イベントの進歩、ダメです(挨拶)
相変わらず頭の悪い内容
頭を空っぽにしてご覧下さい
お前らの嫁だろ、早くなんとかしろよ
※この小説に登場する人物は全員、特殊な訓練を受けています。
決して真似しないで下さい。
※この小説内の季節は2月上旬頃となっています。
※この小説は、食べ物を粗末に扱う意図は一切ありません。予め、ご了承下さい。
side 瑞鶴
──第603鎮守府、工廠──
08:30。
「野原主任~、確認お願いしま~す」
「ほーい。どれどれ?……砲身及び発射管の歪み無し。煤は……残っていない。潤滑油……しっかり塗ってある。うん、大丈夫だよ。良く出来ました」
「えへへ~♪」
艦載機の整備・点検を行っていると、文月と野原主任のやり取りが聞こえてきた。
どうやら文月が艤装──主砲と魚雷発射管の整備を自分で行い、完了したのかそれを野原主任に見てもらっている。
そして、野原主任はそれらを確認し、問題が無いのか“良く出来ました”と言って、微笑みながら文月の頭を撫でて褒めている。
(なんか、工作して完成した物を父親に見せる娘みたい)
見ていてほっこりする。荒んだ心が。
「文月ちゃん、相変わらず可愛いかも。まるで娘みたい」
その様子を見ている
此処に来てから暫くはヤベー言動をしたり、ヤベー雰囲気を纏っていたのに、先日野原主任に
(
私も何れ
色々な事情があって今は無理でも、必ず提督さんと【自主規制】して
《ボーッとしていないで、整備に集中しなさい》
(はーい、集中しまーす)
──思考していたら、
提督さんが時雨を襲った事件から二日が過ぎた。
最初それを聞いた時、言葉で形容出来ない程のショックを受けて、
けど、話を聞くに、提督さんは寝惚けていたから
それなら仕方ない。釈然としないけど、許してあげた。
……
尚、他の人達──翔鶴姉や葛城、阿武隈、扶桑さん、大鳳、加賀さんもキレたけど、
現在、キレてる人達をキレていない人達が抑えてくれているけど……ごめん、思い出すと胃が痛くなるから割愛。
閑話休題。
それと、提督さんの
まぁ、少し時間は掛かったけど、
最初、提督さんは気を遣われているのでは?と思っていたみたいだけど、
そのお陰か、二人の関係は以前のモノに戻った。
……甘えている様子を見たけど、
押し倒さない程度の勢いで提督さんの胸目掛けて飛び付いたり、頭を提督さんの身体に擦り付けたり。
提督さんに頭を撫でてもらうと、嬉しそうに目を細め、軽く口を開けて笑って──
《またボーッとしているわよ。しっかりしなさい?》
──いけない、また思考してた。気持ちを切り替えて、整備に集中、集中っと。
『ズィーカク発見!さぁ、楽しいコミュニケーションの時間だ!』
…………何も聞いていない。私は何も聞いていない。誰がなんと言おうが、私は何も聞いていない。
背後から
《現実逃避してる場合じゃ無いわよ!来てるわよ!あの
あ、やっぱり?もう来たの?
───────
(──良し、終わり!)
何度も確認したけど、何処にも異常は無い。これなら何時出撃しても大丈夫ね。
《お疲れ様。道具を片付けて作業着から装束に着替えたら、直ぐに自主トレをするわよ》
えー……少し位休憩させてよ。かなり集中して整備したから、疲れてるんだよ?
《じゃあ、片付けて着替えたら5分だけ休憩しましょう》
短ッ!もうちょっと時間を頂戴よ!
《ダメ。5分》
そんなんじゃ、
《……5分よ。あと、彼の所に行くのはナシよ。片付けて着替えて5分休憩したら、自主トレよ》
30分!
《5分。譲らないわ》
25分!
《ダメよ、5分》
ぐぬぬ……20分!20分でいいから!
《5分》
15分!
《ダメ。何度も言うけど、5分》
ケチ!貴女だって準に甘えたいでしょ?
《甘えたいわよ。けど、
無理!今すぐにでも準に甘えなきゃ、幼児退行しそうなんだもん!
《嘘言わない。
やーだー!準の所に行って甘えるのー!
《今何を考えた。理性をぶっ壊して襲わさせ?その続きは?教えろ。教えなさい》
時間は有限よ。さぁ、急いで準の所に行って甘えよう!
