私の下に新人が来まして、更に忙しくなった為、更新頻度が遅くなると思われます。が、週一で必ず1話は投稿していきたいと思ってますので、認識の方よろしくお願い致します。
勿論、余裕があれば追加もあります。
感想、お気に入り、誤字報告などありがとうございます!
しかし、感想の返信も遅くなりました……こまめに見なきゃ
これからもよろしくです!
「……もしもし?」
『もう!ナトーシャったら最近電話出てくれないのね!』
「こっちも忙しいんだよ、カチューシャ。まぁまぁ、こうして時間空いた時には電話掛けてるじゃないか」
『む〜……そうそう、今ナトーシャが忙しい事について、カチューシャに何か隠してる事ない?』
あーやっぱり聞いてくる?
聖グロの試合の後、一層忙しさが増した。理由としては、全員の練習への態度が明らかに変わり、真剣に長時間取り組んでいるのだ。朝練も始まり、冷泉はつらいつらいと言いながらも、欠かさずに参加している。
それもあってそりゃ、もうやばい。やばいって何かと問われれば全部。朝の差し入れから戦車道選択実習と放課後でのアドバイスから差し入れ、そしてその後の戦車の整備だ。
全員気合い入って練習、しかも長時間するもんだから、その分整備に関しても時間が掛かる。それを怠ってしまえば、多くの異常が発生したり、下手をしたら怪我人の発生にも繋がりかねない。故に確実に、丁寧に行う必要がある。あ、あと迅速に(人手不足的な意味で)
仕事が増える中で、チームの皆も手助けをしてくれている。練習してるのに差し入れする物を買って来てくれたり、自分達でも整備が出来るようになろうと教えて下さいとこちらに来たりと、全員の本気具合が分かる。
やり甲斐はあるし、満足感もある。しかし手伝ってくれていようときつすぎる。俺は俺の個人的な仕事も多いが、原作の自動車部達やばすぎるだろ。しかも途中から本人達も練習しなければならないという。
そんな忙殺なんて言葉が足りないくらいの日々の中で、知り合いからの連絡も来る。いや〜ほんと、時間をくれ。ライブなんて殆ど出来てない……
そして、現在はカチューシャからの電話だ。恐らく知っているけれど、敢えて聞いて来てるんだと思う。大方凛ちゃん辺りが話したんだろうなぁ〜。うん、しょうがない、こっちも教えてなかったしね。
「隠してたわけじゃないけどね。大洗で戦車道が復活したんだよ。その手伝いをしてて忙しい毎日だ」
『言ってくれれば、このカチューシャが率いるプラウダが練習試合してあげても良かったのよ!?色々と教えてあげれたかもしれないのに!』
「いや〜何というかね。こっちの奴らもまだ本気じゃなかった奴らが多かったんだよ。その姿をカチューシャに見せる訳には行かなかったからね。
それにこっち五両しかないんだけど、カチューシャ普通に十も二十も出して来そうだったからさ。手加減をしてほしいわけじゃないけれど」
『流石にそんな卑怯な事しないわよ!
……それで、今はチームの状況はどうなのよ?』
「ばっちりだね。ダージリンにコテンパンにやられて、皆隊長の為にとか自分の為にって、自らを奮い立たせて練習してるよ」
『ふん!ならいいわ!……全国大会には出場するの?』
「勿論、大丈夫さカチューシャ。お前達の期待を裏切りなどしないさ。むしろ大洗が挑むまで負けんなよ?」
『誰に物を言っているのかしらナトーシャ?このカチューシャが負けるなんて、万が一にもあり得ないわ!
大洗についてはナトーシャがそこまで言うのならば、楽しみに待ってるわよ』
カチューシャの声が弾んでいる。……やべ、ついいつものノリで返したけど、カチューシャがこれで慢心しなくなったらどうしよう?
