ラナー:ヒロイン。鼻血の出しすぎでなぜかかわいい
ランポッサⅢ世:国王兼父親。二人がおかしすぎて胃がおかしい
ボウロロープ候:貴族派閥の大貴族。バルブロ推しとか頭おかしい
レエブン候:貴族派閥の大貴族。王位を狙ってコウモリ中
近衛隊:前話でがんばった。基本貧乏くじを引くためにいる
今回のお話は幕間の設定集みたいなものです。できるだけ簡単に終わらせようと思いましたが夢がひろがりんぐでつい書いてしまいました。ぶっちゃけ必要ない設定かもしれませんし、読んでて微妙かもしれません。面倒になったら読み飛ばしていいかも。後書きにあらすじ入れておきますね^^
ラナー様の甘い香りのする部屋でラナー様と一緒に紅茶を飲みながら書類にサインする。16歳になったラナー様はかわいさを残したまま原作通り成長した。クライムくんも原作通り青みがかった銀色のフルプレートメイルを着て警護してくれている。
午後はきっと彼もこの椅子に座ってラナー様と二人でお茶を飲むのだろう。うむ、俺の境遇以外いたって原作通りだ。すばらしい……。そのうちナザリックも飛んでくるだろう。準備は万全だ。
「お兄様……」
「ん?」
気付いたらラナー様がいつかのようにヒザの上に座っていた。柔らかい胸とお尻の感触に……、ってこれはマズイのではなかろうか! ラナー、お兄様はほら、なんていうか……、そう、クライムくんがいるだろう? っていねええええええええ!?
「お兄様、ご迷惑でしょうか……」
「い、いや、そんな事はないぞ? しかしだな、血の繋がった―――」
「ふふっ、もう誰も気にする人などおりませんわ……」
「え?」
ラナー様が自分の首にかかったネックレスを手繰り、先端についたカナビラを俺の首輪にカチャリとはめた。そして先ほど俺がサインした書類を手繰り寄せると俺の目の前に広げた……。目の前にはいつの間にか国王陛下のサインと印璽の押された結婚証明書があった。
「お兄様、もう何も阻むものはありませんわ……。あとは誓いの口付けだけ……」
「ぇ……」
「さぁ、二人だけの世界へ参りましょう? ふふふふふ……」
いつの間にか体中がロープで縛られ、まったく動くことができない。そしてラナー様がドロリとした笑顔を浮かべ、目を見開いたまま柔らかい両手で俺の顔を挟み顔を近づけた。
うれし……、ってやっぱりダメだろう! これはいけない!
ああ、やっぱりかわいいなぁ……。ってダメだ!
R-18をやりたいなら別口でやるんだ! 耐えるんだ俺!
ここで流されては……、別にいいんじゃね?
ああ、ラナー様と二人きりで新しい世界へ……。
「んあ? くっ、なんだ、夢か……」
どうせ夢なら抵抗しなきゃよかった……。ううむ……、しかし嬉しいような恐ろしい夢だった。今度からサインする時はちゃんと中身を確認しよう。というかあの後どうなったんだろうか……。うむ、忘れないように後で日記に書いておこう。
しかし、なぜ自分の部屋で寝ているのだろうか……。なんかすごくいい匂いがする。
はっ、もしかして俺がいない時はいい匂いになるのではないだろうか。実は俺汗臭い……? とりあえず汗を流そう!
