追跡鶴   作:EMS-10

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 艦○れのイベントをやっていたらSAN値直葬されたので、9A-○1に浮気します。
 阿武隈の格好をしたフレッチャーばかりドロップするので、初投稿です(挨拶)

※注意※
若干のシリアス
下ネタ及び、R17.9描写が含まれています
頭を空っぽにしてご覧下さい
こまけぇこたぁいいんだよ!
お前らの嫁だろ、早くなんとかしろよ


※この小説はフィクションです。実在する人物、施設、団体等とは一切関係ありません。
 予め、ご了承下さい。

※この小説に登場する人物は全員、特殊な訓練を受けています。
 決して真似しないで下さい。

※この小説内の季節は、12月中旬頃となっています。

※特殊なプレイが含まれています。ご覧になる際は、ご注意下さい。



第153話・真面目系変態淑女その2

 

side 提督

 

 

──某都某所、カフェ──

漁(・)開始96日目。

16:00。

 

 

 

「寒い中、振り回してごめんなさい」

 

「大丈夫だ。気にしなくていいぞ」

 本当に気にしていない。だから、そんな申し訳なさそうな顔をすんなって。

 

「けど……」

 

「いいって。本当に気にすんな。今日一日は、香苗のやりたい事に付き合わせてもらう、と決めていたんだ。だから、気にしないでくれ。それに、香苗(矢矧)の事を良く知る事が出来て、有意義な時間を過ごせたと思っている」

 建前じゃねーぞ。本心だぞ?

 

「……ありがとう」

 

「どういたしまして。……さて。何か温かい物でも飲んで、身体を温めよう?」

 さっきまで雪の降る中を歩き回っていたから、身体の中まで冷えてしまった。カフェの中は暖房が効いているが、身体の中までは温まらない。

 えーと、どれにしよう?コーヒー……は気分じゃないから除外。

 

(……おっ、蜂蜜ジンジャーティーか。良さそうだな。コレのホットにするか)

 寒い時はジンジャー──生姜を摂取すれば何とかなる!生姜は寒さを解決する!って爺ちゃんが力説していたな。

 

……爺ちゃんで思い出したけど、嫁(・)さ(・)ん(・)が(・)複(・)数(・)出(・)来(・)た(・)事を報告するの、すっかり忘れてた。近(・)い(・)う(・)ち(・)に(・)報(・)告(・)しよう。

……大丈夫かな?爺ちゃん、ビックリしてひっくり返らないかな。不安だ。

 それよりも、複(・)数(・)の(・)女(・)性(・)と(・)関(・)係(・)を(・)持(・)っ(・)た(・)事を聞いたら、「このバカ孫がァ!」って叫びながら手(・)拭(・)い(・)で(・)シ(・)バ(・)き(・)倒(・)さ(・)れ(・)る(・)可能性が非常に高い──

 

「決まった?」

 

「──あぁ、決まった。香苗は?」

 おっと。今この瞬間。香苗とのデート中は、爺ちゃんの事を考えるのをやめよう。頭を切り替えろ。

 

「私も決まったわ」

 

「そうか。んじゃ、注文するぞ」

 すみませーん!店員さん、注文お願いします! 

 

 

 

 

 ファミレスで香苗がポ(・)ン(・)コ(・)ツ(・)化(・)し、軽く暴(・)走(・)する事件が発生してから数時間が経過した。

 まさか、香苗があそこまでポ(・)ン(・)コ(・)ツ(・)化(・)するとは思わなかったよ。普段はとてもしっかりしているから、ギャップが凄まじかった。

 

 閑話休題。

 

 香苗はポ(・)ン(・)コ(・)ツ(・)化(・)した所を見られ、引かれたり幻滅されるのでは?と思っていたが、俺は決してそんな事をしない、と説得して落ち着かせた。

 

 確かに驚いたが、引いたり幻滅したりなんてしない。寧ろ、香苗の新たな一面を知る事が出来て良かったと思っている。

 自惚れかもしれないが、心を許してくれているから、隠している姿(本性)を見せてくれたのでは?と思っている。

 

……この事を伝えたら、ジト目で「タラシ」と言われたけどな。解せぬ。

 

 閑話休題。

 

 軽くトラブルが起きてしまったが、香苗を落ち着かせ、昼食を摂り。その後、再び香苗の買い物に付き合った。

 ちなみに、買った物だが、フィギュア以外は全て宅配便でウチ(第603鎮守府)に送った。

 雪の中でも宅配してくれる宅配業者の方々、本当にありがとうございます。

 

 そして、全ての買い物を終え、特にする事が無くなったから、時間までカフェでのんびり会話でもしないか?と提案し、今に至る。

 

(最初は本(・)当(・)の(・)自(・)分(・)を見せる事に躊躇していたけど、最終的にはあ(・)り(・)の(・)ま(・)ま(・)の(・)姿(・)を見せてくれるようになってくれた)

 今までずっと本(・)当(・)の(・)自(・)分(・)を(・)抑(・)え(・)続(・)け(・)て(・)き(・)た(・)から、解(・)放(・)する事が出来たお陰でストレスを発散出来たらしく、デート開始前と比べて香苗はとても生き生きとしている。

 

「ふふっ♪」

 

(嬉しそうにニコニコしてる。この様子を見るに、大丈夫そうだ)

