今日の夜、元中学3年のクラスのみんなと飯を食べに行きました。
友人から集合場所を教えてもらったんですが、大事なところが抜けていて、先に目的地に到着しました。その道は結構な距離があったんですが、何とか気合で走って行きました。いまさら思ったことだがバス使えばすぐだった。
で、帰りの時、足が動かなくなり、また歩きえ帰ろうとしたんですが、大人しくバスで帰りました。
感想ありがとうございました。
では、ごゆっくり。
西行妖の封印後、俺、天上想雅は紫と藍、幽々子、妖夢に別れを告げ冥界から出た。冥界の外は黒く染まっている雲が太陽の光を遮るかのように広がっていた。これも平将門が何かをしたものだろう。雲の中から複数の怨霊が湧いている。
「あの雲……怨霊発生装置みたいな役割だな」
雲から湧いてきた怨霊たちの中には地上に向かっていく者もいれば、想雅に気付き、攻撃を仕掛けようとしている者もチラホラ見えた。
想雅は鞘から刀を抜き、戦闘態勢をとった。
「邪魔だッ!そこをどけぇぇぇぇぇッ!」
想雅は次々と向かってくる怨霊と戦闘しながら、地上へと向かって行った。しかし、地上に向かうには怨霊が湧いて出てくる雲の中を通らなければならない。だが、想雅は止まらない。
「『聖』の力よッ!」
想雅は体全体に『聖』の力を宿し、雲の中へと入って行った。通常、こんなに怨霊が湧く雲の中に入ると体がおかしくなったり、奴らに乗っ取られたりとするが、想雅は悪を浄化する『聖』の力で体を守っているため、体に支障は無い。想雅に近づいてきた怨霊は体に触れる前に浄化していっているところが想雅の目でも確認できた。
「こんな感じに平将門にも影響があればいいな……」
紅霧異変の時に現れた悪魔大総統アウナス。奴にも『聖』の力で対抗した。しかし、血反吐は吐いたもののそこまで体力や動きに支障は無かった。最後は西行妖にも使ったスペカで倒したが、まだ生きているという生命力を見せつけられた。
「アウナスが例外ということなのか……?」
想雅はそう思いながら、怨霊が湧いて出てくる雲の中を抜けた。目の前に広がった地上は、暗く。積もっている雪が白く目だっているように感じた。
「そういえば、平将門の奴……どこ行ったんだ?」
しかし、将門の位置は特定できない。まぁ、『言霊』を使えば場所なんて一発でわかるが、西行妖で霊力を多く消費していまったため、『言霊』で加算すると後、1回とちょっとぐらいだ。もし使って、将門の位置を特定したとしても、霊力があと雀の涙のようなものだ。こんなもので奴に勝てるはずがない。かと言って、霊力が回復するまで休憩というわけにもいかない。
「地上を治めるとか言っていたから……人里と考えることが妥当か……」
まず、治めるならその地の民を従えさせる。そう想雅は考えたのだ。
自分の家も気になるけど、ルーミアがいるから、もしもという事が無い限り大丈夫だろう。博麗神社も霊夢がいるから大丈夫だとして、まぁ、伊達に巫女はやっていないと思うし……魔法の森の方にも気になるが、まずは人里だな。その後にいろいろ探りを入れてみるか……
そうと決まれば、人里がある方角に体を動かし、そこに向かった。
-----○●○------
「クソッ!どこもかしこも怨霊だらけじゃねぇかッ!」
途中、怨霊の襲撃がありながらも、何とか目的地までに到着した想雅は荒らされた人里を見て唇を噛みしめた。今でも怨霊が人里に徘徊していた。
「とりあえず……里のみんなの安否を確信しなくては……」
想雅は怨霊があまりいない道を選びながら人探しをしていた。時には裏道を選び、本道を選び、屋根の上を登ったりしていろいろな移動をしていた。そして、やっとの思いで誰かを見つけることができた。
「大丈夫かッ!」