部屋にあるベルを鳴らしてメイドを呼んで汗を拭いてもらう。王子様は自分で拭いてはいけないのだ。うん、少し恥ずかしいけど役得だと思おう。ついでに今の内に記憶の整理だ。
うーむ……、グリフォンに乗った所で記憶が途切れている。あの後どうなったのだろう……。特に体に異常は見られない。まぁ普通に考えてグリフォンさんが王城まで運んでくれたのだろう。ちょっとやんちゃになったが元々は王国のお馬さんだ。帰巣本能にでも目覚めたのだろう。
いつの間にか着替えまで終わり、メイドが出て行ったのでラナー様から頂いた金ぴかランスを手に取った。なんだかんだで手になじむ。たまに壁や天井を削るのはご愛嬌だ。手放さなくてよかった。
数度のノックのあと「バルブロ殿下、失礼します」と言って近衛兵が数人入ってきた。「入れ」とか言ってないのに入ってきた。拒否権はないらしい……。
「国王陛下がお呼びです」
「うむ。ところで俺のグリフォンはどこにいる?」
「殿下の厩におります。さぁ早く参りましょう」
「うむ」
ランスを担いで近衛兵に挟まれて部屋を出る。ただ、父上の執務室へ行くのかと思ったら途中で進路が変わった。ちょっと嫌な予感がする。撤退するべきか?
「執務室ではないのか?」
「はっ! こちらにお通ししろとの事でしたので……」
「ふむ、珍しい事もあるもんだ、なっ!?」
「今日こそは逃しませんぞ!」
撤退しようとちょっと足の向きを変えた瞬間に近衛兵に腕を掴まれた。
コイツら……、出来おる……。ってもうこれは嫌な事決定だ。撤退だ撤退!
「うおおおおおおお! なぁめぇるぅなぁぁぁぁあああ!」
「くっ、殿下! なんか強くなってませんか!?」
「うおおおおお! なんて力だ!?」
「近衛隊集合! ピィィィィ!」
「殿下がご乱心めされたぁぁあああ!」
「逃がすなぁぁぁああ!」
「殿下ぁぁぁぁああ! ちょっと怒られるだけですから! お戻りください!」
「殿下! 一緒に怒られてあげますから戻ってください!」
「今回はちょっと怒ってる人が多いですけど殿下なら大丈夫ですから!」
怒られる事なのか! しかも父上だけじゃないのか! そんなの撤退に決まってるだろう!? 大体、近衛兵と一緒に怒られてどう変化するというのかね。何の役にも立たないだろう。しかしただ逃げても嫌な事が先延ばしになってさらに悪化するだけだ。こんな時の解決法はもう決まっている。
そう……、怒られる前にラナー様に相談だ!
一度遊び場所の方へ逃げて近衛兵を巻いたあと、ダッシュでラナー様の部屋へと向う。そしてサッと扉を開けてサッと身を滑り込ませる。ランスが邪魔で一度扉に挟んだが追尾の音はしない。手になじむとは何だったのかなどと気にしてはいけない。
ククク、今度は三つ子の金髪エロニンジャでも雇っておくのだな……。
「あら、お兄様。おはようございます。いかがなさいました?」
「おはよう、わが妹よ。少々困った事になっているようなのだよ」
「まあ! ですがここなら大丈夫ですわ。お茶を淹れますからお座りになって?」
「うむ……。いつもすまんな……」
幼いラナー様のかわいい笑顔に癒されながら椅子に座るとラナー様は慣れた手つきで紅茶を入れ始めた。うむ、間違いなく純真無垢でかわいい。あの夢はきっと前世の欲望が見せたものだったのだ。すまん、ラナー、心の汚い兄を許しておくれ……。
しかし、怒られる理由が多すぎて思いつかない。
勝手に冒険者になった事だろうか。いや、なれたからには規定上問題ないはずだ。
二ヶ月前くらいから届き始めた父上からの
カッツェ平野で毎日遊んでいたからだろうか。そもそもここでも毎日遊んでいたはずだ。
