東方神聖魔   作:東来

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どーも、お久しぶりデース!
ということでやっと更新することができたしたー
いやぁ……約5ヵ月も小説を書けなかったのはキツかったッス。
テストが終わったと思えば、資格。資格が終わったとも思えばテストとかおかしすぎた。
まぁ、無事失踪はしないですんだぜ!

感想ありがとうございました!
では、ごゆっくり




ただいま

元の世界に戻って早2日の時が流れた。

流石に1ヵ月もいれば病院での生活も慣れてきた。何ていうか……病院という概念は無くてホテルに長期間滞在みたいなものだった。

自然と退屈もしなく楽しい毎日だった。

想雅は楽しい時間がこうも早いものだと実感した。そして今、彼はノエルと共に執務室に向かっている。

カツカツと赤い絨毯がひかれている大理石から足音が小さく響く。

大きな窓から太陽の光が当たり温かい感じが体を通して分かる。そういえば、あまり雨が降ったことが無いな……いや、雲が空を覆い尽くす事態、この1ヵ月で2,3回あったか無かったぐらいだ。別に乾燥しているわけでは無く適度に潤いを保たせるように雨が調整されながら降っている。これも神の力か、天使の力で制御されているのだろ。

大きな扉……執務室の前まで来た2人はその扉を開き中に入った。

 

「おっ?やっと来たか。(*´∀`)」

 

青白い透明の電子パネルようなものを弄りながら想雅の到着を待っていたチャラ神が退屈そうな口調で言った。その電子パネルには様々な数式や文字、画像や動画と言ったパソコンのような役割をしている。

チャラ神はそれの端をトントンと2回触るとそのパネルは画面が消えるような感じで面前から消失した。

 

「何調べてたんだ?」

 

「これまで作った世界の数々を見直してたんだZE☆(゚∀゚☆キラッ」

 

「どれぐらい創ったか分からなかったんじゃなかったのか?」

 

「昨日まではな。久しぶりに数式を使って創ったからすんげぇ楽しかった。(´∀`∩)」

 

まさに何かを作り、その喜びに浸っている姿はまさに子供のようだった。

そんなことは気にせず、ぱっぱと要件を訊いた。

 

「で、俺たちをここに呼び出したからには何かあるんだろ?」

 

「うん、まさにその通り!m9っ`・ω・´)シャキーン」

 

チャラ神は軽いウィンクをした。目から何か星の形をした何かが出たがそれはツッコまないでおこう……まさにキラッ☆のようだった。

 

「さて、そろそろお前を地上に帰そうと思っている。(`・ω・´)キリッ」

 

その話がもちかけられた瞬間、想雅の反応が待ちくたびれたかのように目を丸くした。

 

「過去の転移の実験も兼ねて、お前の状態を確認したが今のところは何も異常がない。( ゚д゚ )ノ」

 

「そ、それなら……」

 

「あぁ、今すぐにでも戻せる準備は出来ている。Σd(゚∀゚)」

 

チャラ神はいつものチャラけた表情で言った。

そう言えばこいつの深刻そうな顔とか一度も見たことなかったな……てかそれ以前にそんな表情するか?こいつは……

想雅は地上に戻ることを楽しみにしているが、それ以上にノエルは今まで想雅がどんな世界にいたのかどんな生活をしていたのか楽しみにであった。

 

「楽しみです、マスターの住んでた世界」

 

「そうか?まぁ、楽しいところだよ」

 

楽しいところだあそこは……毎日がのんびりしていてたまに異変という大騒動が起こるがとても住み心地がいい世界だ。

 

「よし、心の準備はOKか?(゚∀゚)アヒャ」

 

流石に1ヵ月もいれば病院での生活も慣れてきた。何ていうか……病院という概念は無くてホテルに長期間滞在みたいなものだった。

自然と退屈もしなく楽しい毎日だった。

想雅は楽しい時間がこうも早いものだと実感した。そして今、彼はノエルと共に執務室に向かっている。

カツカツと赤い絨毯がひかれている大理石から足音が小さく響く。

大きな窓から太陽の光が当たり温かい感じが体を通して分かる。そいうえば、あまり雨が降ったことが無いな……いや、雲が空を覆い尽くす事態、この1ヵ月で2,3回あったか無かったぐらいだ。別に乾燥しているわけでは無く適度に潤いを保たせるように雨が調整されながら降っている。これも神の力か、天使の力で制御されているのだろ。

