東方神聖魔   作:東来

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文字数が6000文字超えちゃった。(・ω<) てへぺろ

長いけど、ゆっくりしていってね。


Let's go 博麗神社、exciting 弾幕ごっこ

幻想郷に戻ってから、一週間。

毎朝の日課として、椛と稽古をしているところだ。もちろん剣術だ。

その数分後、稽古が終わり休憩時間となった。

そういえば、幻想郷にある自分の家のポストに、文々。新聞という物が入っていた。

名前から察するに、文が出したことは確かだ。その中に、俺の記事があった。しかし、その中に書かれていたのは……

 

『大天狗様が謎の少年によって倒されました。その謎の少年のインタビューに成功しました。少年の名前は、天上想雅。大天狗様との一戦の前で、大怪我を負いながらも、みごとに勝利しました。しかし想雅は、大天狗様との一戦の傷と、一戦前の傷が、一週間と二日で治ってしまいました。彼は化け物でしょうか。彼の写真を撮り忘れていたので、次回の記事に載せます』

 

ほかに、もろもろ書いてあった。

おいおい、化け物と書いてあるぞ……人間ということは話していたのだが。

人を化け物扱いにしておいて、ゆるさん。

フフフフフ、どのように調理してやろう。

 

「そ、想雅さんが、すごくブラックな感じになっています……」

 

楓が怯えていた。そんなに怖いのか。フフフフフ……

そういえば、なんか応援らしきことやっていた。その間、なぜか疲れなかった。

 

「楓。稽古していた時、なんか応援みたいなことしていたが、どういう事なんだ?」

 

「それはですね。私の能力は、『元気にする程度の能力』なのです」

 

楓はドヤ顔で言った。なんかすごくかわいい。

 

「あぁ。つまり、応援することによって、元気なままの状態を維持できると」

 

「そ、そうです……」

 

楓の獣耳がしおれた。しかし、かわいい。

しかし、これだけは言っておく。俺はロリコンでもないし、ペドでもない。勘違いはしないでほしい。

 

「しかし、この能力は自分には効果がないのです。応援すると自分の体力が消耗しますから、決して便利ではありません」

 

「ということなので、すこし休ませていただきます……」

 

「ちょ、おい!」

 

楓が、想雅の膝を枕にして、眠り込んだ。

男の膝枕って、どうなのだろう。実際は女の子がするのではないだろうか。

 

「仲良くなって何よりです」

 

横で椛が笑っていた。しかし普通の笑顔ではなく、黒いオーラを発していた。

女の子の扱いって難しいなぁ……

 

 

 

 

-----○●○-----

 

 

 

 

自宅の帰りに、紫に会い、異変のことを知りたいのなら、博麗神社に行けと言われた。

博麗神社の場所なんて知らないから、当然スキマを使って行く。

スキマの中で、紫にスペカ(スペルカード)を作れと言われた。作った挙句に、紫で検証。

それで、作ったスペカは4枚。作った後、すぐに博麗神社の階段前(・・・)に着いた。

 

「スキマって便利だな」

 

長い階段を上りながら、つぶやいた。ほんと便利だよスキマ。階段の前ではなく、神社の前だったら最高なんだけどな。紫め、わざとやったのだろう。

息を切れながら、やっとの思いで博麗神社に着いた。

 

「誰もいない……」

 

着いたのはいいが、紫から博麗の巫女がいるとか言っていたが、誰もいなかった。神社がぽつんとあり、風の音だけ聞こえた。

 

「一句できた」

 

一呼吸置き、

 

「閑さや岩にしみ入る蝉の声」

 

まさにその状態。俺が今思った感想だ。パクリではない。これはパクリですか?いいえ自分の感想です。

紫に、どこにも見当たらないのなら、賽銭箱にお金を入れれば出てくると言っていた。お金はいくらでも量産できるので別にいいが、本当に入れるだけで出てくるのだろうか。

まぁ、やってみなきゃ、わからないからな。

とりあえず、2円札とついでに銅貨5枚(外の世界の値段だと、約2万500円)を入れた。ついでに銅貨を入れたのは、お札の2円だけ入れると音がしないからである。

 

チャリン

 

賽銭箱の中で、銅貨の音が鳴った。また静けさが通った。

お金を入れたのだから、お参りぐらいしておこう。

 

「幻想郷で無事生活ができますように」

 

実際のところ、気絶が3回と何やらか不幸なことが続いていた

上条○麻のように「不幸だぁぁぁぁぁ!」とは言わない、あえてそうしてる。

この際、願っていても損はないだろう。

 

ドタドタドタドタドタ!

