作者の社畜度の上昇と、某海なんとか風さんの改二実装に伴いプロットの一部を修正した為、投稿が遅くなりました(挨拶)
狂気とエロさが4割増になりました
下ネタと勢いしかない
お前らの嫁だろ、早くなんとかしろよ
※この小説に登場する人物は全員、特殊な訓練を受けています。
決して真似しないで下さい。
※この小説内の季節は、12月中旬頃となっています。
side 提督
──第603鎮守府、執務室──
09:50。
「提督ぅ!起きてください!ん゙ん゙っ゙、起きてくださいぃぃぃぃ!!」
本日の秘書艦・阿武隈の、悲鳴にも似た甲高い
……阿武隈のシャウトの影響を受けたのか、家具職人妖精さん特製の窓ガラスと、書類等を入れたキャビネットのガラスがガタガタ震えてる。
そのままシャウトし続けたら、ガラスが割れるんじゃね?動画を撮ってYou○ubeに投稿すれば、軽く数万再生いくかもしれん。
その前に、俺の鼓膜が耐え切れなくなって難聴になる恐れが──じゃなくて。
起きたくても、SAN値が完全にお亡くなりになっている為、起き上がる事が出来ません。
理由?昨夜、新たに着任してくれた娘達の歓迎会をした後。酒好き共が飲みまくり、酔った勢いで色々やらかしてくれたお陰で、SAN値が9割方死んだからだ。
余談になるが、歓迎会は酒匂が持ち前の無邪気さを発揮し、扶桑さんと千歳さんに「
……洒落と冗談抜きに、本当に死ぬかと思ったよ。
なんだよ、あの殺気と圧迫感は。心臓が。いや、内蔵という内臓が全て押し潰されるかと思ったぞ。
つーか、その場にいた全員が
マジで何者なの、あの娘。怖いよ。
閑話休題。
更に、十数分前。訓練を受け小休憩していた新人の娘達に、熊野さんが再び
……俺、もう熊野さんを信じない。ウチのヤベー奴らと同じ扱いをしてやる。決めた。
あと、夕立。
それから鈴谷。
閑話休題。
とにかく色々あったせいで、辛うじて動かせていた身体はSAN値がゼロ……いや。マイナスに突入したせいで、動かなくなっちまった。マジでもう……ムリ……。
(先日もマイナスに突入したけど、今回は桁が違う。身体が動かせなくなる程、消耗している──)
「何時まで机に突っ伏してるんですか!お仕事しましょう!」
──分かっている。分かっているけど、身体が動かないんだ。正確には動かせない、だけど。あと、声も出せない。
いや、ホントに。マジで動かせないし、声も出せないんだってば。信じてくれ。瞬きと呼吸位しか出来ないんだって。
……こら。脇腹を突っつくな。くすぐったい。やめなさい。
「本日やる分の仕事は、未だ3分の1も終わっていないんですよ?このままだと徹夜コースに突入しちゃいますよ!」
それはマズい。さっさと復活して、仕事しないと睡眠時間を削る事になる。睡眠は重要だ。しっかりしろ、俺。
昨夜、
……あ、瞼が重たくなってきた。このままだと眠っちまう。起きなきゃ。
(…………ダメだ。動かん)
内心で活を入れて起き上がろうとしたが、身体はピクリとも動かない。
このままだと、阿武隈に
「むぅ……起きないのなら──」
あっ、ヤバい。阿武隈が俺の背後に回りやがった。何をする気だ──抱き着かれた。
阿武隈の慎ましいゲフンゲフン。柔らかい
……じゃなくて。この抱き着き方は、バックドロップをブチかます抱き着き方だね。
んでもって、ブチかまされたら、そのまま床に仰向けに寝転がされて、腕ひしぎ十字固めのコンボに繋がる奴ですね、分かります──
「──んほおおおおおおッッッ!!?」
違った!バックドロップじゃなかった!この野郎、乳○摘んできやがった!!
「何しやがるッ!?」
お陰で変な声出しちゃったじゃないか!!
「はい、
……あ、ホントだ。さっきまでピクリとも動かせなかったのに、起き上がれた。それだけじゃない。身体を動かせる。あと、声も出せる。
ありがとう、阿武隈。けど、やり方がマズいと思うよ?何で○首摘んできたの?あと、一発でピンポイントで当ててきやがったけど、何で俺の乳○の位置が分かったの?
