を掛けて、顔を見てみよう。
もし違ったら、人違いだと適当に言えばいいや。
「
ニホン語ではなく、敢えてドイツ語で挨拶。
すると、目の前の男性はゆっくりと振り返ってきた。
そして、その顔が見えた。
(奥二重に、
ただ、疲れているのか顔色が悪い。目元に深い隈が出来ている。
「…………」
彼が、驚いたように目を見開いて
「…………」
……無言。もしかして、覚えていないのかな?なら、声を聞かせてあげよう。
「……私の事、覚えていませんか?」
「……あー、その、もしかして、3年前、此処で。大本営で迷子になっていた人でしょうか?」
私の声を聞くと、彼は恐る恐るそう聞いてきた。
……覚えていてくれてた。
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───────
────
─
side 提督
「……あー、その、もしかして、3年前、此処で。大本営で迷子になっていた人でしょうか?」
声を掛けられたから振り返ると、見覚えのある
最初は似ている娘かな?と思ったけど、小○亜李さんに激似の声を聞いて確信した。
「ッッ!!はいッ!そうですッッ!!!」
おー、元気いいねぇ。髪の色と同じように、眩しい笑顔を浮かべてらァ。
(まさか、出会うとはな……)
偶然にしては出来過ぎてない?まるでギャ○ゲーやエ○ゲ並の遭遇率だよ。
今の所、
(……アホな事考えるな)
最近忙し過ぎて、ただでさえおかしい頭が余計におかしくなっているから、良くアホな事を考えちまう。しっかりしろ。
「あ、あの、大丈夫ですか?」
「……ん?あぁ、大丈夫です。気にしないでください」
イカン、顔に出てた。そのせいで、心配をかけてしまった。マジでしっかりしろ。不安を与えるな。
「そ、そうですか……」
…………。
…………。
…………。
……か、会話が続かん。何を話せばいいか、分からん。
目の前の
「……あー、その……自分は、渡良瀬準と申します。階級は少佐です」
とりあえず、自己紹介しよう。
……あっ、日本語で自己紹介しちゃった。つーか、今までずっと日本語で話してる。
ドイツ語でやるべきだった。けど、俺、ドイツ語サッパリなんだよなぁ。日常会話とかでも、殆ど出来ないし。
そう思っていると、
「私は、ドイツより日本に派遣されて参りました、
Admiral Hipper級重巡洋艦三番艦、Prinz Eugenです」
とても流暢な日本語でそう言ってくれた。
3年前はカタコトで、あまり日本語の意味を理解出来ていなかった感じだったけど、今は違うようだ。
「あの、ニホン語、合っていますか?」
「え、えぇ、合っています。大丈夫ですよ?」
すげぇ。たった3年でここまで日本語を。目の前の
……真面目に外国語、しっかり勉強しよう。
そう思っていると、再びオイゲンさんが心配そうな顔をしながら声を掛けてきた。
「顔色が良くありませんが……本当に大丈夫ですか?」
「あー……あはは……本当に大丈夫ですよ?この程度、何時もの事なんで」
嘘です。大丈夫じゃないです。けど、言えない。激務が続いているから、肉体的にも精神的にもヤベーなんて。
そんな事を言ったら、心配をかけてしまう。
……ん?あの、オイゲンさん?何で近寄って来るのですか?
さっきまで2m程離れていたのに、今は1mあるか無いかの距離まで近寄られた。
知らない人同士ではないけど、俺とオイゲンさんはそこまで親しい間柄じゃない。3年前に、
(……確か、日本文化について色々話したんだっけ?)
道案内がてら、日本文化。正確には漫画やアニメといった、オタク文化について話したんだっけ?少し記憶があやふやだから、思い出せない。
閑話休題。
それなのに、何故こんなに近寄って来るのですか!?パーソナルスペース狭過ぎじゃない?嫌悪感とか無いの?女性って、そういうのに敏感なんじゃないの?
(アレか?外国の人って、積極的だから、日本人と違ってこの距離に居ても嫌悪感とか無いのかな?)
そんな事を考えていると、ようやくオイゲンさんは足を止めてくれた。
その距離、約70cm前後。
「ちゃんと休んでいますか?」
「え、えぇ。しっかり休んでいますよ?」
嘘です。ここ一週間ほど、まともに睡眠とってなくて、休めていません。
昨日は試験に備えて6時間近く眠ったから、ある程度楽になりましたが。
オイゲンさんの身長は俺よりも低い。恐らく、160cm有るか無いか。それに対し、俺の身長は約180cm前後。
それだから、オイゲンさんは見上げるように俺の目を見ている。少しだけ、上目遣いしているように見えるが、気の所為だろ。
……綺麗な
「…………」
「…………」
イカン。凝視しちまった。幾ら瞳の色が珍しいからって、凝視すんな。失礼だぞ。
「あの……
オイゲンさんの瞳から目を逸らそうとしたら、そう言われた。
……正直に言おう。
「あー……オイゲンさんの瞳の色に見とれて、思わず
……きっと、引かれるだろうな。物珍しさから、瞳を凝視していたのだから。
そう思っていると──あのっ、あのあのあの!?何故更に近寄って来るのですか!!?しかも、嬉しそうな顔してるし!!?