となるとやはりスレイプニールがグリフォンになった件だろう。確かに衝撃的だ。俺もビックリした。しかし、誰がスレイプニールに乗ってたらグリフォンになると予想できただろうか。つまり事故だ。俺が怒られる原因になりえないはずだ。となると……。
「ふむ。やはりグリフォンのエサ代が原因かな?」
ちょっと格好つけてつぶやいてみた。できる兄を演出しておくのも悪くないはずだ。というかグリフォンはやはり肉食なのだろうか。神話の世界ではお馬さんを食べていた気がするがうちのグリフォンさんは元々お馬さんだ。共食いはしないだろう。
「ふふっ、少し近い気もしますが違うと思います」
なっ!? まぁ近いのならあながちハズレではないだろう。ただ、ラナー様は答えを言う前にここ3ヶ月の行動を教えて欲しいと言われたので紅茶を飲みながらちょっと冒険譚風に話した。うむ、俺は冒険者でもあるからしてそういったことも出来るようになっておくべきだろう。
「――と、言うわけで起きたらスレイプニールがグリフォンになっていたのだよ。それでちょっと触ろうとしたらいつの間にか王城にいたわけだ」
「なるほど……。それでお兄様が怒られる原因なのですが―――」
ラナー様の説明によると、グリフォンが王城に乗りつけたのが原因らしい。すごく驚いて緊急避難訓練を実施したそうだ。そこで原因となった俺を処罰してグリフォンを殺処分にしようという話が出ているそうだ。
そもそもスレイプニールに乗ってたら自動的にグリフォンになったのだ。あのグリフォンを殺処分にした所で今後もあり得るのではなかろうか。
それにペガサスやユニコーンへの進化の可能性もあるのだ。アタリを引くまでスレイプニールに乗リ続けるべきだろう。ちなみにグリフォンはやんちゃすぎて怖いからちょっと遠慮したい。
なおラナー様の予想ではそもそもスレイプニールに乗って遊ぶのを禁止される可能性があるとの事だがランスチャージごっこを辞めるつもりはない。
「―――というわけで恐らくボウロロープ候率いる貴族派閥とレエブン候率いる王派閥が争う形になっていると思います」
「ふむ」
俺&グリフォン擁護派がボウロロープ候率いる貴族派閥。俺幽閉&グリフォン殺処分派がレエブン候+王派閥らしい。なぜ鞍替えした、レエブン候……。ボウロロープ候に嫌気がさしたのかね?
父上はその間でどっちつかずな模様。ラナー様の推理では折衷案で俺お咎めなし、グリフォン殺処分が妥当ではないかとの事だ。
がんばれ、ボウロロープさま……。
まさかボウロロープ候を応援する日が来るとは思わなかった。いや待て……。そもそも幽閉先次第ではレエブン候を応援してもいいのかもしれない。もしかしたら幽閉先がこの宮殿とか……。
―――ないな……、そもそもレエブン候は俺をラナーから引き剥がそうとした側の人間だ。再びラナー様から引き剥がされ、お遊びも禁止になるに違いない……。ああ、さっさとレエブン長男産まれないだろうか……。子供が生まれればレエブン候も豹変して使いやすくなると知っているだけに少し悔しい。
そこでラナー様がいくつかの書類にサインをするように言われた。いつもなら気にせずサインするのだが、あんな夢を見たあとだ……、タイトルだけはざっと確認しておこう。結婚や婚約の文字がなければ問題ないはずだ。
そしてラナー様から助言を頂いた。よくわからないがラナー様の超理論ではすべてうまくいくらしい。細かいことを気にしてはいけない。そう、ラナー様に任せておけば王国は安泰。俺と父は楽隠居できるのだから……。
―――そう、なにがあっても……。
と、いうわけでちょっと怒られただけで済んだ。
ただ、レエブン候のせいでカッツェ平野で遊ぶのが禁止になったり、レエブン候のせいで冒険者を引退させられたり、レエブン候のせいで国王の伝令用にスレイプニールを何頭か没収されたがグリフォンは牝馬を襲いまくるほど元気だ。そのうち元気な子供が生まれるだろう(遠い目
