心臓の弱い方は、閲覧の際はご注意ください
第15話・魂は逃走を望む
side 提督
─第603鎮守府、執務室─
昼。
第8492離島鎮守府から戻った俺達は、真っ先に執務室へ向かった。提督代理をしてくれた摩耶は俺を見た途端、矢継ぎ早に質問をしてきた。あそこでの出来事は、一部を除いて説明してやったが、納得していないのか顔を顰めたままだ。
「…まぁ、提督と瑞鶴が無事ならいいんだ」
しかし、俺が困った顔をしたのを見て、それ以上追求して来なかった。すまん、摩耶。隠し事しちまって。
「…それよりも、だ」
ん?どうした?ニヤニヤして。視線は俺の左手…あっ、瑞稀と手を握ったままだ。
「どうしたどうしたぁ?手なんか繋いじゃって」
あー、こりゃからかわれるな。
「…俺の心に従った結果だ」
俺は、瑞稀の事が好きなんだと改めて気付くことが出来た。だから、こうして手を繋いでいる。瑞稀…あー、今仕事中だから艦名で呼ぶか。瑞鶴は顔を赤くして俯いている。可愛いなオイ。
「ほぅ?ほぉう?」
おい摩耶、あんまりからかわないでくれ。
「あんまりイチャつくなよ?糖尿病になりそうだ」
やかましい。
「さて、皆を集めて話をしないと」
それから、放送で会議室に集まるよう指示を出し、第603鎮守府に所属する全員に説明をした。色々納得していない様子だが、深く追求される事は無かった。皆いい娘だ。
「おーい、提督。大事なこと説明してないぞー?」
一通り説明を終えると、摩耶がそう言ってきた。なんだ摩耶。説明抜けてる所あったか?…あぁ、そうそう。ここの規模を大きくして云々の話は未だしていない。小嶋提督から説明するのはもう少し待つよう言われているからだ。
「提督と瑞鶴が仲良くなった事、まだ説明してないだろ〜?」
「んなっ!?」
途端に騒がしくなる会議室。やられた。
「ま、待て、それについては…」
ちくしょう、誰も聞いちゃいねぇ。秋雲と足柄!瑞鶴に詰め寄るな!…ん?翔鶴の様子がおかしいぞ。真顔のままこっちを見ている。どうしたんだ?そう思った直後、机を叩く音が聞こえた。何だ!?
「…嘘、ですよね」
…………。
音の出処は涼月だった。そして涼月の一言で、騒がしかった会議室が一瞬で静かになった。それ程涼月の声は恐ろしかった。上手く言えないが、殺気?が込められているような…。
「嘘、ですよね。瑞鶴さんと提督が…」
「す、涼月?」
顔俯かせないで?それに、何か呟いてる。こわーい。怖いよぉ。お家帰りたい。実家に帰らせていただきます!したい。
「あれだけ提督にご迷惑をかけていたのに、何故ですか、瑞鶴さん?」
立ち上がって瑞鶴の方に向かって歩いていくぞ?何をする気だ?
「あぁ、分かりました。提督を脅したんですね?いつもみたいに」
まぁ、そう捉えられても仕方ない事をしてきたけど、違うんだ、涼月。
「そうです。きっとそうです。そうでなきゃ有り得ません。有り得ない。有り得ない。有り得ない。有り得ない…」
わーい、ハイライトさんが職務放棄してらぁ…何傍観してんだよ俺。説明しろ!
「涼月!」
「はい」
瑞鶴に向かうのをやめ、俺の顔を見てくれた。良かった。俺の言葉は届くみたいだ。
「よく聞いてくれ。俺は…瑞鶴の事が、好きだ!」
「…」
おぉん。瞳孔かっ広げてハイライトの消えた目で見ないで。怖いです。
「今まで、冷たく当たった。何度も突き放した。しかし、過ごしていく間に気付いたんだ。やっぱり、俺は瑞鶴の事が好きなんだと。だから…」
side 提督 out
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side 涼月
「やっぱり、俺は瑞鶴の事が好きなんだと。だから…」
「…そう、ですか」
貴方の言葉が私の鼓膜を震わせる。言葉の意味もわかる。けれど、私の頭はその言葉を理解するのを激しく拒んだ。
何故?
何故?
何故?
