東方神聖魔   作:東来

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すみません、新スペカの紹介が遅れました。

束縛『レイジング・グレイプニル』

   自分の腕から5本の鎖を出し、敵を縛り、行動を制限する。鎖の先は小さな剣の形をしてい
   るので、攻撃にも使うことができる。
   意味は、『狂気を貪り食うもの』悪や邪が大きければ大きいほど強度が強くなる。

これで想雅のスペカが7枚。結構増えましたねぇ。

感想ありがとうございます。
では、ごゆっくり。




白銀の春

魔理沙のおかげ?でやる気を出してくれた霊夢だが、身支度を終わったと同時に神社から飛び出し、魔理沙と想雅から行方を眩ませた。

 

「まったく、そんなに怒らなくても」

 

「そりゃぁ、怒るだろ。いきなり、こしょぐられたんだからな」

 

流石の俺でも怒ることは怒る。なんか最近、俺がヘタレ疑惑という記事が文々。新聞に書いてあった。文を見つけた時には、もうピチュらせましたよ。さすがに一方的じゃない。ちゃんと本人の了承を受けてやったことだ。え?その行動がヘタレがやる事だって?何言っているんデスカ、ミナサン。オレハケッシテヘタレナンカジャアリマセンヨ……せめて優しいと言ってくださいよ、ハハハ……

 

「どうした、想雅。顔色が悪いぞ。風邪でもひいたのか?」

 

「イイヤ、問題ナイ」

 

魔理沙は、「体は大事にしろよ」と呟き、2人は神社を後にした。

空中移動している時はなぜかおかしい感じがする。人間なんて飛べる生き物ではないはずなのだからだ。今、俺が飛んでいるというのは、人間をやめましたという事なのかと思っている。幻想郷に住んでいる皆さんは、「飛べない方がおかしい」と言っていた。実際何が正しいのか、何が間違っているのかが、分からない。

 

「想雅、何考えているんだぜ?」

 

「ん?あぁ、なんで人は飛べるのだろうと考えていた」

 

「何故って、飛べない人間の方がおかしいと思うぜ。外の奴らみたいに」

 

「解せぬ……」

 

想雅が魔理沙とそんなことを話していると、目の前に一人の女性がいた。

瞳の色は紫、薄紫のショートボブに白いターバンのようなものを巻き、ゆったりとした服装をしている。 下はロングスカートにエプロンらしきものを着用。また首には白いマフラーを巻いている。

左胸あたりに首から腰までの白いラインが走っており、そこに銀を表す錬金術記号の一つに似た、四方向に矢印がついた槍のようなブローチをつけている。

しかし、その女性は戦闘意識を持っていないのか、そこら辺をふわふわ浮遊してた。そして、2人の耳に、今回の異変の原因かもしてないという言葉が聞こえてきた。

 

「くろまく~」

 

その言葉を聞いた魔理沙は、その女性に向け弾幕を放った。

 

「今日もすごく気分がいいn……って!?」

 

女性は、魔理沙が放った弾幕に気付き、横に避けた。

 

「チッ、惜しい」

 

「ねぇ!?あなたたちッ!いきなり何しているのよッ!」

 

え?それ俺も入っているのか?

 

「問答無用だぜ。想雅、迎撃準備に入るッ!」

 

「ちょ、ちょ、ちょいッ!待てぇぇぇぇぇいッ!」

 

魔理沙が、ミニ八卦炉からマスパを撃とうとしているところを、想雅は無理やりミニ八卦炉を、魔理沙の手から奪い取った。そして、魔力が十分に蓄えられていないプラス、いきなり魔力が途切れたためミニ八卦炉から、多大な魔力、つまり未完成マスタースパークが発射され、想雅はその衝撃で地面までマッハな速さで2人の視界から消えていった。

 

「クッソ、おい妖怪ッ!お前のせいで想雅が地面まで落下して行っただろッ!」

 

「ねぇッ!?何で私のせいになるのッ!?元はといえば、あなたのせいでしょッ!?」

 

