R17.9要素及び汚い描写有り
勢いしかない
非常に頭の悪い内容
頭を空っぽにしてご覧下さい
※この小説内の季節は2月中旬頃となっています
※この小説に登場する人物は全員、特殊な訓練を受けています。
絶対に真似しないでください。
※この小説はフィクションです。実在する人物、団体などとは一切関係ありません。
※プリンツ・オイゲン嫁提督の皆様、先に謝罪させていただきます。大変申し訳ございません。
※前話の後書き予告の一部を修正しました。
side 提督
──某県某所──
14:20
「ワタラセさん、頭は大丈夫ですか?」
「大丈夫です。頑丈なのが取り柄なんで」
本音を言うと大丈夫じゃない。少し痛む。けど、デートに支障をきたす程じゃないから黙っておこう。
そうそう、リディさん。その言い方だと俺の頭がおかしいって意味に聞こえるんですが。実際おかしいから否定出来ないけど。
……じゃなくて。まぁ、そういう意味で言ったわけじゃ無いからツッコミは入れないでおこう。
「本当?物凄い鈍い音がしてたよ?大丈夫じゃないと思うんだけど……」
「大丈夫大丈夫、気にしないで。ほら、時間は有限なんだから、行こう」
少し強引だが、手を引いて次の目的地に行こう。
……何があったのか説明しろ?数分前、リディさんに抱き着かれて理性が崩壊して野生解放しかけたから、悔い改める為に俺自身にセルフノーザンライトボムをぶちかました。以上。
お陰で冷静になれたが、頭が痛い。けど、野生解放せずに済んだし、リディさんが
ちなみにだが、俺がセルフノーザンボムした箇所は絶妙な力加減……勢いと言うべきか?とにかく、上手くやったから無傷だ。砕けたり陥没していない。
言わなくても分かると思うが、特殊な訓練を受けている俺だから痛いだけで済んでいる。一般人が真似したら、大怪我。最悪の場合死ぬからやるなよ。
「あ、うん……」
リディさんの手を引いて歩くと、抱きついたりせず付いてきてくれた。さっきセルフノーザンライトボムしたのを見たからか、大人しい。
どうやら抱きついたせいで奇行に走らせてしまったと思い、自分を責めている模様。
なんか、すみませんね、変な空気にして。けど、ああでもしなきゃ俺は野生解放していた。断言出来る。
……まだ
━━━
「わぁ、綺麗!こんなクラゲも居るんだ。あっ、こっちのクラゲも綺麗!」
物凄い夢中になってクラゲを見ている。テンションが高い。
ここ──水族館に来るまでは大人しかったが、展示物を見ていくうちに少しずつテンションが戻り、今はすっかり元に戻っている。
「ねぇねぇ、ワタラセさん!こっちのクラゲを見て!すっごく綺麗だよ!」
「どれどれ……綺麗だな」
なんつーか、幻想的だ。語彙力無いからこれしか言えん。
「クラゲって、こんなに綺麗な奴も居るんだね。見ているだけで癒されます。……あっ、向こうにも展示されてるみたい。行こっ?」
「えぇ、行きましょう」
満面の笑みを浮かべて手を引いてきた。慌てなくてもクラゲは逃げませんよ。
それにしても、館内すげぇな。照明は控えめで、青い色のライトのお陰で、とても幻想的に見える。資料映像でしか見た事無いけど、まるで海の中にいるみたいだ。
「え"っ……」
「ん?どうしました?急に変な声出して……なんじゃこりゃ」
「何これ、キモい」
リディさんはさっきまで満面の笑みを浮かべていたのに、目の前のクラゲを見た途端“すんっ”て表情が消え、抑揚の無い声でキモいと呟いた。
それもそうだ。今まで見てきたクラゲは綺麗、または可愛いと思えるモノだった。
しかし、目の前の水槽の中に居るクラゲは違う。めちゃくちゃデカい。そして触手がキモい見た目をしている。
こんなのが海に居るのかよ。水槽の中に居るのを見ているから大丈夫だけど、海中でこんなのと遭遇したらSAN値直葬されて発狂待ったナシだ。
まぁ、深海棲艦が存在するせいで海を泳げないから、海中で遭遇することは無いけど。
それはそれとして、名前とかが気になる。えーと、解説が書かれた看板……あった。名前はパシフィックシーネットル。世界最大のクラゲの一種か。
……リディさん?さっきから微動だにしていませんが、大丈夫ですか?
