第35話・暴走!デンジャラス・ラブ・ゾンビ!
side 提督
─執務室─
夜。
「よし、終わり」
千歳さんが着任して数十分後。黙々と書類を捌き、最後の1枚を書き終え、承認のハンコを押した。これでよし。
「お疲れ様」
秘書艦の足柄が声をかけてくれた。
千歳さんを部屋に案内した後、足柄は執務室に戻って来てくれた。
「さて、皆には悪いが、会議室に集まるよう放送する」
一人増えた事を知らせないといけないからな。マイクを取り、スイッチを入れた。
「こちら、提督だ。突然だが、全員会議室に集まってくれ。繰り返す──」
…よし。放送を終え、マイクを切る。
「足柄、千歳さんを呼んできてくれ」
「分かりました」
足柄に頼み、千歳さんの所へ向かわせた。
…どう説明しようかな。とにかく、会議室に行きながら考えよう。千歳さんのプロフィール等が書かれた書類を封筒に入れ、会議室に向かった。
…………。
─会議室─
俺が会議室に入り、どう説明するか考えていると、此処に所属する艦娘達が続々と入室して来た。人数が増えたから、椅子と机が足りない。それに、少し狭い。皆には悪いが、椅子と机を会議室の隅にどかし、立って聞いてもらう事にした。
後で家具職人妖精さんに頼んで、会議室や他の部屋を拡張、もしくは増築してもらおう。あと、机や椅子も増やそう。大本営に発注しないといけないな。
(少し前までは、ガラガラだったのにな)
今では新たに着任した千歳さんを含めて艦娘は22人。未だ、規模が拡大された実感が湧かない。おっと、全員揃ったみたいだな。
千歳さんは俺の隣に立たせている。それを見た娘達は、足柄と瑞鶴、翔鶴以外は驚き、俺と千歳さんの顔を交互に見ている。
「さて、全員揃ったな。色々説明しなければならない事があり、こうして皆に集まってもらった。突然招集をかけて、すまない」
そう言って、俺は説明を始めた。
休暇中の筈なのに、何故、俺と瑞鶴、翔鶴がここに居るのか。
千歳さんの事について。
勿論、俺の伯母である事等、一部はぼかした。正直に話したら、色々混乱するかもしれない。
一通り説明をすると、それまでざわめいていたが、納得したのか皆、落ち着きを取り戻した。
「さて、何か質問はあるか?あるなら、挙手をしてくれ」
全員の顔を見渡しながら聞いた。しかし、誰も手を挙げながった。
「…無いようなら、これで説明を終わりにする。もし、後で聞きたい事が出来たなら、俺の所に来てくれ。貴重な時間を奪ってすまなかった」
俺がそう言うと、皆、会議室から出て行った。会議室に居るのは俺と千歳さん、瑞鶴と翔鶴の4人だけになった。
「色々迷惑かけて、ごめんなさい」
千歳さんが謝罪してきた。
「いえ、大丈夫ですよ。気にしないでください」
本音は少し自重して欲しかった。けど、そんな事を言う勇気は無かった。
「もう、敬語なんて使わないでください。タメ口でいいんですよ?」
「そう言われましても…」
外見年齢は俺とほぼ同じだが、俺よりも歳上なんだ。タメ口を利くのはマズい気がする。けど、本人がこう言っているんだ。あまり畏まると、心を傷付ける恐れがある。それに、必要以上に怖がるのをやめよう。
「…本当に、いいんですか?」
一応、確認を取る。俺の真剣な表情を見て、千歳さんは微笑みながら言った。
「えぇ、勿論よ♪」
「…分かった。これでいいか?」
「はい♪」
嬉しそうに笑っている。その笑顔は、先程執務室で見せたものとは違い、純粋な笑顔だった。