「やっぱり。この人は、
「えっ!?」
小声で何か言ってきたけど、近寄られた事でパニクってて聞き取れなかった。
おーい、オイゲンさん?何故近寄るの?30cmも離れていないよ?この距離はマズいですよ?
「3年前から、変わっていない……」
再びオイゲンさんが小声で何か言ったけど、聞き取れない。なんて言ったのか聞きたいが、今はそれどころじゃない。
誰かに見られたら、確実に勘違いされる──
「いやぁ、疲れた。無事に捕まえられたから、これで
「誰だよ、
「先日、
そう思って周りを見ると──あっ、さっき
(憲兵さんに通報されたら、確実に捕まるな)
今の所、職員さん達は俺達を見ているだけだが、何時通報されるか分からない。
……もし、憲兵さんに捕まったら、下手したら提督の資格を剥奪される。嫌だよ、そんなの。
……落ち着け。ちゃんと理由を話せば、分かってくれる筈。
俺はオイゲンさんと、
……今、俺のス○ホからLIN○のメッセージ受信音が聞こえた気がする。
確認したいが、今はそれどころじゃない。今はオイゲンさんに離れてもらわなきゃ──
「
「すまねぇ、
日本語で頼む。あと、距離。近いよ。この距離は、恋人とかの距離だよ?おーい、何故俺の胸に手を当てるの?
外国の人って、日本人と違って積極的だ、ってテレビで言っていたけど、本当なんだね。
……アホな事考えている場合じゃないよ。離れてもらわなきゃ。勘違いされちゃう。
「イチャついてる」
「イチャついてますね」
「どうします?処す?処す?」
(違う。違うんです。イチャついてなんて、いません)
処さないで?マジでお願いします。それだけはやめてください。あっ、職員さんの1人が、ス○ホを取り出した。やめて──ん?電子音?アラームだ。
「
「うおっ!?」
「あっ……と、突然叫んでごめんなさい!」
「い、いえ、気にしないでください」
アラームが鳴ったと思ったら、突然オイゲンさんがドイツ語で何やら叫び、俺から離れてくれた。
「うぅ〜……せっかく覚悟決めたのにぃ〜……」
……また何か小声で言ってる。けど、聞き取れなかった。俺の耳、難聴過ぎない?何で聞き取れないの?もしかしたら、聴力が下がったか?耳鼻科に行って診てもらおうかな?
「すみません……時間が来てしまって……もう行かなきゃダメみたいです……」
「そ、そうですか……」
「本当にごめんなさい!」
……行っちゃった。なんか、展開が急過ぎて頭が追い付かない。
…………。
…………。
…………。
(……帰るか)
ツッコミどころ満載だが、ツッコミ入れないぞ。
考えるな。感じろ。頭を切り替えろ。……良し、切り替えた。さっさと帰って、仕事しないと。
その前に、LIN○来たみたいだから、確認を──
「ドーモ、提督=サン。憲兵=デス」
「ドーモ、憲兵さんサン。提督=デス」
アイエエエエエ!!?憲兵=サン!?憲兵=サン、ナンデ!!?
ス○ホをポケットから取り出そうとしたら、背後から憲兵さんに声を掛けられてしまった。
叫びそうになったけど、なんとか耐えて、挨拶返し出来た。誰か褒めてくれ。
……じゃなくて。何故声を掛けられた?もしかしなくても、職員さん達が通報したのかな?おのれ、職員さん達ェ……。
この後、俺はセクハラ容疑をかけられ、憲兵さんに詰所へ連行。事情聴取された、と言っておく。
幸い、防犯カメラの映像があったらしく、すぐに
……事情聴取されたせいで、予定よりも第603鎮守府に到着するのは遅くなりそうだ。瑞鶴達に連絡──あ、電池切れ。やっちまった。
更新したら、さっさと帰る予定だったから、バッテリーや充電器を持ってきていない。
……急いで帰ろう。
この時の俺は知らなかった。
数時間後、
side 提督 out
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────
─
Another side
──大本営・技術課、???──
「
「……分かった。オイゲンさんと
もう時間か。集中していると、時間が経つのがあっという間だな。体感じゃ、10分も経っていない気がするんだが。
「
「そうか。んじゃ、行ってくる。此処は任せたぞ」
「了解です!」
「お任せ下さい!」
(……さて。名残惜しいが、彼らに任せて、試験稼働を行おう)
もっと一緒に居てやりたいが、仕事なんでね。悪いな、
そう思いながら、
「こんなになっても、まだ
「本当に凄いな……」
「あんまりジロジロ見てやるな。ほら、作業してくれ」
そんな事したら、
軽く注意をしていると、
「か、課長!?今、
「落ち着け。慌てるな」
ドクペでも飲んでリラックスしな?……いや、ダメだ。コイツはドクペ苦手だと言っていたしな。
無理矢理勧めるの、ダメ、絶対。
「で、ですが──」
「同じ事を2度言わせるな」
他の2人は慣れているから動じていないが、コイツは未だ、
(経験を積ませる為、解析班に入れたんだが……早過ぎたかな?)