むしろレエブン候が元気に仕込むべきだろう……。原作とかどうでもいいからさっさと仕込んで欲しいものだ。
そんなわけで一年ほど経った。
俺14歳。中二病に気をつけなきゃいけないお年頃。
ラナー様、7歳。まだまだかわいいお年頃。
原作まで9年。まだまだ大丈夫だろう。
とりあえず一年の間にグリフォンに乗れるようにラナー様に相談して色々とマジックアイテムを作ってもらった。本当は怖いからイヤだったんだけどグリフォンが「ああん? 乗らないの? 食うよ? 馬食うよ?」ってスレイプニールに乗ろうとするたびに睨んできたんだ……。
グリフォンの首に改良型のラナー様チェーンを巻いて俺の首輪と連結&意思の疎通をクリアにした。落下したときに首プラーンってなりそうになった。プラーンってなる前に外れるようにした。
クローズドヘルムに戦闘機パイロットが使うマスクみたいな酸素吸入マスクをつけてもらった。高酸素状態でハイになった。まだたまになる……。
盾をΖガンダムのシールド状にして緊急時に浮けるように〈
と、王国脅威の技術力な感じに仕上がった。
ちなみに鞍は頭の後ろ……。背中がグニングニン動くので戦闘機スタイルにしてもらった。乗り込むのが大変なので正直後悔している。
そんなわけで14歳になった俺は現在グリフォンに乗ってカッツェ平野を右手に見ながらえっちらおっちら騎士団と一緒に馬車を護衛してバハルス帝国へ向っております。なんでも、ジルクニフさん(13)が鮮血しまくって皇帝に即位するからちょっと挨拶に行って来いとの事だ。
そもそもその役目は王派閥の大貴族の一人、ブラムラシュー(ブルムラシュー)候に決まったのが、ジルクニフさん(13)が怖いからブラムラシュー候の私兵と共に王国騎士団が付いていく事になった。ついでにグリフォン騒動の時、ブラムラシュー候は王派閥で王国騎士団の悪口もめっさ言ってたそうで、王国騎士団も怖いからラナー様も一緒に行くことになった。
よくわからない……。それなら連れていくなよ! 俺もジルクニフさん(13)怖えぇよ! しかもフールーダおじいさんとかいるじゃん! 騎士団舐めてるの? 毎日遊んでるような連中が勝てるわけないじゃん!
まぁ原作に名前付きで登場する人物はそうそうめったな事にならないだろう。しかしそんな事を言えるはずもないのでおとなしくついていく事になった。ラナー様が帝都見てみたいっておっしゃった時点で決定事項だ。
よくわからない論理展開だがラナー様がいれば俺も安全なので問題ない。
side ジルクニフ・ルーン・ファーロード・エル=ニクス
即位のための式典はまだだが、皇帝になってからというもの気の休まる時がない。隣国の第一王子と第三王女のせいで予定が大分狂った。当初の予定では王国に戦争を吹っかけ、そのための予算を貴族に出させ、数年で貴族の数を減らしていく予定だった。
王国も弱り、国内の貴族も弱り、すべて俺がいただく。何代も前から計画されていたすばらしい計画だ。いよいよ俺の代で結実する予定だったのだが、王国内で大きな変化があった。
じい、フールーダ・パラダインが魔法省を使って常に監視しており、俺もその報告書を読み、ついついじいと魔法省を疑ってしまった。
第一王子のバルブロ・アンドレアン・イエルド・ライル・ヴァイセルフ。今では14歳か。コイツは2年ほど前から頭角を現し始めた。生物進化を助けるタレントでも持っているのか、コイツが乗った馬がスレイプニールになったりスレイプニールがグリフォンになったりと頭がおかしいとしか思えない。
しかも、本人はその才能のすばらしさに気付いていない節がある。毎日毎日午前中は妹の部屋へ入り浸り、午後は訓練に明け暮れている。俺ならスレイプニールを量産するがな……。王国併合後、従順ならばコイツも使えそうだ。