「ところで、彼女達は…」
「ん?あぁ…」
千歳さんは瑞鶴と翔鶴に視線を向け、そう言った。まだ、説明していなかったな。
「彼女達は、翔鶴と瑞鶴だ」
俺は目で自己紹介をするよう、促した。
「ご紹介預かりました、翔鶴型航空母艦一番艦、翔鶴と申します」
「同じく二番艦、瑞鶴です」
翔鶴はお淑やかに微笑みながら。瑞鶴は少し警戒する様な顔で自己紹介をした。
「改めまして。千歳型航空母艦一番艦、千歳です。軽空母ですが、頑張ります」
「さて、いい時間だから、そろそろ食堂へ行こうか」
時刻は19:20。昼を摂らず、バイクを走らせたから、空腹だ。俺達が来たから、人数分無いかもしれんが、その時は俺がカップ麺でも食べて我慢しよう。
「…あ、提督、お話したい事があります。少しだけお時間頂けないでしょうか?」
「ん?あー…いいぞ」
夕飯を食べてからでも良かったが、今聞く事にした。
「瑞鶴、翔鶴、先に行ってくれ」
2人にお願いをした。渋々といった様子だが、言うことを聞いてくれた。
瑞鶴と翔鶴が会議室から出ると、室内は静寂に包まれた。
「…それで、何を話すんだ?」
千歳さんの目を見て尋ねた。
「ねぇ、渡良瀬少佐…いいえ、準。単刀直入に聞くわ」
先程までの穏やかな雰囲気から一変。千歳さんは真剣な表情で俺を見つめてきた。
「な、なんでしょう?」
思わず敬語になる。何?何を聞きたいの?もしかして、瑞鶴と翔鶴の2人と付き合っているの?、とか聞かれるのか?
「さっきの翔鶴と瑞鶴って娘達と付き合っているの?」
わぁお、予想が当たった。でも何で分かったの?瑞鶴達の顔から判断したの?
「あなたと、あの娘達の顔を見て分かったわ」
はい、再び予想が当たりました。
「…そうです。2人と付き合う事にしました。重婚するつもりです」
正直に答える。すると、
「へぇ、そうなの」
「ッ!?」
千歳さんは目を細め、俺を見てきた。少し、怖い。
「二つ、聞きたい事があるの。一つは、条件付きだけど重婚が合法になった世の中だけど、色々大変よ。覚悟は出来ているの?」
「…出来ています」
条件付きだが、重婚が合法的になっているが、それでも世間から理解は完全にされていない。冷たい目を向けられるかもしれない。それでも、俺は2人を愛すると決めた。
「…うん。嘘は言っていないみたいね」
俺の答えを聞くと、満足そうな顔で頷いた。
「二つ目だけど、翔鶴と瑞鶴って娘以外にも、顔や目付きで分かったんだけど、あなたに好意を寄せている娘が居るみたい。その娘達はどうするの?」
「……」
そう。千歳さんが言った通りだ。瑞鶴と翔鶴と付き合い、重婚すると決めた。それなら、私とも重婚して欲しいと言ってくるかもしれない。それについて俺は未だ答えを出せていない。
「残された方は辛いわよ?」
うん。説得力ハンパない。
けれど、どうすればいいか分からない。
責任を取って全員と重婚するべきなんだろうけど、心の何処かでそんな事していいのか?と問いかけてくる自分が居る。
「…私から聞いておいてなんだけど、考えるのは一旦後にして、食堂に向かいましょう?」
「…そう、だな」
あまりここに居ると、皆に心配をかけてしまうかもしれない。一先ず、俺達は食堂へ向かう事にした。
…しっかり考えて、瑞稀と静流と話し合って決めないといけないな。
───────
「……」
提督が、重婚?瑞鶴さんと翔鶴さんの2人と、重婚するつもり?
ズルい。ズルい。ズルい。
何で、私は選ばれなかったの?