 なんつーか、上手く言葉に出来ないが、今まで見た笑顔と比べると自然な感じがする。

 

……あ、そうだ。香苗の服装について解説するのを忘れていた。需要が無いかもしれないが、解説すんぞ。

 

 まず、上から。ベージュ色のセーターに、シンプルなダークグレーのジャケットを羽織り、赤(・)い(・)マ(・)フ(・)ラ(・)ー(・)をしていた。ちなみにマフラーは、室内──カフェに居るから外している。

 次に、下はスキニータイプ──身体のラインにピッタリとフィットしたデザインのジーンズ(Gパン)を穿き、紺色のスニーカーを穿いている。以上。

 

……どうでもいい事だけど、香苗の下(・)半(・)身(・)、凄(・)い(・)な(・)。

 スキニータイプのジーンズだから、お陰で香苗のム(・)ッ(・)チ(・)リ(・)と(・)し(・)た(・)太(・)腿(・)や、安(・)産(・)型(・)の(・)お(・)尻(・)の(・)形(・)が(・)。下(・)半(・)身(・)の(・)形(・)が(・)ク(・)ッ(・)キ(・)リ(・)と(・)見(・)え(・)る(・)。尻(・)フ(・)ェ(・)チ(・)に(・)は(・)た(・)ま(・)ら(・)な(・)い(・)形をしている。祀利(葛城)のド(・)ス(・)ケ(・)ベ(・)下(・)半(・)身(・)とい(・)い(・)勝(・)負(・)が(・)出(・)来(・)る(・)大(・)き(・)さ(・)と(・)形(・)だ。

 

(仕事着(艦娘の装束)の下がスカートだから、今(・)ま(・)で(・)気(・)付(・)か(・)な(・)か(・)っ(・)た(・)……)

 まさか、こんな凶(・)悪(・)な(・)下(・)半(・)身(・)をしていたとは。お兄さんビックリだ。

 普段穿いているスカートの中に、こんな凶(・)悪(・)な(・)存在(尻)を隠していた、と思うと、な(・)ん(・)か(・)興(・)奮(・)す(・)る(・)──やめろ。変(・)態(・)的(・)思(・)考(・)をするな。自重しろ。

 

(デート中、香苗の変(・)態(・)発(・)言(・)を(・)聞(・)き(・)ま(・)く(・)っ(・)た(・)せいで、思(・)考(・)が(・)変(・)態(・)に染(・)ま(・)り(・)か(・)け(・)て(・)い(・)る(・)……)

 しっかりしろ。理性を働かせるんだ──

 

「お待たせしました。こちら、ホット蜂蜜ジンジャーティーです」

 

「──あ、はい」

 飲み物が来た。しっかりしろ。頭を切り替えろ。

 

「こちら、ホットココアになります」

 

「ありがとうございます」

 

 香苗の注文した飲み物も届いたから、飲むか。飲んで変(・)態(・)的(・)思(・)考(・)から、通(・)常(・)思(・)考(・)に戻せ。いただきまーす。

……うん。美味しい。それに、身体の中が暖まる。

 温かい飲み物を飲んだお陰で身体が暖まり、気分が落ち着いたからか、変(・)態(・)的(・)思(・)考(・)から通(・)常(・)思(・)考(・)に戻ってきた。良し良し。

 

「──はぁ。あったまる」

 

 向かいの席に座る香苗が、注文した飲み物──ホットココアの入った容器を両手で持ち、頬を弛めながらそう言った。

 

(顔が緩みきってる)

 普段の凛々しい顔が、フ(・)ニ(・)ャ(・)ッ(・)……いや、ポ(・)ワ(・)ー(・)ン(・)とした物になってらァ。語彙力が無いから、そうとしか言えない。誰か語彙力をください。いや、語彙力が来い。

 

「……何笑ってるのよ」

 

「すまない。思わずほっこりしちまって、笑っちまった。決してバカにして笑っていたんじゃないぞ?」

 イカン。気付かれた。

 さっきまで緩みきった顔だったのに、今は普段の凛々しい顔付きに戻り、鋭く睨み付けてきている。

 それに、顔がどんどん赤くなっている。顔だけでなく、耳まで赤い。

 

「……忘れなさい」

 

「やだよ。忘れたくねーよ。あんなリラックスした顔、見た事無いし」

 

「あなたねぇ……」

 

「というか、もっと見せて欲しい。二人きりの時だけでいいから、もっと素(・)の香苗を見たい」

 香苗は今までずっと本(・)当(・)の(・)自(・)分(・)を(・)抑(・)え(・)て(・)生(・)き(・)て(・)き(・)た(・)。だから、俺の前だけでいいから、抑(・)え(・)ず(・)、あ(・)り(・)の(・)ま(・)ま(・)の(・)姿(・)を(・)見(・)せ(・)て(・)欲(・)し(・)い(・)。

 真剣な顔でこの事を伝えると、

 

「……ばか」

 

 顔の赤みが更に増し、瞳を潤ませ、微笑みながら消え入りそうな声でそう言ってきた。

 何この可愛い生き物。愛(・)で(・)た(・)い(・)。いや、愛(・)で(・)な(・)け(・)れ(・)ば(・)(使命感)

 

……落ち着け。冷静になれ。ここはカフェだ。落ち着くんだ。愛(・)で(・)る(・)のはホ(・)テ(・)ル(・)に到着してからにしろ──

 

 

<おとーさん、おかーさん!お外、雪がたくさん降ってるね!