「The window! The window!」
アカン。リディさんが白目ひん剥いてカタカタと震えてる。SAN値ピンチ!状態だ。早く何とかしないと。すみませーん、お客様の中にSAN値回復させられる方はいらっしゃいませんか〜!?居るわけないよな。
こうなったら、方法は一つ。逃げるんだよォォォォォォ!!!
━━━━
16:00
「カンパーイ!」
「乾杯……ちょっ、強過ぎ!」
グラスから凄い音が鳴ったぞ?割れたりしてないよな?
「んぐっ、んぐっ……ぷはぁ〜!この
「お、おう……」
グラス大丈夫かな?……割れてないし、ヒビも入っていない。大丈夫そうだ。そんじゃ、飲むか。
「どう?美味しい?」
「……うん、美味い。ビールに対して苦手意識があったけど、これなら幾らでも飲めそうだ」
「本当?えっへへへ♪」
嬉しそうな顔をしてらァ。祖国のビールを褒められて喜んでいるのかな?
水族館でリディさんがSAN値直葬されかけて数時間後。俺達はとある酒場に来て酒を飲んでいる。
水族館を出た後どうなったか説明しろ?あいよ、説明してやる。
まず、SAN値直葬されかけていたリディさんをお姫様抱っこして水族館を出て、海を一望出来るベンチに移動して休ませた。
幸い、リディさんは直ぐに正気に戻ってくれたけど、テンションがガタ落ちしていた。
リディさん曰く、ニャ○ラトホテプじみたパシフィックシーネッスルを見た事でショックを受けてしまったそうだ。
何時だかテレビか何かで見たけど、外国の人は日本人と比べて、触手のようなモノを見ると発狂しやすいって言ってたな。
なぜ発狂しやすいのか。日本人ってタコやイカを好んで食べるから見慣れている。なので、触手のようなモノに対して忌避感があまり無い。勿論個人差はあるが。
それに対し、外国の人はタコやイカを食べない。勿論、日本以外の国すべてが食べない、ってわけじゃないだろうけど、大体は食べない。
話を戻す。その為、触手のようなモノに対して忌避感を抱くとか。かなり前に見た内容だからうろ覚えだけど、確かそんな理由だった。
閑話休題。
テンションがガタ落ちしたリディさんを慰め、普段のテンションに戻そうとしたけど、なかなか上手くいかなかった。
どうすればいい?そう思った時、ある方法が思い浮かんだ。
酒だ。酒を飲ませれば元気になってくれるんじゃないか?と。
……今思えば、何でそんな方法が思い浮かんだんだ?と数時間前の俺にツッコミを入れたい。
多分だけど、パシフィックシーネッスルを見た事で、俺の思考力が低下していたんだと思う。
とまぁ、そんなわけでリディさんに“飲みに行こうぜ!(意訳)”と提案し、スマホでお店を探し、世界中のビールを提供しているこのお店を見付けて向かい、入店し、今に至る。
「あ、もう無くなっちゃった。オカワリ……」
「いいですよ」
回想していたら、注文したビールを飲み干したのか上目遣いでお代わりをして良いか聞いてきた。遠慮せず飲んでください。
「やったー♪どれにしよっかな〜♪」
(どうやら普段のテンションに戻ってくれたようだ)
声と表情で分かる。この様子なら大丈夫そうだ。やはり酒。酒はすべてを解決する。
「んーと……コレにしよっと。ワタラセさんはどうします?決まっていないなら、私のオススメでいいですか?」
「はい、リディさんのオススメでお願いします」
「リョーカイしました!」
━━━━━
20:50
「うひぃ〜、飲んだ飲んだ〜あっはははは!」
ホテルとうちゃーく!いやー、すっげぇな、ここ。部屋広いし、浴室も広いし、おまけにサウナまである。
しかも、ただのサウナじゃない。安心と信頼の妖精さんの素敵技術で造られた奴だ。その為、何時でもすぐに使用出来る。サイコーじゃねーか。ははははは!
……やっべぇ、酔っ払っているから俺のテンションがおかしい。やっちまった。美味しいからって調子に乗って飲み過ぎた。水を飲まなきゃ。
(えーと、水……えぇー、この冷蔵庫、酒しか入ってないの?)
……あ、もう一つ冷蔵庫あった。こっちは……水あった。
ラベルを確認。うん、水だ。日本酒じゃない。飲もう……おっと、ふらついちまった。立ったまま飲むと倒れそうだ。そこに椅子があるから座って飲むか。
「あっははは、ワタラセさんのお顔、お猿さんみたいに真っ赤だ〜♪」
椅子に座り水を飲んでいると、リディさんは俺の向かい側にある椅子に座り、ケタケタと笑いながらそう言ってきた。
ちなみに、リディさんの顔は赤くなっていない。俺の倍以上飲んでいたのに凄いな。顔に出にくいのかな?