そればかりが頭の中をぐるぐると駆け回っていた。
…そんな悲しそうな顔をしないでください。貴方にその様な顔は似合いません。いつも笑顔でいるべきです。
…でも、嫌だな。
私の欲しかった
手に入らないのなら、
(…何を考えているのですか)
恩人である彼を壊すだなんて。頭を冷やしなさい、涼月。
(でも…)
壊してやりたい。
壊して、瑞鶴さんの喜んでる顔を絶望に歪ませてやりたい。
どう…しましょう…
side 涼月 out
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side 提督
─翔鶴・瑞鶴私室─
夜。
「それじゃ、ここに行くか」
「いいね、楽しみ♪」
会議室の出来事から数時間後。俺は瑞稀と静流の部屋に来ていた。
あの後、涼月はすぐに大人しくなり、それ以上何も言ってこなかった。しかし、
(あの顔…)
俺が瑞稀の事が好きだと言った直後、一瞬だけ歯を食いしばり顔を歪ませた。あの顔を見たのは、養成所の時以来だ。
(涼月…)
ここに来てから笑顔が増え、明るくなった。
(どうすればいいんだ)
考えろ。考えるんだ。
しかし、答えが出ない。
「…あんまり、無理しちゃダメだよ?」
考えていた事が顔に出てたのか、瑞稀がそっと、俺の手を握りしめてくれた。…何やってんだよ、俺。好きな女に心配かけて。
「…さて、静流に悪いから、部屋に戻るよ」
執務を終えた後、瑞稀に会いに部屋に行くと、俺の姿を見た静流が気を利かせてくれたのか、2人きりにしてくれた。それから2人で何処に出掛けるかスマホで調べていたら、時間が過ぎていた。
「…うん」
…寂しそうな顔するなって。
「…ぁ」
そっと頭を撫で、キスをした。暖かい。柔らかい。
「また明日。おやすみ」
「…おやすみなさい」
不貞腐れた顔をしながら、上目遣いで見てきた。
…押し倒したい。
…ダメだ。まだ、俺は甲斐性無しだ。もっと貯金しなければ。
必死に欲を抑えながら部屋を後にした。
オタグッズ買うの控えるか。でもなぁ。いや、ダメだ。我慢しろ。とりあえず、喉乾いたから食堂に行って水でも飲むか。
side 提督 out
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Another side
「いいなぁ…」
彼とあんなに密着出来て。
部屋に隠しておいた彩雲妖精達の視界を共有して様子を見ていたけど、キスだけで済んだ。もし、致し始めたら迷わずドアを破って乱入…いえ、ダメよ。今はまだ我慢。例え致したとしても、奪ってしまえばいい。だから、我慢よ。でも…
「…お姉ちゃん、寂しいなぁ」
あんまり寂しいと、襲っちゃうかもしれないわ♪
「うふっ♪」
…あら、どうしたの?妖精さん達。私の顔を見て、そんなに怯えて。
Another side out
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─
side 涼月
「…はっ!」
あれ、私は一体。それに、ここは…食堂?食堂内の電気は消えていて、台所のライトしか点灯していない。
「いつの間に…」
会議室で彼が瑞鶴さんに告白したと思ったら、ここに居た。あの時は昼だったのに、今は夜の様だ。何があったのか。何故ここに居るのか思い出そうとするも、思い出せない。
「…えっ!?」
そして、気付いた。右手に包丁を持っている事に。
(な、何で!?)
お料理をしていた、わけではなさそう。では、何故?とにかく仕舞いましょう。
(私は、どうかしてしまったのでしょうか?)
そう思った直後、食堂の出入口から足音が聴こえた。誰?顔を向けると、
「あれ、涼月?」
彼の声が聴こえた。
嗚呼、提督…提督…提督…。
気が付くと、彼は居なくなっていた。何処に?何処に行ったの!?
(奪われてしまう!)
何故かそう思った私は、仕舞った包丁を取り出し、彼を捜す事にした。
「提督は…この涼月が、必ず、お護りします♪」
side 涼月 out
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─
「ふぁ〜、原稿終わらねぇ。ちょっと食堂行って飲み物を…ん?あれ、涼月じゃん。包丁持って何処に…あっちって確か、提督の部屋がある方じゃ…秋雲さん、な〜んか嫌な予感を感じちゃったんですけど…ちょっと、様子見に行こっかな」
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─
side 提督
「…」
さっき食堂に行ったら、涼月と会った。それはいい。いいが、明らかに様子がおかしかった。食堂の部屋の電気を全て消して台所のライトだけを点けて立っていた。声をかけると、しっかり応答してくれた。
「…明日、話をしよう」
メンタルケアも立派な仕事だ。そうと決まればさっさと寝て頭をスッキリさせるぞ。電気を消そうとスイッチに手を伸ばそうとしたら、ドアがノックされた。
「誰だ〜?いい娘は寝る時間だぞ〜」
軽い調子で声をかける。こんな時間に来るという事は、何か相談したい事があって来たのかもしれない。だから、心的負担を和らげる目的で、わざとふざけた口調で声をかける。
『…夜分遅くにすみません。涼月です』
わーお。涼月でしたか。優しく接しよう。
「どうした?怖い夢でも見たのか?」
『…お話したい事がありまして…』
「…いいぞ」
鍵を開け、ドアチェーンを外して…ドアを引いて開け…
「」
急いで閉める。…何やってんの、俺。いやいやいや、話を聞いてくれ。室内からは引いて開けるタイプのドアなのよ。んで、引いて開けたら、涼月の顔が超どアップで目の前にあって、しかも瞳孔をこれでもかっ!ってくらいに広げたハイライトの消えた目が、涼月の顔が俺の視界いっぱいに広がったんだぞ?思わずドア閉じちゃうよ。ドッキリですか?思わずチビりそうになったよ。だからドッキリ大成功。はい、終了。もうドッキリしなくていいからな?