 

 

(──子供がはしゃいでる)

 可愛い生き物(香苗)を愛(・)で(・)た(・)い(・)衝動に駆られていると、興奮したような声が聞こえてきた。

 思わず声の聞こえた方に視線を向けると、小学生低学年位の男の子が、カフェの外を見ながら両親と思われる男性と女性に、全身で喜びを表しながら無邪気にはしゃぐ様子が視界に入ってきた。

 

(おーおー、元気がいいねぇ)

 それに、とても嬉しそうだ。それもそうだ。関東はあまり雪が降らない。物珍しさから、興奮しているのだろう。

 俺も、子供の頃は雪が降る度に大はしゃぎしたっけ。んで、爺ちゃんに「やかましいっ!」って怒鳴られて、手(・)拭(・)い(・)でシバかれたっけ。懐かしいなぁ。

 ただ、俺が生まれ育った所は山間部にあるから、毎年冬になれば雪が降る。だから、小学生高学年頃になると、雪が降ると「また雪か……」と憂鬱に思うようになったっけ。

 

……あっ、母(・)親(・)と思しき女性に、落ち着きなさいと注意されてる。

 それを見た父(・)親(・)と思しき男性が、少年の味方をしている。

 

(…………なんか、羨(・)ま(・)し(・)い(・)な(・))

 少年と、少年の両親を見ていると、ふとそんな事を考えてしまった。

 あの少年には、両親が。母(・)親(・)が(・)居(・)る(・)。い(・)い(・)な(・)ぁ(・)。

……何を考えてんだよ。しっかりしろ。

 

「……ねぇ、渡良瀬」

 

「……ん〜?なんだ~?」

 自己嫌悪に陥っていると、香苗が真剣な声で俺の名前を呼んできた。

 視線を香苗に向けると、既に顔の赤みは引き、真剣な顔をしている。どうした?

 

「……大丈夫?」

 

「大丈夫、って……何が?」

 俺がそう言うと、香苗は真剣な顔から心配するような顔になった。

 

「いえ、その……さっき、あそこの家族(母親)を見ていたけど、と(・)て(・)も(・)寂(・)し(・)そ(・)う(・)な(・)顔(・)をしていたわよ?」

 

「…………」

 マジか。やっちまった。自分じゃ普通の顔をしていたつもりだったんだけど、顔に出ていたか。

 

「…………寂(・)し(・)い(・)?」

 

「…………少し。いや、か(・)な(・)り(・)」

 誤魔化そうと思ったが、やめた。香苗は本気で心配してくれている。だから、誤魔化さずに俺の本(・)心(・)を吐(・)き(・)出(・)す(・)事にした。

 俺は生まれた時から両親──父親と母親が居ない事を、香苗は知っている。それだからか、こうして心配してくれているのだろう。

 

(やっぱり、俺……飢(・)え(・)て(・)い(・)る(・)みたいだ。母(・)性(・)を、求(・)め(・)続(・)け(・)て(・)い(・)る(・)……)

 父(・)性(・)の方は、爺ちゃんが沢山注いでくれたから、あまり飢(・)え(・)て(・)い(・)な(・)い(・)。

 けど、母(・)性(・)の方は母(・)親(・)代(・)わ(・)り(・)の(・)人(・)が居なかったから、全くと言って良い程注がれていない。

 

(ウチの職場(第603鎮守府)の皆と共に過ごし。最近一(・)部(・)の(・)娘(・)達(・)に(・)甘(・)え(・)る(・)よ(・)う(・)に(・)な(・)っ(・)た(・)から、昔(・)程(・)母(・)性(・)に(・)飢(・)え(・)ず(・)に(・)済(・)ん(・)で(・)い(・)る(・)。けど……)

 やっぱり足(・)り(・)な(・)い(・)と(・)感(・)じ(・)て(・)い(・)る(・)からか、こうして家(・)族(・)連(・)れ(・)のやり取りを。母(・)親(・)という存(・)在(・)を見ると、寂(・)し(・)さ(・)を覚えてしまう──

 

「──あの、香苗さん。何で俺の頭を撫でているの?」

 思考していると、突然香苗は俺の頭を撫で始めた。

 疑問に思い聞いてみたが、香苗は答えず、頭を撫で続けた。

 顔を見ると、とても慈(・)愛(・)に(・)充(・)ち(・)た(・)微(・)笑(・)み(・)を浮かべている。

 

(………………なんか、落(・)ち(・)着(・)く(・))

 最初は驚き戸惑ったが、頭(・)を(・)撫(・)で(・)ら(・)れ(・)、微(・)笑(・)ん(・)だ(・)顔(・)を見ていると、上手く言葉に出来ないが心(・)が(・)安(・)ら(・)ぐ(・)感覚を覚えた。

 この感覚……既(・)知(・)感(・)がある。

 確か、静流(翔鶴)や桔梗さん(扶桑さん)、麻子さん(加賀さん)とデートした時や、夕奈(夕立)に甘(・)や(・)か(・)さ(・)れ(・)た(・)時に感じたモノ(感覚)と同じだ。

 

「……ねぇ、渡良瀬」

 

「……なんだ?」

 不思議な感覚を味わっていると、香苗はとんでもない事を言い出した。

 

「私が甘(・)や(・)か(・)し(・)て(・)あ(・)げ(・)る(・)わ(・)」

 

「…………はい?」

 ちょっと待って。いきなり何を言い出すの?