余談だけど、ここに来るまで間、俺はフラついていたのにリディさんの足取りはしっかりしていた。お酒強過ぎィ!
「ね〜ね〜、ワタラセさ〜ん」
「なんですか〜?」
あ〜、まだクラクラする。もっと水飲まなきゃ。
「さっきお店で沢山ビールを飲んだけど、どのビールがお気に召しましたかぁ〜?」
「ん〜……アレだ、ドゥ……ドゥン……なんだっけ?ドイツの黒ビールで、甘くてコクのある奴」
名前が出てこない。
「
「そう、それ!とってもおいしかった!」
やっべー。酔いが回ってるから、ただでさえ無い語彙力が行方不明になって小学生並みの感想しか言えねぇ。
けど気にしない。美味いモンを飲み食いしたら、美味いと言えばいい。それ以上の言葉なんて不要なんだよッ!
……イカン、まだテンションがおかしい事になってる。落ち着け。もっと水飲め。
「ホント〜?それじゃ〜、もう一杯行っちゃいますかぁ〜?さっきそこの冷蔵庫を見たら、ありました〜♪」
「むりィ……これ以上飲めぬぇ……」
アルコールに強ければもう一杯行けたんだろうけど、無理だ。これ以上飲んだら意識を吹っ飛ばす自信がある。自重しよう。
「…………ねぇ、ワタラセさん」
「…………んぁ?どったの?急に真剣そうな声出して」
あと、顔も真剣なモノになっている。こりゃ、真面目に聞いた方が良さそうだ。突っ伏してないで姿勢を正そう。ついでに水飲んで酔いを覚まそう。
「ドイツのビール、気に入ってくれた?」
「うん。飲みやすいし、美味しいから気に入っちゃったよ」
アルコールに弱いけど、毎日飲みたいと思えるほど美味しかった。
「ドイツの料理も気に入ってくれた?」
「うん、めっちゃ気に入った」
特にソーセージ。色んな種類があるから、毎日食べても飽きずに済みそう。
「…………もっと、ドイツのビールや料理を飲んだり食べたりしたいですか?」
「うん。日本だと今は無理だろうけど、毎日飲んだり食べたりしたい」
最近はある程度シーレーンを解放出来てきたから、年々、少しづつだが貿易が盛んになっている。
そのお陰で輸入品──海外の食品とかが入手しやすくなったが、それでも未だ未だ数が少ないから毎日飲み食いする量を確保するのは難しい。
「だったら……」
「?」
俯いちゃった。どったの?
「………………」
黙っちゃった。具合悪くなったの?
けど、様子を見るに違うみたいだ。相変わらず真剣そうな顔をしている。急かしたりせず、リディさんが話すのを待とう。
それから暫く、リディさんは黙ったまま俯き続けた。
どれほど時間が経ったのだろう?俺の酔いが多少覚めた頃、拳を強く握り締めながら顔を上げて、俺の目を見ながら口を開いてくれた。
その顔は、とても真剣なモノだった。
「………………ますよ」
「ん?ごめん、聞こえなかった」
あまりにも小さな声だったから、何を言ったのか聞き取れなかった。
「だ、だから…………ドイツに来れば、毎日味わえますよ?」
「………………えっ?」
どゆこと?酔ってるから思考が鈍い。そのせいでリディさんが何を言いたいのか分からない。
「ドイツに来れば、ワタラセさんが気に入ってくれた美味しいビールや美味しい料理を毎日楽しめますよ?」
「リディさん?」
何やら焦ったような顔をしながら、絞り出すように言ってきた。
「あ、あと、ドイツは料理以外にもいい所はたくさんあります!世界的に有名な
「リ、リディさん?」
今度は泣きそうな顔になっている。その顔を見た事で、完全じゃないが俺の酔いは覚めた。
「他にも
「…………」
リディさんの瞳から、一筋の光が零れ落ちた。泣いている。
「そ、それから……
テーブルに突っ伏して泣き出してしまった。
ここで俺はようやくリディさんの言いたい事に気付いた。
────俺と離ればなれになりたくないんだ
デートが楽しかったから忘れていたが、彼女はずっと日本に居るわけじゃない。
あと数日で
そうなったら、暫く会う事が出来ない。恐らく、年単位で。
