今日も鎮守府は平和です
頭を空っぽにしてご覧下さい
お前らの嫁だろ、早くなんとかしろよ
※この小説内の季節は、12月上旬頃となっています
side 矢矧
──第603鎮守府、工廠──
11:30。
『榛名は大丈夫ですッッ!!!』
『いいから、入渠してきなさい』
「…………」
母港の方から、榛名と加賀さんのやり取りが聞こえてきた。
相変わらず榛名は絶好調ね。
今朝の
というか、榛名。貴女、負傷しているのだから、大人しく入渠室に行って傷を癒してきなさい──
『ズ゙ェ゙ア゙ッ゙ッ゙ッ゙!゙!゙!゙』
『ぐ゙げ゙っ゙っ゙っ゙!゙!゙?゙』
──加賀さんの気合が入った声が聞こえ、直後、地面に何かを叩き付けたような鈍い音が聞こえてきた。
それとほぼ同時に、榛名の断末魔の叫びが聞こえた。思わず加賀さん達の方を見ると、
(榛名の頭が、地面に埋まっている……)
母港の地面はコンクリート製なんだけど、何で埋まっているの?加賀さん、何をしたんですか?
というか、榛名は大丈夫かしら?下手したら、頭蓋骨が粉砕されている恐れが──
『いきなりノーザンライトボムしないでください!!』
──自力で脱出して、加賀さんに文句を言っている。
成程、ノーザンライトボムか。アレなら相当勢いがあるから、地面に頭が埋まる。
(見た所、出血していない。大丈夫みたいね)
榛名の頭が
ただ、頭部に強い衝撃を受けたからか、フラついている。
あの様子だと、もう一撃喰らったらダウンするでしょう。
『では、次からは技名を宣言してから、ぶちかまします。
次はツームストンパイルドライバーよ』
……加賀さんが素早く足払いをして、両足首を掴み、持ち上げ、そして、榛名の頭を地面目がけて──
「主砲──砲身と本体が完全にひしゃげている。新調する必要有りだな。
副砲──砲身はひしゃげているけど、本体は無事。確認した所、砲身だけ取り替えれば大丈夫そうだ。
魚雷発射管──主砲と同じく、完全にお釈迦。新調確定。
飛行甲板──
主機──異常なし。海水塩等を真水で洗い流して、潤滑剤を塗って整備すれば未だ未だ使える。
…………良し、確認完了」
──加賀さん達を見ていると、私の艤装を確認し終えたのか、野原主任が破損した箇所について説明を始めてくれた。
榛名の断末魔の叫びと、コンクリートが砕けるような音が聞こえたけど、気の所為よ。
頭を切り替えて、今は自分の艤装について野原主任に聞きましょう。
私は野原主任に、艤装はどれ位の時間で直るのか。そして、消費する資材の量について質問した。
「そうですね……1時間もあれば、完璧に直してみせます」
「相変わらず早いですね」
ここまで壊れていると、修理にかなりの時間が掛かると思っていたけど、野原主任は1時間程で直せると言ってきた。
流石、大本営所属の技術者。相変わらず早い。
「資材ですが……大体、これ位ですね」
内心で感嘆していると、野原主任は端末を操作し、私に見せてくれた。……結構消費するわね。
(今朝の
おまけに、昨日提督が
ただ、幸いな事に近日中に大本営から支給されるから、カツカツになる心配は無い。
……何故、私を含めて、大破した娘が複数居るのか。それは──
「にしても、
そう。野原主任が言ってくれたけど、私達の艤装は、今朝
主砲や副砲を撃ち込んでも弾かれるわ。酸素魚雷を撃ち込んでも、航空攻撃をしても、
幸い、近接攻撃──正確には、
閑話休題。
私の感覚では、深海棲艦の
お陰で、今まで出現した魚介類と同じ感覚で相手したら、痛い目に遭ってしまった。
幸い、
「報告では、かなり硬いと聞きました。どれ程の硬さだったんですか?」
思考していると、野原主任が質問してきた。一旦思考するのはやめましょう。
私は野原主任に、
近接攻撃(打撃技)以外、まともにダメージを与えられない事を説明すると、
「うげ、マジか……そりゃヤバいな……」
野原主任は驚いた顔をしながらそう言った。
無理もないわ。
勿論、この事は既に提督に報告してある。
気待ちは分かるけど、事実だから受け止めなさい?