など、一人で考えていたら、カチューシャからもう一つ質問があった。
『それとナトーシャ。貴方島田流なの?』
「あー……うん、そうだな。聖グロに行った時は誤魔化しちゃったけれどね」
『それについては、その時にも言ったけれど気にする事でもないわ。でも、カチューシャ達へのアドバイスに島田流の要素なんて感じなかったなって』
「まぁ察しつくと思うけど、戦車道とかそういう戦略を練るなんて俺には出来ないし、島田流の考え方は理解しているけどそれが出来るかどうかは別問題だろ?」
『そういう事ね。実際島田流の元で戦車道学んでたら大洗なんて戦車道が無いところに行くわけないと思ったからよ。今は復活してるけど』
「理解が早くて助かるよ。ま、だから島田流の動きができるわけじゃないさ」
『……ふん、ナトーシャが居て教えているって言うだけでカチューシャからしたら警戒対象よ!それにそちらの隊長のこともあるじゃない!』
「……あのお喋り格言紅茶ウーマンめ……」
『ま、いいわ。ナトーシャも忙しいみたいだし、また今度お茶会に誘うわ。もし気が向いたらプラウダに転校して来てもいいわよ?じゃあね、ナトーシャ』
そう言ってカチューシャとの電話を終える。……島田流の事あっさり流してくれたな……。いや、聞かれてもあれ以上の事話せそうにはなかったんだけど。
さて、取り敢えず明日も早いし寝るか……と思ったらまた電話が掛かってきた。タイミング的にノンナさんかね。流石に寝させてくれと思いつつ電話に出る。
『Hey!ミナト!元気?』
「……おう、ケイか。どうしたんだ?こんな時間に。……ちなみに死ぬ程疲れてる」
『死ぬ程って何してるのよ……ってもしかして戦車道関連?』
「そう聞くって事は知ってるな?」
『あははは!うん、知ってるわ!貴方の学校も戦車道復活したんだってね』
「そうなんだよ……そんで色々手伝っててな」
『もしかして島田流として教えてたりするわけ?』
「…………さらっと聞いてきたけど、なんで知ってんの?ケイさんや」
『私の学校には優秀な諜報員がいるからね!
しかも聖グロの練習試合と言えば、大会もあるし偵察する事は当たり前よ!』
「なるほど……それでどこから嗅ぎつけたのか知らんが、島田流と気付いたと……」
……アリサかな?もしかしたら他にいるのかもしれない。
『それで、実際どうなの!?』
「いや、教えるわけ無いだろ……と言おうと思ったけど、誤解されたく無いから言っておくか。
俺は正直に言って島田流の戦術とか動きが出来るわけじゃないんだよ。本人が出来ないことを他人に教えるなんて出来ないから、基礎的な事しか言ってないよ」
『ふーん。ミナトが言うからにはそうなんだろうね〜。OK!じゃあ西住流の戦い方なの!?』
「…………黙秘で」
『うーんどうなのかなー!楽しみにしておくわ!』
「そもそも何故それをそのチームの一員に聞こうと思ったんだよ」
『別に本気で答えてもらえるなんて思ってないよ?話のネタよネタ!それに教えて貰っても本当かどうかわからないからね!』
「はぁ〜ほんと自由だなケイ」
『あはは!でも答えてくれたから、うちの事も知りたかったらいつでも言ってね?』
「はいはい、聞く機会があったら聞きに行くよ」
『ほんと!?こっちに来るの?』
「機会があればねー」
『約束よ!こっちに来るの一年の時以来よね!?』
機会があったらと言ってるのに……ん?サンダースに秋山が行くよな……?付いていけばいいや!
『あ、あとカチューシャとどんな関係なの?』
「いや、関係と言われてもな……友達?親友?そんな感じ」
『ほんと?』
なんか声のトーン下がった気がするんだけど気のせい?