《誤魔化すな。……はぁ。分かったわよ。15分だけよ?メンタルがアレな事になり掛けている。ここで無理に止めたら止めたら
やった!サンキュ♪
《調子いいんだから……》
───────
──第603鎮守府、執務室──
10:00。
「──というわけで、
「……さですか」
『めっちゃ目がキラキラしてる。眩しい』
「それじゃ、甘えるね」
答えは聞かない。
《聞きなさいよ》
大丈夫だって。
「あっ、ちょっ!?」
『流れるように、自然に膝に座ってきやがった。……まぁいいや。一旦仕事をやめて、愛でよう』
素早く彼の背後に回り、椅子を引いて向かい合うように膝に座ると、彼の
《強引過ぎるわよ……》
気にしない気にしない。
……あ、抱き締めてくれた。あったかい。それに、落ち着く。
「…………」
『…………』
「…………」
無言。けれど、嫌な静かさじゃない。
それから暫く無言で抱き着いていると、彼の服から香る柔軟剤とは別の香りが鼻腔を刺激してきた。
この香りは……チョコレートの香りね。断言出来る──あ、チョコレートの匂いが強くなってきた。
「なんか、甘い香りがしてきたな。この香りは……チョコレートか?」
『さっきまでは微かだったのに、今はめっちゃチョコレートの匂いがする』
「だね。間違いないよ」
どうやら準も匂いに気付いたみたい。
何でチョコレートの香りがするの?……あ、もしかしなくても、
「もしかして、誰かがチョコレートを使って何か作っているのか?」
『そういや、そろそろ
「多分。いいえ、間違いなく
先日、準達が買出しに行った際にチョコレートの塊を大量購入したから、それを使っているわね。
「…………そう、か」
『
「…………?」
突然、彼が申し訳なさそうな顔をした。
どうしたの?そんな顔をして。
「…………瑞鶴。いや、
「なぁに?」
疑問に思っていると、準は
「こんな事言うの、なんだ……厚かましいというか、なんというか……」
『あー……その……えーと……』
「?」
どうしたの?何を言う気なの?
視線で続きを促すけど、中々話してくれない。
暫く唸り続けていると、覚悟を決めたのか表情を引き締めた。
「……俺に、チョコレートを作ってくれないか?」
『言えた……やっと言えた……』
「うん、いいよ♪」
何を言うのかと少しだけ身構えたけど、なんだ。そんな事か。勿論、作ってあげるわ!
けど、何でこんなに言い淀んだのだろう?
……もしかして、
(
今でも時々夢に見る。
日に日に彼との関係が冷えていって──原因は私にあるんだけど──何としてでも彼の心を繋ぎ止める為に、
■□■
『なんで……なんで受け取ってくれないの?』
『た、沢山頑張って練習して、美味しく作れたよ?』
『ほ、ほら!見た目も悪くないよ!勿論、味も!ちゃんと味見したから、大丈夫だよ?あと、何も入れてないわ?本当よ?』
『……どうして受け取ってくれないの?』
『なん……で……なんで……なんでッッッ!!?』
『嫌よッ!そんなの嫌ッ!絶対嫌よッッッ!!!』
『い゛や゛だ゛よ゛ッ゛!゛い゛や゛ッ゛!゛お゛ね゛か゛い゛た゛か゛ら゛、゛わ゛た゛し゛を゛お゛い゛て゛い゛か゛な゛い゛て゛よ゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛ッ゛ッ゛ッ゛!゛!゛!゛』
■□■
「……………………」
──人目をはばからず号泣して、縋り付いて、それから……あは。あはははは。
「み、瑞稀?」
『ハイライトが消えてる。おまけに真顔だ。やっぱり、
思い出したら死にたくなってきた。
《し、しっかりしなさい!》
あはは。あはははははは。
「おーい、瑞稀?ごめんな?嫌な事思い出させちまって、本当にごめん。もうお前を置いて行かない。約束する。だから落ち着いてくれ」
『イカン、瑞稀のメンタルが!ど、どうする?抱き締めて頭を撫でて落ち着かせるか?それで落ち着くのか?』
あははははははははははははははは。あははははははははははははははははははははははは。
………………
これは……涼月と由良、矢矧。そして、榛名のモノね。気配は……床下と天井裏から感じる。
あーあ、来ちゃったかぁ。邪魔されちゃった。
あははははは!あははははははははは!