 疑問に思っている間にも、香苗はとんでもない発言を続けた。

 

「あなたは、今まで沢山辛い思いをしてきた。両親が居ないのに、心(・)を(・)荒(・)ま(・)せ(・)ず(・)生きてきた。

 誰(・)か(・)に(・)甘(・)え(・)た(・)い(・)のに、甘(・)え(・)ず(・)に我(・)慢(・)し(・)続(・)け(・)て(・)き(・)た(・)。逆に、皆を甘(・)や(・)か(・)し(・)て(・)きた。

……最近、甘(・)え(・)る(・)よ(・)う(・)に(・)な(・)っ(・)た(・)けど、未だ未だ甘(・)え(・)足(・)り(・)な(・)い(・)んじゃない?」

 

「…………」

 確かに、俺は今まで心(・)を(・)荒(・)ま(・)せ(・)たり──所謂、グ(・)レ(・)た(・)り(・)しなかった。

 何度かヤケになって、グ(・)レ(・)よ(・)う(・)と(・)し(・)た(・)時(・)期(・)も(・)あ(・)っ(・)た(・)。けど、我(・)慢(・)し(・)た(・)。

 

 そして、最近。一(・)部(・)の(・)娘(・)限(・)定(・)だが、時々甘(・)え(・)る(・)ようになったお陰で、寂(・)し(・)さ(・)をあまり感じなくなった。

 けど、香苗が言った通り甘(・)え(・)足(・)り(・)な(・)い(・)。

 本当は思(・)い(・)切(・)り(・)甘(・)え(・)た(・)い(・)。皆も甘(・)え(・)て(・)い(・)い(・)と言ってくれている。

 けど、心の何処かで「大の大人が。男が甘(・)え(・)る(・)なんて、みっともない」と遠(・)慮(・)してしまい、思(・)い(・)切(・)り(・)甘(・)え(・)ら(・)れ(・)て(・)い(・)な(・)い(・)。

 

…………あと、甘(・)え(・)て(・)い(・)る(・)姿を一(・)部(・)の(・)ヤ(・)ベ(・)ー(・)奴(・)ら(・)に見られたら、性的な意味で襲われる可能性が高まるから、思(・)い(・)切(・)り(・)甘(・)え(・)る(・)事(・)が(・)出(・)来(・)な(・)い(・)。

 

 コレが。一(・)部(・)の(・)ヤ(・)ベ(・)ー(・)奴(・)ら(・)が襲(・)っ(・)て(・)来(・)な(・)け(・)れ(・)ば(・)、多分だけど思(・)い(・)切(・)り(・)甘(・)え(・)て(・)い(・)る(・)──

 

「もう、我(・)慢(・)し(・)な(・)い(・)で(・)?強がらないで?遠慮しないで?心に思った事を、そ(・)の(・)ま(・)ま(・)吐(・)き(・)出(・)し(・)て(・)?」

 

「いや、けど……」

 

「貴方は独(・)り(・)じゃない。私が。私達が居るわ。

 だから、もっと甘(・)え(・)て(・)?一人で抱え込もうとしないで?」

 

「……甘(・)え(・)た(・)い(・)よ。でも──」

 一(・)部(・)の(・)ヤ(・)ベ(・)ー(・)奴(・)ら(・)が、襲(・)っ(・)て(・)く(・)る(・)可(・)能(・)性(・)が(・)高(・)い(・)から甘(・)え(・)ら(・)れ(・)な(・)い(・)。

 この事を香苗に伝えると──あの、何でそんなイタズラっぽい笑みを浮かべているの?さっきまで慈愛に充ちた微笑みを浮かべていたじゃん。何で急にそんな顔をしているの?

……ス○ホを取り出して見せてきた。何だ何だ?

 

「さっきの発言、録(・)音(・)し(・)て(・)皆(・)の(・)L(・)I(・)○(・)E(・)に(・)送(・)っ(・)て(・)お(・)い(・)た(・)わ(・)♪」

 

「何してんの!?」

 ちょっと待って?マジで?冗談だよね?というか、何時の間に録音したの?そして、何時送信したの?

…………送信済、って表示されてる。マジだ。

 

(…………あ、俺のス○ホが震えてる)

 それと同時にL○NEの通知音が鳴った──待って待って?通知音がめっちゃ鳴ってるんですけど!?

 普通はピコーン!って鳴るのに、今はピピピピピピコーン!てな感じの鳴り方をしているんですけど!?それに、ス○ホが震えっぱなしなんですけど!?どんだけ通知来てるの!?俺のス○ホ、バグった?そうとしか思えないんだけど!?

 

…………あ、鳴り止んだ。

…………怖いけど、確認しよう。

 

…………バッテリーが物凄い勢いで減ってる。さっき店に入る前は70%程あったのに、今は40%近くまで減ってる。ヤバくない?いや、ヤバい(確信)

 

…………気を取り直して。えーと、L○NEを開いて。通知を確認──

 

 

 

【通知……1919件】
【着信…810件】

 

 

 

「ファッ!?」

 なんだ、これは。たまげたなぁ。

…………じゃなくて。あの、数分足らずで何でこんなに通知や着信が入っているんですかねぇ。おかしくない?