「ここで、お前を倒したいのは山々だが、今、ミニ八卦炉が無い状態だとお前を倒すことができないから、今回は見逃してやる」

 

「何で、そう上から目線なの、あなたはッ!?」

 

魔理沙と、薄紫の髪の女性は、数分間言い争った。その頃、想雅は自分の体を『魔』の力によって強化していたため、どこにも傷はつかないまま、落下の衝撃であいたクレータの中で倒れこんでいた。

 

「体中、いてぇなぁ……」

 

想雅は1人森の中で傷は無いが、衝撃の痛みに悩みながら、魔理沙が来るのを待った。

 

 

 

 

-----○●○-----

 

 

 

 

想雅が地面に落下して、数分後。魔理沙が救出に来たが、想雅は寒い気候の中1人だけほったらかされた為、少し風邪をひいてしまった。

 

「くしゅんっ、うぅ、寒~……」

 

今は、ミニ八卦炉のおかげで、そこらへんにあった木の棒を薪にして、体を暖めていた。思えばよく生きていたな。あの高さからなら死ぬだけでは物足りず、内臓やら眼球やらが飛び出そうな勢いだった。ましてや、肉片が飛び散りそうな勢いでもあった。ミニ八卦炉……恐ろしい子ッ!あと、『魔』の力……ありがとうッ!

 

「なぁ、魔理沙。お前のミニ八卦炉、凄く便利だな。レーザー撃ったり、火をおこしたりと……」

 

「あぁ、凄く便利だぜ。こいつで山1つ、焼き払えるからな。あと、シチューを作るときも凄く役立っているぜ」

 

山1つ焼き払うとか、大量殺戮兵器かよッ!?しかも、シチューを煮込むことができる火力まで便利だなぁ。

俺なんか、外の世界で買ってきたオーブンやら炊飯器やら、言霊使って、電力要らずの便利アイテムにしたしなぁ、そんな変わらんか?いや、山なんか焼き払えん。それ以上の火力になるとボーンだ。

 

「しかし、そんな物よく持っていたな」

 

「香霖に貰ったんだ」

 

香霖っていう人から貰ったのか……よくそんな物貰えたな。

 

「そうそう、あと頼んで、ミニ八卦炉を緋々色金製にしてくれたんだぜ」

 

「おまっ、緋々色金って……」

 

なんだかんだで、凄いマジックアイテムだな。

 

「ちょっと、スープでも作るから、少しここから離れるぜ」

 

魔理沙は立ち上がると、箒を置いて森の中へと消えていった。

想雅は暇になったのか、ふと空を見上げた。

相変わらず白い雲に覆われた空、その雲から大粒の雪がしんしんと降ってくるのが見えた。そういえば、あの薄紫の髪の女性はどうなったのだろうか。魔理沙と弾幕ごっこをしたのか、それとも、どこかに行ったのか、魔理沙の服装が乱れていないのを見て、たぶん戦闘にはなっていないだろうと想雅は感じた。

魔理沙が森の中に消えてから数分が経とうとしていた。雪の勢いは先ほどより量を増し、薪についた火も消えそうな勢いだった。想雅は体を丸くして、寒さをしのいでいた。

 

「魔理沙……遅いな……」

 

さすがの想雅さえもこの寒さには耐えられなかった。手がかじかみ、自分の息で手を温めていた。

そして、火が消えるという予想していたことが起こった。

 

「あぁ、火が消えたか……」

 

想雅はやっぱりと思ったような口調でその場から立った。想雅が立つことを待っていたのか雪の勢いは強くなっていった。

 

「これじゃぁ、歩くのもままならないな」

 

想雅はあたりを見渡すが視界が悪く、だいたい5メートル先までしか見えなかった。その視界の中に誰かが想雅の方へ向かってくる影があった。しかし、その影は魔理沙の物ではなかった。

影が少しずつ近づいてくると同時に想雅は戦闘態勢をとった。

想雅が後ろに下がると、影は前に進んでくる、何度もそのような状態だった。そして、想雅の背中に気が当たり、これ以上後ろに進むことができなかった。

その状態にもかかわらず影は迫ってくる。白いターバンのようなものを巻き、ゆったりとした服装をしている。 下はロングスカートにエプロンらしきものを着用。また首には白いマフラーを巻いている……って、この影は……

