グロテスクな描写が多過ぎた為、内容を変更してお送りします(挨拶)
(投稿時間に意味は)ないです
夏コミに参加される方は、体調を崩さぬよう充分注意して楽しんできて下さい。
勢いしかない
混沌。この一言に尽きる
お前らの嫁だろ、早くなんとかしろよ
※この小説に登場する人物は全員、特殊な訓練を受けています。
決して真似しないで下さい。
※この小説内の季節は、1月中旬頃となっています。
(少し前まで大雪だったのが嘘みたいだ)
ふと、執務室の窓から空を見ると、雲一つ無い青空が俺の視界に入ってきた。
ここ数日、前が見えない程の雪が降り続けていたのに、今朝──05:00頃にピタリと止んだ。例えるなら、モ○ハンのア○ツマガツチを倒した直後みたいに。
アレは雨だから、例えとしてはどうなんだ?とツッコミを入れられそうだが、あくまで例えだからこまけぇこたぁいいんだよ!!
閑話休題。
こうも晴れると、上手く言葉に出来ないが不気味さを感じるなぁ。
しかし、天気予報によると、今日の夕方頃からまた雪が降ると言っていた。しかも、かなりの量が。
勘弁して欲しい。雪が降ると、雪掻きしなきゃならない。
今は第603鎮守府に所属する娘が増えたから、以前より楽になったけど。
……強風が吹いたのか、窓ガラスが揺れてうるさい。
まぁ、これは自然現象だから仕方ないと割り切るしかない──
「提督、仕事に集中して?」
「──あいよ」
本日の秘書艦・鈴谷が無表情で、感情を一切感じさせない声で注意してきた。
こっそり鈴谷の顔を見ると、目の下に隈が出来、頬が痩せこけ。薄緑色の髪は艶が無く、ボサボサになり。
更に、瞳からハイライトが完全に消えている。
(鈴谷は
無理もない。
そのせいで鈴谷の胃袋と精神に甚大な被害が及び、以前のような明るくおちゃらけた性格がなりを潜めてしまい──
『……殺さなきゃ……殺さなきゃ……』
『あと少し……あと少しで……ふふふ……』
『首置いて逝け……首置いて逝け……』
──無線から、出撃した娘達の物騒な発言が聞こえてきた。
あーヤダヤダ。聞きたくない。無線を切りたい。いや、今すぐぶっ壊したい。けど、壊すわけにはいかない。
そんな事をしたら、もし何か緊急事態が発生した時、連絡を取る事が出来なくなる。我慢だ──あ、胃が痛み出した。胃薬飲もう。
…………何でこんな事になっちゃったんだろ?
…………原因なら分かっているだろ?先日、大本営から封筒が届き。
書類に、ジュウコンカッコカリの条件を緩和する、というガ○ダム試作二号機の核弾頭並の爆弾が放り込まれ。
皆に伝えたら……伝えたら……──
「──ごふっ」
あ、
「
──来ちゃった。
とりあえず、
……何時も
『愛ぁぁぁぁぁぁああああああいしているんだあああああああああああアアアアアア!!
『でゅるわぁあああああぶるわっひゃあひゃひゃひゃひゃどぅるわっはあああああああああぎゃあああああうわああああああああ!!!!』
──埠頭から、野原主任と
おーおー。
「
おーい、
『ドラム缶はッ!全てを解決するッ!
ドラム缶はッ!裏切らないッ!
ドラム缶はッ!無限の可能性を秘めているッ!
ドラム缶はいいぞ。ですわッ!!』
「ごふっ」
オイオイ。まぁたラリックマがやらかしてんのか。誰か止めてくれ。
そして鈴谷。目と鼻、口から盛大に血を噴き出しているけど、大丈夫……じゃなさそうだね。顔面蒼白で今にも死にそうだ。今すぐ医務室に行きなさい。仕事なら俺がやる。
「うわぁ!?ビックリした!スズーヤ、大丈夫?これ飲む?」
「の……む……」
この娘、普段からぶっ飛んだ言動しかしないけど、時々まともになるんだよね。
頼むから、常時まともで居てください──
『ホントは好きじゃないんだ、こういうガチな勝負ってのは。俺のキャラじゃないしね。
まぁ、
『ヌヴォォォォオオオオアアアアアアッッッ!!?』
──
…………そろそろ俺、
マズいね。こりゃ、
…………執務を終えたら、
彼女、第二次
その影響で肉体が大幅に成長してからは、謎の母性をめっちゃ醸し出すようになってくれた。
嗚呼。早く
「「I'm Youre Mother!!!」」
「N゙O゙O゙O゙O゙O゙O゙O゙O゙O゙O゙O゙O゙O゙O゙O゙O゙O゙O゙O゙O゙O゙O゙O゙O゙O゙O゙O゙O゙O゙!゙!゙!゙」
クソッタレェ!!俺が
俺の
違うッ!お前らはママじゃないッ!!お引き取りくださいッッッ!!!