「わ、私が……初めて心の底から好きになった人なのに……ちゃんと私の事を見てくれる人と出逢えたのに……やだよ……離れたくないよ……」
「……リディさん、聞いてください」
「……なんですか?」
「約束します。どんなに時間が掛かろうと。いいえ、なるべく早く、そして必ず、貴女を迎えに行きます。約束します。だから、その……」
くそっ、まだ酔いが残っているせいで言葉が出てこない。
「……ホント?ホントに迎えに来てくれる?」
「……!はい、約束。いいえ、誓います」
何を言えばいいか考えていると、リディさんは顔を上げて俺の目を真っ直ぐ見つめながら聞いてきた。
「信じていいんですね?」
「信じてください」
「迎えに来なかった、本気で怒りますよ?」
「必ず迎えに行きます」
「もし約束を破ったら、ショットガン担いでカチコミします」
「なにそれこわい……じゃなくて、破りません」
リディさん、圧が凄まじいです。落ち着いてください。
「寂しくなったら、電話かけてもいい?」
「えぇ、勿論です。こちらからも掛けます」
「…………」
「…………」
「…………」
「…………?」
急に黙った。どうしたんだ?……ちょっと待て。リディさんの顔が少しづつ苦しそうなモノになっているぞ。
この顔、見覚えがある。ウチの呑兵衛共が酒を飲み過ぎた際にする顔だ。
「…………あの、ワタラセさん」
「どうしました?」
声まで苦しそうだ。え、あの、リディさん?もしかして、あなた──
「ごめんなさ──うぷっ」
「えっ、ちょっ!?」
「さっき突っ伏した時に……その……胃の中身が
「ちょい待ちィ!ここじゃマズい!御手洗!御手洗でしましょう!」
いや、持つのか?この様子じゃ最終シークエンスに突入しているっぽいから、御手洗に向かう途中、歩いた際の振動で
━━━
「………………」
えーと、江ノ島周辺は午前中曇で午後から雪か。
んでもって、ウチの方は午前中雪で、午後から強風が吹くのか。こっちは大丈夫でも、ウチの方の電車が止まる恐れがあるから、早めにここを出た方がいいな。
さて、天気予報と電車の時刻を確認したから、スマホの電源を切ろう。えーと、充電器……あった。これで良し。リディさんのスマホは……既に充電器に繋がれているな。
……あ、シャワーの音が止まった。少しして、ドライヤーの音が聞こえ始めた。そろそろ、だな。
(普段グイグイ来る娘で、そういうコトにも興味津々な言動を取っているけど、さっき風呂に向かう前。緊張か不安か分からないが表情が強ばっていて、身体が震えていた)
ハジメテだから仕方ない。しっかりリードしてあげよう。
「お、お待たせしました……」
暫くするとドライヤーの音が消え、ラフなルームウェアを着たリディさんが脱衣場から出てきた。
おさげにしている髪は下ろされている。その為、普段と印象が全然違う。
「と、隣、
思わず見蕩れていると、リディさんはそう言ってベッドに腰掛けている俺の隣に座った。
こっそり顔を盗み見すると、強ばっているのが見えた。緊張しているな。
あと、様子を見るに落ち込んではいないようだ。必死に慰めた甲斐があった。
……リディさんが嘔吐いたあと、どうなったか説明しろ?彼女の名誉に関わるから詳細については語れないが、何とか持ちこたえてくれた、とだけ言っておく。
んで、
「………………」
俯いたまま手を握られた。風呂上がりだからか、とても暖かい。
「…………ワタラセさん」
「なんだい?」
暫く手を握られていると、恐る恐るといった風に声を掛けてきた。
声が震えている。声だけじゃない。身体も震えている。
「…………好き」
「俺もです」
「…………
「ん?」
「ケーゴじゃなくて、もっとフランクに話して」
「……分かったよ、リディさん」
「さん付け……要らない……」
「リディ」
「…………もっと私の名前を呼んで」
「リディ──うおっ!?」
急に抱きついてきた。どうした?
「…………私を愛して」
「…………分かった」
━━━
04:20
「…………ん」
ふと目が覚めた。外は暗い。今何時だ?