「主砲や副砲、魚雷、航空攻撃といった飛び道具は、殻に弾かれるか、表面を軽く焦がす程度。近接攻撃を。打撃技をぶちかませば、効果がある、か……良し!」
……野原主任が、何やら思い付いたみたい。嫌な予感しかしない。
「少佐に話す事が出来たので、少しだけ席を外します!」
「あっ、ちょっ!?」
……行ってしまった。恐らく。いえ、確実に野原主任は提督に、新たな武器を造って良いか聞きに行ったわね。
また、提督の胃袋と精神にダメージが入るでしょう。
(提督……か)
大本営に行って、瑞鶴達の
気持ちは分かる。瑞鶴達が聞いていた
今は未だノイズが混じっているけど、大本営の先生が
(そうなったら、私が
バレたら最後。確実に妨害されてしまう。
今まで
(提督に。
何故、
最初は恥ずかしさが上回って、つい厳しく接してしまったから、最近は
「矢矧、お疲れ様。艤装の方はどう?」
「──
思考していると、能代姉さんが声を掛けてきた。
(姉さんは結構鋭い所があるから、ほんの少しでも表情に出ると指摘してくる)
現に、先日
これ以上思考したら、怪しまれる恐れがある。一旦
「結構派手にやられたわね。身体の方は大丈夫?」
「艤装は派手にやられてしまったけど、身体の方はかすり傷を負った程度よ」
私の艤装を見ると、心配そうな顔をしながら私の身体は無事か?と聞いてきた。
余談になるけど、能代姉さんは今朝私と一緒に
複数の
勿論、身体の方はかすり傷すら負っていない。
一体、どう鍛えればあんな動きが出来るの?
姉さんは「
「そう。私との演習の成果が現われたみたいね」
能代姉さんが言ったけど、私の身体が軽傷で済んだのは、能代姉さんとの演習で、判断力や身体捌きの能力が上がったから。
以前の私だったら、判断ミス等をして重症を負っていた可能性が高い。
「けど、ここまで艤装が壊されているから、まだまだダメね。今度私と演習する時は、もっと厳しく行くから、覚悟しなさい?」
「……はい」
地獄が確定した。湿布を用意しておきましょう。
医療妖精さんから貰った湿布は、未だ余裕がある。けど、能代姉さんとの演習で大量に消費する恐れがあるから、念の為、貰いに行っておきましょう。
「そもそも、矢矧は
「
嘘……。私の中では、相当躊躇いと羞恥心を捨てているのだけど、全然ダメだと言うの!?
「えぇ、全然
「
「戦場では、ほんの一瞬の油断や隙が命取りになるのよ?たかがスカートが捲れる程度で、一々恥じらうなッ!」
「ごめん、姉さん。私、姉さん程
姉さんの言う事は一理ある。あるけど、無理。
流石に、
「何を甘ったれた事を言っているの?下着なんて、布よ?服の一部みたいな物よ?」
「確かにそうかもしれないけど──」
「良し!私と演習する際、スカートを
「姉さん、やめて?」
懇願したけど、姉さんは
冗談だと思いたいけど、姉さんの顔は真剣だ。確実に実行してくる。
「やめないわ。というか、矢矧。貴女、艦娘になってから
「……えっ!?」
姉さんに指摘されて、思わずドキッとしてしまった。
確かに、艦娘になる前と比べて、私は
昔は、スカートが捲れても、
けど、今は
『提督ッ!待ってよ!!』
『待たないッ!!』
──時雨と提督の声が、執務室の方から聞こえてきた。
それとほぼ同時に、強化された聴力が、走る音を捉えた。
どうやら提督は時雨に追われているみたい。
(誰か、止めないのかしら?)
派遣されてきた人達は、流石に他所の鎮守府の艦娘に手を出すのはマズいと思っている為、
シバき倒せる人達──瑞鶴と夕立、大鳳は、哨戒中。
翔鶴さんと扶桑さん、由良、阿武隈は鎮守府近海で
千歳さんは、現在進行形で
加賀さんは、榛名を入渠室へ連行し、見張りをするだろうから除外。
涼月と葛城は
(残りは山城と鈴谷、摩耶、足柄、木曾、早霜、満潮のみ)
ただ、彼女達は午後から哨戒や
初霜は秘書艦をしている。
あの娘なら本気を出せば、余裕で時雨を止められるでしょうけど、暴れると提督に精神的被害を与える恐れがあると思っているから、行動を起こす事が出来ない──
『一口!一口だけでいいから
『さっきその皿に何か薬を入れたよね!?入れてなければ食べるよ!!』
『大丈夫!マムシとスッポンの成分が入ったお薬だから、食べても無害だよ!ただ、少しだけ提督の
『安心して食える要素が無いんですがッッッ!!?』
──時雨。貴女、なんて物を作ったのよ。今日の昼食当番は時雨だけど、まさか薬を盛った物を作るとは思わなかった。
流石にそこまでブッ飛んだ事をしないと信用していたけど、今後暫く、時雨に食事当番を任せるのは禁止しましょう。
『
「今日も第603鎮守府は平和ね」
「何処が平和なのよ……」
姉さん、明らか平和じゃ無いと思うんだけど。
「平和よ?少なくとも、
「……参考までに聞くけど、姉さんが所属している鎮守府は、どんな感じなの?」
あんまり聞きたくないけど、気になるから聞いてみよう。
「んー……まず、提督を追い掛ける際は、必ず二人以上で追うわ。徒党を組んで追わないから、私からすれば平和よ」
「……続けて」
「それに、此処の人達は、提督に対して
「待って。
とりあえず、最後まで聞いてからツッコミを入れようと思ったけど、早速聞き捨てならない事を言い出したから、ツッコミを入れる。
「何って、言葉通りの意味よ?