そして第三王女のラナー・ティエール・シャルドロン・ライル・ヴァイセルフ。化け物とか気持ち悪いとしか言いようがない。できるだけ関わりたくない。しかし、恐ろしいほどの才能は認めざるを得ない。5歳から政治に関わるとか頭おかしいとしか思えない。
いや、ただ才能があるだけなら嫌悪するどころかむしろ妃にしてもよいだろう。しかし、コイツのおかしい所は自分の兄にえらくご執心なところだ。兄の首に首輪をかけたり、兄のいない間に兄のベッドに入ったり、髪の毛を部屋にわざとおとしたり、隙あらばキスしようとしたり、しかもすべてにおいて鼻血を流すらしい……。
軍事的な戦力の肝、バルブロ王子と、政治的な戦力の肝、ラナー王女の組み合わせはそれだけで王国を強国へと導いている。たった二年で王国騎士団なるものが結成され、増強され、新しいマジックアイテムが開発され、着々と我が帝国との戦争に備えている。
しかも、他の貴族の金を使って実行するあたり、こちらも覗かれてるのではないだろうか。むしろこちらがやろうとしていた事をあっさり成し遂げているあたり、ラナーの才能は恐ろしいものがある。まぁ実際ラナーの政策を参考にこちらも政策や法案を整備しているので人の事は言えんが……。
相手の基盤が整う前に王国に一撃入れたい所ではある。一度始めてしまえば年を追うごとに帝国は栄え、王国は疲弊していくのだ。そのために王国内の大貴族、ブルムラシュー候も引き込んである。
だが、じいの魔法を使った偵察で得られた情報からこちらの被害が尋常じゃなくなる可能性が浮かび上がった。
なんなんだあれは? カッツェ平野で嬉々としてスケリトルドラゴンを狩り続ける騎士団がいるなんて聞いた事ないぞ? アダマンタイト級冒険者ですらもっと緊張感持ってやるだろう。王国騎士団は狂人の集まりか? しかも本人達はちょっと大きいアンデッドくらいの認識だそうだ。そんなのとやり合ってたら軍の被害もバカにならないだろう。
しかもあんな所に冒険者組合の補給基地なぞ作りおって! 戦争計画がすべてご破算になったわ!
しかし、ようやくその対応にも目途がついた。ブルムラシュー候を通じて俺の戴冠式にかこつけてその二人を帝国内に呼び込む事に成功したのだ。
当然、皇城内にグリフォンやスレイプニールを持ち込ませるつもりはない。つまり相手の長所がすべて消されるわけだ。ヤツ等さえいなければ多少の修正は余儀なくされるが当初の戦争計画通りに物事が進むだろう。
ククク、さぁ、早く来るがよい……。おや? なんか今日は妙に抜け毛が多いな……。まぁこの歳で禿げるわけないか。気のせいだろう。
今話のあらすじ
バルブロがエロい夢をみた。ラナー普通に暗躍中。グリフォンに乗って帝国へ! なおブルムラシュー候とラナーが同行する事になりました。
ジルクニフ・ルーン・ファーロード・エル=ニクス
みんな大好き鮮血帝。頭皮が弱め。かっこよくて頭がいい。22歳にして側室多数&子持ち?
フールーダ・パラダイン
みんな大好きおじいさん。アインズ様と組ませると最強のおもしろさを発揮する。現地勢力の中ではちょー強い! ……ハズ。政治もすごい。
ブルムラシュー候
ブラムラシューだと思ってた。王派閥。金貨一枚で家族さえ裏切るという悪評がたつほどクレバーな人物。帝国のスパイ。金とミスリルの鉱山持ってるお金大好きお金持ち。実は量産型ラナーランス作る時にレエブン候経由で搾り取られたため王国騎士団が嫌い。
いかがでしたでしょうか。ちょっと舞台を移すためにちょっと設定無理しました。次回はー……。やっべ、なんで帝国に行ったんだっけ……? 思い出したら書きます><;
なおプロットなど存在しないもよう
黒祇式夜さま
誤字修正ありがとうございました。