明日……じゃなくて今日が入学式だ。長かった春休みが終わった、オワタ。
初めての高校生活が始まる……そして、人生に1度の青春を味わってみたい。
もう、名前でネタバレですね。天使の事を知っている人ならわかると思います。実際『ブラコン』なのか分かりませんがここではそうさせていただきます。
感想ありがとうございました。
では、ごゆっくり。
想雅が生き返って1日目の朝を迎えた。ちゃんと神界は朝、昼、夜といった時間帯でわかれており、地上と同じなためか、すぐに慣れてきた。
昨日はラファエルさんに身体調査をする前に、ミカエルさんがもう一度部屋に入ってきて、長くなっていた俺の髪を切ってくれた。その後、言われた通りに筋力が低下していた。まぁ、それは置いといて……初日はよく病院とかでやるリハビリだった。その光景も地上と変わってはいなかった。ホント内心はホッとした。
全体的に筋力が落ちていたためか、まずは基礎から始めた。それから1週間後、何とか走ったり、刀を振ったりといった動作ができた。しかし、俺のリハビリはこれだけでは治まらなかった……実質ぶっちゃけるが病院でやったリハビリはまだリハビリという物じゃなかった。
病室にチャラ神がやって来たときの事だった……それはそれはグットな快晴で、運動日和だった。
「おー、走ったり、刀を振れるところまで終わったか。でも、ちょっと遅かったかな?(▽〃)。oO」
「お前は人間である俺にどんな期待を背負わしているんだ……」
「っんーとね……大目に見て2日。(゚∀゚)アヒャ」
「バケモンじゃねぇかッ!」
2日とか、シャレにならないぐらいの化け物だな……まぁ、第一不老不死である俺が言えたことじゃないけどな。だが、たとえ不老不死とはいえ人間だ。そんな化け物のような回復力は……あったわ。俺、『聖』の力があったわ。怪我の時限定だけど……筋力には反応しなかった。それもそうだよな、寝ていただけだったもん。
「まぁ、そんなことをお前に伝えに来たわけじゃないし……(*゚∀゚)*。_。)*゚∀゚)*。_。)ウンウン」
「そうだったら、即刻お前をブチ転がしとったわ」
「神として言うが、お前ホント容赦ないな……(・A・)」
こんな神様がいるとか俺は信じない。第一こんなチャラい神様なんていない。
「その前に1ついいか?」
「1つならな。(゚∀゚)」
「なんで俺はあの四大天使の皆さんの弟なんだ?おかしいだろ血もつながっていないし、俺は人間だし……」
1週間の間にこいつは1回も顔を出さなかった。だから聞けなかった。気になるその『四大天使の弟』というあだ名が……
「まぁ、まず弟になった重大の理由がミカエルかな?(*´∀`)」
ミカエルさんとの間で何かがあったのか?まぁ、こいつの性格からいくと何かが起こってもおかしくないな……
「ルシファーとミカエルが兄妹という事は知っているだろ?( ´,_ゝ`)」
「いろいろな説があったが、本当に兄妹だったとはな……」
ここで驚きなことにルシファーとミカエルさんは兄妹だったという事がチャラ神の口からしっかり聞き取れた。
「結構昔のことになるんだが、ルシファーが堕天使になったという事もしっているだろ?
( ´,_ゝ`)」
ルシファーがすでに堕天使になっていました。まぁ、悪魔にならなくてよかったと俺は思うよ。悪魔と言ったらアウナスの事を真っ先に考えてすぐに戦闘になりそうだしな。
「その影響で、ミカエルが凄く落ち込んだ時期があったんだ。そのことは次第に受け入れられてきたらしくあまり仕事には影響はなかったらしい、さすが大天使だね。\(゜∀\)#(/∀゜)/」
そんなことがあったのか、本にはそんなことは書かれていなかったがこんなところで聞けるとかスゲェな……
「でね、結構な時間が流れたが、俺がミカエルにお前の写真を見せたんだ『こいつを弟にしてみないか?』って誘ってみたんだよ」
「結局、お前が元凶かよッ!」
ミカエルさんとか言っていたが、結局チャラ神が元凶じゃねぇかッ!
