祝!瑞鳳の進水日!(挨拶)
瑞鳳の格納庫をまさぐって、温もりを感じたい
秋津洲の名前を間違えて表記してしまい、誠に申し訳ございません。
グロデスクな描写が含まれています
下ネタと勢いしかない
頭を空っぽにしてご覧下さい
お前らの嫁だろ、早くなんとかしろよ
※この小説に登場する人物は全員、特殊な訓練を受けています。
決して真似しないで下さい。
※この小説内の季節は、12月下旬頃となっています。
Another side
──第603鎮守府、母港──
11:15。
(こりゃあ、
目の前には、とてもじゃないけど口に出せない状態になった深海棲艦達の
俺はグロ耐性があるから何ともないけど、グロ耐性皆無の渡良瀬少佐がコレを見たら、確実に発狂……いや、既に発狂しているね。
少し前に、スプラッターな光景を目の当たりにしたせいで発狂して、執務室に逃げて行くのを見たから──
「──あ、野原主任!お疲れ様です!」
「お疲れ様です、足柄さん。
──おっと、何時までも思考していないで、さっさと片付けなきゃ。
数十分後に業者さん達が魚介類を引取りに来る。このまま
「ありがとうございます。それじゃあ、早速だけどあっちをお願いします」
「お任せ下さい」
既に道具は用意してある。ちゃっちゃと終わらせよう。
────
「おい!そっちに目ん玉転がってんぞ!」
「水流して!血が残ってる!」
「地面に肉がこびり付いてて、落とせないんだけど!」
(だいぶ片付いてきたな。これなら、業者さんが来る前に終わらせられる)
開始から僅か数分で、かなり綺麗になった。これなら、業者さん達が来る前に終わらせられるな。
……あ、そうそう。
今、
閑話休題っと。
残すは、母港のあちこちに
さァて、本気でやろうか!ピッカピカにしてやる──あん?
(誰だよ、せっかく人が意気込んでいたってのに)
内心で悪態をつきながら、一旦作業を止めてポケットからス○ホを取り出す。
……あ、
「すみません、足柄さん。
「了解しました。ここは私達に任せてください」
「ありがとうございます!」
近くで作業をしていた足柄さんに一声掛けて、その場を離れる。
……ここなら大丈夫だな。
「大変お待たせ致しました、野原です」
電話に出るまで結構時間が掛かっているから、怒られるだろうな。
『野原ァ。電話に出るのが遅いぞォ?お陰でドクペを一本、飲み干してしまったではないか!』
「申し訳ございません。
ス○ホから、少しだけ怒ったような
嘘は言っていない。アレは立派な
それはそれとして。課長、ツッコミ入れたくないけど、入れさせてもらいます。相変わらずドクペ好きッスね。つか、飲み過ぎ。
前回の健康診断で引っ掛かって、奥さんにドクペ飲むの禁止されていませんでしたっけ?もし飲んでいたのがバレたら、シバき倒されますよ?
『あれ?そうなの?なら仕方ない。許す!』
俺が電話に出るのが遅れた理由を聞くと、課長はおちゃらけた声でそう言った。声に怒りは一切含まれていない。
「ありがとうございます。して、課長。如何なされました?」
『ん?あぁ……その……野原。お前に急いで伝えなければならない事があってな……』
「伝えなければならない事、ですか?」
課長が言い淀むなんて珍しいな。
毎日定時連絡をしているから、その時に話せばいいのでは?と思ったけど、火急の案件が入ったのかもしれない。
とにかく、聞けば分かるか。
『あぁ。……野原、頼むから落ち着いて聞いて欲しい』
「は、はい」
うっわぁ。絶対ヤベー案件か何かだ。議長がここまで歯切れが悪いから、絶対そうだ。覚悟決めとこ。
『…………が、そっちに行く事になった』
「すみません、課長。声が小さくて良く聞き取れなかったので、もう一度言って頂けませんか?」
周囲は
なんだなんだァ?嫌な予感がバビッ!としまくってるんですけどォ?
『…………
「…………あっ、そうなんですか?」
…………。
…………。
…………。
…………は?
ちょっと待て。今、課長は、ナンテ、言ッタ?
