漆黒の英雄譚   作:四季 春夏

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すみません。アイテムテキストのみです。
次回の話が全然書けないのでやる気を出すために書きました。
どうか温かい目で見てくださると助かります。



★?無関係?★ アイテムテキスト3

 

等価交換の箱

 謎の箱。何の飾りもされていない箱。

エリュエンティウから奪い去られたものであった。

仮面の悪魔の真の目的。それを叶えるために必要だという。

かつては世界一つに匹敵したという。

 

 

死神の大剣

 スルシャーナの武器。処刑人が持つ剣に形状が似ている。

かつて多くの亜人を斬り、人類の国をを守ったとされる。

第一の従者、彼女だけが死の神の本心と慈愛を知っていたという。

一人の戦友が目覚める、その時までは。

 

 

 

 

 

黄金の兜

 かつて『黄金の英雄』と呼ばれたヨトゥンの兜。

百獣の王を模した造形がなされている。

兜に描かれた獅子はまるで世界を睨んでいるように見える。

破滅と化した時、かつての祝福は失われそれは呪いとなった。

 

 

 

黄金の鎧

 かつて『黄金の英雄』と呼ばれたヨトゥンの鎧。

百獣の王を模した造形がなされている。

愛するものを得た時、彼は人となった。だがそれを奪われた時、彼は人を捨てた。

破滅と化した時、かつての祝福は失われそれは呪いとなった。

 

 

 

黄金の手甲

 かつて『黄金の英雄』と呼ばれたヨトゥンの手甲。

百獣の王を模した造形がなされている。

愛するものを同時に失った時、自らを祀るものたちを手にかけたという。

破滅と化した時、かつての祝福は失われそれは呪いとなった。

 

 

 

黄金の足甲

 かつて『黄金の英雄』と呼ばれたヨトゥンの手甲。

百獣の王を模した造形がなされている。

最後の戦い、その戦いで敗れ二度と立ち上がることはなかったという。

破滅と化した時、かつての祝福は失われそれは呪いとなった。

 

 

 

 

赤化した耳飾り

 『傲慢』の赤い耳飾り。その色の正体は全身に浴びた血肉である。

よく殴り、よく笑う。傲慢の心が震える度に共に揺れたという。

その正体は神を模した人形、即ち最古の人間であったという。

 

 

赤化した衣服

 『傲慢』の赤い衣服。その色の正体は全身に浴びた血肉である。

何層にも重なった血肉は鱗となり、やがて鎧となった。

最初はただの布だったという。

 

 

赤化した腕輪

 『傲慢』の赤い腕輪。その色の正体は全身に浴びた血肉である。

あらゆるものを殴り続けた結果、その拳は竜すら屠ったという。

あらゆる血を浴び、世界の呪いをその身に受けたという。

 

 

赤化した足環

 『傲慢』の赤い足環。その色の正体は全身に浴びた血肉である。

『傲慢』が大地に足をつけた時、恐怖と共にそれは広がったという。

かつてはとある聖騎士にすら勝利したという。

 

 

色褪せた銀の腕

 『傲慢』が常に持ち歩く誰かの右腕。

それは手甲も部分と共に残っている。

よく見ると僅かに銀色に輝いているように思える。

 

 

 

白い仮面

 『色欲』が被る仮面。

ただ一人の忠誠を誓う主から授かった仮面。

この仮面は顔を隠すためのものではない。

つまり忠誠の証であったのだ。

 

 

歪んだ仮面

 『怠惰』が被る仮面。

自らが主と仰ぐ者から授かった仮面。

自らの本心を隠すためにこれを被ったという。

いつか来る支配のために。

 

 

 

 

彼女の指輪

 海上都市の彼女が身に着ける指輪。

左手の薬指にはめられており、そこからこの指輪が如何に大事であるか分かる。

彼女には想い人がいた。だが自らの真実を話すには彼女はあまりに臆病であった。

ゆえに真実は語られず、想い人である男は孤独のまま支配者となった。

 

 

彼女の首飾り

 海上都市の彼女が身に着ける首飾り。

彼女の瞳の色と同じ"エメラルド"で作られた首飾り。

彼女は手に入れたかった。過去でも未来でもなく永遠を。

ゆえに彼女は待ち人を待つのだ。永遠の想いと共に。

 

 

彼女の髪飾り

 海上都市の彼女が身に着ける髪飾り。

かつて彼女は血の繋がらぬ三人の娘を作った。

その中の白き娘には『盾』になるよう役目を与えたという。

そして想い人の息子に、かつての姿を取らせ願いを託したという。

 

 

彼女の耳飾り

 海上都市の彼女が身に着ける耳飾り。

彼女の瞳の色と同じ"エメラルド"で作られた耳飾り。

かつて英雄の一人が想い人と同種であることを知った時、

彼女はただ一度だけ手を差し伸べたという。かつての永遠を思い出したゆえに。

 

 

 

ブレインの刀

 ブレインが持つ刀。

よく手入れされている武器。折れてしまったが刃こぼれはしなかった。

それは持ち主の心を写した結果ゆえだろう。

だが彼は知っている。もう二度と自らが折れぬことを。

 

 

エルヤーの刀

 エルヤーが持つ刀。

よく切れて良い武器。ただし持ち主までもが良いとは限らない。

至高とは程遠く、それを持ち主は知らない。

世界を知らぬ者に世界は斬れぬのだ。

 

 

 


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