「ほんとだって、てかカチューシャとの事も知ってるのか……」
『去年の大会にカチューシャからいきなり「サンダースにナトーシャは渡さないわ!」なんて言われちゃってねー。詳しい話聞いたらミナトの事が出てくるじゃない』
「あいつもバンバン言ってるなぁ」
『……それで?カチューシャはずっと相談に乗ってもらってて、色々教えてくれたりしてもらったそうじゃない。それで気になっちゃって』
「まぁ仲はいいな。それを言ったらケイともずっと連絡取ってたしな。ケイとも仲良いと俺は思ってたんだが」
『!私も勿論そう思ってるよ!』
「戦車道についても聞きたい事が出て来るだろうし、俺からケイに相談させて貰うよ」
『もっちろん!いつでもWelcomeよ!』
「そん時はよろしく頼む。てな訳で寝るわ」
『……早くない?もうちょっと……お話してたいな〜って』
……ちょっと今の台詞はやばかった。なんだと、アピってるのか?そうなのか!?
一旦落ち着け、夜で丁度暇なんだろう。
「明日も朝早くてな……」
『そっかぁ〜……なら仕方ないわよね』
「また電話してくれていいし、こっちからも電話するからさ」
『うん!わかったわ!じゃあ『隊長?』……ナオミ?』
『どうしたのよ、こんな夜に……ってなるほどな、すまん邪魔したわ』
『……誰と電話してるんでしょうか?』
『アリサにとってのタカシみたいなもんよ』
『ちょっと!ナオミ!』
『本当ですか隊長!相手!相手は!?』
『アリサは居なかったな……一年の時こっちに旅行に来て、ケイを励ましてくれた男が居たんだよ。確か今は大洗だったかな?』
『お、大洗……私が調べさせられた所……もしかして!』
なんかごちゃごちゃしてんな。声が上手く聞こえん。ケイがナオミって言ってたから電話してる所に丁度出会った感じか。
『ア、アリサ。落ち着きなさい』
『あの白髪で高身長イケメンで優しそうでキリッとした顔の、私が写真まで撮らされたあの男の人ですか!?』
『アリサ!Stop!』
「あーケイ?ちょうど良いタイミングだし、友達も来てるみたいだから電話切るぞ?」
『え?あ、うん、分かった。じゃあね!ミナト!』
『しかも名前呼び!満面の笑みで!これは隊長ガチじゃないですか!』
『…………アリサ?はんせ』
……最後は聞かなかった事にしてブチっと切った。アリサもいたのか、なんか余計な事したのか言ったのか。頑張れアリサ。
やっと寝れる……と思い、再び目を瞑る。あぁ、気持ちよく寝れそうだ。明日も頑張らないとな……
「おはようございます!島田先輩!」
「……おはよう、先輩」
「おー、西住と冷泉か、おはよう」
朝練が始まって以来、西住は一番早く来るようにしてるらしい。……ほんと西住は真面目だよなぁ、そのひたむきに努力を続ける姿に涙が出そう。
そしてこんな朝練より早く冷泉が来るって事は、今日は西住の起こす番だったのか。冷泉を迎えに行くのも現在は、西住達のチームでローテーションを組んでやってくれている。俺も足りない所は迎えに行ってるけどね。
ただ、最近は冷泉も早く起きれるようになって来たらしく、低血圧も改善されつつあるらしい。だから連絡して迎えはいらないと言ってる事もあると言う。
……俺それ一回も無いんだが……俺が行く時毎回布団の中で寝て過ごしてるんだけどこいつ。
しかし、前回の試合の日から若干対応に違和感を覚えている。なんかしたっけなぁ俺、大きい事と言えば冷泉の実家での事だけど……なんも思い当たる事がない。
「先輩!これ差し入れです!」
「サンキュー!西住!ちょっと小腹空いてたんだよ」
「いえいえ……いつも島田先輩にはお世話になってますし、これくらいの事……」
そう!実は西住は毎日差し入れを持って来てくれているのだ!しかもおにぎり!
初めは断ってたんだけど、「自分の分も作るので、二人分になったところで手間かかりませんよ!」と言われ、他のチームの皆にも押されたので、それならと貰うことにした。
いや、毎日って米とか具とか食材費もかかるだろうに……と思って、時間ある時にお返しにと弁当を作って持って行ったらすげー喜ばれた。……勿論、昼休みの戦車倉庫にいる時だよ?たまたま二人でいる時だよ?周りに人がいたら渡せるか!