 

どこからともなく足音が聞こえた。次第に足音は大きくなっていった。その音の主が神社の廊下を走ってきた。少女は来るが否、賽銭箱の中を探り始めた。それは普通、人がいなくなってからやるやつだろ!

 

「2、2円札と銅貨が5枚!ありがとう。助かったわ」

 

しかし、さっきの行動を見る限り、お金に困っていたのだろう。この神社、結構高いところにあるせいか、参拝客が来ないのだろう。しかし景色は良かった。神社前まで着いて振り返ったら、幻想郷を見渡せるぐらいだった。俺の家は、デカいのですぐに分かった。ここからも見えるって相当なデカさだろ。

 

「私は、博麗霊夢。この博麗神社の巫女よ」

 

「俺は、天上想雅だ。妖怪の山と、人里の間にあるあの家に住んでいる」

 

「あなたが、想雅ね……」

 

「俺を知っているのか?」

 

「えぇ、一通りのことは、紫から聞いているわ。人間をやめたらしいね」

 

「やめていない!」

 

紫め、適当なことを言うな!

俺の人間として生きているのが、化け物として生きているに変換するなよ。自分でも人間なのか心配なのに……チャラ神に人間と言われたが、それでもすごく心配なんだよ。平和ボケする神様なんだからよ!

 

「え?でも、人間をやめたって」

 

「やめていない。俺の能力が化け物染みているだけだ」

 

「そう。で、ここに来たわけは?」

 

「異変について教えてほしい」

 

「わかったわ」

 

 

-----少女説明中-----

 

 

「……ということよ」

 

紫と言ったことと同じだが、ところどころ詳しく教えてくれた。

異変のことを教えてくれる前に、お茶でもどう?と言われたので、お言葉に甘えてお茶を用意してもらった。異変のことを教え終わった後は、お茶のない湯のみが、俺の隣に置いてある。ずっと持って置くのもなんだしな。

 

「詳しいことわかったよ。ありがとう」

 

「え、えぇ。どういたしまして……/////!!!」

 

あれ、赤くなった。熱でもあるのかな。ただ単に、お礼をしただけなのだが……

いやまてよ、このような状況、前にもあったような。

 

「どいてくれぇぇぇぇぇ!!!」

 

空から少女の声が聞こえてきた。しかし、想雅が気付いた時は遅かった。

失速しているためスピードは速く。『閃光の言霊』を唱えることができなかった。

 

「おうふっ!」

 

そして、想雅は少女に激突し、気を失った。

 

 

 

 

-----○●○-----

 

 

 

 

あれ、ここはどこだ?

川の向こうのお花畑でおばあさんが立っている。ここはどこなのか聞いてみよう。

 

「あのー、すみません。ここはどこですか?」

 

川の向こうなので、声を張り上げ訊いた。

おばあさんが振り返ると、片手に鎌を持っていた。

 

「ここは、三途の川。ここを渡れば、あの世じゃ。さぁ、こっちにいらっしゃい」

 

どんどんおばあさんが近づいてくる。

気付けばもう、そばにいた。(・・・・・)

 

「さぁ、こっちにいらっしゃい!!!」

 

 

 

 

-----○●○-----

 

 

 

 

「ハッ!」

 

「気付いたようね」

 

気付くと、霊夢の顔が目の前にあった。

 

「なんか、三途の川の向こうのおばあさんが、鎌持ってこっちに来いと言われた。すごくリアリティ半端なかった……」

 

「大変だったわね」

 

想雅は起き上がり、たった今、霊夢の膝の上で寝ていたことがわかった。

 

「れ、霊夢、なぜ、膝枕を!?」

 

「したかったからしただけよ」

 

過ぎたことだし、まいっか……ってよくねぇよ!人生初の膝枕がさっき会ったばかりの少女って、ま、まぁ。考えてみれば可愛い子だからいいか。気を失っていたけど……

 

「そういえば、激突した子は?」

 

自分のことより、落ちてきた子だ。なんせ、あんな高いところから落ちてきたのだから、傷だけではすまない。俺は化け物染みた回復力を持っているからな……

 