……まだ時間に余裕がある。
「スゥ……スゥ……」
時間を確認すると、隣からリディの寝息が聞こえてきた。とてもあどけない寝顔をしている。
少し前。行為中に見た時は妖艶な表情をしていたのに、ギャップが凄い。
(ヤバい、思い出したらムラムラしてきた)
このままだと手を出しそうだ。一先ず風呂に入って身体の
「んぅ……スゥ……」
よし、起こさずベッドから出られた。次は足音を立てずに浴室へ行こう。
━━
「…………ふぅ」
あー、サウナ気持ちええんじゃあ〜。温度は絶妙だし、そこそこ広い。それを独り占め出来るなんて最高だぜ。
「…………跡残ってらァ」
ふと、腕に残った跡が視界に入った。
これは、彼女の
『あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙ッ゙ッ゙ッ゙♡』
──アカン。
彼女、最初は緊張と不安でカラダが強ばっていたけど、ハジメテを奪った後がヤバかったなぁ。
そのせいで一度、俺の理性がぶっ壊れかけたっけ。危うく
閑話休題。
(……にしても、昨日の俺は
今まで嫁さん達とシた際は、どんなに盛り上がってもちゃんと理性があった。
けど、昨日の俺は今までとは違い、何度も理性が消し飛びかけて、かなり乱暴に攻めてしまった。
……アカン、思い出したせいでムラムラしてきた。
「…………はぁ」
まだ時間はある。もう一度だけでいいからシたいなぁ。
……ちょっと待て。今なんつった?アホか?あんなにシたのに、まだ足りないのか?自重しろ。
「ため息を吐いてどうしました?」
「ちょっくら自己嫌悪に陥っていたんだ」
「そっかー。じゃあ、私のおっ○いを揉んで忘れよ♡」
「──何時からそこに居た?」
隣にリディが居た。勿論、一糸纏わぬ姿で。
うん、何度も見たけど、やっぱりおっきいね。何がとは言わないけど。
んでもって形もイイ。あと、クビレも凄い。それから、サウナに入っているから汗をかいてて色気が倍増しちゃってる。見てたらムラムラしてきちゃったよ。
……じゃなくて。全然気付かなかったぞ。気配消すの上手だねぇ。ウチのヤベェ奴ら並みの隠密性だよ。俺の嫁さんになる奴は皆、隠密性が高くなる法則でもあるのか?
「少し前からだよ♡」
「…………そうか」
うわぁい、獲物を狙っている獣のような目をしていらっしゃいますよ。怖い──こっち来んな。手をワキワキさせんな。やめなさい。
「んっふふふ〜♡」
猫みたいな口をしながらこっちに来んな。逃げよう──
「おぉっと、逃がしませんよ〜♡」
「流行らせ!流行らせコラ!」
ああああああああ!抱きつかれたああああああ!背中ァァァァァ!!俺の背中に柔らかいモノがあああああああああああ!!!ヤメロォ!(建前)ナイスゥ!(本音)
ナイスゥ!じゃねーよバッキャロー!このままだと俺の理性が完全崩壊しちまう!!!
「ふふっ♡あなたの
耳元で妖艶な声で囁かないで!?洒落抜きに理性崩壊して今ここで
「──ッ!?」
「…………?」
突然、弾かれたように俺から離れた。どうしたんだ──不安そうな表情をしながら、両耳を手で覆っている。具合でも悪くなったのか?とにかくサウナから出よう。
「…………」
「大丈夫か?具合悪いのか?」
サウナから出て脱衣場でバスローブを羽織らせて椅子に座らせたが、未だ両耳を手で覆っている。
「ううん、大丈夫。具合は悪くないよ。ただ、なんか、こう……ザーって
「…………え?」
ノイズのような音が頭の中で響く?ちょっと待て、それって──
「あ、また
──嘘……だろ……。
「また
…………。
「あ、
…………。
「……
…………マジかよ。これは。この
「あっ!また
いや、まだだ。まだ確定したわけじゃない。
もしかしたら、偶然俺が
「うぅ……さっきから何なの?
「…………リディ、2つ質問したいことがある」
頼む、杞憂で終わってくれ。
「うっ……また聞こえた……えっと、シツモン?何?」
「まず1つ目だが、いつから
「んーと、ついさっき。サウナに入ってワタラセに抱きついた時に
「ありがとう。2つ目の質問だが、リディの
「え?なんで──」
「頼む、大事なことなんだ。答えてくれ」
「わ、わかった。私の
…………マジかぁ。確定しちゃったよ。
リディに
side 提督 out
───────
────
─
次回予告
提督さん、プリンツ、おかえり!予定より早かったね……どうしたの?そんな慌てて。
……これからすぐ、大本営のカウンセリング課に行く?ちょっ、なんで?プリンツに
第190話・滞在期間、延長です
「瑞鶴が脱走したぞ!追えッ!逃がすなッ!!」
※プリンツのデートは『普通』でお送りしました。
モ○ティマと二人で世界各地へ旅行するので失踪します