めぐねえがいねえじゃねえか!(←そこかよ)
と、まあ本当に実写化には反対ですがね。だが、ハガレンの時のように物販、特典によっては行くかも……。
めぐねえが居なかったら即帰るつもりですが(`・∀・´)
と、まあ。この辺にしときます。
それではどうぞ
今日も、いつも通りの、いやな一日が来る。
「………」
学校は、嫌いだ、来る意味がない。
別に勉強が嫌いなわけじゃない。むしろ勉強するのは好きな部類に入る。自分の知らないことがどんどん出てくる。未知の世界が、広がっている。
でも、人付き合いとかいうものがあるからだ。
勉強はできても、付き合いが悪いというだけで、あっという間にクラスの中では孤立する。
小学校、中学校共に、ただ単に用事等でクラスでの集まりなどを断らなければならなかったのだが、それが原因でイジメにあった。
それは、去年入学した高校----私立巡ヶ丘学院高等学校でも同じことだった。
両親ともに他界しており、兄弟もいない。
ある人が引き取ってくれて、その人は高校の先生をしているためなのか、いつも帰りが遅かった。
だから、その人の分の家事…洗濯は下着類をのぞくけど、それは僕が担当の仕事だった。
そして、生活費を負担させたくなくて、中学からはアルバイトもした。
しなくてもいいよ、とは言われたが、それは何となく嫌だった。
でも、それが原因でイジメられた、なんてのは言えるわけもなく、心配をかけたくないからイジメにあっていた事すら言えなくて。中学校を卒業し、わざわざ引き取ってくれた人----
同じ高校にいるからなのか、慈さんには感づかれやすくなっていて。
決定的だったのは、高校で明らかなイジメ現場と呼べるものに慈さんに目撃されてしまったことだった。
それを見られたときは、どんな顔を僕はしていたんだろうか。
~~~~~
「「zzzzz…」」
ジリリリリリリリ!!
「んぁ…」「ん~……」
もう、何十回と聞いた目覚ましが鳴り響いた。
時計を見ると8時を示していた。
「……ほら、由紀姉。起きろ」
「……もう…ちょっと…」
「とっとと起きないと朝飯なくなるぞ」
「…じゃあ……持ってきて……」
「(怒)」
ボカっ
「あぅ…」
このとき、隣で寝ているやつ…丈槍由紀、俺の中での通称由紀姉の頭を叩いた俺は悪くない。
「ゆきちゃん、
「めぐねえ、ちょっと待って。このアホを叩き起こす」
「ほ、ほどほどにね……」
俺たちが寝ていた
あ、自己紹介遅れました。俺は
いや、うそです。血がつながっているわけではなく偶々、名字が同じ、というわけであって。俺のほうが年下ということだから、この人に勝手に弟認定されただけです。
先輩なんだけど、先輩呼びするのも阿保らしいので先ほどのように。弟認定されたってことはオーケーですよね?
…本当は名前呼びをしてくれって言われただけなんです。
「って…早く起きて!何で『あぅ…』まで言っておいて寝てんの!」
無理やり布団を剥ぐと、観念したのかのっそりと動き出した。
「制服、ここに置いとくから」
「はーい……」
ロッカーから勝手に制服を取り出し、そばに置く。
どうやらまだ寝ぼけているらしい。なので、背後からソーーット近づいて……。
「隙あり!」
「ひゃっ⁉︎つ、冷たいよ⁉︎」
「そりゃ、冷水ですから」
少し着崩れしているパジャマの背中にできていた空間に冷水をぶち込んでやった。
手は突っ込んでないよ。流石にそれをすると犯罪になる。
「うー、ひどいよ!」
「じゃあ早く着替えて。でないと由紀姉のぶんも俺が食べるよ?」
「わかった!わかったからたべないでよ!」
さっきまでの眠気は何処へやら。急に生き生きとしだした由紀姉を放っておき、俺は生徒会室という名の部室へ向かう。
「どうもー、おはようございます」
「おう、おはよー」「おはよう。レイ君。また由紀ちゃん?」
「はい、りーさん。ご明察通り。今日はご飯を持って来いとか言ってきたので冷水を背中からぶち込んでやりました」
「ほ、ほどほどにね…」
生徒会室という名の学園生活部の部室に来ると、そこには部長である
あと胸がとても大き……いえ、何でもありません。
そしてもう1人が何故かシャベルを愛用している
2人とも俺の先輩。だけど、先輩は堅苦しいから付けなくていいとのお達しを受けて、悠里先輩はりーさん。くるみ先輩は、くるみさんと呼ばせてもらってる。
あ、ちなみに俺こと丈槍零はというと、黒の髪で耳のあたりまで伸ばしてます。はい、説明終わり。