大きな扉……執務室の前まで来た2人はその扉を開き中に入った。

 

「おっ?やっと来たか(゚∀゚)アヒャ」

 

青白い透明のウィンドウようなものを弄りながら想雅の到着を待っていたチャラ神が退屈そうな口調で言った。そのウィンドウには様々な数式や文字、画像や動画と言ったパソコンのような役割をしている。

チャラ神はそれの端をトントンと2回触るとそのパネルは画面が消えるような感じで面前から消失した。

 

「何調べてたんだ?」

 

「これまで作った世界の数々を見直してたんだZE」

 

「どれぐらい創ったか分からなかったんじゃなかったのか?」

 

「昨日まではな。久しぶりに数式を使って創ったからすんげぇ楽しかった」

 

まさに何かを作り、その喜びに浸っている姿はまさに子供のようだった。

そんなことは気にせず、ぱっぱと要件を訊いた。

 

「で、俺たちをここに呼び出したからには何かあるんだろ?」

 

「うん、まさにその通り!」

 

チャラ神は軽いウィンクをした。目から何か星の形をした何かが出たがそれはツッコまないでおこう……まさにキラッ☆のようだった。

 

「さて、そろそろお前を地上に帰そうと思っている」

 

その話がもちかけられた瞬間、想雅の反応が待ちくたびれたかのように目を丸くした。

 

「過去の転移の実験も兼ねて、お前の状態を確認したが今のところは何も異常がない」

 

「そ、それなら……」

 

「あぁ、今すぐにでも戻せる準備は出来ている」

 

チャラ神はいつものチャラけた表情で言った。

そう言えばこいつの深刻そうな顔とか一度も見たことなかったな……てかそれ以前にそんな表情するか?こいつは……

想雅は地上に戻ることを楽しみにしているが、それ以上にノエルは今まで想雅がどんな世界にいたのかどんな生活をしていたのか楽しみにであった。

 

「楽しみです、マスターの住んでた世界」

 

「そうか?まぁ、楽しいところだよ」

 

楽しいところだあそこは……毎日がのんびりしていてたまに異変という大騒動が起こるがとても住み心地がいい世界だ。

 

「よし、心の準備はOKか?(。・д・)」

 

「Oui!」

 

チャラ神が指を鳴らすと一瞬にして想雅たちは執務室から消えた。

チャラ神は一人、静けさが戻った部屋で浅く息を漏らした。そして、指をチョンと空気に触れる動きをし、ウィンドウを開いた。

 

「1ヶ月間の監視でとりあえずはアイツ(・・・)は眠ったまま……いや、あまり慢心の憶測は後々の復活に支障をきたすな……┐(´д`)┌ ヤレヤレ」

 

ウィンドウの中には天上想雅に関する情報がいくつかのウィンドウで分けられていた。その中で最も重要視したのは1ヶ月前までの想雅になかったものが記されていたのだ。

チャラ神は手を合わせるようにウィンドウを閉じ、執務室のガラス張りの窓の方を向き、輝く太陽の光を目に入らないように片手を添えた。

 

「重く大いなる罪の死には、神の光は届くこと無し。汝罪を裁くのであれば、汝の義の想いを持ち、それに抗わんとする。( ・´ー・`) ドヤァ・・」

 

チャラ神の口からふと漏れた言葉は、何かを暗示するかの如くその言葉は静かな空間から消えて行った。

チャラ神の後ろには閉じ忘れたのか一つのウィンドウがぽつんと残っていた。

そのウィンドウに記されていたのは、少しラグが生じたのか全部は読み取れないが……

 

『▲つ+○罪の1□『#◆』●復○の!能▽あり、●×者、天@想◎▼直ち*$殺?&$し』

 

「おっと、消し忘れてた。( ´,_ゝ`)」

 

パチンと鳴らし、ウィンドウを閉じるとチャラ神はいつもの席で暇つぶしがてら執務をするのであった。

 

 

 

 

 

-----○●○-----

 

 

 

 

 

夏が始まったばかりの幻想郷、太陽が出ている時なら修造のように暑く感じるのだが、今の時刻は夜、日が沈んだばかりだが涼しくは感じる。

ある場所に2人が風と同時に転移してきた。

 