「お、おう。目が覚めたのか」

 

男らしい口調で、一人の少女が心配そうに話しかけてきた。

片側だけおさげにして前に垂らした金髪、白のブラウスのような服の上に黒いサロペットスカートのような服を着用し、スカート部分に白のエプロンを着けた服装、リボンのついた黒い三角帽、

見るからに、魔女か魔法使いだとわかる。

 

「少し頭がクラクラするが、問題ない。君は大丈夫なのか」

 

「まさか、衝突したやつに心配されるなんてな。私も大丈夫だぜ」

 

怪我をしているところがなくてよかった。

自分も衝突して死ななくてよかった。死んだら、文の新聞に、『空から落ちてきた少女に衝突して、天上想雅が死亡しました』って書かれたらシャレにならん。

親方~!空から、おにゃのこが~!の方が、衝突しないで済んだがな……現実は甘くない。

 

「そういえば、名前がまだだったな」

 

「私は、霧雨魔理沙。普通の魔法使いだぜ」

 

「俺は、天上想雅だ。言っておくが、人間はやめてない」

 

「人間をやめたって書いてあったんだがな」

 

「あれはデマだ。信用しないでくれ」

 

「まぁ、本人が言うのなら、本当だな」

 

よかった信じてもらえた。あのクソ天狗、もう許さん、許さんと言ったら許さん。

 

「大丈夫なら、弾幕ごっこしようぜ」

 

「あんた、けが人を(いたわ)ることできないのかしら」

 

「弾幕ごっこか……まっ、いいだろ」

 

「そ、想雅!?」

 

「大丈夫だ。めまいは治った」

 

「そういうことじゃなくて」

 

「ん?どういうことだ」

 

「あんた、スペルカード持っている?」

 

「あぁ、持っている。ついさっき作った」

 

「なら、大丈夫そうね」

 

魔理沙が来ることを紫は知っていて、そのためにスペルカードを作らせたのか。

弾幕ごっこに、スペルカードは必要不可欠らしい。

こうして人生初体験の弾幕ゲームの始まりだ。

 

 

 

 

 

-----○●○-----

 

 

 

 

弾幕ごっこ開始前、霊夢からこのような質問がきた。

 

「空を飛ぶことできるの?」

 

当然できない、人間だから。しかし、霊夢、魔理沙の二人はどうやら飛べるらしい。人間なのに飛べるとは、解せぬ。

霊夢は、『空を飛ぶ程度の能力』というものを持っており、自由に空を飛べるらしい。

魔理沙は、空から落ちてくる前、箒で空を飛んでたらしい。まさに魔法使いだ。あと、別に無くても飛べるらしい。それで、なぜ落ちてきた……

俺が持っている、『言霊を創造する能力』を使えば簡単だが、その分、霊力を多く使用する。そのことを言ったら、霊夢から、「霊力だけを使って空を飛べばいいじゃない」と言われた。

とりあえずやってみたら、飛べた。なんだ簡単じゃんと思った自分が怖い。

 

「空も飛ぶことができなかったのに、弾幕ごっこって」

 

魔理沙は笑っていた。笑うな!人間だれしも飛べるわけじゃないんだからよ!

 

「まあまあ、そんな感情的になるなよ。結果的に飛ぶことができたし、いいだろ」

 

はぁ……結果的に飛べたからいいか。

なれないといけないな、この生活。

 

「ルールは、知っているか?」

 

「大丈夫だ、問題ない」

 

「それじゃ、スペカ枚数は4枚、残機は3機だぜ。準備はいいか?」

 

「あぁ、いつでもかかってこい」

 

そして、弾幕ごっこの幕が下りた。

 

「最初は、こいつだ!恋符『マスタースパーク』」

 

巨大なレーザーが、想雅の目の前に広がった。

 

「大天狗を倒した力を見せてもらうぜ」

 

プレッシャーかけるなよ。スペル名が噛みそうじゃないか。

想雅は刀を後ろに構え、そして前に突き出す。

 

「見せてやるよ、俺の力を!魔剣『グラム・スピリット』」

 

刀から、マスタースパークより小さなレーザーが発射された。

そして、魔理沙のレーザーと想雅のレーザーがぶつかり合った。

 

「小さなレーザーで、私のマスパは破れないぜ」

 