…………仕事中(漁や哨戒)の娘からも、通知や着信が来てるし。あの、休憩中とかならまだしも、仕事中は流石にマズいと思うよ?

 

…………とりあえず、ツッコミを入れるのは一旦放棄して、内容を確認しよう。読まなかったら、後でナ(・)ニ(・)をされるか分からないからな。

 

 

※少々お待ち下さい※

 

 

…………うん。ヤバい。ヤバ過ぎる。

 一(・)部(・)の(・)娘(・)を(・)除(・)い(・)て(・)、ほ(・)ぼ(・)全(・)員(・)マ(・)マ(・)に(・)な(・)る(・)気(・)満(・)々(・)だ。

 どんな内容の通知が来たのか紹介したいが、とてもじゃないけど数が多過ぎて、時間が掛かるから割愛させてもらう。

 

 閑話休題。

 

 幸いと言って良いのか、俺(・)の(・)本(・)音(・)を聞いた事で、俺を襲って来る一(・)部(・)の(・)ヤ(・)ベ(・)ー(・)奴(・)ら(・)が改(・)心(・)したのか、二(・)度(・)と(・)襲(・)い(・)ま(・)せ(・)ん(・)と誓ってくれた。

 

 ただ、申し訳ないけど疑わしい。だから、本当かどうか猶(・)予(・)を与えて、暫く様子を見る事にしよう。

 

「ふふっ。これで遠(・)慮(・)な(・)く(・)皆(・)に(・)甘(・)え(・)ら(・)れ(・)る(・)わね♪」

 

「…………やり方、強引過ぎない?」

 

「こうでもしなきゃ、渡良瀬は甘(・)え(・)よ(・)う(・)と(・)し(・)な(・)い(・)でしょ?それに、ヤ(・)バ(・)い(・)人(・)達(・)を止めるには、渡良瀬の本(・)音(・)を聞かせるのが一番よ。

 今までずっと、遠(・)慮(・)し(・)て(・)本(・)音(・)を(・)ぶ(・)ち(・)ま(・)け(・)な(・)か(・)っ(・)た(・)。だから、多少強引にでも本(・)音(・)を聞き出して、伝えないと止められないと思ったの」

 

「だから、俺から本(・)音(・)を聞き出したのか……」

 

「えぇ」

 

 成程。もう、これ以上ツッコミ入れない。何も考えない。

 とりあえず、話題を変えよう。じゃないと、頭がどうにかなりそうだ。

 

 

 

 

 

 

 この後、時間が来るまで香苗と趣味関連の話や、今度ウチに新人として来る香(・)苗(・)の(・)妹(・)さ(・)ん(・)の話。

 そして、香苗が何故本(・)性(・)を(・)抑(・)え(・)て(・)いたのか教えてもらった。

 

 そこそこ長い付き合いがあるが、知らない事が多くてビックリした。こりゃ、もっと話をして知らないとダメだな。

 勿論、香苗に限らず、他の娘とも沢山話をしなきゃ。

 

 そうそう。香苗の妹(・)さ(・)ん(・)──阿(・)賀(・)野(・)型(・)軽(・)巡(・)洋(・)艦(・)四(・)番(・)艦(・)、酒(・)匂(・)の適性者、未来(みき)さんについて色々教えてもらったけど、話を聞くに、手(・)の(・)掛(・)か(・)ら(・)な(・)い(・)娘(・)らしい。

 

 香苗曰く、「明るく陽気で、無邪気な性格をしている」との事。あと、ま(・)と(・)も(・)な(・)娘(・)だそうだ。

 

 言葉は悪いけど、ヤ(・)ベ(・)ー(・)娘(・)だったらどうしよう?と思っていたから、助かる。

 マジでこれ以上ヤ(・)ベ(・)ー(・)奴(・)が増えたら、俺の胃袋と精神が崩壊しかねんからな。

 

 

 

───────

 

 

 

21:55。

 

 

 

「Я тебя люблю!(貴方を愛しています)」

 

「日本語でおk」

 すまねぇ、ロ(・)シ(・)ア(・)語(・)はサッパリなんだ。

……と言いたいが、アニメや漫画、ラノベ、ゲーム。そして、上○すみれさんのお陰で意味は分かる。

 オタクの人なら経験無い?特定の外国語なら、発音や意味が分かる、って奴。

 

……なんか、軽くパニクっているせいで、語彙力が消失してる。そのせいで日本語がおかしい。ちゃんと意味伝えられているかな。かなり不安だ──じゃなくて。思考している場合じゃないよ。

 

……何が起きているのか説明しろ?いいぜ、簡潔になるがしてやる。

 

 カフェでのんびりと会話をしてから数時間後。良い時間になったから、近くのレストランで軽く夕食を摂り、俺達はラ○ホに向かった。

 余談になるが、レストランで俺達は軽くアルコールを摂取した、と言っておく。

 

 話を戻そう。

 そして、部屋に入ると香苗は極(・)度(・)の(・)緊(・)張(・)状(・)態(・)に陥ってしまい、昼間──ファミレスの時のようにポ(・)ン(・)コ(・)ツ(・)化(・)してしまった。

 なので、優しく抱き締めしめて声を掛け続け、落ち着かせた。

 