…………疲れてるのかな?俺が
えっ?何?ジョーク?課長お得意のジョークなの?課長って良くジョーク言うし。きっとそうだ──
『──原?──原~?お~い、野原ァ~、聞いてる?ねぇ、無視?無視なの?無視されると、課長泣いちゃうぞ~?』
「──あ、すんません。ちょっと、脳が情報処理し切れなくなってフリーズしてました」
『あ、うん。やっぱり受け止められないよな?けど、事実だからしっかり受け止めて?』
「アッハハハ!いやだなぁ、課長。幾らジョークが大好きだからって、そのジョークは流石に笑えませんって」
『…………』
「…………あの、課長?何で無言なんですか?えっ?まさか、マジですか?」
『…………あぁ。マジ、だ』
「」
『…………野原。残念だが、決定事項だ。受け止めろ』
「」
『何故、
課長が、何故此処に
けど、俺の頭の中に課長の言葉は全く入って来なかった。
今、俺の頭の中に浮かんでいるのは、
…………ヤバいね。
色々言いたい事や、ツッコミたい事があるけど、そんな事をしている暇は無い。
はやく、早く逃げなきゃ。
けど、逃げる事は出来ない。
何故なら、俺は
逃げれば命令違反をした事になり、色々ヤバい事になる。
つまり、逃げられない。
けど、
『…………野原。俺はお前になら、安心して
「此処に居られるかッ!
命令違反がなんぼのもんじゃい!!俺は、アレだ。逃げるぞッ!逃げて、生きるぞッ!超生きるッ!!
『の、野原ッ!?』
命令違反をしたら、どんな事されるんだろ?きっと、碌でもない目に遭うんだろうなぁ。
けど、
だったら、マシな方を。命令違反をして罰則喰らう方を選ぶ。
ギャハハハハハハハ!!なんか楽しくなってきちゃったぞ!!
『野原ッ!落ち着けッ!!落ち着くんだ──』
さぁて!逃げるぞ!とりあえず、通話を切って……これで良し。
えーと、まず逃走する方法だけど、車……は雪がかなり積もっているから、事故る可能性が高い。
俺、あんま車に乗らないから、
なら、電車に……此処から駅まで、徒歩だと片道一時間以上掛かる。向かっている途中で、此処の人達に追い付かれて確実に捕まる。却下。
渡良瀬少佐みたいに、海上を
俺、
精々数キロ走った所で
夏ならともかく、今は冬。おまけに雪が降っているから、海水の温度は非常に低い。
更に、巨大化した魚介類や、数日前から深海棲艦が出現するようになったから、そいつらと遭遇したら、
…………詰んだ。
…………いや、待てよ?詰んでいない!
「此処には、色々
妖精さん達が作った
…………勝ったな。
そうと決まれば、早速工廠に行って
「野原主任、どうかされました?」
「──ッ!?」
誰だッ!?……榛名さんだ。心配そうな顔をして、俺を見ている。
……何故か
「さっき野原主任の
「…………あー、ちょっと、技術課の上司から色々言われちゃって。それで少し荒れちゃって。ごめんね?怒鳴ったりして」
「そうなんですか。榛名、野原主任が此処に来てから
「ホントにごめんね?以後気を付けます──ん?」
<確か、こっちから野原主任の
(ッ!?少佐が来てる!!)
声を聞くに、どうやら俺を探しているみたいだな。
のんびりし過ぎた。さっさと行こう──
「提督だ……ふふっ……提督が榛名の事を探しに来てくれた……やっぱり提督は、なんだかんだ言って榛名の事が好きなんですね。アハハハ♪」
──いや、違うよ?少佐は俺を探しに来たみたいだよ?さっき少佐が言っていたじゃん。言い方は物凄く悪いけど、都合のいい頭してるね。まるで
……いけね、
……いいから、余計な事を考えていないでさっさと逃げるぞ!
「榛名さん、俺は用事を思い出したので、失礼します!」
「フヘヘヘ……ウヘヘヘヘ……」
……聞いちゃいない。まぁいいや。
足音を立てないよう、細心の注意を払いながら工廠へ──
<テーイートークウウゥゥゥ!!!
<ぬわああぁぁ!?来るなッ!来るなぁァァァ!!!
──榛名さんが少佐を襲っている。すみません、少佐。今回ばかりは無視させて頂きます。本当にすみません。
<涼月イイイィィィ!!助けてエエエエエ!!!
<W゙O゙O゙O゙O゙O゙O゙O゙O゙!゙!゙!゙
<榛名ッ!全力でッ!参りますッ!
──久々に
……運が良いか悪いか分からないけど、騒ぎになってくれたお陰で、逃走出来そうだ。
(工廠に艦娘達は……誰も居ない)
妖精さん達が居るけど、大丈夫。
<野原主任だー!