…よし、ドアを開けるぞ。ゆっくり引いて…
ガシッ
「ぬわぁああん!」
変な声出た!出ちゃった!でも仕方ないよね!?だって、ドアをほんの数センチ開けたら手が伸びてきて、俺の右腕掴んだんだもん!変な声の100や200出ちゃうよ!
「提督っ♪」
わーい、涼月ちゃんの声だぁ。しかも、とっても甘い声だぁ。いつも俺を追っかけてくる時に出す甘い声だァ!提督、ちょっとピンチかも!…落ち着け、落ち着くんだ。いざとなったら、アレをぶちかませばいい。そうだ。そうしよう。左手でドアをゆっくり開…
「なーぅ」
猫みたいな声出ちゃった!聞いてくれ!目と鼻の先にハイライトの消えた涼月の、真顔の涼月の顔があったのよ!もうね、すっごく怖いです!!
「て・い・と・く♪」
甘ァ〜い!甘い涼月ヴォイスぅ!エロいです!!
「うふふっ♪うふふふふふっ♪」
「はははは、あはははははっ」
一緒に笑っちゃった。人間、どうすればいいか分からなくなると笑うって聞いたけど、今よォく分かった。本当だった。体験出来て良かったね、俺。なんて言ってる場合じゃねぇ!この小説はギャグ小説だ!ホラー小説じゃない!
「なぁあああんだぁねぇ、涼月くううぅぅぅんんん?」
なら、ギャグ小説らしくふざけてやろうじゃねぇか!
「提督はァ…んふふっ♪涼月がぁ…お護りします♪」
とっても恍惚とした表情してらっしゃるよ。すっごく我○由乃さんだよ!ボク、ユッキーじゃないよ?早くデスゲームに戻って、どうぞ。
「えへへ、提督っ♪提督っ♪」
「」
きょうの、すずつきは、とっても、せっきょくてきですね。
…落ち着こう。そうだ、こういう時は、
「こんな所に居られるか!俺は、部屋に戻るぞッッッ!!!」
「ここが提督と涼月のお部屋ですよ♪」
そうでした。違う、俺の部屋であって、君と俺の部屋じゃないです。あぁ、もう仕方ない。アレやるか。
「ほら、こっち来い」
ドアを開け、涼月を部屋の中に入れる。
「うふふふふ♪提督♪」
…おいおい、包丁持ってるよ、この娘。何する気だったんだ?とりあえず、刺激しないように、俺は涼月の首に左手を回す。
「てっ、提督?」
戸惑ってらっしゃる。それもそうか。こんな事、されるの初めてなんだし。
「…涼月、包丁を置いてくれ。でないと、お前を抱き締められない」
「て、ててて提督!?」
お顔真っ赤にしてる。ごめんよ。涼月。今だけはいい夢見させてやる。
「わ、分かりました!」
うんうん。素直…って、オイ!包丁投げるな!俺は置けって言ったぞって、あああああ!!!ディー○ストライカーに直撃したあああああ!!!秋雲と2人で作って3ヶ月かかった力作なんだぞ!!クソァ!!
「…掴んでる手を、離せ」
もう許さん。許さんぞー!
「はい♪」
掴んでいた俺の右手を離してくれた。これで、出来る。
自由になった右手を、涼月の股に伸ばす。
「嗚呼…涼月は、ついに、オンナになれるんですね…」
「涼月」
うっとりしてる所悪いけど、これから君は、
「はいっ♪」
「この一撃は、死ぬほど痛いぞ?」
「…えっ?」
ノーザンライトボムを受けてもらう。
涼月を持ち上げ、彼女の頭を地面に向ける。
「なっ、こ、これはっ!?」
瑞鶴に喰らった時の事を思い出したのか、顔が恐怖に歪む。暴れようとしたが、もう遅い。
「墜ちろオオオオォォォ!!!」
「ぐべらっ!?」
全力で床に涼月の頭を叩き付けた。
この後、秋雲がやって来た。どうやら包丁を持って俺の部屋に向かう涼月を見たらしく、こっそり様子を見に来てくれたらしい。余談だが、この時の出来事を涼月は覚えていなかったそうだ。
「…どうなっているんだ?」
わけがわからないよ。涼月の事は大事だ。大事だが、
「俺の…ディー○ストライカー…」
大破したディー○ストライカーを見て、落ち込んだ。やっと発売されて狂喜乱舞したんだぞ。それが、こんな…こんなのって、あんまりだよ…
「提督…」
秋雲が優しく、俺の肩に手を置いた。慰めてくれるのか?って、待て。その脇に抱えている物は何だ?
