白猫プロジェクトNega 学舎の英雄 集決編   作:鳥面ダス

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さて、今話のサブタイの「determine」

これはイメージソングとして定めていた、澁谷梓希さんの「determine」から取ってます。

戦闘シーンに合わせて聞いてみていただきたいです。

それでは、どうぞ!


Stage.01 determine part3

相良 勝磨

「...って、なんだこりゃ!とりあえず力がわいてくるような…」

シャルロット

『体が勝手に動くようにも…自分で動いているようにも思える...不思議な感覚…』

 

シャルロットの声だ。もちろん周囲にはいない。

 

相良 勝磨

「シャル?いや、ここにいるってのはわかる。巽さん隠れてて!俺たちがやっつける!」

巽 静流

「…うん!」

 

目の前の魔物は、目の前が戦士のいきなりの登場という端から見れば訳の分からない事象を前にいきり立っていた。俺は一つ深呼吸する。

 

相良 勝磨

「...よし!ミッションスタートだ!」

 

quest.1-1 determine

 

MISSION START

BOSS APPEARS

 

ミノタウロス があらわれた!

 

相良 勝磨

「え?まってなにこの謎の字幕!?まんまじゃねーかよ!うーん...」

 

敵に向かって一直線に駆け出し、握った剣がその巨大な図体を一閃。走るスピードをそのままに、敵を斬りつけ、文字通り痛みに唸らせた!

 

シャルロット

『何てパワー…』

相良 勝磨

「感動してる暇はなさそうだ!」

 

共鳴接続した俺の危険性をようやく察知できたのだろう。角を突きだした姿勢からの突進、さっきの攻撃だ。ぶつかる前に横に避けるも、またこっちに向きを変えての突進。それをまた避け、の繰り返し。気分はまるで闘牛士だ。

 

シャルロット

『これじゃ埒が開かない!』

相良 勝磨

「大丈夫。ちょうど良いこと思い付いた!…チャージ…」

 

大きくその場に踏み込み力を溜める。

もう、この闘牛士ごっこも飽きた!さっきの字幕といい、やっぱり俺はこの戦いのシステムとゲームの「白猫」との類似性を理解していたような気がする。

攻撃が通るまであと十四歩。そのときには、少し見にくいが、俺の体になにかの力が集中する。

あと七歩。その体に、殺気、もしくは気迫のような力の迸りが、目に見えるほどに激しくなる。

あと五歩。ここだ!

 

相良 勝磨

「…スラッシュ!」

 

剣を横に薙いだその瞬間、その閃きから生み出された光の刃が、三日月型の弧を描いて飛び、猛牛の足を直撃。すっ転んできた魔物をさも余裕とばかりにひょいと避ける。

めったうちにされるのを危惧したのだろうか、すぐに傷ついたその足で立ち上がると、手に持った斧を頭の上で回転させる。

 

相良 勝磨

「あのモーション...しめた!」

 

敵に向かって一直線に走る!

 

シャルロット

『まっすぐ突っ込みすぎだ!』

相良 勝磨

「いいや、むしろ当てに来たほうがいい!」

 

敵が斧の回転をそのままに俺の方に投げる!斧は回転しながら飛んでくる。

 

相良 勝磨

「…今!」

 

斧が俺の胴を凪ぐ直前、前に転げた。そのとき、体が紅く輝き、勢いをそのままに左足で前に飛び出し、空中で回転しながら、凪ぎ払う。

その刃は、さっきの紅の光をそのまま力にしたかのように、赤白く光り、〈栄光の一閃(グローリーフェンサー)〉のリーチを伸ばしている。

 

相良 勝磨

「カウンター…スラッシュ…!」

 

光刃の一閃がまともに胴に入り、ミノタウロスの肉体を、大きく吹き飛ばし、その先の壁にめり込ませた。

 

相良 勝磨

「あれ!?カウンターそんな吹っ飛ぶ!?」 

シャルロット

『後ろ!』

相良 勝磨

「やべっ!」

 

ギリギリでしゃがむ。斧が大きな音をたてて壁に刺さる。その重量と威力が、改めて窺える。

 

相良 勝磨

「うへー、こっわ...あいつぶっ飛ばしても投げた斧やっぱり戻ってくるのか…」

シャルロット

『気を付けてください!(忘れてた?さっき前に飛び出したときもそうだけど、もうこいつの動きを知ってるってかよ?しかもさっきからこいつ、やけに戦い慣れしてやがる...?)』

 

シャルロットがそう考える間に、俺は壁にめり込ませた魔物と、壁に刺さった斧に挟まれる位置に走り込んでいた。

この位置取りはなんなのかというと、これで眼前の敵が、壁に刺さった斧を取るには、傷ついた足で、俺の付近を通らなければならなくなったのだ。

 

チャージスラッシュでの転倒といい、さっきの吹き飛び方といい...投げた斧もゲームでは必ず敵の手元に戻ってくる...細かいところがゲームの白猫と違うんだな...

 

とはいえ、この位置取りだ。もう魔物は斧による攻撃手段(言い換えれば、こいつの大体の攻撃手段)は封じられた。となれば、相手の残る手段は一つしかない…!

 

相良&シャルロット

「『さっきの突進!』」

 

怒り心頭の魔物は頭の角を向け突撃してきた!予想通りだ!

 

相良 勝磨

「よっしゃ!とどめいくぞシャル!」

シャルロット

『はい!』

相良&シャルロット

「『アクション!』」

 

二人の叫びと共に、光焔の剣が、影をも焦がす炎を纏う。まだ遠い距離を、地面を蹴って間合いを詰める!

 

シャルロット

『受けよ!』

相良 勝磨&シャルロット

「『燎焔斬(りょうえんざん)!』」

 

下から振り抜いた剣は地面まで軽く切り裂いて、激しい火花を散らしながら、紅蓮の刃を炸裂させる!

魔物はしばらく頭をふらつかせた後、大の字になって倒れた。

 

相良 勝磨

「んー...いいね!」

 

サムズアップでポーズを決め、程なくして魔物は光になってぱっと消えた。

 

VICTORY

 

相良 勝磨

「俺達の…勝ち!」

シャルロット

『つーわけで帰ります♪』

相良 勝磨

「...いろいろツッコみたい...」

 

MISSION COMPLETE  




ちなみに MISSION START とか VICTORY とかは、よくはわかりませんが、実際に実体が存在するサムシングなようです。

キルラキルみたいな要領です。(笑)
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