「《アッハハハハハハ!!!》」
「!?」
『えっ、ちょっ、何で!?何でスーパーモード化(仮)したの!?』
メンタルがアレな事になったせいで制御が利かなくなり、
そのせいで準が戸惑っている。
《あーもう!落ち着きなさい!抑えて!冷静になりなさい!》
ごめんね?ちょっと今は抑えらんない。冷静でいられらない。
執務室に被害が及ばない程度に。
《ダメだこりゃ……》
side 瑞鶴 out
───────
────
─
side 摩耶
──第603鎮守府、食堂──
10:05。
「──次に、お湯を入れたボウルにチョコを入れたボウルを置いて、ヘラでゆっくり混ぜながら完全に溶かします。お湯は沸騰させた物じゃなくて、約50~55℃にしてください。じゃないと、チョコの風味が飛んでしまいます」
「成程」
阿武隈の説明を聞きながら、恐る恐る言われた通りにやる。
思ってた以上に大変なんだな、チョコ作りって。
(てっきり、鍋かなんかにチョコをぶち込んで火にかけて溶かせばいいと思ってた)
こんな事、今まで一度もやった事無いし、調べたりもしなかったから知らなかった。良い勉強になったぜ──
「五月雨。今、チョコに何を入れようとした?言え」
「な、何も入れようとしていませんよ?」
「嘘を言わないで。懐から小瓶を取り出して、その中に入っている白い粉のような物を入れようとしたの、見たよ」
「……隠し味です!夕張さんのために作った、
「没収」
「そ、そんなぁ!?許して吹雪さん!この日の為に4545時間かけて作った、私の
──五月雨が騒いでいる。何やってんだよ。
あと、
それと、4545時間って、約189日もかけたのかよ。頑張ったんだなぁ。
……感心してる場合じゃない。五月雨は吹雪に任せて、チョコ作りに集中しよう。
初めての事だから、しっかり集中して作らないと失敗しちまう可能性が非常に高い。
気持ちを切り替えて。えーと、阿武隈の説明だと、ゆっくり混ぜながら完全に溶かすんだったな。
「それにしても、驚きました。あの摩耶さんが“チョコを作りたい”だなんて」
「悪いか?」
作業をしていると、阿武隈がそう言ってきた。
分かってるよ、アタシらしくないって事くらい。
……いけね、思わず不機嫌そうな声を出しちまった。あーあ、阿武隈が怯えてる。
フォローしたいけど、そんな事をしたら不審に思われる。申し訳ないけど、何もしない。すまない、阿武隈。
「い、いえ!全然悪くなんてないです!ただ、どうして作る気になったのか、気になって。確か、摩耶さんって甘い物苦手なんですよね?」
「確かに、甘いモンは苦手だ。作る気になった理由は、なんとなくだ」
なんとなく、と言ったが、本当は提督に。
そうなったら、
─────
幸運な事に、今食堂に
もし居たら、
「なんとなく、ですか?」
──思考中断。
阿武隈が怪訝そうな顔をしている。それもそうだ。阿武隈や皆が知るアタシは、例えなんとなくでもこんな女子力が高そうな事をしない。
ここは上手く誤魔化そう。
「ああ、なんとなくだ。……と言ったが、本音は違う。何故チョコを作る事にしたのか。その理由は……」
わざと間を作る。
「理由は……?」
「ロシアンチョコレートを作って、提督に食わせる為だ。んで、食った時のリアクションを見て笑いたい」
そう言って、何時もの不敵な笑みを浮かべる。こうすりゃ、阿武隈なら騙せる。
「ロシアンチョコレートって……何を入れる気なんですか?」
呆れた顔をしている。良し、上手く誤魔化せた。けど、阿武隈は極稀に鋭い時がある。だから、油断はしない。
「現在候補に上がってるのは、粉末状の青唐辛子を入れた激辛チョコか、食用苦味剤を入れた激苦チョコ、食用クエン酸を入れた激酸っぱ味の三つだ」
個人的には激辛にしたいが、それは望月と浜波がやろうとしているから、やめるか悩んでいる。被ったら同じリアクションしか見れないからつまらない──
「ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ッ゛ッ゛!゛!゛」
──突然、絶叫するビーバーみたいな悲鳴が聞こえた。
