社畜壊二甲に改装されたお陰で、投稿が遅くなりました。
本日は娼鶴翔鶴の進水日です!祝え!(挨拶)
・皆、ヤベー奴だと判明
・救いは無い
・新人配属のお知らせが届く
病まない雨は無い
こまけぇこたぁいいんだよ
考えるな、感じろ
お前らの嫁だろ、早くなんとかしろよ
※この小説はフィクションです。実在する人物、施設、団体等とは一切関係ありません。
予め、ご了承下さい。
※この小説内の季節は、12月中旬頃となっています。
side 瑞鶴
──第603鎮守府、執務室──
08:05。
「提督……私、貴方のお役に立てていますか?ふふっ……そう…ですか。良かった……良よかったです!」
『時雨さんとデート……羨ましい。私も、また
「翔鶴姉、仕事しよ?」
今翔鶴姉が語りかけているのは、壁だよ?そこに提督さんは居ないよ?
ほら、何時までも壁に語り掛けていないで、書類を捌いて?
「しているわ。提督に私が役に立っているか、確認をするという立派な仕事を!」
『【自主規制】を【自主規制】で【自主規制】にしなきゃ!』
「ダメだこりゃ……」
ハイライトが完全に行方不明になってる。それに、
少し前までは
(私も、また
かれこれ1ヶ月以上
けど、今は我慢して我儘を言わず、
(私達がニュータ○プみたいな能力に目覚めたせいで、
それに、矢矧が
幸い、今は落ち着きを取り戻しているけど、これ以上私達が
現に、先日
最初は落ち着かせる為に抱きしめて、優しく声を掛け続けたけど、
(理性を働かせたから
あの時は襲う気なんて
……本当、私って弱いなぁ。欲望に素直過ぎよ。もっと理性を働かせなきゃ──内線だ。出なきゃ。
色々思う所や反省するべき所があるけど、今は仕事をしなきゃ。
「はい、こちら執務室、瑞鶴です」
夕張からだ。何だろう?
……妖精さん達が、
例え資材を消費しなくても、造らせないで──
「【□△※■▽】をした時準はどんな反応をするのかしら?【×■▽※○】をしたら、どんな声で
『□△※■▽×■▽※○』
「──あの、翔鶴姉、静かにして?壁に向かって不気味な笑い声出さないで?落ち着いて?ねぇ、聞いてる?ねぇ?」
声だけじゃなくて、発言と
あんまり言いたくないけど、翔鶴姉がこんなにも
《瑞稀、貴女も翔鶴と同等か、それ以上に
何を言っているの?私は翔鶴姉みたいな
《…………自覚無いとか、相当タチ悪いわよ》
自覚?ちゃんとあるわよ。だから言える。私は翔鶴姉程
《ダメだこりゃ……》
『瑞鶴さん?どうかされました?』
「……ううん、何でもない。注意しても妖精さん達が止めそうに無いなら、私が止めに行くわ」
おっと。
「時雨さんとデート……羨ましい。お姉ちゃんもデートしたいなぁ。今度しましょう?あっはははは♪」
──翔鶴姉、うるさい。静かにして?
……あの、翔鶴姉?壁を殴らないで?落ち着いて?あーあ、壁が凹んでる。妖精さんを呼んで修繕してもらわなきゃ。
side 瑞鶴 out
───────
────
─
side 提督
──某都某所──
09:30。
「……マジでその髪の毛、どうなってんだ?」
今まで何度も思っているが、何で時折ピコピコ動くの?あと、何で指で梳いても犬耳みたいな形に戻るの?