それと、流しそうになったけど、なんだよ。
まぁ、コイツの事だから、卑猥な事は一切考えずに言ったのだろう。多分。
「提督の
「そうなんだ」
やだ、この娘怖い。把握しているのもそうだけど、俺の考えている事をピンポイントで当ててきやがったよ。
恐らく俺の顔を見て判断したのだろう。けど、本当は瑞鶴達みたいに
「ほら。ボーッとしていないで、お仕事しちゃいましょう!これ以上ボーッとしたり、机に突っ伏したら、もう一発やりますよ!」
「あいよ……」
ツッコミどころ満載だけど、ツッこまない。スルーしよう。
とにかく、言われた通り仕事しよう。じゃないとまた乳○を摘まれちまう。それか、今度こそバックドロップをブチかまされる恐れがある。
(……○首で思い出したけど、昨夜。
ホントにあの人は、酔っ払うと救いようが無くなる。
シラフの時でさえ、呼吸をするように口からマシンガンの如く下ネタを言いまくる。そこにアルコールが入れば、もうね……手が付けられなくなる。
閑話休題。
千歳さんの○首に秘められた可能性云々を聞いた酔っ払い共。足柄と大鳳、由良、那智さん、長門さんが便乗して、下ネタを──
(──思い出すな。またSAN値直葬されて、身体が動かなくなるぞ。今は仕事することだけ考えろ)
瑞鶴達と
「はい!昨日消費した資材と、新人の娘達のバイタルデータです!」
「──ん。ありがとう」
イカン。しっかりしろ。忘れるんだ。乳○に秘められた可能性だの、脇は性器だの、
気持ちを切り替えて、阿武隈から書類を受け取る。
えーと、資材は……当たり前の事だが、人数が増えたから消費が多くなっている。特に、燃料の消費が激しい。
(内訳を見ると、新人の娘達が結構消費しているな)
ウチの娘達や、派遣されてきた娘達と比べると、新人の娘達は倍近く消費している。
まぁ、仕方ないっちゃ仕方ない。彼女達は養成所でしっかり訓練を受けてきたが、未だ未だ艤装の制御に慣れていない。
それに、此処周辺は潮が複雑だから、必要以上に主機を動かして、燃料を消費しているのだろう。
(此処に配属されたばかりの頃。正式に艦娘になったばかりの摩耶達も、かなり消費していたっけ)
慣れるまで主機をフル稼働させて航行して、すぐにガス欠を起こしていたなぁ。
んでもって、燃料が切れて航行出来なくなって、その度に俺がモーターボートで救助に向かったっけ。
「何笑ってるんですか?」
「……ん?あぁ、昔を。此処に来たばかりの頃の事を思い出してな」
いけね、思い出したら笑っていたのか、阿武隈が訝しげな顔をしながら質問してきた。
「此処に来たばかりの頃?」
「あぁ」
俺は阿武隈に、此処に来たばかりの頃の摩耶達の話をした。
「あー……あたしも、似たような事していたなぁ」
「そうなのか?」
「はい。海域の潮に慣れるまで、何度も燃料切れを起こして
……その度に、
「あ、阿武隈?」
あの、ハイライトさんが徐々にログアウトしているよ?どうしたの?
「あたし、不器用だから、あたしと同期の娘達より
1ヶ月経つ頃には、同期の娘達は殆ど
「阿武隈?阿武隈さん?」
ハイライトさんが完全にログアウトしちゃったよ?戻して?
「教育係の
あっ、コレ、ダメな奴だ。ハイライト消えた目で、頭をガクガク揺らしながらケタケタ笑い出した。
このままだと仕事にならない。ケアしなきゃ。
「阿武隈、もういい。良く頑張った」
言葉だと阿武隈の心に届かない可能性が高い。だから、優しく抱き締めて声を掛ける。
頭は……撫でないでおこう。撫でたら、髪が崩れる。
阿武隈はお洒落に相当気を遣っているから、髪型を崩されるのを物凄く嫌がる。
「あはっ……はははは……」
「よしよし。良く頑張った。偉いぞ」
背中を優しく叩く。なんか、赤ん坊をあやしているみたいだな。
「………………」
お、静かになった。んでもって、俺の胸に埋めていた顔を上げて俺を見つめだした。
目を見ると、ハイライトさんが復活し始めている。いいぞ、そのまま元に戻ってくれ。顔も、少しずつ照れたような笑顔になり始め──あれ?どったの?急に顔が強ばったぞ?