声のした方を見ると、手で喉を押さえながら食堂の床を転がり回っている長門さんの姿があった。
おいおい、なんだなんだ?何が起きた?つーか、何時の間に長門さん来たんだ?さっきまで居なかったのに。
「おぉ!すげー効いてる。辛いものが苦手って言ってたけど、本当みたいだ」
「
「言ってる場合じゃないよ!長門さん、大丈夫ですか!?しっかりしてください!」
疑問に思っていると、望月と浜波がなんか言ったのが聞こえた。
そして、阿武隈が二人に注意すると長門さんに駆け寄り、大丈夫かと声を掛けた。
無視してチョコ作りに集中したいけど、物凄い気になるから聞いてみっか。
「望月、浜波、一体何があったんだ?」
「あー……急に長門さんが背後から
「ちなみに、使用したのは
「そうか。正当防衛だな、うん。二人は何も悪くない。
あと、キャロライナリーパーって……お前ら、流石にそれは洒落にならない。下手したら提督死ぬぞ。せめて青唐辛子にしとけ」
可愛い顔して、なんつーえげつないモン作ってんだよ。怖っ。
それと
とりあえず、チョコを作り終えたら
「あ、はい、了解っす」
「わ、分かりました。青唐辛子に替えます」
素直に言う事を聞いてくれた。もし聞かなかったら、ちょっくらお仕置してたぞ。
「ぉ……ぉぉ……」
「長門さん、牛乳です!これを飲めば多少辛味を和らげられます!」
「阿武隈さん、牛乳が勿体無いので飲ませなくていいです。
「吹雪ちゃん、流石にその言い方は……」
「ロリコン死すべし。慈悲はありません。ほら、長門さん、さっさと起きてください。5秒以内に起きて食堂から退去しなければ、
「ゆ゛る゛し゛て゛…゛…゛ゆ゛る゛し゛て゛…゛…゛」
「──よーん、ごー。はい、報告します」
「ァ゛ァ゛ァ゛ァ゛ァ゛ァ゛ァ゛ァ゛…゛…゛」
相変わらず吹雪は長門さんに対して辛辣だなぁ。あと、容赦が一切無い。
……気を取り直して、チョコ作りを再開しよう。
えーと、チョコレートは……まだ完全に溶けていない。しっかり溶かさないと──
「これが本当の、
「
「あががががががが!!」
──今度は時雨の大声が聞こえてきた。
声の聞こえた方を見ると、夕立に包丁を奪われ、アイアンクローをされている時雨の姿が見えた。
おっかしいな?時雨は夕立に監視されて自室に居た筈なのに、何で居るんだ?
……まぁいいや。ツッコミどころしか無いが、気にしたら負けだ。放置安定。じゃないとメンタルがやられる。
……よし!チョコが完全に溶けた。次はどうすりゃいいのか、阿武隈に聞こう。
おーい、阿武隈。この後どうすりゃいいんだ?
───────
(つ、疲れた……チョコを作るだけで、こんなに疲れるとは思わなかった)
下手したら、出撃や訓練をした時よりも疲弊しているぞ、これ。
「~♪」
阿武隈が楽しそうな顔をしながら鼻歌を歌っている。
おっかしいな。阿武隈はアタシだけでなく、チョコを作っていた奴全員にアドバイスをしたり、作るのを手伝っていたというのに、疲れたような素振りを全く見せない。どうなってんだ?
(女子力を極めると、こうなるのか?)
女子力すげぇな。女子力舐めてた。今日から少しづつ女子力上げよう。
チョコ作りを始めて結構な時間が経った。
途中、色々トラブルが起きたけど……まぁ、何とかなった、と言っておく。
閑話休題。
最初は上手く作れるか不安だったけど、阿武隈がフォローしてくれたお陰で、無事にチョコを作る事が出来た。
いやぁ、慣れない事はするモンじゃない。改めて実感した。けど、なんつーか、達成感?それがあったから、嫌な気はしない。
閑話休題。
現在、チョコを型に入れて冷蔵庫に仕舞い、冷やし。
その間に後片付け──使用したボウルやヘラ等を洗い、食器棚に戻してチョコが固まるのを待っているんだけど……うん。疲れてて言葉が出てこない。
「摩耶さん、大丈夫ですか?目が死んでいますよ?」
「……大丈夫だ、気にすんな」
くそ、涼しい顔しやがって。基礎体力ならアタシの方が上なのに。悔しい。アタシも阿武隈みたいな女子力を得たい──
「あれ?皆さん、何をなされているのですか?」
「──ん?