「そういえば、壊されていたんだったな」

 

想雅は首に手をやり、「あちゃぁ」と言いながら苦笑いした。これじゃ、ルーミアに不便がかかっちまったな……そういやアイツはどこに寝泊まりしてるんだ?博麗神社?それとも紅魔館?の、野宿というのも考えられる……やっちまったな俺。

 

「我は求めたり、休息を呼ぶ広間よ。我が身を守る盟約の砦よ。孤高な宮よ。これ成り立つとき、我は事に憂いなし」

 

建築……いや、創造する『言霊』はあの時と同じ感情に襲われる。無事完成した住居、何かをやりこなしたという満足感。

目の前に1ヵ月ぶりの自宅が創造された。

あの時と造りはほとんど同じ……とは言いかねるが、一部がレンガ造りといった西洋の造りにもなっている。

 

「まずは寝泊まりするところに問題は無し、と……」

 

手と手を払いながら次は何をするか考えた。

打倒に考えて……ルーミアを探すほかないだろ。

としたら、紅魔館か博麗神社ぐらいだな、アイツが知っているところは。

とりあえず想雅はここから一番近い紅魔館へと向かうことにした。

 

 

 

 

 

-----○●○-----

 

 

 

 

 

紅い煉瓦で造られた大きな建物の一部屋から仄かに光が漏れている。

その部屋には、金色の長髪と紅く怪しい双眼を持つ一人の妖怪が空に浮かぶ満月を見ていた。

 

「想雅がいなくなって1ヶ月も経ったんだ……早いなぁ……」

 

その妖怪、ルーミアには月光がどことなく切なく、儚いと感じている。

それもそのはず、満月の日は想雅がどこかに消えて行った時に空で輝いていたからだ。満月を見ると自然に想雅のことを思い出してしまう。

1ヵ月経った今でも想雅の事で心の整理がまだ少しできていない。

想雅は言った。

 

 

『安心して待っててくれよ、ルーミア……』

 

 

彼はまた私のもとに戻ってくる。

その言葉をただただ信じていた。しかし、1ヵ月も経った今、彼はまだルーミアの目の前に姿すら現していない……いや、幻想郷から気配すら感じない。

 

 

カツッ!

 

 

館の外から小さな何かが着地した音が聞こえた。

外が静かだったためその音はルーミアの耳にほんの少し聞こえた。

何かの聞き間違えだろうと館の玄関前の煉瓦道を見るとそこには明らかに誰かが一人立っている。

しかし、玄関前の大きな門が開いた音はしなかった。

塀を登っていたのか、それとも空からやって来たのか、しかし、塀を登ってくるのならもっと門に近い方だ。誰かが着地したのは噴水の目の前だった。

そして、シルエットからにして男だと分かる。

つまり……侵入者と……

この館の主であるレミリアが外出中のことを聞きつけたのか盗みにやってきたのかもしれない。メイドの咲夜も、門番の美鈴も、図書館の主のパチュリー、おまけの小悪魔、とフラン以外の者はここにはいない。

その男は堂々と玄関から入り込もうとしていた。

 

「はぁ……レミリアに居候させてもらっているし侵入者を追い返すぐらいはしよう」

 

ルーミアは窓から振り返り、玄関まで歩いて行った。

 

 

 

 

 

-----○●○-----

 

 

 

 

 

想雅は自宅から紅魔館に向けて飛んでいる。

ノエルは「飛べる」と自分自身は言っているが、実際やってもらい見てみたが、飛んでいるというのよりは浮かんでいるように見え、それに加え、まだ数秒しか空中に浮遊することしかできなかったのだ。

なので現在は刀になってもらっている。

 

「ん?紅魔館に明かりがついてない?」

 

遠くからでも見える赤煉瓦造りの屋敷ははっきりと見えるのだが、全体的に明かりはついていなかった。

想雅はとりあえず噴水前まで行き、そこに着地した。

 

「改めて見るが、ホント目に悪そうな屋敷だな……」

 