 少し時間は掛かったが落ち着くと、香苗は「先にシャワーを浴びたい」と言ってきたので、快諾。

 暫くしてシャワーを浴び終えた香苗が出て来て、今度は俺がシャワーを浴びて、脱衣場を出ると、

 

 

 

 

部(・)屋(・)に(・)空(・)の(・)酒(・)瓶(・)を(・)持(・)っ(・)た(・)9(・)A(・)-(・)○(・)1(・)が(・)居(・)た(・)

 

 

 

 

……お前は何を言っているんだ?いや、そうとしか言いようがないんだ。

 最初は目の錯覚かと思ったけど、何度瞬きしても、空の酒瓶を持った○A-91が居た。

 

 んで、戸惑っていると9○-91が振り返り、突然ロシア語で告白をしてきて今に至る。

 どうでもいい事かもしれないけど、声がすんごく中○麻衣さんに似ていた、と言っておく。

 

 閑話休題。

 

 顔を見たが、真っ赤だった。恐らく手に持っている酒瓶──ウォッカを摂取した事で、顔が赤くなっていたのだろう──

 

 

「Ураааааааааааааааааааааааааааааааа!!!」

 

 

「ウギャアアアアアアアアア!!?」

──いきなり叫び出したァァ!!?んでもってル○ンダイブして来たあああアアアア!!?

 

 

「ぶべっ!?」

 

 

(……あ、咄嗟に避けちゃった)

 やっちまった。

 言い訳になるけど、最初は受け止めようと思った。

 けど、普段から淫乱鶴(娼鶴)やサキュバス(榛名)、発情犬(時雨)にやられているせいで、本能的恐怖を感じて咄嗟に避けちゃった。

 結果、○A-91は顔面から床に突っ込んだけど、俺は何も悪くない。こうなった原因を作ったサキュバス達が悪い(責任転嫁)

 

……じゃなくて。これ、ヤバくない?いや、ヤバい。

 かなりの勢いで顔面から床に突っ込んだから、下手したら鼻の骨が折れている恐れが──

 

 

「何で受け止めてくれないのよッ!!」

 

 

──説明を再開しようとしたら、突然叫びながら起き上がったァァァ!!?

 んでもって抱き着いてきたアアァァァ!!?

 そして瞳孔を限界までカッ広げて、俺の目を凝視してるううううぅぅぅぅ!!!

 

……って、あれ?髪の毛が黒い。何で?

……あ、さっきまで○A-91が倒れていた所に、白髪ロングのウィッグが転がってる。

 それに、この山○悠希さんに似た声。もしかして、香苗……なのか?けど、瞳の色が違う。

 

(香苗の瞳の色は赤い。しかし、目の前にいる女性の瞳は青色だ)

 でも、顔付きや声は香苗とそっくりだ。それに、このマフラー。香苗が着けていた奴だ。

……あの、もしかしなくても、香苗……なの?もしそうだったら、やっちまった──

 

 

「普通、受け止める所でしょうがッッッ!!!」

 

 

──あの、痛いです。力込め過ぎです。緩めてください。あっ、骨がミシミシ言い出した。マズいよ。あと、言葉は悪いけど、息が酒臭いです。

 

……じゃなくて。あの、やっぱり香苗なの?けど、何で9A-9○の格好をしているの?さっき脱衣場から出た時は、ラフな格好をしていたじゃん。というか、その衣装、何時の間に用意したの?

 

 様々な疑問が頭に浮かぶが、その間にも香苗(?)は益々力を込めてベ(・)ア(・)ハ(・)ッ(・)グ(・)をしてきやがった。

 ヤバいヤバいヤバい。このままだと洒落抜きで骨が砕(・)け(・)る(・)。

 いいか、折(・)れ(・)る(・)じゃないぞ。砕(・)け(・)る(・)だぞ?この力加減、間違いなく砕(・)け(・)る(・)。俺には分かる。何故分かるのかって?分かるから分かるんだよ!!分かれッッッ!!!

 

……ごめん。混乱し過ぎて語彙力が行方不明になってた。本当にごめん。ちゃんと説明するから呆れないで──

 

 

「何で受け止めてくれなかったのよおおおおォォオォォォオォォォオオオオ!!!」

 

 

「ん゙ぎ゙い゙ぃ゙ぃ゙い゙い゙い゙い゙や゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙ッ゙ッ゙ッ゙!゙!゙?゙」

 背骨ェェェ!!!ベ(・)キ(・)ベ(・)キ(・)鳴ってるウウウゥゥゥウッッッ!!?

 

「ふふっ……うふふふっ……うふふふふふふふっ……」

 

「ぉ゛…………ぁ゛ぁ゛……」

 終わっ……た……のか?……背骨が……痛い……。

 アカン……立ってられない……。

 

 幸い、折れても砕けてもいないみたいだけど、痛過ぎてヤバい。語彙力が痛みのせいで行方不明になっているから、それしか言えん──

 

「えいっ♡」

 

(──あっ、ベッドに投げられた)

 痛みに呻いていると、俺はベッドへ投げられてしまった。

 ベッドはとても柔らかかったから、背骨にダメージは入らなかったけど、痛過ぎて起き上がれそうに無い。

 

「さて、と……渡良瀬」

 

(……あ、香苗だ。この表情と声。間違い無い)

 ベッドの脇に立ち、仰向けに横たわる俺の顔を覗き込んできた。その顔を見て、確信。この女性は香苗だ──

 

 

「犯す♡」

 

 

「待゛っ゛て゛!゛?゛」

──落ち着いて!?話をしよう?