「
「それから、ネットガンやワイヤー等で拘束して、
「拘束して
「あ、勿論、妖精さん特製の特殊な
「……そう」
ツッコミは入れない。入れた所で無駄だから、流そう。
「──とまぁ、ほぼ毎日。常に爆発音やら悲鳴やら
「第603鎮守府は平和ね」
暫く姉さんの話を聞き、私はそう判断した。
第603鎮守府は有明鎮守府と比べて、とても平和だ。
何故なら、
『少佐ァ!ここは俺に任せて、逃げてくださいッ!!』
『野原主任!?助かりますッ!』
──どうやら野原主任が助けに入ったようね。
あの人、
相手は、第603鎮守府の中では平均的な戦闘力の時雨だから、もしかしたら鎮圧出来る可能性がある。
「あ、こっちに逃げてきた」
姉さんが工廠の外に視線を向けながら、そう言った。
釣られて姉さんの視線の先を見ると、物凄い速さでこちらに向かって走る提督の姿が視界に入って来た。
「や、矢矧!助けてくれッ!!」
「ちょっ!?」
そして、今にも泣きそうな顔をしながら、提督が私に抱き着き、懇願してきた。
その瞬間、私の中で、
普段、
恐らく、瑞鶴達がニュータ○プのような能力に目覚めた事を知り、精神的に弱り、更に時雨がやらかすようになった。
その為、心が安らぎを求めるようになり、普段は決して
瑞鶴達に頼ろうにも、彼女達は
今までは
しっかりした人になって欲しい、という
今ここで突き放さず、甘やかしてあげれば、今後も提督から
そうなれば、本来の
……さぁ、やるわよ。
ゆっくりと、手を提督の頭に伸ばし、優しく抱き締めて──ッ!?殺気!!?
殺気を感じた方を見ると、瞳孔をカッ広げ、血走った目で私と提督を凝視する時雨が視界に入って来た。
野原主任が足止めしていた筈だけど、何故時雨が居るの?
もしかしなくても、時雨は野原主任を倒してしまったの?
疑問に思っている間にも、時雨は無言でこちらに向かって、ゆっくりと歩いて来る。
「おぎゃあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ッ゛ッ゛ッ゛!゛!゛!゛」
提督が
泣きながら必死に
今まで何度か、提督の泣き顔を見た事がある。
けれど、今までは見ても特に何も思わなかった。
正確には“苦労している”とは思った。
でも、今だけは何故か、
この顔を、他の人達には決して見せず、
その為なら、
嗚呼。
ずっと、
提督にとって。いいえ。
気が付けば、私は
嗚呼。
「なんで提督は僕に抱き着いてくれないの?
僕じゃダメなの?ねぇ、提督。答えてよ?」
──このままだとマズい。
時雨の狂気に満ちた声を聞き、正気に戻る。
何時の間にか、パイルバンカーを装備し、構えている。
(一先ず、ここは逃げましょう)
このままここに居たら、
素早く提督を抱きかかえて、目の前の
今朝の
これなら、充分逃げ切れる。何故か確信出来る。
背後から能代姉さんの焦ったような声と、
せっかくのチャンスを、ふいにするわけにはいかない。
焦るな。今までずっと
時雨のように、
落ち着け。落ち着くのよ、私。
何時ものように接すれば。厳しさを捨てて、不自然にならない程度に
ふふっ。あはははは!あははははははは!!
あははははははははははは!!!
side 矢矧 out
───────
────
─
side 提督
──第603鎮守府、提督私室──
21:30。
「次、これをお願い」
「あいよ」
同人誌制作、楽しいです。
嗚呼、癒される。同人誌制作は良い。同人誌を制作していると、なんつーか、心が満たされる。
夏と違って、今回は余裕を持って完成させられそうだ。
……にしても、
(ア○ールレーン本か。しかも、赤城と大鳳の二人が主役と来た)
何で重桜のヤベー奴らをチョイスしたの?内容を見たけど……うん。色々凄まじい。もっと、こう、平和なキャラを選ぼうよ?