<囲め囲めー!
<お菓子持ってんだろ……なぁ……お菓子置いてけよ……
「ちょっと退いてくれ~。お菓子が欲しい?ならあげよう」
ポケットから金平糖を取り出して、妖精さん達に渡す。妖精さん達用に、常にお菓子を持ち歩いていて良かった。
<流石、野原主任!
<いただきまーす!
<置いてけ……お菓子置いてけ……
約一名、なんか妖怪首置いてけもとい、妖怪お菓子置いてけになっている気がするけど、無視。ツッコミ入れない。
(えーと、
工廠の奥のコンテナに近付き、急いで解錠して……電源を入れて……装着して──
「何をしているんだい?」
「──ッ!?」
誰だ!?……時雨さん?何で時雨さんがここに?さっきまで母港で作業をしていたじゃん?
疑問に思っていると、俺の顔を見て何を考えているのか分かったのか、時雨さんは答えてくれた。
「さっき、工廠に慌てたように駆け込む姿が見えてね。気になったから後をつけてんだ。……何をしているんだい?」
「あー……ちょっと、
「…………野原主任、何か焦ってない?」
「あー……色々あってね」
アカン。焦っているから頭が回らない。くそっ、どうすりゃいい?
「色々って、何?」
「あー……あはは……」
ダメだ、誤魔化せない。どうする?既に起動準備は整っている。後は装着して
でも、今動かしたら時雨さんを轢いてしまう。そんな事をしたら、後々面倒な事になる。
結局、俺は
そして、時雨さんが少佐を呼び、少佐に洗いざらい話すハメになった、と言っておくよ。
余談になるけど、少佐が来た事で時雨さんが
どんな風に解決したかって?話すと長くなるから割愛させてもらうよ。
「……味方は居ないんですか?」
「残念だけど、俺には味方なんて居ないんだ。そう、居ないんだ……ははっ……はははっ……」
そして現在。俺は少佐に愚痴っている。
少佐なら、俺の気持ちを理解して助けてくれる筈。
……何で少佐に相談しなかったんだろ?発狂し掛けたせいで、頭が回らなかったのかな?
「野原主任……」
「……と思っていたけど、渡良瀬少佐。貴方が居る。貴方は、俺の気持ちが分かる筈。そうでしょう?」
おっと。今は思考していないで、少佐に助けを求めよう。マジになって頼めば、きっと力を貸してくれる。
「貴方だけは、俺の味方をしてくれますよね?」
「い、いや、その……」
「してくれますよね?」
何で目を逸らすの?何で言い淀むの?ねぇ、何で?
「……何で…………無言なんですか……味方……してくれよ……味方を……味方を…………
してくれよオオオオッッ!!少佐アアアアアアァァッッッ!!!」
「ぐおおおおおおッッッ!!?」
「俺を!助けてッ!くれるならッ!俺はッ!何でもッ!しますッッッ!!!」
マジで文字通り何でもしますよ!?少佐の大好きなヅ○を1/1スケールで造ってあげます!
さっき工廠に運んだ
だから……だから……!!
「俺を助けてくれよおおおおおオオオオオッッッ!!!渡良瀬少佐アアアアアアアアアアアアアッッッ!!!」
Another side out
───────
────
─
side 提督
──第603鎮守府、食堂──
20:30。
「──子○をチ○コでド突いて、
「出来るかッ!」
「
「
「弱気になってどうするのよ。強気になりなさい!」
「いや、強気になっても、無理な物は無理ですよ……」
「うだうだ、うだうだと言い訳ばっか……キ○タマ付いてるの?