 背骨が痛過ぎて変な声出ちゃった。濁音まみれで、しかも掠れた声だったから、ちゃんと聞こえたかな?

 

「待たないわ♡」

 

 良かった。聞こえてたみたいだ──全然良くない。俺のお願いを聞いてくれない。それに、香苗の奴。か(・)な(・)り(・)キ(・)レ(・)て(・)い(・)る(・)みたいだ。顔を見れば分かる。

 青筋が浮かびまくってて、ハイライト職人が行方不明になってる。……うん。確実にブチギレてるね。

 

……ウィッグを被り出したぞ。あの、さっきから疑問に思っていたけど、何でそんな格好(9○-91)をしているの?何時の間に着たの?あと、その衣装、何処にあったの?何故9A-○1をチョイスしたの?

 

「この服は、クローゼットにあったから着たの。着た理由は、恥(・)ず(・)か(・)し(・)さ(・)を(・)紛(・)ら(・)わ(・)す(・)為(・)。チョイスした理由は、今度コスプレするから選んだわ」

 

 疑問に思っていると、俺(・)の(・)顔(・)を(・)見(・)て(・)何(・)を(・)考(・)え(・)て(・)い(・)る(・)の(・)か(・)分(・)か(・)っ(・)た(・)のか、疑問に答えてくれた。

 何故、顔(・)を(・)見(・)た(・)だ(・)け(・)で(・)考(・)え(・)て(・)い(・)る(・)事(・)が(・)分(・)か(・)る(・)のか、についてはツッコミを入れたいが、それどころじゃないから流す。

 

……そういや此処(ラ○ホ)、そ(・)う(・)い(・)っ(・)た(・)プ(・)レ(・)イ(・)用(・)の(・)衣(・)装(・)が沢(・)山(・)あ(・)る(・)、って受付の人が言っていたな。今更感が凄いが、たった今思い出した。

 

……納得している場合じゃ無いよ。9A-○1の格好をしている理由とかは分かった。分かったけど、もしかしなくても、その格好のままド(・)ン(・)パ(・)チ(・)ヤ(・)る(・)気(・)なの?

 君、ハ(・)ジ(・)メ(・)テ(・)だよね?ハ(・)ジ(・)メ(・)テ(・)が(・)コ(・)ス(・)プ(・)レ(・)セ(・)ッ(・)○(・)ス(・)って、レベル高過ぎない?何処ぞの後輩(阿武隈)と同じ特(・)殊(・)性(・)癖(・)持ちなの?ヤバくね?

 

……何(・)処(・)ぞ(・)の(・)後(・)輩(・)は制服(ブレザー)だったから、香苗の格好と比べれば未だレ(・)ベ(・)ル(・)は(・)低(・)い(・)な──おいコラ、冷蔵庫から酒を。缶チューハイを取り出すな。

 もしかしなくても、飲む気なの?君、さっきウォッカ飲み干してたじゃん。あと、その缶、スト○ングゼロじゃん。血中のアルコール濃度がエラい事になるよ?やめなさい──飲み干しやがった。

 

「──ぷはぁ♡ふひひっ♡」

 

…………目が完全に虚ろになってらァ。それに、ア(・)ブ(・)ナ(・)イ(・)笑みを浮かべている。

…………香苗さん。顔。女性がしちゃいけない顔してる。放送事故レベルの顔をしているよ?

 

 

 

「(<(((⚫)))><(((⚫)))>)」

 

 

 

…………瞳孔だけでなく、口までカッ広げてイ(・)イ(・)笑(・)顔(・)をしながらこっち見んな。

…………ゾ(・)ン(・)ビ(・)みたいな歩き方して、こっちに迫って来ないでください。その歩き方をするのは、ウチのゾンビちゃん(涼月)だけでいいです。

 

 そういや、ゾ(・)ン(・)ビ(・)ち(・)ゃ(・)ん(・)で思い出したけど、最(・)近(・)大(・)人(・)し(・)い(・)な。全然襲って来ないし。

 けど、そろそろ淫乱鶴みたいに欲(・)が(・)爆(・)発(・)して、襲うようになるんじゃないかな──

 

「うへへへへっ♡♡」

 

 

────現実逃避してる場合じゃ無い。変(・)態(・)淑(・)女(・)がゆっくりと。確実に迫って来ている。怖い。

 

…………俺、この後の展開知ってるよ。アレでしょ?アルコールの力を借りて、その勢いだけで襲(・)っ(・)て(・)来(・)る(・)んでしょ?俺は詳しいんだ──

 

 

「指(・)揮(・)官(・)、見ててください。これが、私があなたに捧げる勝利です♡」

 

 

──捧げなくていいです。あと、俺は指揮官じゃありません。グ○フィン&ク○ーガーに務めていません。

 あと、香苗さん、声。山○悠希さんに似た声から、中○麻衣さん、の声に変わっちゃってるよ?

 ホントすげーな。香苗に限らず、ウチの娘達は何故か声を良く変えられる。声帯どうなってんの?