最近はファンクラブも身を潜めている。しかし試合前辺りに一度ライブした時は、先回りされて応援の場所を取っていた。一体どういう事なんだよ。ちなみに、聖グロとの試合後のライブにも当然のようにそこに居た。……そこまで行くと弁当渡した事もバレてるかもしれない。
「……うん、決めた」
「どうした?冷泉?」
「次先輩が来る時は私が朝食を作っておこう」
手に持っていたペットボトルを落としてしまった。……え?今なんて?
「だから、私が作っておくと言っているだろう?」
「どうした?熱でも出たか?朝練無理しなくてもいいぞ。俺が買って来てた飲み物や念の為に用意しておいた物一杯あるから、使っていいぞ」
「おい先輩。らしくないとは自分で思うが、そこまで言うか?」
「……そうだな、悪かった。ちょっとあまりにも驚きすぎて、チェーンブロックとワイヤーロープ間違えるくらい動揺してた」
「自覚してるならいいんだが、一体何を言ってるんだ」
いや、まじでどうした冷泉。ほら横を見ろ。西住が驚愕のあまり固まってるぞ。例えるなら、いつもは秒でボコボコにされてるのに、なかなかいい感じに渡り合えてる時のボコを初めて見た時の顔だ。ソースは愛里寿。
「麻子さん、料理出来るの!?」
「まともにはやった事ないが、やろうと思えば出来るだろ」
「そ、そんな簡単に言っちゃう!?」
普通なら「それフラグだから、後で後悔するやつだから」って言いたいけど、相手があの冷泉だからな。この子天才過ぎて普通に出来そうで困る。
だが、肝心な事を冷泉は忘れている。
「いやー正直冷泉の料理ってのは興味あるな。練習台に付き合うのも吝かではない」
「……意外だな、断られるかと思った」
「けどな?お前が朝食作ってくれるのはいいけど、それお前起きれてるから俺行く意味無くない?」
「「…………」」
…………え?何この間。西住まで黙っちゃって、俺変な事言った?
二人の方向を見ると、冷泉は頭を抑えてため息を、西住はこっちをジト目で見て来ている。
「……島田先輩……それはどうかなぁ〜って」
「西住さん、それは私と会ってからずっと直って無いから、多分言っても無理だ」
「そうなんだ……」
「え?何?」
「じゃあ先輩、朝じゃなくていいから今度私の家か先輩の家に行ってご飯作る。日頃のお礼って事で」
「!?」
「え?もしかたらうち来るの?いや、まぁ別に問題は無いけど、何も無いぞ?」
「!?」
「どっちかって事で。じゃあちょっと用意できたら連絡する」
「おっけー」
「ちょっと待ってぇー!!」
いきなり西住が声を上げる。そろそろ皆が集ってくると思うけど、何事かとびっくりしちゃうぞ?
「え?麻子さんが島田先輩の家に行くの!?」
「まだ決めてないけど、その可能性もあるな」
「まぁ別に問題ないでしょ」
「いやいや、お二人共ちょっと感覚麻痺しちゃってますって!男性の家に女の子が一人でご飯作りに行くんですよ?朝じゃなくて夕方に!」
「……あぁ、そういう事。西住、安心しろ。
お前が想像してる事はないから」
「……ふむ。西住さんの言うことも一理あるかもしれないが、西住さんが想像した事が私の思っている事と違うかもしれないな。どんな事を想像したんだ?」
あれ?冷泉さん?そこ聞いちゃうの?そこは触れないでおきましょうよ。
「え?いや、そんな想像なんて別に……」
「なら、先輩の家に行っても問題は無いな」
「だ、だからその、ね?麻子さん?」
しょうがない。西住も顔真っ赤で可愛いけれど、ちょっとこの手の話題は流石にね。てか冷泉さん、普通に言ってますけど俺の家確定ですか。
「まぁまぁ、西住。俺は冷泉の事妹みたいに思ってるから万が一にも無いって。だから落ち着け」
「…………」
「そう言う事だ西住さん。私も兄みたいに思ってるからな。そんな気持ちは無いから安心してくれ」
「冷泉さん、やけにストレートだね。今まで兄みたいとか言われた事無いんだけどどうした?」
「いや、もう変に考えててもしょうがないと思ったからな。先輩相手に考えてても意味が無いと思い知った」
「何だそれ、なんか遠慮してたのかよ?」
「私が個人的にちょっとな。まぁ気にするな」
冷泉と言葉を交わす。やけに素直になったないきなり。いきなり過ぎて戸惑ってる自分が居る。あと西住さん、今度は貴女が頭を手で押さえてるね。どうかしたのかい?