「…提督と、お話、しましょう」
───────
…………。
─提督私室─
「それじゃ、おやすみ、準」
「おやすみなさい、準」
「おう、おやすみ」
消灯時間が迫ってきた為、瑞稀と静流と他愛ない雑談をしていたが切り上げ、部屋に帰らせた。未だ、皆には重婚する事を視野に入れた付き合いを始めた事は説明していない。
2人を見送り、部屋には俺1人になった。
「……」
電気を点けたまま布団の上に寝転ぶ。余談だが、夕飯はギリギリだが足りた。あと、千歳さんと此処に所属する艦娘達を改めて互いに自己紹介をさせて、顔と名前を一致させた。
「どうすりゃいいんだ?」
重婚について考える。
誠実に生きろ。爺ちゃんからそう言われ育てられた。
誠実。私利私欲をまじえず、真心をもって人や物事に対すること。辞書に書かれている意味を頭の中で反芻する。
(誰かと誠実に付き合う=付き合った人の事を大切に想い、嘘を吐いたり裏切ったりせず、接する)
一度、俺は瑞稀を裏切り、見捨てた。この時点で誠実じゃない。
(普通は付き合うなら、一人だけ。複数の異性と関係を持たず、一人の異性だけを生涯愛するもの)
しかし、条件付きだが、重婚が出来る。だから、瑞稀と静流の2人と付き合い、重婚する事を決めた。
はい、不誠実。
(最低な男じゃねーか)
瑞稀は重婚してもいいと言ってくれたが、本音は嫌だと言っていた。瑞稀の厚意により、許された。不誠実。
「…はぁ」
もう、ダメダメじゃねーか。
「…爺ちゃんに相談してみるか」
本当は直接、面と向かって相談したかったが、そう簡単に実家には行けないので、電話する事にした。今度会った時、「不誠実な事をしやがって!」と言いながら、ぶっ飛ばされるだろうな。
充電器に繋いであるスマホを手に取り、電話をかけようとした時だった。部屋のドアがノックされた。
「誰だ〜?」
緩い声で返事をする。
『夜分遅く大変失礼致します。涼月です』
「涼月?」
ふざけた雰囲気の無い、どこか覚悟を決めたような真剣な声だ。
時刻は21;35。消灯時間まで、30分を切っている。以前もこんな時間に部屋へ来たっけ。包丁。ディー○ストライカー。破壊。うっ、頭が…
(ふざけていないで、入室させよう)
とても真剣な声だ。きっと、変なことは起きないだろう。俺は鍵を開け、ドアを開いた。そこには、瞳孔を限界まで見開いてこちらを覗く涼月…ではなく、今にも泣き出しそうな顔をした、白いパジャマを着た涼月が立っていた。
「…部屋に入ってくれ」
俺が促すと、無言で頷いて入室してきた。入室したのを確認し、ドアを閉める。
「…どうした?」
座布団を敷き、涼月を座らせて優しく声をかける。
「…どうしてもお聞きしたいことがありまして、参りました」
正座をして、俺の目を真っ直ぐ見つめながら涼月はそう言った。
「それで、聞きたい事ってなんだ?」
俺も座布団を敷いて正座をし、涼月の目を見て尋ねた。
「…提督は…瑞鶴さんと翔鶴さんのお二人と、重婚されるおつもりなのでしょうか?」
「ッ!?」
何故それを知っている!?まだ、話していないぞ?