 

……ツッコミ入れてる場合じゃ無いよ。マズいよ。このままだと襲われて、パ(・)パ(・)良(・)瀬(・)にされちゃう──

 

「私(・)を(・)見(・)て(・)く(・)だ(・)さ(・)い(・)!」

 

「ぐぇッ!?」

 ちょっ!?いきなり腹の上に乗っかってきやがった!?お陰でカエルが潰れたような声を出しちまった──香苗さん、お願いです、離れてください。その体勢は色々マズい。所謂騎○位状態になっています──顔ッ!近いッ!あと酒臭いですッ!!

 

…………あ、青筋が消えた。けど、お目々は真っ暗だ。ハイライト職人、早く戻って来なさい。

 つーか、香苗のその目、カラコンだよね?何でカラコン付けているのにハイライトが真っ暗なの?どうやって瞳を暗くしているの?お兄さんに教えて──

 

 

「Я хочу быть с тобой всегда(あなたとずっと一緒に居たい)」

 

 

──ここは日本です。日本語で話してください。

 アニメや漫画、ゲームとかのお陰で、辛うじて意味は分かるけど、ロ(・)シ(・)ア(・)語(・)じゃなくて日本語で言って欲しい──あっ、コラ!ズボンとパンツを脱がすな!

 

 声を出して注意したくても。抵抗したくても、背骨が痛過ぎてまともに声を出せないし、動けない。ヤバいぞ、ヤバ過ぎるぞ?

 パ(・)パ(・)良(・)瀬(・)確定ルートに突入しちゃうぞ?そうなったら最(・)期(・)、瑞稀達(瑞鶴達)に処(・)さ(・)れ(・)る(・)────

 

 

 

 

 

 

 

 

「うふふ……♡うふふふふ……♡♡

 あっはははははははははは♪」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

────主(・)砲(・)を掴まれた。

…………オワタ。

 

 

side 提督 out

 

 

───────

────

─

 





次回予告


……娼(・)鶴(・)さんや、榛名さん。そして、駄(・)犬(・)が、準(・)く(・)ん(・)を(・)襲(・)っ(・)て(・)い(・)な(・)い(・)
 それどころか、準(・)く(・)ん(・)の(・)負(・)担(・)に(・)な(・)る(・)事(・)を(・)一(・)切(・)せ(・)ず(・)、真(・)面(・)目(・)に(・)過(・)ご(・)し(・)て(・)い(・)る(・)。
……先日、LIN○に送られてきた動(・)画(・)を。準(・)く(・)ん(・)の(・)本(・)音(・)を聞いて、ま(・)と(・)も(・)に(・)な(・)っ(・)た(・)みたいだけど、効果覿面過ぎない?
……まぁ、ヤ(・)ら(・)か(・)さ(・)れ(・)る(・)よりはマシだけど──あら?放送が入った。何かしら──ッ!?深(・)海(・)棲(・)艦(・)が(・)出(・)現(・)し(・)た(・)ッ!?
 急いで出撃しなくちゃ!妖精さん達、行きますよ!


第154話・深海棲艦逃げて!超逃げて!!


「新(・)鮮(・)な(・)深(・)海(・)棲(・)艦(・)だアアアアァァァ!!!囲めッ!!囲めえええええええエエエエエエエエエエエエッッッ!!!」


※とにかく頭の悪い内容になります。

※矢矧とのプレイ内容については、次話で補完します。
 予めご了承下さい。



【補足的なナニか】

・上坂すみれ…ヤベー人声優。ロ(・)シ(・)ア(・)語(・)が(・)堪(・)能(・)。そして、バイオレンス
 「艦これ」では、「吹雪」、「白雪」、「初雪」、「深雪」、「叢雲」、「磯波」、「浦波」、「蒼龍」、「飛龍」を演じている。

・山田悠希…声優。「艦これ」では、「阿賀野」、「能代」、「矢矧」、「酒匂」を演じている。

・Я тебя люблю!…ロシア語。読み方は「ヤ ティビャー リュブリュー」。
 日本語に訳すと、「あなたを愛しています」。

・Я хочу быть с тобой всегда…ロシア語。読み方は「ヤ ハチュー ブイト スタボイ フシェクダ」。
 日本語に訳すと、「あなたとずっと一緒に居たい」。

・9A-91…作者の愛人前話(第152話)の後書き補足を参照。

・グリフィン&クルーガー…ソーシャルゲーム、「ドールズフロントライン」に登場する架空の民間軍事会社を指す。

・矢矧…第603鎮守府所属、阿賀野型軽巡洋艦三番艦、矢矧の適性者、荻原香苗(おぎわらかなえ)を指す。四人姉妹の三女。
 生真面目で冷静な人物に見えるが、本当はアグレッシブで、悪ふざけが好きな性格をしている。
 どうやら、と(・)ん(・)で(・)も(・)な(・)い(・)性(・)癖(・)を(・)隠(・)し(・)て(・)い(・)る(・)らしい……。
 

以上、補足終了。


※矢矧の過去や、本性を隠してきた理由については、彼女の過去編で補完する予定です。
 予め、ご了承下さい。


Q:何故、矢矧に9A-○1コスをさせた?

A:作者が書きたかったから、ああした(迫真)
 艦○れのイベントが上手く行かないから、ストレスを発散する為にああした。反省も後悔も一切していない。

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