主人公で、もっと特徴があるならもっと説明できたが、いかんせん俺は普通の、どこにでもいるようなやつだ。説明しろと言われても何もできません。
あ、一つだけあった。
佐倉慈さんこと、めぐねえが好きです。
先生としてじゃなく、異性として。
このことは多分由紀姉とめぐねえ以外のみんなに知られてる。
めぐねえには誰でもわかるようなアプローチを一度仕掛けたと思ってるんだけど……本人の天然故か『先生として頼ってもらえてる!』って変換されているみたいです。かなしぃ。
「あれ?めぐねえはどうしたんですか?」
「もう少しでくると思うわ。あ、ご飯出来てるから食べておいてね」
「はい。…今日は乾パンですか。いや美味しいからいいんですが…。ていうか、これは出来てるとは言わないのでは……」
りーさんに言われて、机の上に出されてる乾パンの入っている箱から適当にとって食べる。
「おはよー」
「「「おはよう」」」
「あら、みんな揃ったわね」
乾パンをかじりながら読みかけの小説を読んでると、由紀姉が入ってきた。
それと同時にめぐねえも入ってきた。
「それじゃあ、今日は……」
「由紀ちゃんは授業ですね。私やくるみ、零君はどこかのお手伝いに行きましょうか」
「めぐねえ、由紀姉を頼むから躾けてください。もうそろそろ俺だとどうにもなりませぬ」
「し、躾けって……」
そんな下らない話で笑いあって、由紀姉がものすごい勢いで朝ごはんを平らげたあと、めぐねえが引率で教室へ連れて行った。
「…ほんっとに、由紀姉はいつも楽しそうですね。羨ましい」
「そうねえ。元気なのはいいことよ」
「あたしからすりゃ、レイもなかなかだけどなぁ。毎回何かあってもめぐねえ見て瞬時に回復してテンションが明らかに上がってるし。はやくめぐねえに告っちまえよ。でないと取り返しのつかないことになるかもしれないんだぜ?」
「…ああ、そういえば、くるみさんも似たようなことを経験してたんでしたっけ?…あ!す、すいません。軽率でした…」
「い、いやいいよ。気にしてないから」
くるみさんの言葉に何気なく返したが、数瞬後に地雷を踏み抜いたことに気づいて慌てて謝る。気にしてない、とは言われたが、完全にやせ我慢で、少し苦い顔になっていた。
「…今日の朝の見回りは俺が行きます」
「えっ⁉︎いや、いいよ。今日はあたしの番だ」
「いいですから、えーと……あったあった」
くるみさんの制止を聞き流して折りたたみ式のナイフと少し厚いタオルを手に取り、タオルを左腕にグルグル巻きにする。
「今のくるみさんだと万が一がありますから。そんで、その状況にしたのは俺です。なら、俺が行くべきだと思います」
「いや、それでもな……」
「わかったわ。じゃあ、お願いするわね」
「ちょっ、りーさん⁉︎」
「はい、できる限り
「それはしなくていいのだけれど……いい?何が何でも、無事で戻ってくること」
「もちろん。めぐねえに何も伝えれてないまま終わる気はありません」
そのあとは、何度もりーさんに頑張りすぎないように念を押され、廊下に出る。
「……よし、行くか」
今日も、
「りーさん。あたしは大丈夫だってのに」
「レイ君も言ってたでしょ。万が一があるもの。万全にしておくに越したことはないわ」
「そうだけどさ…」
「それに、
レイ君は、
驚くことに、私たちが屋上と三階でなんとか頑張っていた頃に、彼は一人で緊急避難場所である地下と1階付近で生き残っていたらしい。
「でも…アイツのことは、よく分かんないんだよ。アレが起こった時に、屋上までは一緒だったのに、気づいたらめぐねえと消えててさ。それでめぐねえだけ戻ってきた。めぐねえは何か知っている風なんだけど、何も教えてはくれないしさ。あたしらの事を見捨てて逃げようとしてやられたのか、とも思ったけどあの雨の日に急に戻ってくるし」
「そうよねぇ。それで、戻ってきた時にはまるで別人のようになってたのよね」
「そうそう。めぐねえの周りにいたやつらをばっさばっさなぎ倒して」
記憶が確かなら、レイ君の一人称は『僕』だったはずで、めぐねえに聞いた限りのレイ君の印象は『大人しく真面目』だった。
あんな風に、活発ではなかった。
「でも、それは『昔』であって『今』じゃないわ。誰だって、この環境に放り込まれたら、性格が変わり得るもの。変わっていない私たちの方が変なのかもね」
「そうなのかなぁ…」
「そうなのよ」
「……異常無し」
三階に上がる階段の所にある机とワイヤーなど、使えるものは何でも使った、と思えるバリケードを何度か揺らしたりして強度を確かめる。
「よっと」
今度はそのバリケードを上り、向こう側に降りる。