想雅は裏道で隠れていた少年に声をかけた。
少年は怯える表情を見せながら、想雅に言った。
「ぼ、僕は大丈夫です……それよりけーね先生が……」
少年が指を指した先に怨霊と戦っている慧音の姿が見えた。しかも、怨霊と言っても人型のものだけではなかった。狼のような形をした怨霊(この場合だと少し強化された低級霊)、大きな蜘蛛のような怨霊(土蜘蛛の強化版)、人間と鳥が合体した怨霊(ハーピーみたいだと思えばいい)など、ふと見ると何か怨霊バージョンの百鬼夜行みたいな現場だった……いや、感心している場合じゃない。
想雅は手元に霊力槍を作り出し、慧音に襲い掛かってきた狼の怨霊目がけて投げた。
「ギャウンッ!」
見事に狼の側面に命中した。狼はその衝撃で横に逸れ、慧音を通り越し倒れた。しかし、威力が低い霊力槍では消滅とまではいかなかった。その狼は数秒経つとゆっくり立ち上がり、霊力槍を投げた本人、想雅を探し始めた。残念ながら、探している方向にはいなかった。想雅はすでに上空へと飛んでいたのである。
「どこを見ているッ!」
想雅は霊力で飛ぶのをやめ、狼に向け落下した。落下の時、足で着地するために足にはすでに『魔』の力を宿し、刀にも『魔』の力を宿している。そして、刀の刃が狼の体まで達し斬撃を入れる。
衝撃で舞い上がった砂煙と共に狼はその場で消滅した。
想雅はまだ『魔』の力が宿っている刀を横に振り払い、その力で砂煙をはらった。
「そ、想雅……なのか?」
慧音は確認するかのように想雅に言った。
「おいおい、ほぼ毎日あっている人の顔でも忘れたのか?」
想雅は少し笑いながら言った。慧音とはほとんど毎日会っている。まぁ、理由なんてルーミアの奴が腹ペコすぎてよく買い出しに行っている途中でよく会うのだ。
「いや、空から人が降ってきて、何事かと思ったんだ」
「そうか、驚かせてすまなかった」
想雅は申し訳ないように言った。
で、問題の怨霊どもだが、少年がいた場所からではよくわからなかったが、結構いるな。だが、平将門の姿が見えん。ここは不発だったか……まぁ、怨霊どもは消滅しなければならない。
「この場にいる怨霊で全部か?」
「あぁ、こいつらで全員だ」
「そうか、なら向こうの裏道にいる少年と逃げろ」
「だが、お前だけでは……」
「あそこに子供一人だけじゃ危ないだろ?教師として生徒一人を救わずに成り立つと思うか?」
慧音は「うっ……」と言い、そして、「分かった」と呟き、少年がいる裏道まで走って行った。
「さて、1体ずつ倒しに行くというのは時間がかかりすぎるな……なら、これだな……全てを屠り、焦土と化せ。魔剣『グラム・スピリット』」
刀の先に、『魔』の力を込め、発射させた。
もの凄い轟音と威力、圧力、速度、回転が大通りの道を一直線に駆けた。次々に怨霊は吹き飛ばされ、掘られ(もちろんアッー♂的な方ではない)、体の一部がもげていった。さらに、触れただけでも怨霊たちは消滅していった。こいつらは平将門の能力で作られた能力の一部、想雅の『魔』の力は能力まで斬るため、触れただけでも消滅してしまうのだ。
「怨霊が自然で湧いてないのが幸いか……」
想雅は心の中で安心した。だが、スペカに触れていない怨霊はいる。魔剣『グラム・スピリット』の弱点は範囲が狭いことだ。威力は高いが先端がドリルみたいにあっているため複数の場合は使い勝手が悪い。まぁ、一直線に並んでいた場合は結構役に立つ。
「まぁ……あとは地道に倒していくしかないか……」
想雅はやれやれと肩を下した。そして、怨霊が群がっているところへと走って行った。
さて、次回は平将門との対決です。あとは、2、3話でこの章は終わります。
もう、これしか書くことがないんですよ……
感想待っています!
次回もお楽しみに!