「おぉっ!何度見ても見事な登場!!流石、ニンジャの国、ニッポン!!」
お前、
…………あ、もうダメだ。
良し、
「ぉっ……ゃっ……おぎゃあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ っおぎゃあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ っっおぎゃあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛」
──────────────
───────
──
side 提督
──第603鎮守府、大鳳私室──
21:00。
「ハァ……ハァ……ハァ……ぐっ……!」
俺の身体が。筋肉が、軽く悲鳴をあげている。
もう、ゴールしてもいいよね……?
……いや、まだだ。まだ終わらんよ!
この程度で終わるわけにはいかない。
こんなんじゃ足りない。もっと。もっとだ!!
もっと、虐め抜くんだ!そうすれば、新たな世界の扉を開ける気がする。
……さぁ、やるぞ。やるんだ。魔法の呪文を唱えるんだ。
筋肉は全てを解決する……。
筋肉は全てを解決する……。
筋肉は全てを解決する……──
「
──んだよ、せっかくいい所だったのに。もっとやらせてくれよ。
けど、
「その顔。失礼な事を考えていない?」
「──何も考えていないぞ」
おっと。
ダンベルの重さと君の筋力が合わさり、とんでもない威力を叩き出すだろうから、殴れたら俺の頭がスイカ割りされたスイカみたいになっちゃう。モザイク処理必須な頭になっちゃう。
……じゃなくて。また顔に出ていたか。ホント、俺って顔に出やすいな。気を付けているんだけどなぁ。
「そう。なら信じるわ。疑ってごめんなさい」
「……ごめん、一瞬だけ
嘘を言ったのに信じてくれた。やめて?そんな慈愛に満ちた顔をしながら、優しい声を出さないで?
なんか、騙し続けるのは心苦しい。正直に言おう。
「……そう。今回は許すけど、次にそんな事を考えたら
ヒエッ。怖い。虫も殺さないような顔をしながら、低い声で物騒な事を言わないで?
……一瞬だけ。ほんの一瞬だけ綾が、空の○界に登場する、死に接触して快楽する存在不適合者に見えたのは気のせいだろうか?いや、気のせいだな。
「……はい、タオルとスポドリ」
「あ、ありがとう……」
不機嫌そうな顔と声をしながらも、タオルとスポドリを手渡してくれた。本当にありがとう。
……あー。良い汗かいた。おかげで大分メンタルが回復した。やっぱり筋肉は良い。全てを解決してくれる──
「…………ねぇ、
「──あー……うん。筋トレしたお陰か、大分マシになった」
タオルで汗を拭き、スポドリを飲んでいると、心配そうな顔をしながら綾が聞いてきた。
言い忘れたが、仕事が終わってプライベートな時間を過ごしているから、
閑話休題。
(綾に頼んで筋トレをするまで、メンタルが死んでいたからマジで助かった……)
もし筋トレをせず自室に戻っていたら、確実に引き摺って精神がアレな事になっていただろう。
……何故メンタルが死んでいたのか、だと?それはだな──
「……今まで殺気立っていた所を何度も見たけど、
「──綾。その話はやめよう?」
綾が言ってくれたが、今日。大本営から地獄の宴を開催する報せが届きやがった。
勿論、皆に伝えた。伝えた直後、どうなったか。それはもう……うん…………すまん。説明したくない。マジでしたくない。思い出したら、また
ただでさえ、
それを見た
閑話休題。
■□■
「う、海風……なの?」
「嘘……嘘だ……元からおっきかったのに、更におっきくなってる…………ゾンナァハァヘェ…ソンナァハァウェェ!ンナヅェダァ!ンナヅェダァ!ナヅェダァ!」
騒ぎを聞き付けた葛城と阿武隈が、
……それはそれとして。阿武隈、しっかりしろ。発狂するな。そして頭を抱え、白目をひん剥きながらオン○ゥル語を叫ぶな。
君の声、とっても甲高いからまるで超音波を聞いているみたいだ。お陰で鼓膜と頭が痛くなってきちゃったよ。
……阿武隈がなんて言っているか分からない?なら、教える。
“そんな……はぁ……ふぇ……そんなぁ、うぇぇ!何故だ!何故だ!何故だァ!”