想雅は一直線に堂々と玄関まで歩いてった。

手が扉に触れるとゆっくりと音をたてないように開けた。

相変わらず狭いのか広いのか分からない玄関ホールだな、と思いながら歩いて行く。

ホールの中心ら辺に来たときだった。

二階の階段前に何者かが天井から現れた。その際に黒い翼を羽ばたかせながら着地をした。ふわりと月光に輝く金色の髪が宙を舞った。

想雅はその姿にその場に立ち尽くした。紛れもなくあの子だということに……

 

「ルーミア……」

 

ぼそっと呟いた想雅の声はこの広いホールには響かなかった。

 

「何者か知らないけど、ここが紅魔館と知ってのことかしら?主のレミリアも不在の時を狙って盗みにでも来たのかしら?」

 

彼女の赤い眼光は想雅に向けられた。

夜行性であるルーミアは眼光を向けている相手が想雅だと分かるのは容易のことのはずだが、ルーミアの心境はまだ想雅が帰って来てないという思いが強いためか、目の前にいる人物が想雅だと思わなかった。

想雅の耳に彼女の声が入り、ますます心の奥から感動と嬉しさの渦がみるみると大きくなってきた。

 

「ふぅ~ん、訊く耳を持たないということね……なら、力づくでも出てもらうわッ!」

 

床を蹴り、想雅に突っ込んでいく。

右手に漆黒の大剣を出現させ、容赦なく頭から振り下ろそうとした。

 

『マスターッ!』

 

ノエルの声が想雅の耳に響き、我に返ったようにハッ!とした時には大剣が目の前まで迫って来てる時だった。

刀を抜いて反応するのにはすでに遅しッ!ならば、ここは受け止めるッ!腕でッ!

想雅は頭上に両腕でクロスを組み防御態勢を取った。

 

「『魔』の力よッ!」

 

想雅は口に出すと同時に大剣が腕に触れた。

 

 

ドォォォォォッ!ガッ!ガガガガッ!

 

 

ホールの床が勢いよく粉砕され砂埃が舞い上がり、一体の造花や物などが吹き飛んだ。

ルーミアは砂埃の届いていない範囲に下がり、大剣で薙ぎ払うと風が起こり砂埃を瞬時に焼失させ、男の状況を確認した。

ルーミアの視線の先には直撃した腕が切り落とされてはおらず、それ以外に外部から目立った外傷は無い。

強いと言えば服が少しボロボロになっていることだ。

想雅は腕を降ろし、その表情をルーミアに見せた。その表情はやれやれと苦笑いしていた。

 

「おいおい、再開の挨拶にしては物騒じゃないか?ルーミア」

 

やっと彼女の視線にも、耳にも彼と断定できるものが得られた。

茶髪で青色の瞳、高身長の彼の姿は1ヵ月とほとんど変わりが無かった。

月光が想雅に当たりより彼が帰ってきたことを強調をしている。

 

「そ、想雅……?」

 

握っていた大剣が手元から離れ、その場に膝から崩れ落ちた。その際に床に金属音を響き渡らせた。

想雅は少しづつルーミアとの距離を縮めていった。

この一歩のためにどれだけの物事が起きたのだろうか。

数億年前の日本、ツクヨミ様との賭け、月移住計画、捕食者との殺り合い、古来からの最新鋭の兵器たち、と……

足を地につけるたびに今までの思い出が蘇っていく。そういや、誰かを殺すかもと思っていたが誰も死なずにすんだんだな……

そしてようやく彼女の前へと進んだ。

想雅は体を落とし、ルーミアとの背の高さが同じになるぐらいまでしゃがみ、そして……

 

 

―――――抱きしめた。

 

 

「ただいま、ルーミア」

 

想雅が耳元でそう呟いた時、自然とルーミアの瞳からポロポロと涙が溢れだした。

 

「遅いぃ……遅いよぉ~、そーがぁ~……。ずっとずっと……待ってたんだからぁ~……」

 

大人びた姿からは予想することができない子供のような口調、1ヵ月前もこんなことがあったなと想雅は思った。

 

「悪かった悪かった、いろいろと忙しくてな。早く帰ってくるのに遅れた」

 

想雅はルーミアの頭を慰めるように撫でた。

 

「ホントに……本当に、ルーミアが無事にいてくれてよかった」

 

想雅の瞳からもポロポロと涙がこぼれ始めた。

両者の再開に嬉しいのか、数分間涙を涙を零しながら抱き合った。

 