「次は、ネオジ○ング作ろう!」
「やだよっ!」
ディー○ストライカーとはデカさが違う!んなもん、いつ完成するか分からんぞ!?
「ダイジョーブ!今度は由良さんも手伝ってくれるから!ユ○コーン見せたら、どハマりしてくれた」
「マジか!?」
それなら予想より早く完成させられる!
ちなみに、更に余談だがネオジ○ング作ってたら、案の定執務が疎かになって足柄がマジギレしてヘッドロックかまされました。
side 提督 out
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Another side
「いいなぁ」
ノーザンライトボムの為とはいえ、お股を触ってもらえるなんて。
「…私も、何かやらかして喰らおうかしら?」
…ダメよ。そんな事したら、彼の心が私に向かなくなってしまう。
「…あはっ♪」
最後に笑えればいい。それまでは我慢よ。
「…次のお休みまで、あと少し」
彼におねだりして、スマホを一緒に買いに行く日が待ち遠しい。
Another side out
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─執務室─
「…」
涼月にノーザンライトボムをぶちかまして約1週間後。あれから涼月はいつものゾンビに戻り、鎮守府を賑わせている。
あの日、俺の部屋に来た時の出来事を全く覚えていなかったらしく、夕張に相談し色々調べてもらった結果、夢遊病の様に一時的に意識を失ったまま本能に従い行動したのでは?という結論に至った。
「あーもう!提督さん、涼月に特別な彗星ラリアット喰らわせてくる!」
「…頼んだ」
秘書官の瑞鶴が勢いよく執務室を出て行き、静かになる。
(…翔鶴も最近様子がおかしい気がする)
瑞鶴と改めて付き合うことを宣言してから、以前より笑わなくなった。でも、俺が声をかけると凄く嬉しそうに笑ってくれる。
<由良!援軍よ!
<助かります、瑞鶴さん
<瑞鶴いい?行くわよ?
<全機爆装、甲板上待機。…突撃!!!
「…」
外から
(もう少しだけ、様子を見るか)
涼月もそうだが、翔鶴も様子がおかしくなった。よく見ておこう。
そういや、涼月と翔鶴は、俺と2人でどこかに出かけた事無かったな。メンタルケアも兼ねて、どっか連れてってみるか。
<うふっ♪うふふふふ♪
<き、効いていない!?
<落ち着いて、瑞鶴さん
<1度で駄目なら、何度も喰らわせるのよ、瑞鶴
「…しぶとさはゾンビ以上だな」
明らかに駆逐艦を遥かに超える耐久力を持つ涼月。今度、ステータスを小嶋提督の所で調べてもらうか。そうそう、昨日小嶋提督からココの規模を拡大する件について説明してもいいと連絡が来た。いつ皆に知らせようか悩んでいると、ドアが開いた。ノックしなさい。
「おーい、提督」
「…ノックをしなさい」
基本的なマナーだぞ、摩耶。…あれ、手に封筒持ってる。
「大本営から書類届いたぞ?」
…え、まさか?恐る恐る受け取り、封を開ける。そこには…
「…ははっ」
そのまさか、だった。
「書類見て、何笑ってんだよ。そんなに面白い事書かれてるのか?」
面白いかは分からんが、少なくとも嬉しい、かな。
「ウチに新しく艦娘が来るんだ」
「へぇ〜…はぁ!?」
摩耶の驚く顔、久々に見たな。
「初耳だぞ!?説明してくれ!」
「ちゃんと説明する。会議室の準備頼む」
「…あいよ」
さて、忙しくなるな。書類を封筒に仕舞いながら俺はそう思った。その書類には、
【○月×日を以て、舞鶴鎮守府より第603鎮守府に、初春型駆逐艦四番艦初霜及び、阿賀野型軽巡洋艦三番艦矢矧を異動させる】
こう書かれていた。
side 提督 out
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─
次回予告
新しく来た娘達、なんだか真面目ねぇ。…あーハイハイ分かってるわ。規律が緩い?確かに。でも、緩む時は緩むべきよ?それに、常に緩みっぱなしって訳じゃないわ?…さてと。そろそろ歓迎会が始まるわ。私のカツを沢山ご馳走してあげる。楽しみにしててね?
第16話・染めるな、危険
「初霜逃げてー!超逃げてー!!」