と言っています。これ、オ○ドゥル語検定4級に含まれる問題だから、○ンドゥル語をマスターしたい人はしっかり覚えておけよ──
「オンドゥルルラギッタンディスカー!!!」
──今のは皆さんご存知、オンドゥ○語の原点にして頂点の“オンドゥルルラギッタンディスカー!”だ。これは○ンドゥル語検定5級の簡単な問題だから、解説は要らないな──
「アタシは第二次改装を施されてる。それなのに、全く成長しなかった。アレですか?
「──すまねぇ、阿武隈。俺は分からない。野原主任に聞いて?」
阿武隈さんや。そんな白目ひん剥いて血涙流しながら迫らないで?屍人みたいで怖いです。
……じゃなくて。野原主任は俺よりも艤装の事について詳しく知っている。
ただ、もしかしたら機密に関わるかもしれないから、教えてくれるかは分からんが。
「野原主任!教えてください!」
「あー……教えてあげたいけど、実は未だ詳しい事は何一つ分かっていないんだ。だから、阿武隈さんが満足する答えを与える事が出来ない。ごめんね?」
「チクショウメェェェェェー!!!」
……おーい、阿武隈。叫ぶのやめて?工廠内にある装置や窓ガラスが嫌な震え方をしている。それ以上叫び続けたら、機械が壊れたり窓ガラスが割れちゃう。
「阿武隈さん、荒れてるわね……」
「荒れてる、ってレベルじゃないと思うんだけど」
SAN値直葬されて狂乱してる、と言うべきじゃない?
それはそれとして、葛城が冷静だ。てっきり君も阿武隈みたいに怒り狂うと思ったんだけど──なんだよ、俺の顔を見て苦笑して。
「私はもう、胸関係で怒ったりしないわ。だって、私には貴方が居るから」
「葛城……」
俺の顔を見て、何を考えているのか分かったのか、苦笑しながらそう言ってきた。
葛城は以前、自分の体型──胸に強いコンプレックスを抱いていた。
しかし、俺とデートしてからはコンプレックスが解消されたのか、全くと言って良い程、自身の胸について気にしなくなった──
「私は胸は無いけと、代わりに
「葛城、言い方」
それだと俺がヤリ○ン野郎に聞こえるんですが。
……いや。合法かつ必ず責任を取るとはいえ、複数の女性と関係を持っている時点で、あながち間違いじゃ無い──
「削ぎ落とす。一人残らず削ぎ落とす。アタシより大きい胸と尻の奴は、削ぎ落とす」
──あれま、阿武隈が壊れちゃった。急いで
■□■
──阿武隈が、巨乳・デカ尻絶対殺すウーマンと化してしまったんだよなぁ。
ただ、俺が必死に
そんで、阿武隈を正気に戻した後。待機組の加賀さんを
この時点で俺のメンタルはアレな事になってしまったが、気合と根性で何とかして。
海風の艤装の試験航行に立ち合い。
何も異常やトラブルは起きず、平和に終わり。
その後、皆にジュウコンカッコカリの条件が緩和された事を伝え、軽く騒ぎに──訂正。ガッツリ騒ぎになって。
それを聞いた一部の娘が、条件を満たす為に深海棲艦絶対殺すウーマンと化して。
……誰が深海棲艦絶対殺すウーマンと化したかは、言わん。思い出したくもない。皆さんのご想像にお任せします。
そして……そし…………て……──
「じ、準、顔面蒼白よ?しっかりして?」
「──綾、
情けない事を言ってごめん。でも、割と本当に
「落ち着いて?大丈夫。私が必ず助けてあげる。だから、落ち着いて?」
「うぅ…………」
頭を抱えるように抱きしめられ、頭を撫でられている。
「よしよし」
あったかい。いい香りがする。落ち着く。
○登麻美子さんに似た声で
(……絵面とか、ヤバそうだなぁ)
ふと、綾の胸に顔を埋めながらそんな事を考える。
いや、絶対ヤバい。何も知らない人が見たら、通報待ったナシだろうなぁ。
俺の身長は約180cm。
一方、綾の身長は150cm有るか無いか。
それに、相当華奢な身体付きをして、言葉は悪いが顔付きが幼い。
それだから……うん。ヤバい。語彙力が来い、な状態だからこうとしか言えんが、とにかくヤバい。
けど、気にしない。気にしたら癒されない。考えるな、感じろ。今の俺は赤ちゃんだ。
綾も、視線と殺気を感じたのか、慈愛に満ちた顔が険しい物になっている。
ごめん、綾。俺は逃げる。ここは任せてもいいかな?