「もー!!島田先輩のバカァァ!!」
と言って、出て行く。…………がそろそろ練習が始まるのですぐ戻ってくるだろう。ほら、集まり始めた皆が西住を見て驚いてるじゃん。
「なぜ俺だけ」
「私も言い過ぎたけど、まぁ先輩はもうちょっと女の子を気にしよう」
「めっちゃ気を付けて接してるつもりなんだがな。冷泉とか角谷、自動車部の奴らは別として」
「……はぁ〜……西住さんも大変だな。よりにもよってこんな人を……」
「こんなって言うな、こんなって」
ほんと遠慮ないな〜、まぁ遠慮されたら逆にビビるけど。
こんな話をしているうちに皆集まって、朝練の準備を始める。西住がこっちを見ており、周りから質問されていたが、まぁ俺は流しておこう。
「いらっしゃーい、そんで二人に伝える事があるんだけど」
今日1日も練習が終了し、整備を始めようとした時に河嶋から西住と共に呼び止められた。そのまま生徒会室へと呼ばれ、先に戻っていた角谷から話したい事があるという。
またなんかよからぬ事を考えているんではなかろうかと思ったが、そんな事はなかった。
「生徒会も行くんだけど、二人にも付いてきて貰いたくてね。むしろ隊長は西住ちゃんだから、私達が付いて行く事になるんだけど」
「一体何処に行くんだ?それ次第だな」
「私も何も聞かされてなくて……」
「ふふふ、そりゃあれだよ。全国大会の抽選会」
「あーなるほどなー、まぁ西住だよな」
「えぇー!私ですか!?」
「それはそうだろ、角谷が言ってたけど隊長なんだからな……てか何で俺も?」
「だって島田マネージャーじゃん」
「いや、まぁその通りなんだけど……その会場とか男行っていいの?女生徒しかいないだろ」
「調べたけど特段男性への規制とか無いみたいだし、問題ないっしょ」
「それ、過去に居なかったからでは?」
「細かい事は気にしない、気にしない!んじゃー頼むね〜」
簡単に話を終わらせられ、俺と西住は生徒会室から出る。別に行っても問題無いんだが、整備とかいいんかなぁ〜……まぁチートが四人もいるし、抽選会の日は生徒会や西住チームの分だけ余裕あるか。
「まぁ別にくじ引くだけだし、西住も気負う事なく普通に行こうぜ」
「そう……ですかね?」
「抽選会が終わればあとは自由行動でいいんだし、どうせならチームの四人も誘って行けばいいんじゃん」
「……あの!出来ればふ、ふ、ふ」
「ふ?」
「ふ……雰囲気に呑まれないように応援してて下さい!」
「いや、くじ引くだけに応援もくそもないだろ」
「そうですよねー、あははー……はぁ」
変な事言いだした西住が項垂れているのが気になるけど、久し振りの気分転換も兼ねて行こうかな。
「はぁ……私のばかぁ……」
この作品ではナオミは三年生です(サンダース編参照)
というわけで次回抽選会ですね。やっとそろそろ大会が始まります。
聖グロ戦は騙し騙し書けたけど、戦車戦が何処までいけるか……
もしかしたら試合内容を観戦してるみたいな感じでダイジェストにする可能性もあり得ますので……