俺が地下と一階で過ごしていた時に使っていたバリケードで少しずつ2階を封鎖するように動かしてはいるが、いかんせん重い。
でも、2階を封鎖してその中にいる奴らを片付けてしまえば、この校舎の2~3階が自由に使える。
「うわ……。いた」
二階に降り立つと、少し教室の方向に10メートルくらい離れた場所に数多くいる
皮膚はどす黒く変色していて、所々腐ってる。
ホラー映画に出てくるゾンビだといえばわかりやすいだろうか。
格好から見るに、女子だったのだろう。
「…ここまで入り込んでる、ってことは、同じクラスの人?それともただの同級生?おれはC組なんだけど。それか、本当にただここまで入り込んじゃっただけ?」
「……」
「そう、同じクラスなんだ。てことは…丈槍零って覚えてるかな?」
「……」
ずさっ、ずさっと近づいてくる。
「覚えてくれてる?そう、ありがたいね」
あと2メートルほどで掴まれる距離まで来たところで少し離れる。
なんで会話が成立してるのか、不思議に思われるかもしれないけど、地下で過ごしてた頃に、ちょいとイザコザがありまして。
その頃から、こいつらの考えてることがなんとなくわかるようになった。
もちろん、時間が経ち過ぎてると、お腹減った、ぐらいしか分からないけど、なってまだ日が浅いと、こいつらには人間としての思考もまだ侵食されきってなくて、だいたい何を言おうとしてるかはわかる。
それでも飢餓感には勝てておらず、なった時期が浅かろうが関係なく殆どのやつが生きた人間を見ると襲ってくる。
「逃げないで、って。君、おれを食おうとしてるでしょ?後は、君を殺しにくいからかな?」
「……」
「え?違う?謝りたい?」
「……」
「俺へのイジメを見て見ぬ振りをしてたこと?はっは、今更謝られてもね。でも、その心だけは受け取っとくよ。それじゃあ…安らかに眠ってくれ」
相手が人でなくなったとはいえ、人だった頃の自我が残ってる相手は、相変わらずやりにくい。
心を、無にして、ヒトではなく、モノを見る気持ちで、走り出す。
それで後ろに回り込み、うなじに深々とナイフを突き立て、首の右半分を切り飛ばす。
ギリギリ繋がってはいたが、少し触れれば多分取れる。
元はヒトだったものを見ると、そのまま仰向けに倒れ込んだ。
ていうか倒れてくれないと困る。
「……」
「ありがとう、って……意味がわからないよ」
その死体(?)を持ち上げ、窓から外に放り投げる。
「よしっ、完了。そんじゃあ続きを行こうか」
二階から一階に降りて行き、階段を半分くらい降りたところで俺が持ってきていた鉄製のバリケード……とは言ってもただの分厚っい鉄の板なだけなんだけど。
あれだ、卓球するときとかによくみる布製の、球が他のとこ行かないようにするやつ。あれを大きく、分厚く、鉄製にしたものだと思えばいい。板とは言っても、ちゃんと立てかけれる。
それを二枚使って縦に積んでる。
バリケードとしては申し分ないのだが、まあ重い。これを一段ずつ。余裕があれば2〜3段ほど上げている。
てか褒めてよ。これを地下から頑張って引っ張り上げてきたんだよ?
あ、めぐねえに褒めてもらいたい。ハグとかしてほしい。
他には……
「っと、バリケードはこんなもんか。あとは二階にまだいないか確認して、余裕があれば地下にまた行こうか」
なんか随分と話したのに大幅にスルーされてる気がしてならないがまあ気のせいだろう。
そんなことを考えつつ、二階を適当に見回る。
教室や、売店。図書館など、念のため隅々まで見て回る。
一週間くらい前に、くるみさんと出来る限り一掃しておいたため、ほとんどいなかった。
が、教室…正確には、俺が所属していたクラスの教室で、変なものを見つけてしまった。
ここは使っていないはずなんだけど、なぜか机が一つだけ立っていた。
位置的に、俺の席だった場所。
「…?前見たときは倒れてたよな?」
記憶を振り返ったけど、うん。間違っても立っていた机はなかった。
この時に、スルーしておけばよかったんだ。
好奇心が勝って、見に行くなんてことをせずに、地下に水なりなんなりと物資を取りに行けばよかったと。
俺は後悔した。
実写化のメインキャストが秋元康プロデュースのラストアイドルから全員選ばれてるのは明らかに実写化踏み台にしてラストアイドルを売りたいという欲望が読み取れる(個人の意見です)
書いてて思ったこと。
あれ…?めぐねえヒロインってタグにつけたくせにプロローグだと出番少ない…?
次からは出番増やすぞい。
読んでくださりありがとうございます