俺は綾から離れ、ドアに向かい逃走する準備を整えた。
一方、綾は窓の方に向かい、装甲甲板を展開し構えながらカーテンに手を伸ばし、一気に開けた。
カーテンが開かれると、そこには──
瞳孔をカッ広げ、血走った目でこちらを凝視する
……今までだったら翔鶴も含まれていただろうけど、翔鶴は先日、まともになってくれた。
更に、驚く事に深海棲艦絶対殺すウーマンと化していない──
……筋トレしたせいで汗をかいているから、風呂に入りたい。
けど、そんな事をしたら
綾が二人をシバいて大人しくなるまで、入るのは我慢しよう──
「私と一緒に入りましょう?入っている間、私が護ってあげるわ」
「──お前に襲われそうで怖んですけど」
わぁい、翔鶴だぁ。
綾の部屋を出て俺の部屋に向かおうとしたら、背後から翔鶴に声を掛けられた。
おかしいなぁ。部屋を出る際、周囲を確認した。そして、誰も居なかったのに。何時の間に俺の背後に居たの?
「襲わないわよ。私の処○膜を賭けてもいいわ。
ずっと天井裏から気配を消して視姦ゲフン!見守っていて、準が大鳳さんの部屋から出たのを見て、急いで飛び降りて声を掛けたの」
「そうなんだ。ツッコミ入れない。何一つ入れないよ?」
既に俺にブチ破られてるじゃん。賭けが成立しないよ?
あと、咳払いして誤魔化そうとしたみたいだけど、ハッキリと聞こえたよ?視姦すんな。
……ツッコミ入れない、と言っておきながら、ガッツリツッコミ入れてんじゃん。ダメじゃん。まぁいいや。
「ツッコミ入れるのは、私の
「おまえはなにをいっているんだ?」
相変わらず快調に飛ばすねぇ。
口を開けば下ネタをマシンガン……いや、ガトリング砲の如くぶっ放してきやがる──
「私の
「──医者に頭を診てもらってこい」
俺はんな事考えてねーよ。ホントにダメだこいつ。なんとかしたくても、もう手遅れだ。なんともならない。
「ふふっ。ツッコミに何時ものキレが戻って来たわね」
……何を言ってんだ?もしかして、わざと下ネタ発言をしていたのか?
「そうよ?……数時間前、ジュウコンカッコカリの条件が緩和された事を皆に伝えてから色々あったせいで、貴方は精神的にズタボロになってしまった。
それだから、何時もの調子に戻そうと、わざと下ネタ発言をしたの」
「そう……か……」
成程。俺を思って下ネタ発言していたのか。気持ちは嬉しいけど、もっと、こう……別の方法で何とかして欲しかった。
「これしか思い付かなかったの。……とりあえず、早く部屋に行ってお風呂に入りなさい。その間、私がちゃんと護るから。本当に襲ったりしないわ」
「……あいよ」
顔と声が真剣だ。なら、信じよう。これでもし襲って来たら、問答無用で大嫌いになってやるからな──
『いっぺん、死んでみる?』
──綾の部屋から、物騒な発言が聞こえてきたぞ。
…………金属製の板で、何かを打ち付けるような音──擬音で例えるなら、ゴイーン!って感じの音と、
……とりあえず、さっさと部屋に戻って風呂に入ろう。
この後、部屋に戻って風呂に入った。
余談になるが、翔鶴は宣言通り風呂場に突入して来なかった。
珍しく良い娘だった。頼むから、ずっと良い娘のままで居てくれ。
───────
──第603鎮守府、執務室──
13:20。
「ダメよ」
「そこをなんとか!」
「ダメな物はダメよ。貴方、今朝から今まで何錠服用したと思っているの?幾ら医療妖精さん特製の胃薬とはいえ、こんなに服用したら身体に毒よ」
「…………分かりました」
あーあ、格納領域に仕舞われてしまった。諦めよう。
本日の秘書艦・加賀さんが少しだけ呆れたような顔をしながら、俺の胃薬を没収した。
加賀さんの話によると、どうやら俺は今朝から今まで、胃薬をまるでハッ○ーターンを頬張るように服用し続けていたらしい。何故ハ○ピーターン?確かに○ッピーターンは謎の中毒性があるから、気が付けば手を伸ばして頬張ってしまうけど──じゃなくて。話が脱線してんぞ。
閑話休題。
その為、見かねた加賀さんが胃薬を没収し、今に至る。