疑問に思っていると、涼月は説明してくれた。会議室から出たあと、廊下からこっそり千歳さんと俺の会話を盗み聞きしたと。
「盗み聞きをした事は謝罪致します。厳罰を与えてくださっても構いません。ですが。ですが!これだけは教えてください!提督は、本当に重婚されるおつもりなのでしょうか!?」
「…そうだ」
正直に答えた。
盗み聞きされた事は驚いたが、罰を与える気は無い。
「…ズルいです」
「…」
「私とも、重婚して頂けませんか?」
俯いたまま、絞り出す様な声で涼月は言った。
俺は…
─【正規ルート】─
「…何故、俺と重婚がしたいんだ?」
質問を質問で返すなんて失礼だが、問いかけた。すると、涼月は俯いていた顔を上げた。
(泣いている…)
涼月は大粒の涙を零し、悲しそうな顔をしていた。
「それは、提督。あなたのことが、好き…いいえ、心の底から愛しているからです」
「……」
「切っ掛けは、養成所で私に声をかけ、励ましてくれた時でした。最初は、警戒していました。優しく接するフリをして、最後に突き放す。そう思っていました」
「続けてくれ」
「…ですが、提督、あなたと共に過ごしていくうちに、それは間違いだと気付きました。どんなに失敗しても、決して罵らず、馬鹿にせず、優しく、時に厳しく言葉をかけてくれました」
あー、あの時の事か。確かに、俺は罵ったり馬鹿にしたりしなかった。俺と浦樹以外の提督はそうでもなかったけど。というか、指示通り動けないからってすぐ怒鳴るのはどうなんだ?何度も同じミスを繰り返すとかなら話は別だけど。
軍人たるものミスは許されない。だから厳しくする。その考えは分かる。分かるが、必要以上に怒鳴ったりすると、萎縮して出来ることが出来なくなる恐れもある。だから、俺はなるべく艦娘の娘達には怒鳴らないようにした。お陰で、教官役として来ていた現役提督達に「甘い」と怒られたが。
「それがきっかけで、あなたを目で追うようになりました。目が合うと、優しく微笑んでくれました。好きになりました。
そう言うと、涼月は俺の事を好きになったきっかけを話してくれた。
俺はただ、普通に接しただけなんだがなぁ。ここまで好かれるとは思わなかった。
「…という理由で、提督。あなたの事が好きになりました」
「…ありがとう」
ここまで想われるとは。少し、自分の考え方や接し方を変えようかな。
「なぁ、涼月」
「はい、何でしょうか?」
「これから、最低なことを言うぞ」
罵られる、ぶたれる、呆れられる。そして、異動されてしまうかもしれない。それらを覚悟して、俺の思っている事を言うことにした。
「何でしょうか?」
「俺は、瑞稀…瑞鶴の事が好きだ」
…涼月、そんな顔をしないでくれ。頼む、最後まで聞いてくれ。
「…そして、翔鶴の事も好きだ」
手で顔を覆ってしまった。身体も震えている。それもそうだ。覚悟を決めて告白したのに、こんな事を言われれば。けどな、まだ続きがあるんだ。
「…だが」
一旦、ここて言葉を区切る。すると、涼月は顔を覆っていた手を離し、ゆっくりと顔を上げた。
「…だがな、迷っているんだ」
「迷って…いる?」
「そうだ。瑞鶴と翔鶴以外の、俺に好意を向けてくれている娘達と、責任を取って付き合うか否か」
「……」
目を真っ赤にし、震えながらこちらを見ている。
俺は構わず、思った事を言葉にした。
「だから、俺は…」
「付き合ってください!」
「うおっ!?」
どうすればいいか悩んでいる。そういう前に、涼月は大声で叫んだ。かなり大きな声だから、驚いて変な声出ちゃった。
「
「涼月…」
「本音を言えば、重婚は嫌です。私だけを見てほしい。私だけを愛してほしい。でも、あなたの傍に居られなくなる方が、もっと嫌です!それならば、重婚をして、あなたのお傍に居たいです!」
「そう、か。でも、本当にいいのか?こんな不誠実な男と…」
「あなたは、不誠実な人ではありません!」
「ッ!」
再び大声で叫ばれた。誠実か?客観的に見れば、優柔不断で好意を向けてくれる娘達を悲しませたくないから、重婚しようぜ!って誘ってる屑だよ?そう思っていると、
「あなたは、誠実な人です。不誠実なら、こんな事話さず重婚をしてくれ、とだけ言う筈です」
「……」
「あなたはよく考え、悩み、そして私に話してくれたのではないのでしょうか?」
そうだ。今も悩んでいる。
「充分、誠実ですよ。真剣に私を、私達を想ってくれています」
「涼月…」
「あまり、難しく考える必要は、無いのでは?」
「うーん…」
瑞稀にも言われたが、そんな簡単に考えていいのだろうか?