……いや。ここは心を鬼にして、関わらせよう。
ビビる気持ちは分かる。俺も最初はそうだったからな。
とりあえず、軽くアドバイスをして、試験棟へ向かうか。
「
そして、
……説明タイムに突入したいが、時間が無いからまた今度教えてやろう。
今は
ただでさえ、
ボケっとしている暇は無い。
そんな事を考えながら、俺は早歩きで試験棟へ向かった。
数分後、目的地に到着。目の前には、試験棟へ続く扉がある。
……気持ちを切り替えろ。
……良し。行くぞ!
「
キャラ作り完了。
今の俺は、マッドサイエンティスト。真面目な技術課課長ではない。
ふざけろ。とにかく、ふざけまくれ。
「
「真顔でなんてこと言うの、
女性が
あと、色々ごっちゃになってるよ?
豆腐の角に頭をぶつけて死ね、と言うのが正しい使い方だよ?
「開始時間があと5分遅ければ……私は……私は……」
……すんごい不機嫌そうな顔してる。何があったんだ?
気になるけど、聞かない方が良さそうだ。今のオイゲンさん、
Another side out
───────
────
─
次回予告
……鎮守府の空気が完全に死んでいる件。
まぁ、無理もないよね。大規模反攻作戦が終わって一息つけると思ったら、今度は巨大化した魚介類が出現して、毎日その対応をしているんだから。
……はぁ。何時まで続くの?早く平和にならないかなぁ。秋雲さん、そろそろ原稿やらないと、冬○ミ間に合わなくなりそうなんだよねぇ。
……あれ?瑞鶴さん、どったの?
……な、なんか、殺気だだ漏れなんだけど。何があったの?
……あのぉ、瑞鶴……さん?その拘束具の山やら道具は……何でしょうか?
……提督を
提督逃げて!超逃げて!!帰ってきちゃダメ!!!
マジでパパにされちゃう!!!
第120話・第一次、貞操死守戦争
「知らないの?艦娘は
【補足的なナニか】
・カベノボリ=ジツ…
ニッポンでは
尚、登る際は痕跡を残さぬよう、壁にダメージを与えてはならぬ。古事記にもそう書かれている。
・カベケリ=ジツ…上記のカベノボリ=ジツの派生=ジツ。壁を蹴り、飛び上がる動作を指す。
壁に向かってキックをする事では無い。
尚、蹴り上げる際は痕跡を残さぬよう、壁にダメージを与えてはならぬ。古事記にも(ry
・大本営の職員達…特殊な訓練を受けている変態集団。
大本営って、重要拠点だから、そこに居る人達は強くなければならない。だから、カベケリ=ジツの一つや二つ、出来て当然。
・プリンツ・オイゲン…Admiral Hipper級重巡洋艦三番艦、Prinz Eugenの適性者を指す。出身地はドイツ。
本名、Liddi Fromm(リディ・フロム)。
現在、日本へ派遣され、江ノ島鎮守府所属となって日本を支援している。
プリンツ・オイゲン以外にも、ドイツから日本へ派遣された艦娘が居る(という設定)。
3年前、渡良瀬準少佐と出会い、彼の人柄に惹かれ、淡い想いを抱いている。
日本文化を色々間違えて認識している為、時々とんでもない発言をしたりする。尚、本人は間違った事を言っている事に気付いていない。
・海蛇…【解析率、30%】
以上、補足終了。
※プリンツ・オイゲンの適性者の名前の元ネタですが、
・リディ…「機動戦士ガンダムユニコーン」に登場する「リディ・マーセナス」のリディ。
・フロム…「株式会社フロム・ソフトウェア」のフロム。
これらからパクリました(超小声)
リディとフロム。どちらも、ドイツで実際に姓名として使用されています。
※朝7時。ロー○ンに凸したんだけど、既に提督達が長蛇の列を作っていた。
結局、グッズだけでなく、由良と鬼怒、阿武隈のクリアファイルも
ははっ……笑えよ、ベ○ータ……。