「ちゃんと付いていますよ……。あと、言い訳じゃなくて、以前強気で
うわぁ……野原主任の目が死んでる。というか、野原主任は既に
普段の言動はアレだけど、
野原主任が
野原主任が
んで、怒鳴っていた理由を聞いたら、案の定とんでもない事が起きていた。
どんな事が起きたのか。簡単に言うと、
ちなみに、来るのは
何故、野原主任は
これについては詳しく説明すると長くなる為、割愛させてもらう。
……
お前らにとってはそうかもしれないけど、野原主任にとってはとんでもない事なんだ。
話を戻そう。
理由を聞いた後。必死に慰め続け、時間は掛かったが落ち着かせる事に成功した。
そして、本日の仕事を全て終え、夕食を摂った後。俺は野原主任を誘って食堂で飲みながら、今後どうするか話し合っていた。
しかし、中々良い案が出ず、お通夜状態に陥っていると、様子を見に千歳さんがやって来て、相談に乗ってくれて今に至る。
……言葉は悪いけど、あまり役に立っていない気がする。けど、口には出さない。
……そうそう。
(昼頃に届いた書類を確認したら、まさかウチが
ずっと選ばれずにいると思っていたから、書類を見た瞬間、驚き過ぎて思わず胃袋を吐き出しちゃったよ。お陰で、満潮に
閑話休題。
ウチじゃなくて、
向こうの方が、ウチより設備とか整っているし。精鋭揃いだし。指揮能力とかも高いし。
現に、向こうは毎年、
閑話休題。
(ウチが選ばれただけでも、胃袋を吐き出す程驚いたというのに、何で
更に、
しかも、その
もうこれ、偶然で片付けられないと思うよ?裏で陰謀的な物が動いて決められたんじゃない?そうとしか思えないよ──
「どんなに頑張っても、最終的には
「──野原主任、しっかりしてください」
……ダメだ。頭抱えて泣いてる。
「女って生き物はねェ!子○をチ○コでド突かれれば大人しくなる生き物なのよ!大人しくならない、って事は、
もっとド突け!ド突いて大人しくさせれば、全て解決するわッッ!!!」
──千歳さん、少し静かにしてください。
あと、
俺の経験上、
「
これ以上何をどうしろって言うんです!?
「──野原主任、お水飲んでください」
さっきから物凄いペースでお酒を飲んでいるから、顔が真っ赤になっていますよ?
このままだと急性アルコール中毒になるから、お水を飲んで?あと、ティッシュどうぞ。目と鼻から
「どう
──千歳さん、顔。ヤバい事になっています。目ん玉剥き出しになっています。
あと、あなたも野原主任と同じ位、お顔が真っ赤になっています。水を飲んで?
「
「えぇ、そうよ」
……野原主任が真剣に千歳さんのアドバイスを聞いている。内容がなんか
俺には分かる。これ以上ここに居たら、ヤバいと。
本能がさっさと逃げろ!と叫んでいる。良し、本能に従って逃げよう──ぐぇっ!?くっ、首っ!?掴まれたっ!!?ち、千歳さん、手!離して!!
「
ち、千歳さん、お願い、手!離してください!痛い!苦しい!
「
「二つ同時に攻める……」
野原主任、聞いちゃダメだ!その人の言う事を聞いたら、後戻り出来なくなるぞ!!
「色々
「な、成程……」
野原主任ッ!やめろォ!!早まるんじゃないッ!!冷静になるんだッッッ!!!
くそっ、千歳さんに首を掴まれているから、声を出せない!
にしても、力加減が絶妙だなぁ。声は出せないけど、呼吸は出来る程度に首を掴むって……凄いね。
軽くアルコールが入っているから語彙力消失してそれしか言えないけど、とにかく凄い。
この後、千歳さんは色々とアドバイスをし、野原主任は
……もう、何も言わない。ツッコミも入れない。
そんな事をした所で、俺の胃袋と精神にダメージが入り、無駄なカロリーを消費するだけだから、やらない。
……はぁ。なんか、頭痛くなってきた。あと、胃も。
バ○ァリンと胃薬飲もう。いや、待て待て。薬を併用したら、マズい。どちらか片方だけにしよう。
「
「やだ」
榛名、何時の間に来たの?君、夕食後に俺を襲おうとして、涼月と
おーい、誰かー?このサキュバスシバいて?
side 提督 out
───────
────
─
次回予告
……新人達、来ちゃったね。私、とっても不安だわ。
此処の
……あなた、しっかりして?顔色が悪いわよ?
……大丈夫よ。
第157話・歓迎しよう。盛大にな!
「くまのん!
【補足的なナニか】
・短期交換派遣…文字通り、余所の鎮守府に短期間、交換派遣をする制度を指す。
艦娘同士の交流や、戦闘技術、知識等を高める為、毎年行っている(という設定)
時々、海外の艦娘達が日本の鎮守府に来る場合もある。
・深海棲艦の屍…最近の研究で、深海棲艦の肉や骨、内蔵から
これらを利用し、艦娘の艤装に
・ケッコンカッコカリの指輪…何やら、
噂では、
以上、補足終了。
※妖怪・フレッチャー置いてけと化しているイベント堀に集中する為、暫く投稿をお休みします。
R18版を見たいですか?
-
見たい
-
見たくない