「ごめん、僕も分からないや」
「神経とかは繋がっていないんだよな?」
「うん、繋がっていない。正真正銘、普通の髪の毛だよ?」
そっかぁ。それなのに動くのかぁ。本当、不思議だなぁ。
……もう何も考えない。犬耳のように跳ねた髪の毛が、時折動こうが気にしない。
世の中、不思議な事が沢山あるんだ。気にしていたら、キリがない。流そう。
『次は〜、__。__。お出口は右側です』
「あっ、降りる駅だ」
紗奈と他愛無い会話をしていると、目的の駅に到着した。降りる準備をしよう。
どうも、俺です。現在俺は
新宿を選んだ理由だが、脱出ゲームを体験する為との事。
話によると、現在BOR○ERBREAKとコラボをしていて、参加するとブラ○トランナーが描かれた限定グッズ──缶バッジを貰えるらしい。
どのブ○ストランナーが描かれているかは、公式曰く「貰ってからのお楽しみ」との事。
更に、時間内に見事脱出出来ると、缶バッジとは別にグッズを貰えるそうだ。
ちなみに、脱出出来た時に貰えるグッズは日によって変わるらしい。
……とりあえず、一言。何故BO○DERBREAKとコラボしたし。
いやまぁ、コラボするのは構わないけど、なんつーかニッチ過ぎない?──あ、停車した。降りなきゃ。もっとツッコミを入れたいが、一旦やめよう。
「風、強いね」
「だな。寒い……」
電車が完全に停止し、ドアが開くと同時に冷たい風が吹いてきた。
降りたくない。暖房が効いている車内に居たいなぁ。まぁ、降りるけど。
──────
09:55。
「まだかな?」
「あと5分で入場出来るから、もう少しだな」
頼む、早く開いてくれ。このままだと、
「渡良瀬さん、大丈夫?」
「……あんま大丈夫じゃない」
電車を降り、駅から目的地に到着した俺達は、現在待機列に並んでいる。
並んでいる間、紗奈と会話をしていたんだけど、寒過ぎて震えが止まらない。
天気は晴れだが気温がとても低く、更に
何時だかテレビでやっていたな。風速が1m増す毎に、体感温度が1℃下がるって。
くそっ、風を通しにくい素材で出来た服を着てくれば良かった。
(紗奈は俺と違って風を通しにくい服を着ているからか、そこまで寒そうにしていない)
風が吹いても、平気そうにしている。しかも、鉄壁スカートなのか捲れていない。
……おっと。唐突だが紗奈の服装について解説しておこう。今解説しないと、忘れそうだ。
まず、上から。ダークブルーのニットセーターを着て、その上に黒いトレンチコートを纏っている。
次に、下。黒いショートスカートを穿き、防寒対策に黒タイツを穿いている。
黒タイツのデニールは、目測160デニール。
最後に靴だが、黒いブーツを穿いている。
以上だ。
……イカン、紺色のマフラーを巻いている事を言い忘れる所だった。
パッと見、薄着に見えるが、紗奈曰く「風を通しにくく、熱を逃がしにくい素材で出来ている」為、見た目よりかなり暖かいそうだ。
……にしても、マフラーか。
(
今朝、
けど、なんつーの?首周りがゴワゴワするのが嫌だから、断った。その結果がこれだよ──
「渡良瀬さん。今、
──おっと。紗奈がおっかねぇ声出してきやがった。
顔を見ると……あら〜、さっきまで心配そうな顔で俺を見ていたのに、今は真顔だぁ。
んでもって、瞳孔カッ広げていらっしゃいます。更に、ハイライトさんが行方不明になっちゃっています。
普段はスカイブルーの綺麗な色をしている瞳が、今は見る者に本能的恐怖を抱かせる、仄暗いダークブルー色になっちゃっています。
怖いです。寒さで身体が震えていたけど、紗奈さんのおっかねぇ顔と声のせいで、更に身体が震えてしまいました。勿論、口には出さない。出したら
閑話休題。
ホント、
かくいう俺も職務放棄させられるけど、紗奈達のように自由自在には出来ない。
あと、何で紗奈は俺が紗奈以外の女性。具体的には瑞稀の事を考えたけど、何で分かるの?アレですか?瑞稀達のようにニュータイ○能力に目覚めたの?お兄さんに教えて──痛い痛い。紗奈さん、手。掴むのは構わないけど、力込め過ぎ。骨がミシミシ言ってるんですけど。
「ねぇ、渡良瀬さん。答えてよ。黙っていたんじゃ、分からないよ?」
あっ、ちょっ、やめて?徐々に力を込めないで?このままだと俺の手の骨が、ビスケットみたいにパキッと
と、とにかく、誤解を解かなきゃ。
「マフラーを持ってくれば良かった、と考えていたんだ」
嘘は言っていない。
「……そう」
あ、手の力を緩めてくれた。あと、ハイライトさんが職場復帰してくれた。それに、おっかない声がタニ○ユミさんに似た、穏やかな声に戻ってくれた。