「もう大丈夫か?」

 

「うん、目の潤いが無くなりそう」

 

「それは危ないな」

 

想雅は手を差し伸べて、ルーミアを立たせた。

 

「ところでみんなの姿が見えないんだが……」

 

あたりをキョロキョロしながらルーミア以外誰もいないことを確認した。

 

「霊夢たちが異変を解決したから、レミリアたちは神社で宴をしに行ったわ」

 

道理でいないわけだ。

宴というのは前々から行ってみたいと思っていたし、神社にみんなに顔を合わせるがてら宴を楽しんでみるか……

 

「じゃっ、神社に直行するか」

 

目元にまだ溜まっていた涙を袖で吹き、玄関まで行こうとした時だった。

 

「誰かいるの?」

 

一階の右側の扉が開いた。

そこには、瞳の色は真紅、濃い黄色の髪をサイドテールにまとめ、その上からナイトキャップを被っている少女。

想雅の事をお兄様と呼び慕っている娘だった。

 

「フラン……」

 

想雅は振り返り、少女の名前を呟いた。

フランの腕がプルプルと震え、目元には大きな涙の粒がポロポロと滝のように流れ初めた。

 

「お兄様ぁぁぁぁぁぁっ!」

 

フランは勢いよく想雅に向け一直線に飛んだ。そのスピードは飛びつくというよりはもう突進のような速さだった。

 

「ちょ、フランッ!そのスピードは……あべしッ!」

 

想雅の忠告は遅かった。

そのままお腹にから一気に後ろに引っ張られたような感覚に襲われ、壁へと突っ込んでいった。

間一髪、『魔』の力を使ったため自分自身の体には目立った外傷は無かった。

 

「帰ってきてからすぐこんなボロボロになるとは普通思わんだろ……」

 

想雅は持たれながら天井を仰いだ。なんせこんなボロボロになるということを予測していなかったからだ……だけど、不幸とは言わない。寧ろこうして元気な姿を見られて幸運な気がする。

 

「お兄様だっ!ホントのホントのお兄様だっ!」

 

フランは想雅の胸に顔を埋めている。彼女の目には涙はすでに無かった。想雅に会えたことに嬉しさを抑えきれずに感動より嬉しさに溢れていた。

 

「ま、まぁ……とりあえず、心配かけたな」

 

フランの頭に自分の手を添えて、天井を見る……

その光景をジーっと見ているルーミアがムスッとした表情で言った。

 

「……で、この悲惨なホールを早くにでも直したらどう?」

 

「そ、それもそうだな……すまないがどいてくれるか?フラン」

 

「うんっ」

 

素直にフランが想雅から離れた。

想雅はズボンに着いたほこりなどを払いながら立ち上がり、改めてこのホールの悲惨さに気付く。

ホールというのには退化しており、ほぼ廃墟が崩れたような感じな光景だった。

 

「存在有りして、事は無し。事実を塗り替え、それを真実とかさん」

 

瓦礫の山となっていたホール一体が先ほどまで廃墟のようではなく、新居のように美しい状態に戻った。

こんなもんだろ、と言わんばかりに息を吐いた。

 

「次は俺の服か……」

 

修復の『言霊』を服にかけようとした時だった。

 

「ちょっと待って!」

 

フランが急に想雅の腕を掴んだ。

 

「うん?どした?」

 

「屋敷にいろいろな服があるからそれを着てってもいいよ」

 

「それだと、レミリアに迷惑をかけ……」

 

想雅は最後まで言えなかった。いや、言ったら負けだと思ったからだ。

何せ、フランの目は何かを期待するかのようにキラキラと輝いていたのだ。

 

「私もそれの方がいいと思うわ」

 

ルーミアに関しては何かニヤニヤするかのようにこちらを見てきたのだ。何かおかしいところでもあるのか?

 

「じ、じゃぁ……お言葉に甘えて……」

 

期待されるがままに想雅はどこかの部屋まで連れて行かれたのだった。そして、ルーミアがニヤニヤしていた理由も着てみて分かるのだった。

 

 

 

 

 

 




さて、この章も終わりに近づいてきましたねぇ
とりあえず、今月中には終わらせたいと思います。

感想待ってます!
次回もお楽しみに!
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