チャラ神は「まぁまぁ。ヘ(゚∀゚ヘ)アヒャ」想雅を宥めた。クッソ腹が立つ、特に顔文字が……
「思ったとおりに食いついてきて『い、いいんですか?本人の了承とかが必要じゃないですか?』となんだか嬉しそうな感じでキラキラと目が光っていたんだ。お前ならどう思う、その嬉しさに満ち溢れた顔をみせられると?ヽ(´3`)ノ 」
「た、確かに裏切れられずにはいられないな……」
「DA☆ROッ!だから、『アイツなら大丈夫だ。こっちから話はしておいてやる。まぁ、アイツはヘタレだから簡単にOK出してもらえるだろ』って言ったんだ。(*゚∀゚)*。_。)*゚∀゚)*。_。)ウンウン」」
「お前……OKを出すことを見越して……」
こいつ……俺の性格を把握してやがった。DA☆ROッ!って星とローマ字つけんなッ!ヘタレだからわかっていたことだって?第一ヘタレじゃねぇよ。
「で、その近くにいたガブリエルも『私も弟というものを持ってみたいですねぇ~』と羨ましそうにいう物だからいっその事、『四大天使の弟』にしてしまえという結果になったんだ。d(゚∀゚)」
こういう経緯だったのか……まぁ……俺は別にヤダとは言わない。ミカエルさんの期待を裏切ったりしない。
「ラファエルの奴は『別に問題ない。家族が増えるのは嬉しいこと』とか不思議そうだが嬉しそうだし、ウリエルの奴は『アイツらが弟をッ!?な、なら私も……』と恥ずかしながら言っていたしと、全員の了承が得てお前は弟になったんだぜ。m9っ`・ω・´)シャキーン」
皆さん、嬉しそうですね……まぁ、俺もこんな綺麗な姉さんを4人も出来て本音は嬉しい。これが1人っ子の兄妹を欲しがるエゴというやつかもしれない。ってかウリエルって見た目は幼女なんだけど、それって姉と捉えていいのか?妹に思えてくるんだが……
想雅は苦笑いした。
「よっし、さっさと行くぞ」
とチャラ神に連れてかれた。
この後、ウリエルのところについてここからリハビリレベルじゃないことが起こった。ウリエルがいきなり剣を抜き、炎をまとわせ攻撃してきた。
チャラ神が『だいたいは動けるようになったし、次は動体視力だ。( ・´ー・`) ドヤァ・・・』とドヤ顔交じりで言ってきた。当然ふざけんなと言いたいところだが、幻想郷に戻って弾幕ごっこの事を考えるとやる他なかった。このリハビリ、曰く戦闘は対戦相手が変わりながらも励み、それは1週間にも及んだ。
-----○●○-----
想雅が目覚めてから2週間が経っていた。今、俺は病室でミカエルさんに抱かれている。どうしてこうなった……え、えーと、まず、そのことに関して少し思い出してみよう。
まず、起きて、身なりを整えてた後顔を洗いに行った。洗面台は病室にベットの数と同じ数が配置されていた。おぉ、これは凄い。
で、洗った後、ミカエルさんとガブリエルさんが天界というところで買ってきてくれた洋服に着替えた。上は黒に黄色い刺繍が施されたTシャツに、その上から左の身頃にひっかかれたような黒い爪痕のような線が入っている白いシャツを着ている。下は黒のジーンズをはいている。
着替えた後、ガブリエルさんに頼んで持ってきてもらった神話に関する資料を読み始めた。紅魔館の図書館に書かれているものとは違い、1人の神様に関してのもののため多少は理解しやすかった。
呼んでいる最中に、ミカエルさんが病室に入ってきて、抱き着かれるという順序だ。
「み、ミカエルさん……これは一体どんな状況なんでしょうか……?」
想雅は戸惑いながらミカエルに質問してみた。
「んー?天界の仕事が忙しくてあまり『
『そー君』……はい、ご察しのとおりミカエルさんが俺に対して言うあだ名です。あだ名なんて小学生低学年以来ですよ。
オトウトエネルギー……聞いたこと無いっすよ。アレですか地上に無くて、天界、神界にだけある言葉ですか?
ミカエルさんが俺の頬っぺたに頬擦りし始めた。
「あー、少年。起きていr……」
運が悪いところにこの病院の院長のラファエルさんが入ってきた。俺とラファエルさんの目があった。ミカエルさんはというと、ラファエルさんが入ってきたことすら気づいていなかった……
ラファエルは「まったく……」と言いながらミカエルを想雅から剥がした。
「あん、ラファエル何するのよ。もう少し抱き着いていたかったのにぃ~」
ミカエルは「ぶぅ~」と頬を膨らませながら言った。
「ルシファー以来の姉弟だからといっても、君はこんなんでも天界を治める天使長なんだ。ブラコンの発動は控えてもらいたい」
「こんなんでもって……ラファエルは私のことどう見ているのよ……」
ミカエルは少しづつ声が小さくなりながら、落ち込んでいった。
「そ、そーくぅん……」
ミカエルが涙目になりながら想雅を見つめた。うん、めっちゃかわいい……美しいとか綺麗というのじゃなくて、子犬のようにかわいい……しかも、このうるうるした瞳。これが心にグッとくる。もう、これは負けたな……
「ルシファーの代わりになれるのなら別に俺は構いませんよ」
想雅はミカエルのおねだりのかわいらしさに負け、苦笑いで彼女に言った。
「ありがと~、そー君ッ!」
ミカエルはバッ両腕を開き、想雅に抱き着いた。ラファエルはジト目になり、「はぁ……」とため息をついた。
「少年、君はシスコンなのか……?」
「違います、1人っ子です」
うん、俺は1人っ子。それ間違えなくくつがえすことができない事実だ。しかし、実質的には末っ子だ。四大天使の一番下。この場合は1人っ子と言っておいた。シスコンと間違えられたからだ。
「あー、用件だけは伝えておく。朝食後、少し落ち着いたら支長のところに行け。何やら少年に話があるそうだ。私は仕事が残っているから自室に戻る」
ラファエルは想雅に伝えたいことを伝えて、病室を後にした。
「ねぇ、そー君。朝食はどうするの?」
「1階の食堂で食べてきますが……それがどうしたんですか?」
「それより……私が作った朝食を食べたくない?」
ミカエルがもじもじしながら想雅に言った。
「そうですねぇ……迷惑じゃなければ……」
「やった~、じゃぁ早く天界まで下りましょうッ!」
ミカエルは想雅の腕を掴み、そして、窓を開いた……って、え?
「ちょ、み、ミカエルさんッ!そこは窓ですよッ!玄関からぁぁぁぁぁッ!」
想雅は忠告の前に、窓から引っ張り出されそのまま天界まで直行した。
ミカエルが異常なほどのブラコンです。はい。
ルシファーとミカエルが兄妹なら、キャラ付けはブラコン設定DA☆ROッ!と思いましたのでこんな感じ。
おそして、もう少し書きたかったという……このまま続ければいいんですけど、キリがいいと思ったのでここで斬りました。書くと長すぎてキリが見えなくなりそうでしたから。俺は一度集中するとそれ以外の事はまるっきり眼中にない性格ですからねぇ……
感想待っています!
次回もお楽しみに!