「誠実でありたいのなら、責任を取って好意を寄せる方達全員を娶ってください」
「いや、でも…」
確かに。誠実さを見せるなら、俺の事を好いてくれている娘達全員と重婚して、全員平等に愛するべきなんだろうけど…。
「お…おち…陰○付いているのでしょう!?」
「女の子が大声でそんなこと言っちゃいけません!」
顔真っ赤にしてお目目はグルグル状態。そんなになってまで言うんじゃありません。
「と、ともかく、殿方ならば、例え妾が10人20人居ようが、全員支えてやれる位の気概を持ってください!」
「そんなに囲む気無いよ!?」
というか、俺のこと好きな奴って、そんなに居るの?居ないよね?居ないと言って!
「例え話です!その覚悟はありますか?」
あ、例え話だったのね。よかった。
覚悟…か…
「…少しだけ、時間が欲しい」
今すぐ答えるべきだとは分かっている。しかし、俺は決断できなかった。
「…分かりました。待ちます」
「…ありがとう」
本当は今すぐここで答えを出して欲しいのだろう。けれど、涼月はそれを我慢してくれた。こんなにもいい娘を待たせるわけにはいかない。なるべく早く答えを出そう。
「長々とお話してしまい、申し訳ございません」
「気にしないでくれ。それよりも、俺の話に付き合ってくれて、ありがとう」
「ふふっ、どういたしまして♪」
可愛らしい、とてもいい笑顔だ。
「さて、そろそろいい時間だから、部屋に戻って休んでくれ」
「はい♪」
涼月が立った。俺も立…とうとしたが、足が痺れてうまく立てない。やべっ、バランス崩した!
「うおっ!?」
「きゃあっ!?」
しまった、涼月の足に倒れ込んで、押し倒してしまった。やべぇ、やっちまっ…た…あ、涼月の下の方のパジャマ、指が引っかかって少しだけ下ろしてしまった。そのせいで、眩しい太股と、黒の逆三角形をした布が見えちゃっています。マズいですよこれ。事案ですよ。
「…あはっ♪」
涼月さん、嬉しそうな声と顔しないでください。
急いで離れようとしたが、足が痺れてうまく動けない。というか、
「あの、涼月さん、蟹挟みしないでください」
身動き取れないんですが。あと、艦娘の装束に一瞬で着替えないでください。今は就寝時間ですよ?ほら、パジャマに着替えて?艦娘の装束だと、私服の時より艦娘の力を出しやすいからって、着替えないでください。艤装格納の応用で着替えないでください。そんな器用な事、今はしなくていいです。だからその危ない目付きをやめてくださ…
「提督を絞め落として涼月の脱ぎたて白タイツと白インナーで手足を縛って拉致ってう"あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙ッ゙ッ゙ッ゙!!!」
「やめろォ!?」
目付き!さっきまでの穏やかな目付きは何処行った!?いつものデンジャラス・ラブ・ゾンビの目付きになっているよ!
「うふふふ♪」
「やめろ、離せ、近寄るなァ!」
このままだと、ゾンビに喰われる!
それから、俺は涼月から滅茶苦茶貞操を守った。
side 提督 out
───────
────
─
次回予告
皆に私と静流姉のこと、話すんだね、準。大丈夫だよ。何があっても、私は準の味方よ?だから、落ち着いて。
第36話・ブレーキの壊れた恋する乙女
「榛名、全力で犯します!」
※本編の書き溜めが無くなったので、暫く番外編(涼月の過去編)を投稿します。
瑞雲祭り、行きたかった…