確かにここ数日、ウチの娘達にジュウコンカッコカリの条件が緩和された事を伝えてから、明らかに胃薬の服用頻度が増えた。理由は言いたくない。察してくれ。
閑話休題。
加賀さんが言った通り、身体に毒だけどやめられない、止まらない、かっ○えびせん。やべっ、無性にか○ぱえびせん食いたくなってきた……アホな事考えてる場合じゃないよ。
「あんまり薬に頼ると、身体に良くありません。摂取するな、とは言いませんが、なるべく時間を置いてから摂取してください」
「……はい」
善処します──あ、無線が入った。出たくない。
今日の旗艦は長門さんだから変な報告はして来ないだろうけど、一緒に出撃したメンバーの中に深海棲艦絶対殺すウーマンと化した
(マジで出たくねぇ……)
ここ数日、無線に出ると高確率でヤべー会話と
んで、そのせいでSAN値直葬されて発狂するんだよなぁ──あ、加賀さんが、無線を取ってスイッチ入れちゃった。
「こちら、執務室。秘書艦の加賀です。提督の精神状態がアレな為、代わりに応答しました」
どうやら代わりに応答してくれるみたいだ。すみません、任せます──
『
『━━━━━━━━ッッ!!?』
──耳を塞ごう。……良し、塞いだ。何も聞こえなくなった。けど、目だけは開けておこう。
……俺は何も聞いていない。狂気に満ちた
そして、金属の板を爪で引っ掻いたような音──恐らく、
「──。─────。…………──。─────……」
……加賀さんが顔を顰めながら何やら喋っている。しかし、耳を塞いでいるから何を言っているのか分からない──無線を切って、机の上に置いた。終わったみたいだ。
「提督、終わりました。もう大丈夫よ」
「ありがとうございます」
耳を塞いでいた手を退かすと、加賀さんがそう言ってた。
良かった。終わったか。
「長門さんから、現在居る
なお、負傷者はゼロで、燃料・弾薬共に余裕がある為、許可しました」
「
「
「
絶対違うと思う。もしそんなお祭りがあるなら、今すぐ廃止するべきだ。廃止で合っているよね?
……じゃなくて。今日も海底は、深海棲艦達の屍で
そのうち屍が積み重なり過ぎて、陸路が出来るんじゃないかな?深海棲艦達、可哀想。同情してどうすんだよ。
(…………気持ちを切り替えて、仕事しよう)
今日もやる事が多い。さっさと仕事しないと、徹夜コースに突入しちまう。
(やる事の中の一つに、
正直に言う。立ち合いたくない。
そして、試験航行する様子を見たくない。見たら、確実に俺の胃袋と精神に被害が及ぶ──わーい、内線が入っちゃった。取りたくない。けど、取らないと。
「……はい、こちら執務室、提督です」
『こちら、工廠の野原です。少佐、
「今すぐぶっ壊してください(お疲れ様です)」
……いけね、本音と建前が逆だ。やっちまった。
『……少佐、気持ちは分かりますが、ぶっ壊せ、は無いっすよ』
「……すいません」
『……とにかく、完成したので立合いをお願いします』
「了解……しました……」
……あーあ。行きたくねぇ。けど、行かなきゃ。
この時の俺は、楽観視していた。
なんやかんやあっても、何とかなるだろう、と。
結論から言う。何ともならなかった。
嗚呼。平和が欲しい。誰かに
誰か、平和をください。
side 提督 out
───────
────
─
次回予告
─────身体は
血潮は闘志で、心は
幾たびの
最近
彼の者は常に独り海上で
故に、
その身体は、きっと
第168話・
「テメェの血は何色だあああああアアアアァァァァッッッ!!!」
【補足的なナニか】
・死に接触して快楽する存在不適合者…「空の境界」に登場する「浅上藤乃」を指す。声は「能登麻美子さん」が担当。
能登麻美子さんの怪演もあって、かなり怖いキャラになっている。能登こわいよ能登
以上、補足終了。
※まさかのジョンストンの水着mode追加。ビビるわぁ。
ところで、瑞鶴のおニューの水着modeは?ねぇ、艦○れ運営さん、瑞鶴のおニューの水着mode実装は未だですか?