良かった良かった。俺のお手々の骨が砕かれる、なんて大惨事には発展しなかった。
けど、紗奈の顔は未だ真顔のままだ。ほら、笑って?そんな顔しないで歳相応の笑みを浮かべて──
「首周りが寒いなら、僕のマフラーを貸してあげようか?」
「──いや、大丈夫だ。気持ちだけ受け取っておく」
借りたら、紗奈が寒い思いをする。それに、施設内に入れば風の影響を受けなくなる。だから、要らないよ。
しかし、紗奈は止まらなかった。
「なら、僕の脱ぎたて黒タイツなんてどう?渡良瀬さんの
「お黙りなさい」
君、ドヤ顔で何を言ってんの?大勢の人が居る往来のど真ん中で──いや、往来じゃない。正確には待機列だ……じゃなくて。
とにかく、こんな所でとんでもない発言をしないでください。そして、実行しようとしないでください。TPOを弁えなさい。
ただ、まぁ、周りの人達に聞かれないよう、背伸びして俺の耳元で小声で言った事だけは評価してやる──さり気なく俺を盾にして他の人達の死角から、スカートの中に手を突っ込んで脱ごうとすんな。
「あだっ!?」
「やめなさい」
紗奈の頭に軽くチョップをかます。お陰で周囲の人達から怪訝な目で見られているけど、脱がれるよりかは遥かにマシだ。
「……冗談なのに」
「冗談に見えなかったし、聞こえなかったぞ」
マジで脱ごうとしていたし、声がマジだったんですが。
……というか、
「さっき、
俺、誰にも言っていないんだけど。
周囲の人達に聞かれないよう、小声で聞くと、紗奈は小声でアッサリと答えてくれた。
「先日、
「…………そうか」
とにかく、帰ったら雪乃はノーザンライトボムの刑に処す。覚悟しろ。
─────
10:30。
「お待たせしました!ご案内致します!」
施設内に入り、数十分後。ようやく俺達の番が来た。
係の人に案内され、俺達は脱出ゲーム(BORDER○REAK仕様)の部屋に案内された。
まさか、こんなにも人気があるとは思わなかった。
他にも脱出ゲームがあるのに、BORDERBREA○仕様の所だけかなりの人が並んでいる。
何で?皆、BORD○RBREAK好きなの?
「日本人は皆ロボットが好きだから、当然の結果さ」
疑問に思っていると、紗奈がそう言ってきた。
あの、何で俺の考えている事が分かるの?もしかしなくても、瑞稀達みたいに
あと、日本人は皆、ロボットが好きなの?一人位嫌いというか、苦手な人が居るんじゃないの?
「渡良瀬さんは顔に出やすいから、分かるさ」
あっ、そうですか。最近忘れがちだけど、紗奈が言った通り俺は顔に出やすい。自分じゃポーカーフェイスを保っているつもりなんだけどなぁ──
「こちらになります!」
「──あ、どうも」
思考していると、部屋に到着したのか係の人がそう言ってきた。
とりあえず、思考するのはやめて部屋に入ろう。
係の人から端末を手渡され、ドアを開け、部屋に入ると、
「うわぁ……凄い!」
「凝ってるなぁ」
思わずそう呟いてしまった。
なんだよ、これ。再現度高過ぎない?
「城塞都市バ○リオだ!」
紗奈が言ってくれたが、俺達が案内された部屋は、城塞都市バレリ○を再現した部屋のようだ。
説明が遅くなったが、この脱出ゲーム(BO○DERBREAK仕様)は部屋によってステージが違うらしい。
係の人が言うには、城塞都市○レリオの他に旧ブ○ア市街地や、マ○メル機体試験場。その他にも色々あるそうだ。
ちなみに、どの部屋になるかは入ってからのお楽しみ、との事。
あと、ストーリーだけど、大まかに説明すると、
・ゲスト。つまり、脱出ゲームに参加する人達は特殊工作員という設定
・敵情視察して重要な情報を得た
・帰還中、敵の罠に嵌められる
・脱出してデータを本部まで運べ
という物らしい。色々ツッコミどころ満載だが、やめておこう。こまけぇこたぁいいんだよ。
閑話休題。
なんというか……ヤバい。
上手く言葉に出来ないが、忠実に再現されたセットを見ていると、興奮してくる。
「ヒャア!我慢できねぇ!コア凸だァ!!」
──紗奈さん、落ち着いて?キャラ壊れてる。
君、重火力兵装でも凸したがる変態だから、コア凸したくなる気持ちは理解出来る。けど、これ、脱出ゲームだからコア凸は出来ないよ?我慢して?
(……セットの完成度に感動していたから気付くのが遅くなったけど、俺達が居る所、用水路じゃん)
何度も遊んだ事があるから分かる。……じゃなくて。バレリ○って時間経過と共に鐘が鳴って、用水路に水が流れ込んで来て水位が上がるステージだ。
もしかして、時間内に脱出出来なかったら、水が流れ込んで来て水没する羽目になるのかな?もしそうだったら嫌だぞ?