「て、提督……」
「なんだ?」
さっきまで俺の目を見ていたのに、今は俺の背後。正確には窓ガラスの方を見ている──待って。嫌な予感しかしない。
これ、アレだ。窓ガラスの外に、
んでもって、俺が阿武隈を抱き締めている様子を、瞳孔をカッ広げて凝視しているんでしょ──
(──待てよ?発情犬とサキュバスは
……あれ?じゃあ、誰だ?他の
「ヤバいです。」
「──何がどうヤバいの?」
「鈴谷が……」
「す、鈴谷!?」
えっ、嘘?鈴谷?マジで?あれ?無害なんじゃないの?もしかして、
予想外の名前が出た事で軽くパニックに陥りながら、慌てて窓の方を見ると──誰も居ない。えっ?どゆこと?
「埠頭で熊野さんに、ガトリング砲を
「なんだ、そんな事か」
ビビった。鈴谷が
……埠頭から、ガトリング砲の咆哮の様な発砲音が聞こえてきた。イイ音だなぁ。流石、GAX○イナソア。惚れそうな発砲音だ。
「そ、そんな事って……マズいですよ!?」
「どうしてマズいんだ?」
ただ、ガトリング砲を零距離斉射しているだけでしょ?全然マズくないじゃん。
「いや、だって、ガトリング砲を斉射したら、弾薬がマッハで溶けますよ?」
「あっ……」
そうだ。阿武隈の言う通りだ。
妖精さんの素敵技術で、省エネ仕様に改造されているけど、それでもかなりの弾薬を消費してしまう。止めなきゃ。
この後、無線で鈴谷に斉射を止めるよう命令したが、時すでに遅し。弾薬が約5000近く溶けてしまった。
……また大本営に、資材をもっと大切に使え!って怒られるな。
弾薬を溶かした理由、何て書こう?
あと、熊野さんの艤装と装束が
やっべぇ。マジで理由どうしよう?
──────
──第603鎮守府、秋雲私室──
20:30。
「うーん……今回はマジで
「こりゃあ、
「えぇ、良いわよ」
「構わないぞ」
冬○ミのカタログを見ながら、サークルの位置等を確認していると、夕張が参加するサークルを見て
俺一人だったら全部を回るのは厳しいが、今回は夏コ○同様、矢矧が
「あたしも参加してぇ……」
「
「……あ〜い」
あれま。
本日やる分の仕事を終え、夕食を摂った後。俺は秋雲の部屋で秋雲と夕張、矢矧。そして、
……嗚呼、癒される。
昨日に引き続き、今日も色々あり過ぎて心がボロボロになっていたから、こうして
(おまけに、気兼ねなくオタトーク出来るし、ここに居る連中にならネタを振っても確実に返してくれるから、落ち着く)
嗚呼、素晴らしい。平和だ。平和っていいね。
……おっと。言い忘れる所だった。何故、
切っ掛けは、昼食を摂り、談話室で小休止していた時だった。
椅子に座り、テレビのニュースを見ていると、夕張が望月を連れてきて、こう言ってきた。
『提督!
最初はお前、何言ってんの?と思ったけど、話を聞くに、こちら側──オタクだと判明。
夕張曰く、鈴谷が持っていた武器──GAXダイナソ○を見て、「ボ○ブレの武器じゃん!」と発言したのを聞き、訓練終了後に興味を持って声を掛け、色々話したそうだ。
んで、話した結果望月は重度のオタクだと判明し、意気投合したらしい。
ちなみに、望月によると
なので、望月が誘ったのだが、残念ながら浜波は本日の訓練で肉体的・精神的に疲弊してしまい、現在部屋で寝ている。
明日辺り、軽くコンタクト取ってみるか──待て待て。浜波は異性が。男が苦手だ。俺が行ったら怖がらせてしまい、要らん負担を掛けてしまう恐れがある。
夕張か秋雲、矢矧の誰かに任せよう。俺が接触するのは、浜波が此処の生活に慣れ、俺が無害な存在だと証明し警戒を解いてからにしよう。
「──にしても、私達の隣のサークルがう○べに屋さんとは……」
「しかも、ア○レンの大鳳本ときた。これ。買うっきゃないね!」
うわぁ……マジか。うす○に屋マジックに掛かったキャラは、漏れなくヤベー奴になる。
それなのに、今回の犠牲者もといキャラは、公式でヤベー奴の○ズレン大鳳だ。
どれだけヤベー内容になるんだろう?怖いけど気になる。買お。
この後、俺達はオタトークをしながら就寝時間ギリギリまでサークルチェックをし、有意義な時間を過ごした、と言っておく。
余談になるが、途中
『黒タイツは脱がす
『それが遺言ですね?では、死ね!』