 

「やっと、見つけた」

 

薄紫の髪の女性は先ほどまで想雅を探していたのか、想雅を見つけた瞬間、腰に手を当て、「ふぅ」と息を漏らした。

 

「えーと……」

 

「レティよ。レティ・ホワイトロック」

 

レティと名乗った女性は、足元で倒れていた丸太に腰を掛け、想雅を見つめながら言った。

 

「あなた、この異変を解決するの?」

 

「当たり前だ。いつも寒くてしょうがない」

 

「そう……」

 

レティは想雅から目線を空に移した。すると、先ほどまで吹雪いていた雪が、急に勢いがなくなり空が見えるまで視界が回復した。

 

「さっきまでの吹雪は君のせい(・・)か?」

 

「えぇ、そうよ。しかも『せい』って私が何か悪いことしたみたいじゃない」

 

「わ、悪い……」

 

レティは膨れっ面で想雅を見た。

 

「私は、雪がこのまま降ればいいと思っているわ」

 

「何でだ?」

 

「私は、唯一生活することができるのは冬なのよ。冬は私の天下ともいえる時期なの」

 

天下とか、俺の目の前にいる女性は、本当に強いのだろうか?見た限りではそうは思わないのだが……

 

「なら一回やってみる?」

 

おいおい、心を読みやがったよこの人。何、幻想郷の人たちは皆、心でも読めるわけ?

 

「天下のレティ様に、俺は足元にも劣りません」

 

「あら、面白いね……えーと……」

 

レティはその場で考え込んだ。あ、そういえばまだ名乗っていなかった。

 

「天上想雅だ。妖怪の山と人里の間にある家に住んでいる」

 

「へぇー、あなたが想雅ねぇ……人間をやめた」

 

「や・め・て・な・い」

 

想雅は言葉1つ1つを強調していた。

まだその噂があるのかよ……たしかに俺の能力は人間レベルじゃない。そこは認めよう。だが、俺は人間だ。いまいち信用ならないチャラ神からも人間と言われた、れっきとした人間だ。

 

「え?でも天狗の新聞に書いてあってけど……」

 

「もうやめてください……これ以上いじめないでください……自分の存在が何なのか分からなくなってしまいます……」

 

想雅はその場でヘタレこんでいった。

 

「で、レティは冬がこのまま続けいいと思っているのか?」

 

「そうよ」

 

「それは無理だな。俺がそれに肯定しても無理だな。霊夢の奴はすでに異変解決に没頭していると思うし、アイツはやる気があれば完全にそのことを成し遂げてしまうやつだからな。まぁ、単に少しでも異変解決に手を出すと、あとに残すことがめんどくさいとかの理由だと思う。あとさっきレティに攻撃してきた魔法使いも同じで異変解決する気満々だし、俺一人がどう思たって、別に異変解決に何にも問題が無い」

 

「そう……」

 

レティは立ち上がり、その場から去ろうとしていた。

 

「何で俺にこんな質問を?」

 

「少し気になっただけ、私自身も季節の移り変わりは自然なものとして受け入れているわ。だから、今回の異変に干渉しないわ。私はただ、そこにある冬を満喫していただけ」

 

そうレティは言うと、雪の降る中、彼女は空に向け飛んでいき、想雅の視界から消えた。

 

「くっしゅんッ!おぉ、やべぇ……体が冷えてきた……」

 

 

 

 

 

 






書くことが無かったので少し自分に関してのことを……
最近、ボーっとすることが多くなってきたんだ。なんだろう、受験が終わった後なぜか暇に感じる。2週間後はテストなのに、俺凄く自信あるなwwまぁ、実際は自信なんてありません。ただただ、考え事みたいなものだと思います。
思うと、いつも前書きや後書きが雑談になっている気が……

感想待っています!
次回もお楽しみに!


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