【凍結】少し違った聖杯戦争   作:全て遠き理想郷

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こんにちは、あゔぁろんです。GW(ギルガメッシュウィーク)が終わってしまいましたね。もっと休みが欲しかったです。

まぁそんなことは置いておいて、やっと出番ですね士郎くん。ということで

第一部第一話、どうぞ!!


第一部
第一話   遂に出番だよ士郎くん!


 

 

 ――遠坂凛とセイバーがランサーと戦いを繰り広げていた頃、別の場所――衛宮邸。そこで七人目のマスターである衛宮士郎が、召喚の儀式を行っていた――

 

 「爺さんが死んでから、もう五年か...あっという間だったな。」

 

 ――そう、爺さん――衛宮切嗣――が死んでから、五年の時が流れた。俺はあの時「うん、しょうがないから、俺が代わりになってやるよ」って、言ったんだ。

 俺が憧れた、あの笑顔、あの泣き顔に、そう誓った。だから絶対になるんだ、俺には大した力なんてないけど、それでも。

 そのために俺は、この五年間ひたすら前だけを向いて自分を鍛えて来た。爺さんにスイッチの切り替えも教えてもらった、魔術刻印も欲しかったが...どうやら俺の起源が剣である限りそれは難しいらしい。

 可能性に限っては0ではないらしいが、相応の痛み、俺に許された唯一の魔術すらかなり格落ちするようだ。だからそれに関してはもう諦めた。

 俺に許された唯一の魔術、それは――

 

 「さて、時間もいい頃だ。そろそろ始めよう、聖杯戦争を」

 

 衛宮士郎は、土蔵にあった召喚陣の前に立つ。これより召喚するのは黄金の王、半端な覚悟では望めない。

 

 「素に銀と鉄。礎に石と契約の大公」

 

 魔術回路を回す、瞳を閉じる、自分の裡に潜る

 

 「降り立つ風には壁を、四方の門は閉じ、王冠より出で、王国に至る三叉路は循環せよ」

 

 触媒にはとある筋から入手した『最初に脱皮した蛇の抜け殻の化石』

 

 「閉じよ(みたせ)閉じよ(みたせ)閉じよ(みたせ)閉じよ(みたせ)閉じよ(みたせ)

 

 「繰り返すつどに五度。ただ、満たされる刻を破却する。―――告げる」

 

 「汝の身は我が下に、我が命運は汝の剣に。聖杯の寄る辺べに従い、この意、この理に従うならば応えよ。」

 

 「誓いをここに」

 

 「我は常世全ての善と成る者、我は常世全ての悪を敷く者。」

 

 ここで俺は、正規の召喚では言わない一節を組み込んだ。

 

 

 《されど汝はその瞳を曇らせず、全てを識るその瞳を持ち顕現せよ》

 

 

 「汝三大の言霊を纏う七天、抑止の輪より来たれ」

 

 

 「天秤の守り手よ―――!!!」

 

 

 召喚は無事に成功した、俺の目の前に居るのは黄金の鎧を纏いし王。その王気、気品全てが黄金に染まっている。

 

 

 「金髪...紅い瞳......」

 

 「フンッ、問うてやろう。貴様が此度の我のマスターか?」

 

 傲岸不遜な態度はまさしく王、原初の全てを担いし王...。

 

 「此度の召喚の方法、普段とは違ったのでな。興が乗って応えてやったぞ、雑種」

 

 声が出せずにいた、その破壊的なまでの苛烈な王気に...。

 

 「どうした雑種、面を上げよ。この我が許す」

 

 顔を上げる、その紅い瞳に目を奪われる。

 

 「此度の我のマスターはどのような面構えをs...貴様まさか、エミヤシロウか...?」

 

 「あ、ああ。い、いえどうしてお分かりに?」

 

 「暫し待っていろ雑種」

 

 そう俺に言うと、土蔵の奥に行き一人でぶつぶつと何かを言っている

 

 「えーちょっと待って我聞いてないぞ、聖杯め。とうとう狂ってしまったか、まさかまたあの雑種めが...」 

 

 「あの、いかがされたのでしょうか英雄王」

 

 「ええい、その敬語を止めい。貴様にそのような物言いをされては虫唾が走るわ、贋作者(フェイカー)

 

 「え、ええ...なんでさ...」

 

 「二、三問うぞ贋作者、今は第五次聖杯戦争で間違いないな?」

 

 「あ、ああ。そうだ、第四次から十年が経っている」

 

 「次だ、貴様はエミヤシロウで間違いないな?」

 

 「ああ、衛宮士郎。使える魔術は一つだけだ」

 

 「ふむ、次が最後の問いだ。なぜセイバー、アーサー王を召喚しなかった?」

 

 「それは、あんたが英雄の中の英雄。英雄王ギルガメッシュだからだ。それ以外の理由が要るか?」

 

 「そうか......おのれええええええええええええええええええええええええええええ」

 

 「う、うわ!?どうしたんだ一体!?」

 

 「おのれ、おのれ、おのれ、おのれ、おのおおおおおおおおおれえええええええ」

 

 俺はふと思ってしまった。実はこいつ、ヤバいやつなのではないかと。召喚するサーヴァントを間違えたのかと。

 

 「ふぅ...まぁよい。貴様を殺す」

 

 「な、なんでさあああああああああああ」 

 

 「――王の財宝(ゲート・オブ・バビロン)――」

 

 俺は瞬時に英雄王の背後に出現した刀剣を視て、解析し、投影する。

 

 「――死ね」

 

 宝具が射出される、それと同時に俺も投影した刀剣を射出する。砕け散る投影宝具、眼前に迫る宝具と同じものを投影し両手に握る。

 

 それと同時に

 

 「―― I am the bone of my sword .(体は剣で出来ている)

 「"熾天覆う七つの円環―――!!(ロー・アイアス)"」

 

 「――― I am the bone of my sword .(体は剣で出来ている)

 「――― Steel is my body(血潮は鉄で) , and fire is my blood(心は硝子)

 「――― I have created over a thousand blades .(幾たびの戦場を越えて不敗)

 「Unaware of loss .(ただ一度の敗走もなく、) Nor aware of gain(ただ一度の勝利もなし)

 「――― Withstood pain to create weapons .(担い手はここに独り。) waiting for one's arrival(剣の丘で鉄を鍛つ)

 「――― I have no regrets . This is the only path(ならば、我が生涯に意味は不要ず)

 「――― My whole life was(この体は、)

 

                  

                     

         「"unlimited blade works(無限の剣で出来ていた)"」

 





はい、と言う所で今回は区切ります。なぜかラスボス戦が始まりました。

今回は言峰の出番がありませんでしたね、居ないほうがいい?可愛そうだからやめたげてーーー!

シリアスになってましたか?シリアルでしたか?
次はギャグ多めでw


では、また次回で。感想・評価、誤字報告、お待ちしております。あると大変励みになります。
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