……吹雪、お疲れ様。何時も夕張を助けてくれてありがとう。お礼に今度、何か美味しい物や欲しい物をプレゼントするよ──
『夕張さんの黒タイツには無限の可能性があります!私はただ、その可能性を見たいだけ──ぎぃやあああア゙ア゙ア゙ア゙ア゙!!?』
『
──俺は何も聞いていない。部屋の外から、肉が裂ける音や骨が碎ける音、粘性のある液体がぶちまけられる音。
そして、
「……相変わらず、吹雪は容赦無いね」
「何時も思うのだけど、五月雨って良く生きているわね」
「サミダレチャン……アッアッ……サミダレチャン……アッアッ……」
「ば、
「落ち着きなさい、夕張。ここに
秋雲と矢矧が夕張を慰めてる。俺も慰めようと思ったけど、二人に任せて俺は後片付けをしよう。
余談になるが、吹雪が
普通、ビビったりするモンじゃないの?そう思い、何故冷静なのか聞いたところ、
『
との事。
うん。合ってるっちゃ合ってる。何も間違っていない。
けど、陸奥教官。余計な事教えないで下さい。
ちなみに、望月以外の新人の娘全員、その事を知っているそうだ。
……ごめんね。五月雨だけでなく、ウチに所属する娘達も
……明日辺り、時間を作って説明しよう。じゃないと、ショックを受けて
side 提督 out
───────
────
─
Another side
──大本営・技術課、試験棟──
「──課長。
「あいよ。早速始めてくれ」
おっ、もう整ったのか?
準備をした奴は、まだ
けど、未だ未だミスが多い。しっかり教えて育てなきゃ。
「了解!」
「……あー、それ違う。そこはこうするんだ」
おーうおうおう。言ってる傍からミスってる。手順が違うぞ?
まぁ、
「もっ、申し訳ありません!」
「過ちを気に病む事は無い。ただ認めて、次の糧にすればいい。それが、大人の特権だ」
「はいっ!」
メモ帳を取り出して、メモをしてる。向上心があって大変宜しい。
「……んじゃ、もう一度やってみようか?」
「はいっ!」
うん。元気の良い返事だ。さーて、今度は上手くいくかな?
……ヨシヨシ。ミスっていない。メモ帳を見ながらだけど、正しい手順で作業を行っている。
「──完了しました!確認願います!」
「ん。…………大丈夫だ。完璧だ」
けど、時間が掛かっている。今はそれでいい。何れ、素早く出来るようになってくれ。
「あ、ありがとうございます!」
「どういたしまして。さ、やってくれ」
「了解!」
(…………さて。これで何もトラブルが起きなければ、各鎮守府の
《支給》する、と言っても数が少ないから、何処の
そして、稼動データを取って解析。そのデータを基に、量産化。やる事が多いな。
(何処がいいかな?
…………。
…………。
…………。
とりあえず、今は起動テストをする事に集中しよう。
Another side out。
───────
────
─
次回予告
今日はクリスマス・イブかぁ。一年経つのが早いわねぇ。
昨年は提督と時雨がサンタコスして、私がトナカイのコスをして皆にプレゼントを渡して騒いだっけ。今年は何が起こるのかしら?
私の予想だと、提督が一部の嫁さん達と
……色々言いたい事はあるけど、今はご馳走の用意をしなきゃ。気合い入れて、足柄特製カツを作りまくるわよ!──あら?瑞鶴がサンタコスしている。へぇ、可愛いじゃない。良く似合っているわ。私もトナカイコスしようかしら?
……執務室から提督の悲鳴が聞こえてきた。提督、大丈夫かしら?
第159話・
「メぇぇぇ~~~リぃぃぃぃクリっスマぁぁぁーーースぅ!!」
※下ネタと勢いしかない日常回になる予定。
【補足的なナニか】
・屠畜場…読み方は「とちくじょう」。
牛や豚、馬などの家畜を
・GAXダイナソア…アーケードゲーム、「BORDERBREAK」に登場する重火力兵装の主武器、ガトリング砲を指す。相当癖の強い浪漫武器。
・ファンネル…「機動戦士ガンダム」シリーズに登場する兵器の一つを指す。
コミケのファンネルとは、スペース主や売り子に変わってお使いを頼まれる人達、というような意味が含まれている。
・AGP海風改二…coming soon
以上、補足終了。
フレッチャーなんて艦娘は存在しない。いいね?
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