思考していると、食堂の出入口から声が聞こえてきた。
声の主を見ると、トレーニングウェア姿の
それはそれとして、
「何をしていたって、チョコを作っていたんだよ」
多分、
「成程。それで甘い香りがしたのですね。……あの、もしかして、摩耶さんもチョコを作られたのですか?」
「おう!会心の出来だぜ!」
「慌てふためきながら、提督の為に一生懸命作ってたんだよ。すっごく可愛かったなぁ」
「阿武隈ッ!てめぇ!余計な事言うな!」
何で慌てふためいていた事を言うんだよ!?確かに慌てふためいたけどよ。
……ニヤニヤしていやがる。くそが!後で覚えてろよ?
それはそれとして。
初霜はアタシが甘いモン苦手な事知ってるし、こんな女子力高い事を全くと言っていい程やらないから、きっと驚くだろうな。どんな顔すんだろ?
「………………」
「……なんだァ、その顔。アタシがチョコ作っちゃダメなのかァ?あぁん?」
こいつ、
予想だと、驚愕に満ちた顔を。目を見開いて口を開けると思ったんだけど、何故
……まぁいいや。とりあえず、怒っているぞとアピールしておこう。
一応、明らかに怒っていないと分かるように、おちゃらけた口調で言って、顔をニヤつかせておくか。じゃないと、真面目な性格の
「い、いえ!そのような事は……」
「?」
なんだ?焦ったような……いや、
「あの、その……ご、ごめんなさい!」
「い、いやいや、怒ってないぞ?ホントだぞ?だからそんな謝らないでくれ」
おいおい、初霜の奴、どうしたんだ?というか、そんな腰を90°近く曲げて、頭を下げながら謝らないでくれ。
……食堂に居る奴らの視線が冷たい。アタシは何もしていない!信じてくれ!
side 摩耶 out
───────
────
─
Another side
────
自主トレを終えて、喉が渇いたから水分補給をする為に食堂へ向かうと、チョコレート特有の甘い香りが鼻腔を刺激してきた。
そして、食堂に入ると、一部の人達──
そういえば、もうじき
─────
それだけなら、特に何も思わなかった。
食堂に居る人達の中に、
確か、
それなのに、何故チョコを作ったのでしょう?
もしかしたら、冷やかし目的で食堂に来ていたのかもしれない。
そう思っていたけど、違った。
あの
ハッキリと本人に言われた。
─────けど、今は
最初はジョークだと思った。
でも、阿武隈さんが“作るのを手伝った”と言った。
阿武隈さんはジョークを全くと言って良いほど言わない。
だから、本当の事だと認めざるを得なかった。
─────
─────
─────以前はこんな事無かったのに
─────そもそも、どうして
─────何かの
─────誰か、教えて
─────
─────そんな事をすれば、提督に御迷惑を。要らない負担を強いてしまう
─────一時期、
─────もう、御迷惑をお掛けしたくない
─────他の誰かにも相談出来ない。すれば、きっと提督に伝えられてしまう
─────ただでさえ、提督は色々と大変なのよ。自分で何とかしないと
Another side out
───────
────
─
次回予告
雪と風が弱くなったわね。けど、予報では数時間程度でまた猛吹雪になるから、鎮守府待機命令が下されている。
はぁ……出撃したい。此処に
……愚痴っていないで、雪掻きをしましょう。今のうちに片さないと、大変な事になるし──待ちなさい、
……起爆して雪を吹き飛ばそうとした?やめなさい。やめろ。やめろって言ってるでしょうがこのバカタレエエエエエエエエエエッッッ!!!
第179話・外国人特有の間違った日本文化の認識は、時として凶器となる
「
※良い子も悪い子も、絶対に真似しないでください。
【補足的なナニか】
・エリート塩…「絶対に笑ってはいけない地球防衛軍24時」に登場した物が元ネタ。
簡単に説明すると、人のかいた汗を集めて塩にした物である。瑞鶴のエリート塩舐めたい
・絶叫するビーバー…ソシャゲ等でガチャが大爆死したオタク達の絶叫大自然の中で、文字通り「絶叫するビーバー」の事を指す。
「ニコニコ動画」または「YouTube」に動画がある為、視聴してみて下さい。音量注意
・血のバレンタイン…1929年2月14日に起こったアル・カポネが指揮したと言われる事件、1981年にカナダで製作されたホラー映画、「機動戦士ガンダムSEED」に登場する架空の事件。
その他にも色々あるが、時雨が言ったのは「機動戦士ガンダムSEED」のモノを指す。
詳細については各自でお調べ下さい。
以上、補足終了。
※夕張と矢矧に改二実装されるみたいだけど、どんな改装と見た目になるのか楽しみ。