(ホバー脚なら水没しないで済むけど、俺と紗奈の脚はホバー仕様じゃないから確実に水没するね)
もし水没したら、全身ずぶ濡れになっちまう。流石にないよね──ん?端末が起動した。
画面を見ると、ゲーム開始のカウントダウンが表示されている。
気持ちを切り替えて、ゲームに集中しよう。
謎解きはあまり得意じゃないが、やってやる。
この後、俺達は頭をフル回転させて脱出ゲームに挑んだ。
どんな内容だったのか語りたいが、長くなる上に上手く説明出来る気がしないから、割愛させてもらう。
とりあえず結果だけを言うと、脱出に成功した。時間ギリギリだったがな。
そうそう。懸念していた事──時間経過と共に鐘が鳴って、水が流れ込んで来るのでは?と思っていたが、流石にそんな事は無かった。
ただ、水の代わりに霧を勢い良くぶっかけられた。まぁ、特殊な霧だったから、濡れずに済んだが。
そうそう。言い忘れる所だったが、脱出に成功した
何故枕なんだ?とツッコミを入れたいが、やめておこう。
「えへへっ♪」
紗奈の奴、嬉しそうにニコニコしてらぁ。頑張った甲斐があったよ。
「渡良瀬さん」
「ん〜?なんだ〜?」
「ありがとう。コレ、大事にするね」
「おう。どういたしまして」
ははっ。歳相応の無邪気な笑顔を浮かべてらぁ。
待機列に並んでいる間に
ただ、次に
「ねぇ、時間があるから、他の脱出ゲームもやろうよ」
「いいぞ。どれにする?」
紗奈が言った通り、時間は未だ未だある。今日一日は、とことん紗奈のやりたい事に付き合ってあげよう。
side 提督 out
───────
────
─
Another side
──江ノ島鎮守府、???──
─────逢いたい。
─────逢いたい。
沢山お話をしたかった。
けど、
─────逢いたい。
あの時、もっと時間があればお話出来た。
それに、連絡先を交換出来た。
けど、慌ててしまったせいで忘れてしまった。
─────逢いたい。
でも、名前を知る事が出来た。
お陰で、
─────逢いたい。
私が居るエノシマチンジュフから、結構距離がある。
電車を使っても、片道約三時間近くかかる。
─────逢イたい。
お休みを貰えた日に、行ってみようと考えた。
けど、やめた。
いきなり行ったら、確実に変な娘だと思われてしまう。
─────逢イたイ。
でも、今は落ち着きのある行動を取れるようになったから、やらない。
─────逢イタイ。
でも、ここ最近、
─────逢イタイ。
何時ニナッタラ、逢エルノ?誰カ、教エテ?
………………なんですか?
………………短期交換派遣?
………………私は、
────大声出してごめんなさい!ううん、なんでもありません!
………………あはっ♪あははははっ♪
なんて偶然ッ!凄いッ!運命を感じるッッ!!!
Another side out
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次回予告
今日も第603鎮守府は平和です、っと。
翔鶴さんが
あと、
……ん?夕張さん、どうかされましたか?五月雨さんに対抗する為、新兵器を開発したい?良いよ?造っちゃおうか!ギャハハハハ──あ、千歳さん。何でもありません。何もやましい事なんてしていません──待って?艦載機格納庫で殴ろうとしないで?やめて?やめっ──
第151話・雨、時々、発情その2
「性癖とは宗教みたいなものさ。皆一つの確固たる理念があり、それは時に相容れない時もある。
だからといって、相容れないものを攻撃してはいけない。押し付ければ、それは戦争になるから良くない。
だから、
※先に謝罪します。時雨嫁提督の皆様、ごめんなさい。
【補足的なナニか】
・BORDERBREAK…2009年に「SEGA」が開発したアーケードゲーム、「ボーダーブレイク」を指す。略式名称は「ボダブレ」。
アーケード版だけでなく、家庭版もあるよ!興味がある人は、遊んでみよう!(ダイマ)
・城塞都市バレリオ…上記の「BORDERBREAK」に登場するステージの一つを指す。
・旧ブロア市街地…同上。
・マグメル機体試験場…同上。
・ヒ我凸…「
変態プレイヤーが、敵コアに突撃したい衝動に駆られた際に叫ぶ言葉らしい。
・ニュード集積体…ボダブレに登場する素材の一つを指す。
以上、補足終了。
※艦○れ公式さん。何故、赤城改二戊に日本刀を持たせた。いいぞ、もっとやれ←