「それはどうかな」

 

見る限りでは、魔理沙の方が有利だが、それは違った。

想雅から放たれたレーザーは、魔理沙のマスタースパークを貫いて、マスタースパークを消滅した。そして、レーザーは魔理沙の方へ。

 

「なっ!」

 

魔理沙は避けようとしたが、反応に遅れたため被弾した。

 

「な、なんで小さいレーザーに私のマスパが負けたんだ」

 

俺が使った、魔剣『グラム・スピリット』は回転力を使った『魔』のレーザーである。『魔』の力により自分に大きな力を与えられ、小さいため速度は速く、レーザーを回転させることにより、威力が強くなり、さらに、レーザーの先は円錐になっているため、全ての圧力が先に集まり、回転力+圧力+速度+『魔』の力により、膨大な大きな力を発揮する。グラムは図書館で覚えた魔剣の名前を採用した。

そう、魔理沙のマスパを破ったのは……以外!それは回転!

 

「小さいやつにもステータスはある。そう希少価値だ」

 

「まだだ!魔符『スターダストレヴァリエ』」

 

魔理沙の周りを魔方陣が回り、そして広がり、想雅を囲むように、七色の星型の弾幕を設置された。魔方陣は回りながらも無数の星形の弾幕をばらまき、想雅に迫ってきた。

 

「無数の弾幕で被弾率を高めるわけか。だがしかし!」

 

「拘束『龍王の威光』」

 

想雅の目が赤く光り、無数の弾幕たちと、魔方陣が停止した。

 

「う、動かないぜ……」

 

さらに、魔理沙の行動さえも封じたのだ。

動きを止めているうちに、弾幕の軌道を確認、確認と……

 

「続いて、無双『斬月』」

 

ほかのスペカを使ったことにより、魔理沙の行動が自由になり、弾幕も動き出した。しかし、無数の斬撃が、想雅の周りから広がっていく。

斬、斬斬、斬斬斬。

斬撃が無数の弾幕を1つ残らず切り裂き、魔理沙に斬撃が迫ってきた。

 

「さっきのようにはいかないぜ!」

 

魔理沙は無数の斬撃に負けず、避ける、また避ける、さらに避ける。しかし、魔理沙にも限界がきた。避ける瞬間、箒に斬撃に少し触れてバランスを崩してしまい、斬撃にヒットした。

 

「残りの残機は1か……、まだやるのか?」

 

「まだやるぜ。たとえ残機が1だけでも、あきらめないぜ」

 

それが本音なのかそれとも、ただの負けず嫌いなのか。

 

「最大パワーだぜ!魔砲『ファイナルマスタースパーク』」

 

「王の力よ、我に勝利の道しるべを!王剣『ロード・オブ・ザ・エクスカリバー』」

 

マスタースパークより強力なレーザーと、刀に『聖』の力を送り、長くそして大きく(かたど)った刃、

それらが衝突しあった。想雅の弾幕により、魔理沙のレーザーが消え、居たと思われた想雅はそこにはいなかった。

 

「もらった」

 

『閃光の言霊』を唱えてあった想雅は、刀を振りかざし、刃を魔理沙の方へ向けた。

 

「その攻撃をかわすのは簡単だぜ」

 

余裕に魔理沙はかわした。

しかし、斬撃は空間ごと切り裂いていた。

その空間から、大きな剣の形をした弾幕が、放たれた。

当然、想雅の刀を避けただけなので、空間との距離は至近距離レベルだった。

そして、魔理沙はその弾幕に被弾した。

 

 

 

 

-----○●○------

 

 

 

 

「至近距離なんてずるいぜ……」

 

「すまん、すまん。次からはちゃんと遠距離から撃つから」

 

初の弾幕ごっこは勝ったのか?わからん。

 

「まぁ、魔理沙の弾幕も強かったからな。またやるときも手合せ頼む」

 

「おう、わかったじゃあな~」

 

想雅は、霊夢と魔理沙に別れを告げ、霊夢からは、「また来なさいよ」と赤い顔で言われた。

博麗神社から飛び、自宅へと向かった。

想雅が行ってしまった後、さっきまでは変化がなかった魔理沙の心が、ドクンと波打った。そして、想雅を思うと、顔が赤くなってしまった。




そろそろキャラ設定かな……
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