例えば、イラストリアスとか。ベルファストとか。ユニコーンちゃんとか。
(まぁ、秋雲が前から描きたい!と言っていたから、別に良いんだけど──)
「提督、ボッーとしないで、誤字脱字の確認して?」
「──わりぃ」
いけね、注意されちった。集中しよう。
それから暫く、俺は無言で誤字脱字が無いか、確認を続けた。
そして、一段落したので一息ついていると、
「ね〜ね〜、提督」
「ん〜?なんだ〜?」
秋雲が話し掛けてきた。
「今日のお昼頃、時雨に襲われて逃走したみたいだけど、何処に逃げたの?」
「あ〜……矢矧と一緒に営倉に逃げ込んで、落ち着くまでそこでじっとしていた」
「営倉かぁ〜。此処にもあったんだね。どうりで見付からなかったわけだ。
「……すまん、心配掛けて」
まさか、あそこまで騒ぎになるとは思わなかった。深く反省しています。
……秋雲の目から、
本日の昼頃。俺は
何度も言うが、もう逃げない!と心に誓ったんだけど、
その為、執務中に
途中、野原主任が助けに入ってくれたが、
んで、工廠に逃げ込んだら、矢矧と能代さんの姿が視界に入って、気が付けば矢矧に泣き付いて助けを求めた。
俺が矢矧に泣き付くと、お説教をしてくるのではなく、なんと俺の逃走を手助けしてくれた。
それから暫く
なので、営倉に逃げ込み、そこで息を整える事にした。
余談になるが、営倉の入口は
その為、営倉に逃げ込み、落ち着くまでそこに居続けていたら、俺と矢矧が行方不明になった!と大騒ぎになってしまったんだが……これについては説明すると長くなるので、割愛する。
閑話休題。
(逃げ込んだ後、暫く矢矧と会話をしたが、
それに、何時もと違い、あの時の矢矧はなんというか……一緒に居て、
普段は
しかし、あの時は全然そういった事をせず、寧ろ、
瑞鶴達
少し不気味に思ったが、矢矧は
それだから、思わず
……どんな風に
思わず矢矧に抱き着いて、
(流石に怒られると思ったけど、まさか
ビンタ、もしくは回し蹴りをぶちかまされると思っていたら、予想に反して矢矧は優しく抱き締め、頭を撫でてくれた。
しかも、それだけじゃない。
『提督が。……いいえ。
……最初は何かの聞き間違いかと思った。けど、俺が驚いた顔をしていると、もう一度「
信じられるか?あの矢矧が、慈愛に充ちた顔をしながら、
きっと、厳しく接したら、精神的に弱っている俺に追い打ちをかける事になりかねないから、気を遣って
「──督!──督ッ!──提督ッ!!」
「──なんだ?大声出して」
突然、秋雲が大声を出した。一応、防音仕様の部屋だから大声を出しても大丈夫だが、夜遅いんだから、あまり大声を出すのはやめな──
「窓ッ!ヤバいッッ!!」
「窓ぉ?なんだ?何がヤバいんだ──ヤバいね」
秋雲に言われ、窓に視線を向けると、
窓に張り付き、瞳孔をカッ広げてこちらを見つめる
君ら、全く懲りていないね。
何で反省していないの?ねぇ、何で?
……おいおい、窓ガラス割って侵入しようとすんな。
あー、これ、侵入されるパターンだ。誰かに助けを求めよう。
とりあえず、
「秋雲、原稿を仕舞って、避難する準備をしてくれ」
あと少しで完成する所まで来たんだ。破かれたりしたら、今までの苦労が水の泡と化す。
「もう仕舞ってあるよ。あとは逃げるだけ」
「おっ、そうか」
何時の間にか秋雲は原稿を仕舞い、逃走準備を整えていた。早いねぇ。
……さて。逃げるか。これ以上此処に居たらマズい──あーあー、窓ガラスにヒビが入り始めてる。おかしいなぁ?家具職人妖精さんに頼んで作ってもらった、特殊な窓ガラスなのに。もっと頑丈な窓ガラスを作ってもらおうかな?
side 提督 out
───────
────
─
次回予告
俺、気付いた。
襲われるという事は、襲っても良いんだと。
今までは襲われて逃げ回っていたが、今日から襲う側になれば良い。
だから、襲ってやる。泣き喚こうが、懇願しようが、
失神するまで犯してやる!!!
……なんだ?木曾。俺はマジだ。マジで
俺は今から、本能に忠実になる!!もう誰にも止められないッッ!!
襲ってくる奴は全員、もれなく
第146話・その欲望、解放しろ
「理性?
【補足的なナニか】
・アズールレーン…ソーシャルゲーム、「アズールレーン」を指す。略称は「アズレン」。
・アズレンの赤城と大鳳…とにかくヤベー奴ら。どんな風にヤベー奴なのかは、各自でお調べ下さい。但し、自己責任で(ry
・重桜…上記の「アズールレーン」に登場する、日本をモチーフにした陣営を指す。
・矢矧の計画…coming soon
以上、補足終了。